柑橘類の陽

イラストだけでなく、言葉でも伝えられるようになりたいです。

関ジュ6月舞台雑感

6月に東名阪各地で上演されていた、関西Jr.出演舞台の雑感です。

 

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「マリウス」

まず、1930年代のマルセーユでは婚前交渉が恥ずべきものとされていたのかというところからでしたが*1、当時のマルセーユでどんな人たちが暮らしていたのか、空気を掴みやすかったです。初見は話の流れを把握するため全体的に見るよう心掛けていたら、プティの場面を何個か見逃していました。

 

西畑くん演じるプティに関しては可愛いという記憶しか残らなくて、ハテ?記憶喪失?という状態に。前年に同じプティを演じた七五三掛くん担当の友達から「出番数は少ないけど、とにかく可愛い!歌も可愛い!!」という熱い声を聞いて想像していた以上に一挙手一投足が可愛かったです。*2お顔と表情も可愛い。長尾くんがかんじゅ日誌で言っていたように、普段の松竹座で西畑くんが演じる機会のない、超!可愛い役どころでした。かわいい。

主に上手~中央で繰り広げられるマリウスとファニーの切ないすれ違いと対比するかのように、下手側でゆっくりと想いを着実に結んでいくプティとニャでした。決してハッピーエンドではない物語の中で、一服の癒しとなっていました。桟橋で楽しげに過ごす二人の手前には、再びマルセーユに戻ってきたマリウスの姿があり、色んな感情や立場の人が集まる場所が町であると思いました。
本読みの時に「西畑くんはお芝居がすごくうまい。勘もいい。」「それは必要としていない。一番若い君にはうまさは求めていないから、それを1回取っ払ってやってみよう。」*3というお言葉を山田監督から頂いたそうですが、逆にその「うまい」プティと私の観たプテイとの違いはどんなものなのか、気になります。

 

様々な登場人物の中で、私が一番に気持ちが寄ったのがパニス(林家正蔵さん)でした。自分の子供でもおかしくない年齢の若い子に恋をしても、結局は同世代の若い男とくっつくものですよ!と口を挟みたくはなりましたが。あと10年くらい生きられるかというところで、子供という大切な存在ができ(子供と血がつながっているかどうかはあまり重要でないと思います)、文字通り生きる希望ができたのだと思います。ファニーの心は自分に向いていないと知りつつ傍にいるのは辛いですが…。どれだけ大金を持っていても人の気持ちは買えないことを、ずっと思い知らされ続ける訳ですから。*4「ファニーは俺のものになったぞ!」と喜べる程に性格が悪くないことが、マリウスが再びマルセーユを去る際のパニスの打ちひしがれた表情からわかり、辛いです。特に最後のシーンでプティとニャの仲睦まじい様子を双眼鏡に収めていると、絶望したパニスがカットインしてくるので、幸福と不幸の落差を余計に感じられました。

 

セザーヌが公で「自分の孫」として赤ん坊を抱く機会は永遠になくなった訳ですが、それでも自分と同じように「父親」として我が子を想うパニスの気持ちを慮って、我が息子のマリウスに厳しい言葉をかける姿こそが「父親」ゆえの愛情でした。

 

でも、あの時にマリウスがマルセーユでの暮らしを選んでいたら、ずっと外の世界への憧れを抱いたまま暮らす姿をファニーは近くで見ることになり、それはそれで辛かったでしょうね。もしもの世界で考えると、劇中でも少し話していた「マリウスは海へと出ていき、ファニーはマルセーユで待つ」という形が一番二人が幸せに過ごせたのではないかと思います。あのタイミングでファニーが妊娠さえしなければ…それとも、この形でも当時のマルセーユでは歓迎されなかったのでしょうか。

 

全体的に、子供よりも大人側に気持ちが寄るようになったあたりで、私もすっかり大人になったのだなと思いました。

 

最後に。翼くんの演じるマリウスはワルな大人の魅力たっぷりで、照史くんの演じるマリウスは愛嬌があって憎めない感じになっていたと聞いています。翼くんのマリウスが観られなくて本当に残念でしたが、照史くんバージョンのマリウスが誕生したことは嬉しかったです。たとえゆっくりでも、翼くんのお身体が快方へ向かいますよう、祈っています。

 

 

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「滝沢歌舞伎」

滝沢座長の演目では、「滝沢演舞場」*5に参加して以来になりました。

そんな未知の現場なので、初日に回ってくるレポの文章の意味が全くわかりませんでした(笑)。これは以前に「JOHNNYS' World」の時に感じたものと似ていて、ほぼほぼあらすじがないけれども、怒涛のショーが続いていく…という流れ自体も合わせて、すごく『ジャニーズらしい』演目だと思いました。

 

一回きりの参加なので、全体を見るように心掛けていました。幸い阿部くんも正門くんも上階から私がパッと見つけやすいシルエットなので、わかりやすくてありがたかったです。

阿部くんは御園座開場を祝しての舞をずっとニコニコの笑顔で踊り、祝意が伝わってきてとても良かったです。

正門くんは、赤いライトを浴びてのギターをソロで弾く姿で確実にファンを増やしたと思います。カッコ良かった…!正門くん以外の関西Jr.メンバーにも、それぞれ見所となる場所を作ってくださって感謝です。

 

滝沢歌舞伎でこれまでにも知っていた情報の実態がわかったのも良かったです。

 

①「春のおどりはよーいやさー」

このフレーズは知っているもののどう使うかわからず、お客さんが「よーいやさー!」とレスポンスするのかな?「よーいやさー!」「よーいやさー!」と重なり合っていくのかな?等々と期待が膨らみすぎており、逆にさり気なく言われて気づかなかったらどうしよう…?と心配もしておりました。

実際は「春の踊りは よ~いや\\\\\さー!!!(舞台上全員) /////」で、そこで切るんですね!?と驚きました。

 

セグウェイ

ハンドルがある形式だと思っていました。もしかしたら雑誌で見かけてもセグウェイの認識をしていなかったのかもしれません。セグウェイの時点で現代的ですが(ここに引っかかるのは、「歌舞伎なのに」という思い込みがあるからですね。)、電飾が点くとより近未来的ですね。

 

③鼠小僧

いつ来るのだろう…?とドキドキしていましたが、ラストの水ビシャーッ大放出を考えれば(知っていれば)、本編最後しかなかったですね…!登場人物の簡単な紹介のみで物語が終わってしまったようで、少々尺に物足りなさを感じましたが、これもまた関西のコント・新喜劇の長さに慣れきった身だからかと思い当たりました。「東西SHOW合戦」の時も同じことを言っていました(笑)。毎日のレポでよく見掛けたのがこのパートなので、日替わり要素が多く含まれる部分なのでしょうね。

大量の小判が客席に振ってくる様は圧巻でした。水の大放出と合わせ、最後の最後まで豪華絢爛ですごかったです!バレリーナの方が水しぶきを上げて舞う度に、前列のお客さんがサッと防水シートを掲げる様子も、上から見ていておもしろかったです。

 

一枚絵として一番頭に残っているのは、五条大橋の上で弁慶(照くん)の大薙刀の上に降り立つ牛若丸(滝沢さん)でした。止まっている姿が綺麗でした。

観劇後は、「何かスゴイものを見たな~」という漠然とした感情が残りました。流石、「ジャニオタならば嗜んでおくべき舞台」に挙げられる演目!*6

何度も観る機会があると、推しの変化や「この曲ではここを見たい!」と自分なりの見方が出てくるものですが、今回は未知の世界に足を踏み入れられる機会があっただけでも、大満足でした。

 

 

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魔女の宅急便

関西の宝として大事に大事に育てられてきた、あの大西流星さんが外部舞台に一人で出演!という時点で、近所のおばさん目線で応援してきた者としては涙が出そうでした。いつの間にか大きくなって…!

西畑くんのプティとは逆に、松竹座ではマスコットキャラや平和を願う純粋な役を担うことの多い大西さんが、年頃の普通の男の子を演じることが新鮮です。同世代の女の子と並ぶ大西さんは、すごく「男の子」でした。観終えた後に、「なんてラブロマンス…!」と胸が高まりました。

 

トンボは「空を飛びたい!」というまっすぐな思いから、飛行機制作に励んだり空を飛べるキキに声を掛けたりする積極的な子で、ダンスパーティーでの振る舞いを見ると、コミュ力の高いリア充属性でもあるなと思いました。

 

「空しか飛べない」とキキは嘆くけれども、「だれだって小さくっても、魔法を1つもっているのよ」と人が持つ可能性に気付かせる言葉をかけたキキは、魔法使いでした。人を励ます魔法をキキは知っていました。

 

キキのいた村では魔女(キキ)の存在は日常でしたが、トンボのいる街では非日常でした。日常に異物が入った時の嫌悪感や恐怖を抱く街の人々の反応は、致し方ないのかもしれません。わからないことは、怖れにつながります。そして真っ先にキキを受け入れたおソノさんから、映画「羊の木」でのクリーニング屋のやり取り*7を思い出しました。おソノさんは、自分の感じ取ったままを信じるし、旦那さんはそれを受け止める方なのですね。

物語のクライマックスである、キキが頑張りすぎて疲弊した結果ホウキで飛べなくなる場面は、辛くて泣きました。「マリウス」の時には自分が大人になったから見える世界が広がったと思いましたが、今回は大人になったからこそ受け取り方がよりしんどくなってしまいました。おソノさんみたいに「心が疲れているときには無理してはダメ。」と労わってくれる人が、近くにいてほしい…!解決方法が、キキの代わりに無謀なチャレンジをするトンボを助けるためという、気合いで乗り越える方法だったので、実生活に活かせるかどうかは保留にしておきます(笑)。守れるものがあると強くなると言いますし、やはり最後は気の持ちようなのかもしれませんが。パッと見た画では、キキがヒーローでトンボがヒロインのように思えましたが、キキの中にある力を最大限に引き出したトンボの存在が、キキに対する魔法になっているかもしれないと思いました。

 

昔に映画を見た時には気づいていませんでしたが、キキは修行のために街へ訪れたのであって、いつかは離れてしまう身だったのですね。またトンボやおソノさん達に会いに行ってほしいです。

*1:キリスト教の影響もあるとおっしゃる方がいて、今の日本と大分異なる価値観での生活だったようです。

*2:昨年版とはプティの出番が少し変わっていたようで、「二人の出会いが…」「そんなシーンあったっけ…?」と友達とは話がかみ合わなかったです(笑)。

*3:「日刊スポーツ」2018年6月9日

*4:「花のち晴れ」の天馬くんも、最後はそのような状態になってしまいましたが…。

*5:横山さん、大倉さんが出演していた2006年春に観に行きました。演出変更後の中盤以降に参加したので、二人が「太陽の子供」でフライングすると聞いていたのに「大阪ロマネスク」歌唱に変更されていたな~とか、光くんがコンッとキツネポーズをしていたな~くらいの記憶しか、今は残っておらず残念です。

*6:「Endless SHOCK」、「JOHNNYS' World」シリーズ、「PLAY ZONE」シリーズと並んで挙がっている印象です。

*7:最近雇った男性に刑務所帰りの噂が立ち憤っていたものの、それが事実だと知り遠ざけようとするが、接していた中で自分が感じたことを大切にしたいと思い直し、今までと同じように過ごすことを決めたくだり。

「皆さんの声援が私達の力になります」

6月18日の朝に関西地方で起こった地震。その時私は屋内にいて、「大きめの地震だな」と揺れる棚を見つめていました。その後、「移動してたから揺れたんかわからへんだわ~」と笑う会社の人達を見て、私もそちら側になりたかった…と思っていました。揺れるのを見てしまったから、怖い。今回の地震でイライラしやすくなっていた私ですが、一つ不安なことがありました。

週末の遠征はどうしよう?

2011年3月12日に上京予定だった時の事を思い出し*1、「行けたら行くわ」くらいにしか実現を期待できませんでした。会う予定をしていた友達にも、そうとしか返せませんでした。
小さい余震でも目は覚めるし、「二日後の本震に注意!」というツイートを何度も目にし、ありがたい忠告にしても大きな揺れを期待されているようで嫌なんですけど!とイライラべそべそしたり、大雨に怖がりつつ、やりたいことをやって早めに一日を終えていました。周りの人はすぐ日常生活に戻ったように見えるのに、どうして私だけ戻れないのだろうか。それもイライラの元でした。

その後は幸い大きな揺れや交通網の乱れがなかったので、週末は当初の予定通りに出発しました。
私がまず向かったのは、愛知県の栄にあるSKE48劇場です。

開演前の場内アナウンスには「大阪北部地震」も早速加わっていてウッとなりましたが、ステージの上の彼女達はキラキラしていて、これまでと変わらない世界にホッとしました。
そして「約束よ」という曲でファンそれぞれが推しの名前を8回叫ぶコールを聞いて、思わず涙がこぼれました。
背中が押されるような声の圧に力が湧いてくるのを感じ、何だか元気が出ました。タイトルにも用いた「皆さんの声援が私達の力になります」は、アイドルがよく伝えてくれる言葉ですが、その一端を実感したような気がしました。

名古屋でも東京でも、友達とご飯を食べながら色々な話をして、気が晴れました。体調も悪くない、むしろ普段より元気かもしれないと思える程になりました。
そういえば、2011年の3月は、なくなった予定の代わりに地元の友達と会って、地震が怖いだの何だのと何時間も話して、互いの不安を紛らわせていたことを思い出しました。震源地の近くに住んでいなくても、今までは普通にあった日常を突如壊す地震が怖かったのでした。どうしてそんな大切なことを忘れていたのだろう?と思うと同時に、思い出すだけの心の余裕ができたことに気づきました。

「非常時にエンタメは必要ない。贅沢だ。」とおっしゃる方もいるかもしれませんが、大事なものです。少しの間だけでも非日常の世界に入り、しんどい現実を忘れられる時間があることは救いです。*2私は今回の遠征で気持ちが整理され、スッキリした状態で日常へと戻れました。行って良かったです。

音楽劇「マリウス」大千穐楽で聞いた、雨が降っているような大きな拍手の音も、とても心地よかったです。これも、先日のコールと同じく、お客さんが作り出した音の世界です。

最近は、どうしてそんなに酷い言葉を投げつけられるんだろう?どうしてそんなに身勝手なことができるんだろう?と苦く思う出来事が度々あり、ついつい「○○ファンは」「オタクは」と主語を大きくしてしまい嫌になっていました。でも、この一週間で私が元気になったのも「○○ファン」「オタク」のお陰なので、全てを嫌うのはまだやめておこうと思いました。
そしてどうせなら、自分も誰かを元気づけられる側でありたいと願います。

*1:公演が中止になったり決行されたり、そもそも行きも帰りも手段がありませんでしたし、観劇どころでないことは理解していました。

*2:しんどい現実そのものを見せつけられているようで、その時の自分に向いていない演目も、勿論あると思います。

あけおめ2018雑感

 4年ぶりに関西ジャニーズJr.単独で開催した、大阪城ホールでのコンサート。情報局会員の方は「ジャニーズジュニア情報局会員動画 #20」を見てください!の一文で終わるところを、未来の自分用に色々と記しておきます。

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曲ごとの感想


毎回セトリが少しずつ変更されており、3日夜からの「チラリズム」生着替えなしと「背中越しのチャンス」スモークなし、4日の「『二人の花』のメインステージにバックがいない」くらいしか自力で気づけていなかったです。カットした尺を使って、3日夜以降はリレー対決を追加した形でしょうか。

歌のメインが次々と変わるしょっぱなのメドレーは、「この曲はあの時に聴いた曲!」と4年間の様々な季節を懐かしく思い浮かべていました。単に「(直近の)クリパ兄組+弟組」だけではなく、この4年間の積み重ねが目の前に現れていました。
感覚だけで話していても伝わりづらいので、時系列順に披露した曲を表にしました。*1
※披露時期を重視しているので、重複している曲目もあります。
※関西Jr.オリジナル曲は省いています。(しょっぱなのメドレー+ソロ曲や気になった曲を書き入れたので、偏っています。全曲を適用させるかは検討中。)

15年春 「明日に向かって」
15年夏 「好きだよ」「Secret Agent Man」
15年兄 「D-motion」「まもりたい」*2
16年春 「愛を叫べ」「宇宙に行ったライオン」「誘う」「心の空」「雅」「百花繚乱」*3
ジャニフワ 「誘う」「雅」「百花繚乱」
16年冬 「Super Nova」「象」「二人の花」
東西合戦 「Super Nova」「誘う」「雅」
17年春 「Super Nova」「明日に向かって」「真冬のパンセ」*4「愛してる愛してない」
17年祭 「象」「愛してる愛してない」
17年兄 「Hit the floor」「宇宙に行ったライオン」「背中越しのチャンス」
17年弟 「象」「Sweet Liar」「カレカノ!!」「まだ見ぬ景色」「背中越しのチャンス」


「アイシテル」

小島くんと正門くんがバクステで踊り、それぞれ外周を半周歩いたあたりで暗転した曲。初回時に思わずステージ上を見まわしてしまいましたが、正真正銘2人だけしかステージ上にはおらず、嬉しかったです。

「猫中毒」
◇セットからひょっこりと飛び出す姿が猫ですし、ぎゅぎゅっと集まってわちゃわちゃする姿も猫で可愛かったです。モニターにsnowアプリのような効果が映され、ピンク猫の龍太くんはクリパに引き続き可愛い豚さんイジリでした。*5

「Electric Shock」
初めは上手・下手それぞれにいた2人が、中央に歩み寄り絡み合うパフォーマンスで、西畑くんは金色の衣装・赤い雷光(スクリーン)、康二くんは銀色の衣装・青い雷光という対比が、より双極性を増していました。個人的にはあまりシンメ萌えをしない方なのですが*6、ザ・シンメなふまけん曲に加えてこういう演出は、シンメ好きな方によりグッと刺さるのだろうなと思いました。

「never」
兄組公演を観て願っていた「城ホセンターステージでの披露」が叶いました!360度周りからぐるっと眺められることで、より堪能できました。カッコよくて大正解!
クリパでは次の準備のため抜けていたバンド組も、順番にスポットライトで時計のみ照らす演出に参加できて満足です。

「愛してる愛してない」
曲中のキザな台詞を毎公演変えて、千秋楽ではシャツはだけもプラスしていて(スタッフさんには反対されたようですが)、より良いものを作ろうとしている姿勢に好感がもてます!恭平担とともにこのまま突っ走ってほしいです。

「関西アイランド」
新曲はコッテコテ関西色な盛り上がりソングで、「アイランド」という最近の社長お気に入りフレーズが入っていることにホッとしました。初回のみ、各ラインごとに一言挨拶と「ほな!×4 ほな!まったなー!」講座がありましたが、貴重なマイクチャンス&回を重ねるごとに楽しくなりそうだったので、3日夜からはなくなってしまい残念でした。

◆MCコーナー(チーム対抗大喜利→リレー)
西畑くんと小島くんが別チームなため、赤と白のペンライトを両手に持つ3日でしたが、千秋楽にして「西畑くんと小島くんが白組だったら、下手前方にいる川北くんと同じ画面に入るからちょうどいいのに!」と言っていた私都合の良すぎるチーム分け展開となり、上手くいきすぎてすぐに状況を飲み込めませんでした。*7
小島くんは大喜利で最後のオチとして期待されており、イラストを用いた回答が多かったことも嬉しかったです。16年春の大喜利で、絵の上手さを活かした回答もできるのに、もったいない…!と思いながら見ていたので。

「愛されるより愛したい」
シンメが歌う曲の王道であるキンキ曲は、道枝くんが未満都市に出演したことによる選曲でしょうか。刀を用いたダンスで、和テイストも追加されていました。お正月ですしね。

「背中越しのチャンス」
兄組(康二くん、西畑くん)と弟組(大西さん、恭平くん)のクリパで披露していたこの曲は、それぞれ下手側外周と上手側外周から始まり、センターステージにて結集されました。最初の文字は外向きのパフォーマンスなので、松竹座とは異なりスが康二くん、キが西畑くん担当でした。センター集合後には、康二くん&恭平くんが「ス」、西畑くん&大西さんが「キ」の文字を一緒に作っていて、これぞこの冬の集大成!と嬉しくなりました。

「また今日と同じ明日が来る」
16年秋冬開催の嵐コンで二宮さんが披露して以来、西畑くんとの交流エピソードの1つに位置づいていたこのソロ曲に対し、17年クリパで披露があるか…?という期待がありましたが、この大舞台に持ってきました!15年夏の「Gimmic Game」披露といい、勝負所での西畑くんの選曲センスが私はものすごく好きで、全幅の信頼を置いています。イントロの一音ほどで、何が来るのか察知しやすい西畑担だけ初回は死に至っていたのが面白かったです。静かに燃え滾っている感じのパフォーマンスで、何かに例えるなら白い炎でした。会場のペンライトは赤時々黄色で、混ぜたらいい感じのオレンジになるな…とも思いながら、息をのんで見守りました。

 

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人ごとの感想(200字程度)

 

◆西畑くん
色々ひっくるめて、西畑担の友達とは終演後に「西畑くん、めっちゃいいですよね!」「良い!」という会話しかしていなかった気がします。康二くんのソロ曲があり、「西畑くんのソロ曲はまだかな…」と思えるようになっていた自分に、4年という時の流れを感じました。*8 あの頃は、まさかこんな未来があるとは思っていなかったです。

◆小島くん
「『アンダルシアに憧れて』でモニターに僕が映った時、大きな歓声がきたなと喜んでたら、実は笑いが起きてたらしくて。」という風に後で本人が話していましたが*9、いやそんなこともない!もちろん歓声も大きいですからね!というのは、これからも強く伝えていきたいです。千秋楽にて、「『Esper』の最後でハケる琉巧くんにかまいすぎて、次の『鼓動』イントロに慌てて入る小島くん」というモノマネレパートリーが私の中に追加されました。

◆川北くん
今回の公演では、可愛い川北くんも凛々しい川北くんも元気な川北くんも見られますが、どれがあなたのお好みですか!?とニコニコ微笑みながら提供したくなりました。「3秒笑って」は赤ベスト着用です。大喜利・リレーコーナーでは、誰かが何かを言う度に大きくリアクションを取るおなじみの様子が、大阪城ホールという広い空間でも遠くから見分けやすかったです。

 

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まとめ

12月は兄組だけ参加した人、弟組だけ参加した人に向けての「この冬はこんなことをやっていましたよ!」というお披露目タイムにもなっていたので、リハ時間の都合もあるでしょうが、クリパ披露曲が多いセトリというのも良かったです。弟組に参加していた複数の友達に「小島くんが膝の上に琉巧くんを乗せていたのは、振り付けなんですよね…?」*10と確認されたのも、ほぼ360度な客席ゆえに死角ができ、松竹座で見慣れていた場所以外に目をやれるきっかけになったからなのだと思います。

予想通り地獄のグッズ列は、しれっと横入りする人の多さに心を折られそうになりましたが、何とか欲しいものを購入できました。苦労をしたいのではなくて、ただ欲しいグッズを買いたいだけなので、希望するグッズがスッと買える方向への改善に向かってくださるとありがたいです。変則的なグッズ数から誰なのかを推理する余興タイムはいらないので、せめて誰のグッズが出るかは事前に明記してほしいです。時間と体力は有限…!

4年前の西畑くんは一度目の坊主で袴姿が似合いすぎていて、小島くんも電気屋さんCMの「コ~ジマッ♪」とイジられていたような頃でした。それからジャニーズWESTがデビューして関西Jr.から抜け、もし「関西Jr.だけで大阪城ホールを埋められる?」と訊かれても、14年や15年の私は渋い顔をしていたと思います。正直なところ、今回の申し込み時でさえ「チケットがダブってもちゃんとハケるだろうか…」と心配していたのですが、実際の当落状況を見ると落選や全滅の文字の多さに、いつの間に関西Jr.の人気はこんなに高くなっていたのだろうかと驚きました。次のアリーナ級会場のコンサートまで今度は4年もかからないでしょうし、今度は全国ツアーに…!と欲張ってしまえる程に、頼もしくなったと思います。
新たなギミックとして追加された大きい不等号(<)のようなアイテムを春松竹でも見かけ、あけおめコンはあくまで通過点であって、これからも歴史を積み重ねていくのだろうと思うと、その瞬間に立ち会えていることが嬉しいです。


◇おまけ:あると思っていた(希望を含む)演出◇
・まいジャニで披露していた先輩メドレー。
・3人×5組くらいで同時多発「猫中毒」。(予想というより希望。メイン・センター・バクステ・サイド×2の5カ所で、17年春・Jr.祭り披露ユニットの流星くん正門くん小島くん含めた猫軍団で視線迷子になりたかったです。)
・犬耳カチューシャ着用で「浪速一等賞!」(戌年なので。ナンバーワンワンワン!)

*1:改めてセトリを見ると、舞台メインの夏は曲の選択が独特でした。

*2:この時のキーボードは真鳥くんが担当で、あけおめ2018では小島くんが担当しました。

*3:ざっくりと【和メドレー】としてまとめたくなりますが、16年春は「雅→心の空→誘う→百花繚乱」、ジャニフワは「雅→誘う→百花繚乱」、東西SHOW合戦は「誘う→雅」と曲の流れが違うところが趣深いです。

*4:初日のみ出演した龍太くんが、真鳥くんと末澤くんを従えて披露。

*5:その後AKBグループ成人メンバー公演のライビュに行き、「雨の動物園」というユニット曲でメンバーが「可愛い動物がきますよ!モニターに注目してください!」と煽るもメンバーのアップ映像しか中継されず、「これは、あけおめ猫中毒みたいなモニター演出をやっているのでしょうね。会場のモニターごとを映すのが正しい効果ですよ!」と見当がついたので、兼オタの経験値蓄積は楽しいです。Mマスのもふもふえん曲でも「スクリーンに注目!」と同じ演出があったので、動物系の曲でこの演出は流行っているのだろうな~と立て続けに実感しました。

*6:その時々によって推しを中心とした関係性に萌えるので、シンメに位置しないことが多いです。0番を挟んだ推しの反対側を見るだけの視野がないのかもしれないな~とぼんやり考えています。ジャニよりも女子ドルに対しての方が「これ!」となったコンビに固執しがちです。

*7:3日昼夜→西畑くん紅組・小島くん白組、4日昼→西畑くん司会・小島くん紅組、4日夜→西畑くん・小島くん白組。

*8:私の中で、これはすごいことなんです…!今回のあけおめグッズも、「今の西畑くんだったら、もしも撮影日にインフルエンザだったとしても別日が用意される、はず!(>_<)」という低めの期待度になってしまう程、推しの選抜外に慣れている身としては。「メイン4人とトリオは絶対あるから並べていいよね」と思われていると知っていても、なかなか自分の考え方は変えられないです。

*9:産経新聞2月24日夕刊「関西ジャニーズJr. ごっつええやん!! Vol.31」

*10:「正義の味方はあてにならない」での一幕。クリパでももちろんやっていました。小島担は「小島くん良かったね~」となる瞬間だったと思います(笑)。

春松竹2018雑感

春松竹の雑感です。

 

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ショー部分

「離さないで、愛」
目が足りなくて一番頭を抱える曲でした。昨春に同曲を披露した際とバックのメンバーが異なり、初めから小島くんと正門くんもバックについていました。前回はお兄さん組とちびっ子のペアダンスが、今回の小島くんは今江くんと組んでいました。
丈くんが合流してから小島くんが曲中に笑うようになってしまった件については、心置きなく西畑くんの方を見るという対応で解決いたしました。*1

ノーマター・マター」の全員お尻ふりで沸いた松竹座の一体感は面白かったです(笑)。
公演の中盤にもなると、18年組(研修生)の推しを見つけている方が増えて、皆さんすごい!全員の名前紹介が途中からなくなり、「名前と顔を覚えて応援してくださいね!」と言われても!わからない!ので、ゼッケンや名札を付けてほしかったです。*2おそらく八重歯とリスッ歯の子はいなかったかなという個人的所見です。そもそも18年組も踊る時は川北くんを見ていたので、18年組に推しができるのかはまだわかりません。

cafeコーナー
Barカウンターにも思える大人なセットで、各メンバーのメイン曲がコロコロ変わる展開が見応えありました。推し以外が何をしていたのかなかなか把握できておりませんが、西畑くんは従業員の正門くんと見つめ合ったり(羨ましい!)、架空の女の子とイチャイチャする日替わり劇場でした。小島くん&正門くんの歌声が響き渡る「ROCK THA TOWN」も嬉しかったです。バンドだけじゃないよ!?お笑いだけじゃないよ!?普通に歌って踊る姿もカッコイイでしょ!?
カップスタッキング(媒体によって表記が異なる)は、東のJr.が披露するバスケやダブルダッチに繋がるような「特技」の一つとして、今までは旗だけだった関西Jr.に新たに追加されたのではと思いました。一斉に並んで行う様は圧巻で、松竹座のサイズ感ならでは(あまり広いと手元が見えづらい)のパフォーマンスだと思います。序盤の内から、川北くんは前を見据えたままカップを操っていたので、流石マジシャン!と唸りました。


主なメインメンバーでユニット分けされたのが、次の3曲でした。
 ①「King&Queen&Joker」西畑くん、恭平くん、長尾くん
 ②「will」康二くん、道枝くん、小島くん
 ③「キングオブ男!」龍太くん、大西さん、正門くん

①「King&Queen&Joker」
ロングジャケットをバサァッ!と翻す西畑くんがカッコイイです!今回のソロ曲が2曲とも(「離さないで、愛」、「Gimmic Game」)色っぽい曲だったので、アイドル西畑くんを楽しむにはこの曲です。曲終わりに3人が日替わりでポーズを披露するのが可愛かったです。

「will」
康二くんが大人なV6曲を披露するのは珍しくありませんが、道枝くんと小島くんとともに、という点が新鮮です。今春の小島くんは、カッコイイ曲の出演がほぼほぼでした。

③「キングオブ男!」
龍太くん、今江くん・朝田くんの和太鼓披露からの特攻服を着た面々の登場は、本家MVを知る身からすると、とても正しい曲解釈でした。赤い特攻服で鉄パイプを振り回す大西さんは華麗でしたし、ギターソロかつ「愛する野郎どもの夢 並ならぬ涙の賜物」をソロで歌う青い特攻服の正門くんにはギャーッとならざるを得ませんでした、

「桜、咲くcolor」
可愛い西畑くんを楽しむならこの曲も!くるくる回って桜の花びらと戯れて、可愛かったです。

「for now and forever」
雑誌の写真に残っていないのが残念ですが、いつの間にか下りていた赤い緞帳がサッと絞り上げられた向こうに佇む大階段。その頂上に立つのは西畑くんただ一人、という光景がカッコ良かったです!そこから次々に階段上から出てくる順番が、事務所の推したい順番なのでしょうか。セット・衣装からフォーマル感が増し、「本編の締め」に相応しい曲となっていました。

「HAPPY」
アンコールの幕が上がると5人だけの登場、ということにまずは驚きました。西畑くん、康二くん、龍太くん、正門くん、小島くん。揃って短髪なこともあり、噂になっている未発表のお仕事絡みなのかな…?と邪推してしまいます。正門くんのアコギがポイントで、派手ではない分じんわりと、穏やかな幸福感が染みわたってくる曲だなと思いました。

 

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コント部分

必ず出演する組が言うなよという感じではありますが*3、今回コントの時間が長いです。公演時間約2時間の内、40分~50分がコントというのはやはり長い。
そして、日替わり部分がいつもに増して多いです。
 ・注文
 ・○○ぜんざい
 ・インタビュー練習
 ・アリバイ聴取からのノリツッコミ
 ・10年前のプロポーズ
他にも、恭平くんのエサ、泥棒正門くんのカバンの中身、途中から追加されたJr.カレンダーいじり等、日替わりネタリストがあったらどれくらいの項目数になるの…?という多さです。

ココとココを抜いたほうが話としてスッキリわかりやすく楽しめるかと思った部分もありますが*4、西畑くんの演技が見られる場として、コントも楽しいです。

初めて大坊と小島警官のくだりを見た時、クリパの企画でスタッフさんからあったタレコミ「小島はネタ作りは上手いがアドリブに弱い。」という言葉が思い浮かびました。これはアドリブ力の向上を期待され、鍛えられる一ヵ月になるなと思いました。
ここでの私の重大事項は、西畑くんと小島くんが二人っきりで舞台上に立っているという点です。この春の1公演あたりだけで、2人が表で喋った2年半分は喋っています。私が「小島くんといると、西畑くんはなにわ皇子の時みたいに懐かしのおかんモードになる!可愛い!」と友達に言っていたのは、大体あんな感じです。薄いボケを処理しきれずに「ステージ上で死ねるなら本望です!」と自らの額に拳銃を突きつける小島くんを見ることになるとは思ってもいませんでしたが。「死なないで…」と呟く大坊はヒロインか!?
小島くんのノリツッコミだけでなく、ボケふり側のレベルも上がっていったらよかったのですが、それも難しかったようです。
西畑くんのツッコミやフォローも、だんだんと言葉を繰り返す以外のバリエーションを増やしていったように思います。*5

色々考えて、日替わり部分を減らした分コント(人情劇)をサラッとやり、全員ステージ上にいるMC or お笑いコーナー、もしくは何曲か増えることが、私にとってのベストな時間配分だったかと思いました。

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その他雑感

批評家ではなくてファンでいたいという気持ちはもちろんあるのですが、ポポロ5月号の西村くんのコメントを読んで、「昨日の月が見える頃」をめちゃくちゃ聴きたかったんですけど!?と思い直しました。めちゃめちゃ好きなこの曲をちびジュにまた歌ってほしいと長らく願っており、惜しいところまで候補にあったのかと思うと余計に、「日替わり部分を一つ減らして楽曲披露にした方が良かったのでは!?」となってしまいました。
この前のクリパで「3秒笑って」「Just wanna lovin' you」を選んだスタッフさんとは趣味が合いそうなのですが、どこに要望を出せばよいのでしょうか!?すごく可愛い曲なのでぜひとも見たいです…!ついでに「Singin' for you」「2nd bell」も見たいのでよろしくお願いします…!

諸事情*6により西畑くんはおでこが見えている方が高まる時期だったのですが、おでこ見せは序盤に数回あったくらいのようでした。(いつぞやのメイド服絶対領域より出現確率は高かった模様。)恭平くんはもっと「今日は俳優セットにしましょうよ!」とアピールしてくれて良かったんだよ!?

まいジャニレギュラーやプロフィール固定掲載など、今まで以上に事務所からの期待やプッシュを感じるトリオさんには、本当にこの春頑張ってほしいと思いながら見ていました。
私が疲れていたのかもしれませんが、道長の"うちうち"くだりが笑えるか以前に聞き取れなくてもったいなかったです。恭平くん(こちらも時々聞き取れなかった)は、客席の「かわいい~♡」を受けて味を占めていった感があって良かったです。

川北くんは筋肉アピールもしくは自分アピールするポーズが多かったです。3階後列でもパッとわかる川北くん力が嬉しい。他担が言及している「2nd Movement」での腹チラは、おそらく川北くんが後ろ向きの時のフリなので、どんなものなのか確認できずじまいでした。
川北くんを見ている方になら伝わるであろう、「フラワー」のボックスステップを踏む際にに手を広げる姿が、21日昼は普通のボックスでびっくりしました。

そして佐野くんがお笑いの面でも活躍する人材になると、入所時には思っていませんでした。レポを見て「ほんまに?」と疑いたくなる感覚は、16年春の小島くんでもありました。彼は意外と関西Jr.が適所なのかもしれない…!

ペンライトを何色にするのか問題については、「桜咲くcolor」は衣装の黄色、後は赤色を振っていました。小島くんは「蒼写真」あたりは衣装の青、「さくらガール」は衣装の緑色を振り、川北くんはあけおめのベスト衣装もあって赤を振っていました。公式ペンライトにオレンジ色があれば9割程片がつく問題なので、ぜひ販売してほしいです。
康二くんソロになって、だんだんと客席が緑に染まっていく様は単純に綺麗ですし、うらやましいです。

今回は幸いバラバラな時期の公演に参加することができたので、序盤からの変更の流れを見届けました。
「叩いていいとみなした人間に対しては、何を言っても構わない。」と言わんばかりの状況には見覚えがあり、酷い言葉を投げつけた人も今はすっかり忘れ、私と同じように日常生活を送っているのだろうと思うと怖いですし、悲しくなりました。10日昼公演を経て「事務所の対応が早くて怖い!」と思ったのですが、事務所側の動きでなく本人の事情(体調不良等)の可能性もあるのではという視点が私には抜けていたことに気づき、その点は良かったです。

次は夏…!の前に、色んな場所に分かれてそれぞれ活躍するということで(6月が超忙しい)、「例年通り」の夏になるかはわかりませんが、また集まった時により成長した姿を目撃できればと思います。

 

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ツイレポ


これまで廉くん見学回に入れたことがなかったのですが、デビュー発表後というタイミングの廉くんを松竹座で、自分の目で見られて本当に良かったです。


味をしめてその後も何度かするだろうと思っていたのですが、一度きりでした。欲しかった反応はキャーでなく笑いだったのかもしれませんが、キャーになりますよ!小島くんの筋トレ効果が出て何よりです。

*1:昔、推しがTOKIOさんの「愛はヌード」をソロで歌うバックでケラケラ笑うちびジュの姿に腹が立ったことを思い出してしまい、「微笑ましい♡」と思う方にはなれなかった…残念。その後のラジオで康二くんが「おもしろい」と言って放置していたのにエッとなったのですが、雑誌のリチャくんを見て、注意はしてもらっていたのかと一安心しました。

*2:ゼッケンが各々の手描きだった場合、私はそこから推しを見つけていたと思います(笑)。ファンレターボックスにきっちりと名前を書かれるようになったので、研修生宛てのお手紙は今回OKだったのかも気になるところ。

*3:昨春、推しが1ミリも出ていない新喜劇を経験したので、その点に関しては許してほしいです。

*4:初見時に、10年前のプロポーズ後に「そもそも何で10年前に遡ったんやっけな?」と筋を忘れてしまったので…。10年前に流星くんがいて西畑くんがいないのも、後で流星くんが「実はお兄ちゃんは…」と説明するため(他の場面での出演具合の兼ね合いもありそう)の配置なのだなと、後で気づきました。

*5:今年のJr.大賞関西Jr.部門「ツッコミが上手そう」の3位に入賞しているとはいえ、西畑くん自身が「おもしろくない」と言わなくなるようになれば良い…と思っています。

*6:Mマスの兜大吾くん。

なくなったと思っていた世界線の話

まいジャニを見ている最中に、例のメールが届きました。

 

約一時間半という短い猶予にホッとし、ノートPCを立ち上げ、早めに会員ページにログイン。11時になるとページを更新し、内容を確認してから同じくeighterである母の元にPCごと持っていき、見せました。こればかりは、他の人の感想付きで情報を受け取ってほしくなかったからです。

 

それからじっくりと文章を読み、目が滑ったり滑らなかったりで文章の意味が頭の中に入らない中、村上さんの「袂を別つ」と横山さんの「友達として」で涙腺が決壊しました。でも、ようやく泣けました。不確定な情報(と呼べないレベルの憶測・妄想もある)*1であーだこーだと騒いで不安や心配を増幅させる振る舞いはしたくないので、公式の発表があってようやく感情を持つことができました。

 

怒りの感情は湧きませんでした。「寂しさ」がいっぱいです。

 

会見での言葉も様子も、これまで見てきた関ジャニ∞そのものの姿で、あれだけ誠実な伝え方をもってしても、寂寥感に襲われてしまいました。

どの曲を聴いても渋谷さんの歌声が耳に届いてくるように、音楽面で関ジャニ∞"らしさ"の核を渋谷さんは担ってきました。それ以外のたくさんの部分でも、渋谷さんのいる・いた場所をこれから感じていくのだと思います。

 

映画「関西ジャニーズJr.の目指せ♪ドリームステージ!」にて、かつては仲間だったが去っていった人物へ思いを巡らせ、「あいつは出会ってもうたんや。全てを失ってもかまわへん、そう思わす物にな。」と登場人物が語ったシーンが、一番最初に思い浮かびました。

 

渋谷さんは、ずーっと昔に"出会って"いたのだと思います。

Rockな仲間たちと過ごすことが渋谷さんの望みなのかもしれないと思った日もありましたし、カメラを睨みつけるでなくはにかんだ笑顔を見せて会場を沸かせるようになり、ここにいることを選んでくれたのかとホッとした日もありました。

今いる場所が嫌になったのではなく、もっとやりたいことができ、今いる場所ではできないと思った時に、離れる決断をするのだろうと思います。

 

7人の関ジャニ∞を自分が受け入れたと感じたのは、8人の絵を描いても7+1人の絵になっていると自覚した8周年の頃でしょうか。事が起こってから、7年もかかりました。∞の全員絵を今は描けないので、正直なところ、自分がこれからどう思うのかどうしたいのかはわかりませんが、夏のツアーには参加します。6人の関ジャニ∞を見ないと、何も始まりません。*2

 

この記事は、安田さんの体調の続報が聞けるまでは下書きのままで置くつもりでしたが、これ以上抱えているのがしんどいので手放します。今は気を張っているので何とか日常生活を送れていますが、一旦気が緩むと寝込みそうなことを自覚しています。何でも悲劇的に飾りたてたり陰謀論に繋げたり、普段だと腹が立つようなことも今は気にならないといいますか、気にする余裕がありません。

 

アイドルに対して抱いている「一分一秒でも長く、ステージの上で輝いてほしい」という勝手なオタクのエゴはいつでも見捨ててくれていいので、大好きな人達には健康的で多幸感にあふれる日々を送っていてほしいと願っています。

 

今回の噂を聞いて「何を嘘言うてるねん?」と最初に思えた自分で良かったです。

それぐらい、関ジャニ∞がこれから先も今の形で続いていくのだと信じていたということですから。

*1:設定の詰めが甘い記事だったので、「こんなんでお金をもらえるなんてうらやましいのう!」と仕事が忙しい中で考えていました。こういうことの積み重ねで、某週刊誌や某サイトが「信頼できる情報源」扱いされるようになっていくのかと思うと、すごく嫌です。

*2:昨日あった少クラ収録の曲目を聞いて、ひとまず来月に一度泣くことは確定しています。いい意味で、今後彼が歌うことのない曲だと思っていました。