柑橘類の陽

イラストだけでなく、言葉でも伝えられるようになりたいです。

2018秋梅芸コンサート「Fall in LOVE~秋に関ジュに恋しちゃいなよ~」雑感

全曲については触れていませんが、この秋に行われた梅芸公演の雑感です。Jr.情報局会員の方は、会員ページにログインすると動画#37で約40分も楽しめますよ!の一文で済むようになった世界に感謝です。

 

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曲ごとの感想

◆「ハチャメチャ音頭」
ザ・関西なわちゃわちゃしたお祭りソング。公演前のピーチケで流れていたソーラン節の動きはこの曲か!と納得でした。

◆メンバー紹介
大西さんのミュージカルっぽいくだりが可愛かったです。バンド組がびょーんと上げてパスしているのはピッチピチのマグロだと思っていたので、見る度に海鮮丼が食べたくなっておりました。

◆「なにわLucky Boy!!」
新ユニットが結成された時に「新曲は王道のアイドル曲が来るだろう!」と予想していた通りの、関西のコテコテさをあまり感じない爽やかな曲でした。最後に7人がぎゅぎゅっと寄せ合って、隣の人の顎にL字をあてるポーズは、思わず描きとめたくなる、または写真に収めたくなるキャッチーな画でうまいと思います。
白い王子様っぽさにメンバーカラーのヒョウ柄で関西っぽさを足した衣装は、特に西畑くんのマントに目がいくようになっており、回った時が美しいんですよね。長さが違うからぶわーっと綺麗に見えるのだろうと見当はつくも、軽やかになびく姿を描きとめるのはとにかく難しい。描けるだけの技術が欲しいです。

◆「LET ME GO!!」
夏はるたこじ二人で無垢に楽しむ白昼のイメージだった曲が、この秋はfunky6を加えて大人っぽく、黒い夜のイメージに様変わりしていました。

◆「恋のABO」
下手の出っ張りに西畑くん、上手の出っ張りに小島くんが出てくるので「視野の幅が足りない!」と頭を抱えましたが、その後二人ともセンターに来るので「双眼鏡に収まりやすい!」とすぐさま手の平を返しました。

◆「日本よいとこ摩訶不思議」
夏の少クラby東山さんプロデュースに感謝するターンです。今までの関西Jr.全体の群舞曲にはないダンスなので、見ていて楽しいです。

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「あ、エイトレンジャーっぽい」とついつい思ってしまう、横山さんテイストがたっぷりな導入映像でした。

◆日替わり漫才
丈くんが最多出演率なことに納得。道枝くん&丈くんの漫才は、道枝くんをツッコミとして育てたい…という意図が見えました。
あとは、バンドトリオ回が引けて良かったです。梅芸で佐野くんが「Show must go on!」とコウイチになって言うんですよ!(そこまでの意味が込められていたのかはわかりませんが)願いが叶いますように。

BTK
まずは韓流スターのシュン・ヒュンジュン(丸山さん)の映像が流れるのですが、まさか関ジュ現場で丸山さんの新作映像を拝見できるとは!「数年前のコンサートでも、繋ぎ映像で韓流スターに扮して歌ってましたよ~」と友達に軽く話していたのですが、その"数年前"とは約9年前でビックリしました。*1友達に言われるまで気づきませんでしたが、「冬のソナタ」の流行もだいぶ前のことですから、10代の子にも元ネタが伝わったのかどうか少し心配です。
「すっすっすったもんだ」「せっせっセニョリータ」等、一度聴くとふとした瞬間にリフレインされて頭から離れないF-TIGER(小島くん)のラップを…ラップ、ですよね?ラップだったんですけど、回を追うごとにリリックに乗せる感情と抑揚が大きくなってきて、私は今何を見ているんだろうか…?という不思議な感覚(小島くん主体のコントを見ていると大体そう思ってきます。)が大きくなっていきました。横山さんにも想定外な素材だったのでは。大橋くんとリチャくんの美声があったお陰で、余計におかしみが増していました。
今回の小島くんは、ラップの内容はそのままで回を重ねても笑いを生み続けるという作業に挑戦していました。*2千秋楽の曲終わりが「本当はキムチが嫌いです!」で、これまでの全てをひっくり返す言葉だったのも最高でした!

◆異種格闘戦
個性を押し出せ!少しでも印象に残せ!という優しさが感じられます。全員が順番に出るのではなく、出演者が大体固定された中でのガチャ対戦だったのは、それだけこの1シーズンで印象を残せるようにという配慮なのかもしれません。

◆「A・RA・SHI」
モニター上の気の抜けたフォントがかわいい。今回の岡くんは"滑舌が悪いキャラ"を貫くぞ!という意気込みが感じられてグッときました。
動画の角度だとバレバレなのですが、トリオの衣装がパッと変わるくだりがどうなっているのか複雑で、なかなかわからなくて好きでした。

◆アイドル7
今回の新曲で一番好きです。女子ドルオタの琴線にぶっささり、聴く度に泣きそうになります。アイドルがファンに感謝しつつ前へ進む内容のベタな王道アイドル曲で、コールがしやすい作りです。推しが卒業セレモニーで選曲したら号泣します。ヲタ芸をする文化圏にいませんが、「俺ら(ファン)がそこにいる!?」とヲタ芸をする関ジュに自己投影してしまいました。群舞なヲタ芸がカッコイイ!そして流星くんTOとしてヲタクを率いる西畑くんが、まじカッコイイ。

「The END」の表示でこのブロックが終わることに唐突さを感じたので、「To Be Continued」に変更となり、別空間でもまだまだ物語が続く余韻が残って良かったです。
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◆楽曲ガチャ(と呼ばれた部分)
(前半)「キラリ☆Traveler」or「夢色クロニクル」
(後半)「Dial Up」or「轟!!」
から二曲の組み合わせを一公演で披露。
∞さんの楽曲ガチャというと、2004年∞クリパ*3や47コンでのソロ曲披露*4を思い出しました。リピーター前提の作り…と嘆く前に、"ガチャだからこそ与えられた時間があった"と捉えたいです。「連続して入れば確定ガチャ」という考えは現実的でないので、日頃から徳を積んで、希望する形式が見られるように精進します!今回の私のガチャ運は、割とバランスがよかったです。
一公演の演目に拘らず、四曲とも流してくださっていいんですよ!?と会員動画に対しては思っていますが。

◆「Midnight Devil」
棺イリュージョンは斗亜くんまたはニシタクくんが担当で、斗亜くんは今にも消えてしまいそうな儚い表情、ニシタクくんは喰らいつくす意思が感じられるギラギラさという風に、同じ役割を担ってもアプローチが異なっていて興味深かったです。
夏松竹そのままの衣装を誰かが受け継ぐことなかったので、生きています。*5
入れ替わって棺から出てくる西畑くんは、羽根を吹き散らしたりバサァーッと長いマントを翻して棺の裏に向かったり、イントロの段階で妖艶ポイントがたくさん詰まっていました。

◆「ユカイツーカイ怪物くん
ちびっ子に可愛さで癒される時間。ちびっ子以外の舞台上の方々も楽しそうで何よりです。
一列になる時にガオーとポーズを取りながら前に出る子がいたので双眼鏡を覗いたら、大内リオンくんでした。

◆Band Bridge
今回は生音のバンド演奏が多い…?と思ったのですが、耳のいい方はいかがだったでしょうか。バンドに力を入れている∞さんプロデュースだからこそ、バンドとしての経験値が踏めるよう気を配ってくださっているのなら、とてもありがたいことだと思います。

◆「My dreams」
作詞・大倉さん&安田さん、作曲・安田さん*6と聞いて、ここまで関ジャニ∞全員でバックアップしてくださるとは…と嬉しさより先に驚きが来ました。
雨音から始まることや、もやに覆われているような暗さを最初の部分で感じたので、第一印象は「ド暗いバラード」でした。会員動画で一曲まるまる流れる意味を考えると、それだけこの曲に想いが込められているのだと思います。


◆アンコール
初週、2階と3階にメンバーが登場というご褒美があるとわかっていても、アンコールの声を出す人の数は増えないのかとショックでした。連日豪華な見学陣がいたり、ビジネスの香りがするな~という方々がいたり、康二くんも客席から歓声を引き出そうと懸命に盛り上げてくれてるのに、それでもなお、これかと。それなのにメンバーが登場したとたんに、見ていて「うわぁ…」とドン引くようなグイグイいく人は老いも若きもいます。アイドルが与えてくれるものに対して、全然返せていない状態だと思い、ショックでした。
(※11/2昼公演に参加していませんし、アンコールがなかった正しい理由は何か、私にはわかりません。)
翌週の公演に参加したら、ほぼ全員が声を出したり手を叩いたりしていて、ほら!できるポテンシャルは皆さんお持ちじゃないですか!!となりました。

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新ユニット「なにわ男子」について

これまで、デビューユニット発表など特に大事なことはM誌さんが最初に発表する印象があったので、前半誌での発表*7が意外に感じたのですが、もしM誌発表だと発表後数日で幕が上がることになり、気持ちの整理がつかないまま、余計に地獄の空間になっていたでしょうから、回避できて良かったです。
ちなみに10月4日の私はたまたま休日で心はハワイへ出張中*8だったので、日常とは離れた場所から様々な立場での反応を眺めていました。「いうてもJr.のユニットは流動的やし。」とその日は深くとらえていなかったのですが、その後の色々な動きを見て、事務所の本気具合を感じていきました。

今年の春にMマスのライビュや東のJr.祭を観て、「ユニットがあるっていいな」と思った私ですが、具体的な考えを何も持っていなかったことを今更に気づきました。せめて「こうあってほしい」という希望があったなら、あーだこーだと意見を言う権利がある(と言うのも大げさですが)のではと思うので、私は静かに見守るのみです。11月の∞コンで「4年ぶりの…」という大倉さんの紹介アナウンスからなにわ男子が来る!となった時に私の口からもれた言葉が「頑張って…!」だったので、要はそういうことでしょう。

個人的には、西畑くんに対するペンライトの色がこれからは揃うであろうことが一番嬉しいです。これまでは、オレンジ、黄色、白、赤という暖色が多めのペンライトを西畑担内でもそれぞれの意図で振って綺麗でしたが、康二くんのソロでだんだんと緑に染まる客席がうらやましかったので、今後見られるのが楽しみです。
とはいえ、一本だと色のかぶりが多くて誰のための色なのかわかりづらい現状なので、ウチワが封じられるなら、いつでもペンライトが買える状況になった上で、SKE48みたいにサイリウム文化が発達しても面白いのではと思っています。*9

今回の梅芸公演で一番恐れていたのは、【ほぼほぼ、なにわ男子コン】という状態だったので、杞憂に終わって良かったです。該当担以外の冷え切った反応を長時間感じたくなかった…という消極的な理由からですが。*10同じオタク側の人間(私)があれこれ言ったところで、人の気持ちを好意的なものに変えることは難しいですから、こればかりは本人達の頑張りに期待するしかありません。

 

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全体の感想

観て「楽しかったな~」と素直に思える公演でした。板の上にいた全員ではないけれども、それぞれの個性を長所をアピールできる場所を!という意思が感じられて、より楽しかったのだと思います。
eighterなので、関ジャニ∞がプロデュースとなると嬉しいですし、私の肌にも合うと思います。それだけでなく、モニターの映像を使った演出や、「○○ブロック」と呼べるような塊が何個かあったことで、いつもの松竹座とは異なった趣を感じたのではないでしょうか。梅芸は、慣れた松竹座よりも客席の奥行と高さがある会場ですが、遠さは感じませんでした。
BTKのくだりでも少し触れましたが、∞さんは30代なので、Jr.自身や多いであろう若いファンの子に伝わりづらいネタもあるのでは?と心配するところもありますが(そして私自身は「若い子」に入らないので気づきづらい)、∞で若い子向けのアンテナを一番張れるのが大倉さんという印象なので、案外大丈夫なのかもしれません。

MCまでは手振りしたくなる曲が多くて、以降はペンライト縦振り曲が多かったので、同じ"盛り上げ曲"にしても色が異なる選曲なのだと思います。

クリパ、新年の大阪城ホール公演、2月、3月も…と、ロスになる間もないくらいに怒涛な流れの真っただ中ですが、少し目を離しただけでもあっという間に変化が起こるだろうという予感はあります。無茶はせず、せっかくなのでそんな流れを見守っていけたらと思います。
あと少しで始まるクリパでも、楽しい時間が過ごせますように。

*1:関ジャニ∞ DOME CONCERT 2009-2010」にて、「マ・リュジョン」として熱唱。

*2:感想を書く度に、毎回様々な形の笑いに挑戦させてもらっていることに気づきます。

*3:三パターンのセトリ(コーナー)があり、DVD「Excite!!」は全パターンをまとめて編集した映像です。披露は順番にではなく、結果的にクリスマスバージョンが多かったはず。

*4:一回の公演で四人か三人(組み合わせは固定)のソロ曲を披露。順番に披露かと思いきや、突如入れ替わったこともありました。

*5:ピーチケの放送で丈橋がスパロケの練習をしていたので、ミッデビも夏のメンバーでない披露があるだろうと覚悟ができました。考えうる中で一番嫌だったのが、夏の衣装を違う人が着るという事態だったので、回避できてほっとしました。

*6:千秋楽時は「安田くんが作った」という発表でしたが、11月6日更新の「日刊なにわ男子」で西畑くんが教えてくれました。

*7:6日結成なのに4日には早売りネタバレ(という名の無断転載)で知ってしまったのは、オタク側の行動で日にちがずれた感じがして嫌でした。とはいえ、メールや生放送での発表でもエーッ!?となりますし、結局、大満足できる発表形式はないのだろうと思いました。

*8:エムステのWTハワイイベントを走っていました。慣れた単純作業は心を穏やかにします。

*9:人数が多いので、色の組み合わせ(オレンジ・水色の二本持ち、黄色黄色水色の三本持ちなど。)で個人を表しています。

*10:諸々の出来事から、「もう推すなら徹底的に推して、オタク同士の溝を顕在化しようぜ!」とやけ気味になったり、「適度」って言葉を知ってますか?事務所さん!?となる時もあります。

315プロとボスの9ヵ月

その名の通り、Mマスに触れ始めたボスの9ヵ月間の記録です。煩雑な説明を避けるため、Mマスを嗜んでいない方にに対する配慮はあまりしておりません…申し訳ございません。文章中のキャラクター名はそのままで、声優さんの名前は青文字にしています。

ジャニオタと女子ドルオタ以外にもこんなことしてたんやな~というところです。

 

 

~2017年12月までのあらすじ

アニマスとDS版は嗜んでいたのでJupiterの3人と涼くんについては知っており、「大吾」という名前の子がいるのは西畑くんの検索から知っているという状態でMマスのアニメを視聴。第5話のS.E.M回から特にハマっていきました。タケノコダンスが踊りたかったんや…!

【Mマス】私の推し4人を当ててください。 - 柑橘類の陽

タイトルの答えになりますが、ボス業を営む(兜大吾P)傍ら冬美旬くんとピエールくんと硲道夫さんも推しています。5人目の推しもできました!(7月参照)

 

 

 

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2018年月次録

 

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1月

◆エムステを始める

先にプロデューサー業を始めていた友達と話している内に「今が始めるタイミングなのでは?」と思い、エムステをダウンロード。ちょうど大吾くんがガシャSRとして登場する「Happy 315 cooking」イベントの時でした。ガシャ10連くらいでは大吾くんが来ることはなく…。同じタイミングでダウンロードしたモバマスはルールがよくわからなかったので、ひとまず置いておくことにしました。*1

 

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2月

◆3rd LIVE 幕張ライビュ

友達に誘ってもらい、ライビュに参加。"アイドル"であるキャラクターを、いわゆる"中の人"の声優さんがどう表現するのかに興味がありました。3日の時点ではキャラクターと声優さんが全然一致しておらず、よくわからないまま単純にライブを楽しんでいました。3次元を介したことで、Mマス世界への私の理解速度が高まりました。

3日のライビュを見るまでは、仙台公演の一日目しかライビュ申し込みをしていなかったのですが、すぐに二日目も申し込みました。*2

 

◆「Snow White Movie」イベント

ピエールくんSRが上位報酬だったので、今まで以上に頑張ってイベントを走ることに。結果は5000位台でゲットできませんでしたが、SR1枚しかいないR編成でよく食らいついたもんだと後々思いました。ピエールくんが全然来てくれない弊社なので、SRを確実にゲットしておきたい気持ちがめちゃめちゃありましたが、致し方なし。

 

◆3rd LIVE 仙台ライビュ

一日目は大吾くんソロ+冬美くん弾き語りソロ+ハイジョバンド演奏に泣き濡れる。仙台ゼビオアリーナにいる皆さんが大吾くんを応援してくれるのかと思うと、それだけで泣ける。おばあちゃん(私の中のボス人格)はとても嬉しい。円盤発売が非常に楽しみです。

 

 

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3月

 ◆315の日

ブログをアップした後に315の日ステップアップガシャ10連×3回を引いた結果、初の冬美くんがSSRで来たり、硲さんSSRも来たりで手が震えました。描(書)いたら出る教に入信。

 

◆3rd LIVE 福岡ライビュ

仙台の推しソロに泣いたので、今回も号泣するのではと思ったのですが、「ピエールくんが魔法を使えるようになるなんて…いつの間にか大きくなったもんだ…」と、母国の乳母並に慈愛に満ちた気持ちで微笑みを浮かべる結果になりました。ピエールくんの魔法でみのりさんが召還。

推し以外のソロで一番好きな曲がみのりさんの「Cherish BOUQUET」でして、ジャニーズ事務所は即刻花束を持って踊りましょう!?と強く思ったくらいに良いパフォーマンスでした。花束から顔をひょっこり出すのが、ぶち可愛い。高塚さんがみのりさんらしさを追求して花束を持つことを提案したと後から聞いて、握手したい…!となりました。

硲さんのソロは、①歌が上手い②硲さんのエッセンスが散りばめられたダンス③カッコイイの三点しか記憶に残っていないので、早く記憶(円盤)を手に入れたいです。腕を前でクロスさせる動きが、高橋恭平くんがすると卍に見えるのに、硲さんがすると+や×に見える!すごーい!と思った関西担が他にもいたら嬉しいです。

 

 

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4月

 ◆「安らぎのAfternoon Tea」イベント

モバでの「かわいさの三か条」を目にし、かのんくん→かのん先輩に呼び方がグレードアップ。かのん先輩のポイボでやる気がみなぎる~!といつも以上に頑張ったら、初めて上位報酬SR(都築さん)が手に入りました。嬉しい!*3

 

◆3rd LIVE 静岡ライビュ

一日目は「信玄さんが好きで益山さんも推し」という骨太志向な友達の誕生日で、最高なプレゼントとなりました。ありがとうございました。

二日目はツアー千穐楽なだけあって集大成でしたね。静岡公演に関しては、この時の私と今の私では印象が異なると思うので、円盤販売が楽しみです。

 

◆F-LAGS SR実装

仕事でイラァッとすることがあっても大吾くんの笑顔がぽこっと浮かび、「今は徳を積んでいる最中だもんね^^」と心が穏やかになりました。10連×4回で九十九さん・大吾くん・大吾くん・涼くん…とF-LAGS全員が来てくれて、ボスに優しかったです。

 

 

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5月

◆フィジカル合宿

秋の大運動会に向けての合宿をGWに行うフィジカル*4たちが可愛かったです。ガシャでは四季くんSRがよく来ました。

 

◆「Five-St@r Party!!」ライビュ

推しが3人いたので軽率にライビュ参加。昼は軽すぎる55kgたかぴさんにざわめき、夜は仲村さんの奇跡的なダーツの結果に笑いすぎて涙が出ました。

毎月Mマス関連のライビュを観に行く生活がこれで終わり…嘘でしょ生きていけるの…?と、これからの自分が心配になりました。

 

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6月

◆WTスペイン戦

WT*5スペインに硲さんが参加すると知り、緊張から手の震えと吐き気を催す。硲さんはガシャSSRという最難関ポジションでした。

3人体制時に排出されるWTガシャチケって、走ってクイズの紙をゲットし、答えるも不正解でまたクイズの紙をゲットしにいくような、アメリカ横断ウルトラクイズみたい!うふふふ!と思いつつ走りましたが、まぁ誰一人来てくれなかったですね。〇万出しても来なかった…●万出してようやく…という天井実装前の恐ろしい声を目にし、深追いはせず。特効なしでのWT戦は地獄ですね☆うふふふ!

4月のWTアメリカもですが、称号が付与されてようやく「私、ちゃんとWT戦に挑んでたんだね…」という跡が残ることに。

 

◆「Blue Beach Wedding」イベント

別名:旬ブライド。ポイント報酬がピエールくん、上位報酬が冬美くん…ここで頑張らない理由がない!という訳で頑張る。誰か!私とともに旬ブライドを走ってくれる猛者はおらぬか!と意気込みつつ10連を回しまくっていたら夏来SSRが来てくれたので、「夏来くん…一緒に冬美くん上位報酬をゲットしようね!」とやる気満々になりました。お衣装は嵐さんの「One Love」を歌いそうなタキシード姿です。

チェンジ前の冬美くんが今年一番大好きで、いくら眺めていても飽きない…顔がいいとはこのこと…と思っていたのですが、よく見たら座っていたので、自分の無意識下での座りショット大好き芸人ぶりに頭を抱えました。*6

 

◆インテリ合宿

計算式を用いて玉入れのベストポジションを探る硲さんを見て、かつて、刀の投げ渡しが上手くいくようにと物理の方程式を用いたSnowManの阿部くんを思い出して笑いました。ガシャでは雨彦さんSRがよく来ました。

 

◆弊社46人目の所属アイドル

街角ガシャにて北斗さんRが来てくださり、遂に全員揃いました!アカウントによって排出率が違うとはいえ、やっとです!レア度問わずで来てくれないと、絆も信頼度も高められませんからね…!*7

 

 

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7月

◆「おいでなって、山梨~315 special collaboration!~」イベント

じわじわと都築さん株が上がる。原因は、チャレンジステージクリア後に現れるこんな画像です↓

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美しさのたとえが相方の麗くんの声って!?と興味が湧く中、ちょうどアルテPに供給のビッグウェーブ*8が来る時期だったようで、この波を逃すものか!と乗っかった結果、翌月のアニカフェで優雅にコーンスープをすすっていました。~アルテP始めました~キャラクターとしては都築さん(CV:土岐隼一さん)が好きだけど、曲や中の人的には麗くん(CV:永野由祐さん)が好みだな…と、総合してアルテPです。二人組を推したことがこれまでにないのですが、何なんでしょうね、グッズでも二人を揃えないといけないという使命感は…!

アルテの曲では「Tone's Destiny」が特に大好きで、この曲を聴くと、草原で風に吹かれながら楽しそうに歌うAltessimoの画が浮かんでき、二人が出会えて再び音を奏でられるようになって本当に良かったと思います。語彙力豊富なアルテPのブログが多いので、その他の曲解釈についてはそちらをご参照ください。

 

◆WT中国(出国準備編)

衣装未実装のみのりさんorクリスさんがWT説濃厚な中、こことは組まないだろうと思って安心しきっていたので、メンバーを知って衝撃。大吾くんおるやん!!WT戦の報酬ボーダーは通常の2~3倍という人気イベントなので、ガチで戦闘準備をしないと勝てない(欲しい結果が得られない)。曲とチャイナ服がべらぼうに可愛い。「いいとこ探しをして、この4人だと私が一番引けるのは大吾くんだ!*9」「エムステの存在さえ忘れられれば、新曲&可愛い衣装の恩恵のみを預かれる?」「走りたくない…!」「来週から中国か~楽しみ♪」等々、情緒が不安定になりました。いのちをだいじに。イベントの詳細が出る際は、ゲームを起動する指が震えました。結果、大吾くんはポイント報酬SR(一番確実に手に入る)だったので、ボスの体と財布に優しい大吾くんに感謝。

 

 

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8月

◆WT中国戦

松竹座に行くんだからちゃんと寝て!無理は禁物やで!10000位以内に入れば大吾くんは完凸できるんだから!と無理はしないよう肝に銘じていたものの、今回の大吾くんはイベント特効&4凸でおすすめ編成にもセンターに現れてくれる最強ぶりが嬉しくて爆走してしまいました。大吾くん超強い!!初めてイベント特効SR(タケルくん)を引けたのもあり、翔太くん(上位報酬SSR)を連れて無事に帰国。

 

◆アニカフェ

松竹座からダッシュで向かいました(笑)。
後半のF-LAGSメニューはチョコミントドリンクで、チョコミン党大歓喜でした。一杯目から大吾くんと冬美くんを引けて幸せ。ボスの胃袋と財布に優しい。友達の引いた分と合わせて異種格闘戦な交換をしまくった結果、満足のいくコースターやグッズの戦果となりました。メイン(お肉)+コーンスープ+ドリンク2杯が、私の胃袋サイズにちょうどいい上限。

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◆3rd LIVE幕張円盤予約

仙台(大吾くん&冬美くんソロ)と福岡(硲さん&ピエールくんソロ)は迷いなく予約し、あとの二カ所は予約開始時に考えようと思っていたので、自分の胸に手を当て、

 ①浦尾さん(大吾くんの中の人)と永野くん(麗くんの中の人)が特典映像の合宿に参加している。
 ②永野くんが舞台上で麗くんのソロ曲を披露する裏で、土岐さんは「永野くんがんばれ!」と応援していた。
 ③そもそも幕張二日目だけ参加できなかった。

の三点が思い浮かび、「うん」と頷きポチりました。先月の~アルテP始めました~が効いています。この調子でいくと、「Never end 『Opus』」と都築さんソロの流れをいつでも見られるように静岡円盤も買う未来しか見えませんが、一応検討はする予定です。

 

◆ワケ生配信

2次元はイラストの供給が3次元とは断然違いで多いと聞いているので、番組内大喜利で出た私得組み合わせの「UO-gassimo」*10イラストも3枚くらい(本当は10枚は見たい)ネットの海に流れてくるのでは!?と期待していたのですが、1枚しか見つけられませんでした…。このあたりから、もしかして「私得だ!」と思う組み合わせってマイナー?と思い始める。メジャーでないにしろそこそこの数はあるでしょ~と思っていたのですが…需要はここにありますよ!

 

 

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9月

◆アリギルバク宙チャレンジ*11

推しの中では大吾くんか、ワンチャンで硲さんくらいしかバク宙ができなさそうだなと思っていました。大吾くんはひょいっと軽く回るかと思いきや、しっかりとした着地の安心して見られるタイプのバク宙でした。

弊社の硲さんは「最高のパフォーマンスを披露するために最善の努力を尽くそう。」とバク宙にチャレンジしていると思います。年齢は、できない理由にはならないですよね~とV6さんやA.B.C-Zさんの方を見ながら思うジャニオタです。

 

◆ニコ生アニマス一挙放送

「Episode of Jupiter」初履修。北斗さんはすごくしっかりしているように見えても、まだ20歳。よく冬馬くんと翔太くんを色々なものから守って、315プロの社長と出会ってくださったものです。

色々と知った上で改めて見るとよりキャラクターのことがわかったり、第12話で「すごく見覚え*12のあるエピソードが…って、こっちの方が先か…」となったり、昨秋見た時とはまた違った思いを抱きました。

 

 

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10月

◆WTハワイ戦

あまりにも可愛いがすぎて10連を回すと特効の咲ちゃんSSRが来てくれたので、走ることに。6月のWTスペインとは逆方向から「WTは特効がいないと走るのが厳しい」を実感。きちんと睡眠時間を確保した上でいつも通りの走りでいつも通りの位置にいられたので、咲ちゃんには大感謝です…!最終日の走っても走っても順位が落ちる現象は常ですが。WTガシャチケでかのん先輩特効SRも来てくれて、上位報酬SSRのまいたるとともに弊社初の全員無事帰国となりました。

もうWTは走らないぞ…。(毎回言ってそう)

 

◆その他これからについて

・最近は余裕が出てきたので、再びモバにも挑戦しています。相変わらず自分が何をやっているのかわからないままポチポチしています。

・12月まで「315プロNight!」のパーソナリティがF-LAGSが担当!イエーイ!浦尾さんからボスに対しての宿題が「オリジナルの挨拶を考えること」「玉乗り」なので、前向きに検討したいです。

・今開催中のイベントに大吾くんがポイント報酬Rとして出るので、(梅芸参加を考慮して)ボチボチの走り、またはもう少し走れそうだったら上位の巻緒くんも狙っていきたいです。ガシャSRの猫柳さんがボンパ+八重歯装着で好みすぎてつらい。おは60で来てくれください。

・明日からアルテSSRがついに実装されるので、お迎えできるように徳を積んで頑張ります!

 

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Mマスに触れて考えたこと

 

◆教典の違い

私の主となる教典はアニメとステくんです。一人のキャラクターがいて、モバ・アニメ・ステくんで少しずつ違う表情を見せているという解釈の元で楽しんでいます。

"それぞれに帰る場所(ユニット)がある"絶対的な前提条件がある中での越境イベントという、ステくんのシステムが私には合うようです。推しが集結するイベントも未来にあるかもしれませんし!ステくんの良いところは、同じ種のカードが来たら自動的に重ねてくれて、限凸以上の場合は自動的にメモに変換してくれるところです。いちいち対応を考えなくて良いのが本当に楽…!*13

今は、大吾くん上位報酬時に向けて戦力とアイテムを収集する戦国RPGゲームの面持ちになっております。Vi☆☆メモが枯渇しがちな事務所ですが、時が満ちたら頑張りたいです。

 

◆disりのない世界の安心感

アイドル間で絶対にdisりがないという世界が、ノーストレスで過ごせて安心します。どんなに変わっていたとしても、個性のひとつとして受け入れてくれたり、周りで見守ってくれたりする暖かさがすごく嬉しいです。disどころか「うちの○○すごいでしょ!」と言わんばかりの絆に、ユニットって良いなと思います。

 

◆確定ガシャのありがたさ

今まで以上に徳を積もうと思いましたし、普段(ジャニ)の確定ガシャっぷりがめちゃめちゃありがたく感じるようになりました。写真1枚分のお値段で、推しのお写真が1枚確実に来るって、すごいことなんですよ…!女子ドルのグッズも大概ランダム商品があります。

私はゲーム内よりもグッズのガシャに参加する方が好きなようで、お店に寄る度に何かしら買ってしまいます。グッズだと、恭二と志狼くんがよく来るPです。

 

◆大吾くんが大吾くんで良かった

876プロでは愛ちゃん推しなので、入り口が異なっていたとしても最終的にボスになっていたと思うのですが、大吾くんの名前が「大吾」であることで検索に引っかかり、ボスになるためのショートカットができたと思っています。

私は西畑の大吾くんでも兜の大吾くんでもどちらの情報もおいしくいただけますが、片方だけのファンはどうやってミュートしてるのだろうな~と気になっております。

 

◆客席で「はなまる笑顔」を浮かべるには

ドルオタの重要課題として、以前から考えていたことと重なります。客席で楽しそうにペンライトを振って、アイドルが手を振ったらきゃ~っと喜びを表せる、そんなモブオタに私はなりたい。実際は、踊りながら観察する(目が悪いから目つきが鋭い)上に、こちら側を見ることはないだろうと思っているからこそ見ていられるので、いざ「こっちを見てる!?」なんてことがあっても驚いてきょとんとしてしまうという…何とか改善できたらいいな…と思っています。

 

◆キャラクターと声優さんと

どちらを主とするかで、同じものを見ていても感想が異なります。私は「歌や演技中=キャラクター」「MCや挨拶、SNS=中の人」として見ているのですが、これはそもそも演者さん目当てに舞台やコンサートに行くことが身に染みているからだと思います。*14キャラクターを知った今では、どれだけキャラクターに「なる」のか「寄り添っている」のか、見る楽しみができました。

 

◆二次元を描く

三次元にいる人物を二次元(イラスト)化する作業を長年行っていたからか、二次元→二次元のイラストを描く回路が細い…描く気があまり起こらない上に、描いても似ないです。三次元よりも書き手が多いこともあり、供給される側に久々にいます。「UO-gassimo」も描きたかったのですが、考えてもまとまらないので未だ描けずです。

 

◆ちゃんと描こう

 ・マイクを持つ手

 ・なびく布

 ・伏線を張る

等々気をつけた方が良いと思ったので、イラストを描く際に意識したいです。RではなくSR感のある絵を描く!

 

◆なんやかんやでWTが楽しみ

新規Pなので、声帯実装やCD発売、アニメ化等が決まった際のPの喜びは伝聞形としてしかわかりません。Pになってから現在進行形で進む企画が初めてなので、「次の国は…」「ユニットのメンバーは…」と予想を立てたり外れたりするのがとても楽しいです。まぁ、もうWTは走りたくないんですけどね。(毎回言うと思います)

冬美くんと都築さんにはオーストリアへ行ってほしいな!と言霊を放っておきます。

 

 

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まとめ

 

こんな感じで、ジャニオタや女子ドルオタの傍らでプロデューサー(ボス)業を営み声優さんのあれこれも追っかけてみている(こちらは年末にまとめる予定)2018年ですが、最終的には二宮和也さん(嵐)って何者なんだろう?と思う夏でした。

今いる場所とは異なる新鮮味を求めて対象を広げますが、アルテPを始めて一ヵ月の時点で、これは既視感があるなと気づきました。詳細は省きますが、関西ジャニーズJr.の西畑大吾くんも、Altessimoの神楽麗くんを演じる永野由祐くんも、強火二宮担(崇拝型)でして、敬虔な二宮担ってどうしてこう…と頭を抱えつつ、土岐さんのお言葉をお借りして「拗らせちゃった」人々を生み出す魅力の持ち主・二宮和也とは…!?と興味を持たざるを得ませんでした。恐ろしいです。永野くんのカラオケ履歴ツイートを貼っておきますので、興味を持たれた方は調べるきっかけにどうぞ。

 

さて、何故1年でなく9ヵ月のまとめなのだろうかと思った方もいらっしゃるかもしれませんが、それは10月から「アイドルマスター SideM理由(ワケ)あってMini!」*15として5分アニメが放送されているからです!*16私の担当はピンク髪のでこ出しスタイルでおひさまのようなはなまる笑顔がまぶしい兜大吾くん(F-LAGS)なのですが、大吾くん含めて全部で46人いますので!誰かしら推しが見つかるはず!ふにふに可愛いのを見て癒されてくださいね!というところで締めます。

*1:これまでやったことのあるゲームが、モンスターや島を育てたりAKBの音ゲーだったりで、私にとってはモバエムは馴染みのないタイプのゲームでした。夏に「オンエア!」を触ってから何となくわかるようになったという。

*2:「二日とも申し込んだら、大吾くんのソロが確実に見られるじゃん!」とかなんとか言ってた。

*3:後でこの時の自分を感謝することになります。

*4:46人のアイドルが3つの属性(フィジカル、インテリ、メンタル)に分類されます。

*5:ワールドトレジャー、略してワートレ。世界の国をモチーフにした楽曲を、越境ユニットが歌います。今のところ、偶数月初週にエムステでイベントが行われています。

*6:見た目で推し始めたことからもわかるように、推しの中でも冬美くんの見た目が一番ツボです。

*7:弊社に全然来てくれないメンバー→北斗さん、直央くん、翼さん、恭二、まいたる、想楽くん、都築さん。

*8:「喫茶トキノワ」第100回ゲストに永野くん出演、「315プロNight!」のパーソナリティ(3ヶ月交代)にAltessimo就任、永野くんがTwitter開始、永野くん&小松さんのYouTube動画「男子力向上委員会」が週2配信開始。

*9:大吾くん・みのりさん>>翔太くん・タケルという引き具合のアカウントです。

*10:クリスさん、大吾くん、麗くん。

*11:Jupiter新実装曲「Alice or Gillty」の翔太くんポジションに置いたキャラクターも、バク宙を披露するか否か!?

*12:4月の関ジャニ∞渋谷さんの脱退会見にて、出席できなかった安田さんの青色をサングラスに乗せて出席した丸山さん。

*13:モバマスとオンエア!とデレマスをプレイする上で、私が停滞しがちなのはその点でした。

*14:2.5次元舞台に行く際は原作未読の方が性格上向いていると思うので、「こんなキャラクターかな?こんな話かな?」とあらすじやパンフレットのインタビューを読んで、想像を膨らませて観ています。

*15:TVアニメ「アイドルマスター SideM 理由あってMini!」公式HP

*16:僕キセを観終えたらスッとチャンネルを変えるだけで済む時間帯の放送です。

「明日を駆ける少年たち」雑感

情報局会員動画#36を是非見てください!の一文で済むようになった喜びはありますが、途中だった文章に手を入れる気が出てきたので、何とか仕上げて世に放ちます。

カタカナ名は役柄、漢字名はメンバー本人に関することを書いています。台詞はほぼニュアンスです。

 

 

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本編について

 「少年たち」と「Another」を足したストーリーという点は去年と同じですが、色々と制約のある中でもできるだけ何とか辻褄を合わせたい!という気概を感じました。スピードラーニングかのような駆け足ぶりも少しは改善されたのではと思います。(単に私が慣れただけかもしれませんが。)

もちろん全ての疑問がなくなった訳ではありませんが、その姿勢だけでも「こっちが疑問に思っていることが向こうもわかってくれてる!」と嬉しくなりました。

 

◆良かった部分◆

 

・和風オープニング

変面、殺陣、下駄ップという和テイストたっぷりなメドレーが、まさにジャニーズの醍醐味。舞台も見たいけどショーが見たい気持ちもたくさんなので、嬉しいです。

 

・東西共通セット

あっ、このセットは昨秋見た覚えのあるやつ…!去年まではペラッペラだったシャワーシーンのセットまでも、ちゃんとしたモザイクガラスで引き継いでいる…!良いものは受け継いでいけば良いと思います。檻のついた窓から恭平くんが顔を覗かせて歌っていました。

 

・「嗚呼思春期」

今まではバンド組が赤チーム所属ゆえにジャケットに着替えた上で演奏する青チーム曲でしたが、今年はバンド組(正門くん・小島くん)が青チームだったので、焦燥感をそのまま音にぶつける理にかなった状態での披露でした。大橋くんのドラム姿は、14年春松竹*1以来なのでビックリしました。看守を演じる陸くんにしろファッション的な意味で青チームの誰かが担うにしろ、ベースの不在を避けられたのでは…と思いましたが。

 

・ニシハタとケントの関係

ここが一番、少しでも辻褄を合わせたい、理由付けをしたい気概を感じました。

最終的に、撃たれそうになったニシハタをかばいケントが息絶えますが、そもそも二人は別チーム所属です。新入りのケントと二人きりで話したニシハタが「おもしろいやっちゃな」と思う→「おまえみたいな奴がここを変えるんかもしれへんな。」とニシハタがケントを認める→荒天の船から落ちそうになるケントの代わりにニシハタが流される…という積み重ねがあった上での、最期でした。ニシハタの激しい慟哭は、それだけニシハタにとってケントがキラキラとした希望のようになっていたのかと思いました。

 

・トアの泣き虫設定

庇護欲をそそり、オオニシの兄らしさを表す設定ですが、第一幕の脱獄時には号泣し無意識のうちに看守を倒しつくす【トア最強説】が誕生する程なので、意味のある設定だと思います。第二幕でのランブルではもうトアはいないので、その代わりにサノの戦闘力が上がったのかなと思いました。

 

・船で脱出→難破→第一部【完】

船のへりが光っていてやたらと派手だなと思っていたら、荒天で破壊。へりとなっていたのはあけおめで初披露された、あの大きな不等号(<)じゃないか!と大興奮しました。こういう使い道もあるのですね!!
かの「Endless SHOCK」でコウイチが階段落ちして第一部【完】、「続きはどうなるの…?」と幕間にざわめくような展開、とまで言うと褒めすぎかもしれませんが、看守長の不穏な煽りとともに幕が下りて、続きが楽しみでした。唐突にトアが雪を見たがるので、「これはAnother弟の死亡フラグ…!」とAnother履修済みの者にはその後の展開に察しがついてしまいましたが。

 

・ニシハタの父カズアキ

ニシハタが父のエピソードを話した時に、「またか…またニシハタはあのクズ親父(人として好きになれなくて、16年夏に一考しました。*2)にとらわれたままなのか…」と思ったのですが、今回の親父は前ほどクズではない!と拍手をしたくなりました。ニシハタの願いであった、家を飛び出した真意を知ることはできませんでしたが、ムロから写真入りのペンダント*3を託されたことで息子を愛していた気持ちが伝わって良かったです。

 

・トアの死に絶望するオオニシへ追い打ちをかける看守長

「駄目な兄ちゃんでごめんな…」と闇ルートに突入しそうなオオニシに、さらに追い打ちをかける言動をする看守長がとても非道で良かったです。

 

かめはめ波の成長

なぜかサノが事あるごとにかめはめ波を打とうとするのですが、(序盤時期の自己紹介)「尊敬しているのは武天老師」→かめはめ屁→薪に火をつける→看守たちをふっとばす(爆発音つき)という流れで成長を見せます。「夢は努力すれば必ず叶う!」と言う力強さもさることながら、魚も浮いてくる佐野くんの美声を、スタッフさんは攻撃力として捉えているのでしょうか。確かにそれなら強いです!

 

・殺陣の布石

看守長・ニシハタ・ムロの三つ巴となる最終対決の布石がオープニングの殺陣にあるとは…!ここに最初に気付いた人はすごい!

 

 

◇気になった部分◇

 

・ムロ(と看守長は呼んでいた)のキャラクター設定。

島の長であったムロ、ニシハタの父カズアキ、島の民の関係性がわかりづらかったです。服装ってキャラクターを表す大事なパーツなんだなとムロを見て思いました。

 

・看守達の攻撃力が上がってる?

囚人側の暴力を受ける演技力がすごいのか、看守の暴力の威力が上がったように見え、今年の「脱獄しよう!」は、肉体的・生命的な意味でより切実な思いが込められていたのではないでしょうか。

 

・看守長がオオニシに伝えた「母親が危篤だ」というのは、本当なのか嘘なのか。

他年度では不安を煽るために看守に嘘を言わせるという描写があったので、それに準拠するのかもしれませんが、結局どっちともつかないまま終わってしまったなと思いました。

 

・赤チームと青チームの対立感が薄まった

「Rival」を歌うのがミチエダ(赤)とキョウヘイ(青)になり、例年は担当する各チームのトップ・大西畑が歌わないので、チームでの対立感が薄まったように思います。そもそも赤チーム5人と青チーム6人で人数の差がある(「闇を突き抜けて」でも1vs2になっている場面があります)上に、10代と20代の体格差もあり、最終的に亡くなるのは赤チームから二人なこともあって、不平等にも思えます。「ただのトレーニングですから!」「喧嘩でもせなやってられへん」が本音かもしれない、ファッション喧嘩の様相でした。

 

・最後はケントの比重が大きい

ニシハタとオオニシはトアのことも触れるのですが、ミチエダもキョウヘイは続いて「ケント!じゃあな!」と言い、トアのことはどうした!?となるので、せめて半々に分けるかどちらにも触れてほしいと思いました。「トアは自死だったから…」という理由なら辛い。

 

 

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ショータイムについて

夏の松竹座は舞台がメインなので、あくまでショータイムはおまけのようになりますが、時間はそう変わらなかったでしょうが、昨年以上に満足できた濃密な時間でした。やはり、新曲3曲の色の違いに満足度が上がったと思います。

 

①「Midnight Devil」
ジャニオタが好きそうな”夜””闇”といった要素をこれでもか!とぶち込んできた曲。正門くんが「どエロイ曲をやりたい」とラジオで言ってましたが、これも十分どエロイと思います…!
JUMP担の友達同士が仮面について語り出すのを見て、育ってきた環境によって着目ポイントが異なっておもしろかったです。仮面といったら「∞UPPERS」のガムの面か、「前向きスクリーム」のひょっとこのおめんくらいしかスッと出てこないぞと思ったeighterでした。

 

②「SUPER ROCKET」
私はキラキラ王道アイドル曲が好きなので、3曲の中で一番好きです。真似したくなる振りも可愛いですし、若さが眩しいです。「大西さんたちがキラキラしたお星さまを振りまいていた記憶しかない…!」と序盤は友達に言っていました。

 

③「LET ME GO!」
るたこじが、歌や踊りで一緒に遊んでいるような楽しさも見える曲です。私の音楽分類ボックスでは、∞さんの「ノスタルジア」と同じ所に収めます。

 

 

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人ごとの感想

西畑くん≫

昨年程の焦燥感ややさぐれ感はない役どころでした。行方不明になった父親を探す、という至ってシンプルな動機で動いています。
今年も*4慟哭がすごいのですが、瞬間的にパッと熱を上げないといけない演技が多くて、気力・体力の消耗が激しそうだなと思いました。3階席まで届くようにしないといけないという部分があるのかもしれませんが、激しさだけでなく静けさをもって泣かせられる機会があったら嬉しいです。
ケントとの仲が深まる様については、ケント側からも考察するとおもしろそうです。「星を探そう」はキーが下がって西畑くんが歌いやすくなっているとのことです。

 

小島くん≫

今夏一番の見せ場とも言える、ケントと二人っきりでの「おやすみ講座」*5。劇中にめちゃくちゃ笑った覚えはあるのに、終演後「えっと今日はどんな話やったか…」と思い出すのがなかなか難しい不思議な時間でした。
「台本で初めて二行以上の台詞がある箇所!」「脚本どないなっとんねん!」等とメタ的な発言もあって、私はとても好きです。その一環で「傷の治りが早くなっている*6」という設定も出てきました。
罪を償って社会貢献する気に満ち溢れながら囚人生活を送るコジマ…お前は何でここに来たんや!?とより疑問に思いました。マトモじゃないから来たのかな…。

「Hi!Ho!」での火起こし部分でもちょいちょいアドリブ(棒以外のもので火をおこそうとする)を挟み、ちびっ子との絡みもあって楽しそうでした。

 

康二くん≫

龍太くんの看守長は白目がち(黒目が小さくなる)で描きたくなりますが、康二くんの看守長はハイライトを消した真っ黒な目で描きたくなります。動画を見てようやく、「fame」ではあんな表情をしていたのか…!と気づきました。花道を通る際にカラカラ…と棒を引きずる音がして、とても怖かったです。

一つ注文をするなら、もっとニシハタに固執していじめぬいてほしかったです。ベッドの下からハサミが見つかる→個人懲罰房の流れを期待していたので…!最後に「愛なんてくだらない」と言いながら去るので、ケントがニシハタをかばった場面に愛を感じたのかなと思いました。

 

 川北くん≫

夏の川北くんの記憶が、大きな扇をくるくる回したり松明を持って踊ったりの険しげ(クール)な表情ばかりでした。どうせなら、笑顔の川北くんを最新情報としていっぱい保っていたかったです。

 

 

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まとめ

 今年の私は青チームの民になったのか…という感慨が大きかったです。兄組と弟組では弟組を好きになりがちなので、まさかそちら側から見るとは思っていませんでした。

"意外な配役"と聞いた時からどのようになるのか色々と考えていましたが、幕が上がって実際の配役を見た時に感じたのは、若い子の底力を上げたいという意向でした。もちろん西畑くんはその”若い子”側ではなく、教える”大人”側にだいぶ前からなっていた訳ですが、時の流れをひしひしと感じます。

 

看守や看守長が実在するのは当たり前の世界ではない、というのは東の方を見て思います。
「大昇くんは赤いつなぎで…」と聞いた時にすぐピンとこなかったのですが、東の「少年たち」はオレンジvs緑なので”赤”は異質なんですよね。

15年夏以降、色々なバージョンの「少年たち」を観てきましたが、どの季節も過ぎ去ってから良い思い出になるとともに、その時しかない刹那性を感じて切なくなります。

 

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レポツイ

*1:朝田くんがドラムを担当する中で、数回だけ大橋くんが披露する回がありました。法則性が読めないガシャに、該当担は恐怖したのでは。

*2:ANOTHER~ダイゴと長老について~ - 柑橘類の陽

*3:このペンダントがあったことで、ムロはニシハタの顔がわかったし、とても協力的になれたのだと思います。

*4:去年の夏は、11月公開の映画「ラストレシピ」を観て、なるほどここから夏松竹の慟哭…と納得しました。

*5:「おやすみ」と青チームに声を掛けたケントに対し、おやすみの語源から何やら話が膨らみ、よくわからない時間が送られる小島くんの独壇場タイム。

*6:16日昼公演。回復力を高める薬を考案して、囚人たちのご飯に混ぜて人体実験してるのかな。そうすると看守長はラストで筋力増加剤などを飲んでムキムキのバキバキになって囚人たちに素手で向かってくるだろうな、と妄想が広がりました。

明日はまた違うことを言っているかもしれませんが。

渋谷さんの脱退発表があってから大阪公演までの約4ヵ月と、コンサートの感想です。時系列順に読みたい方はこのまま、コンサート部分だけ読みたい方は目次機能をご利用ください。

4月に書いた記事はコチラです↓
なくなったと思っていた世界線の話 - 柑橘類の陽

 

 

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発表があってから大阪公演まで

色んな方のブログやTwitterを読んで、自分の反応との違いを考えていました。

 

まず、「大切なお知らせ」メールが来てから内容を知るまでの間、地獄の時間として過ごしていた方が多かったようです。メールを受け取った私は気持ちが凪いで、時が来るのを待っていました。ただの憶測や噂が飛び交う中、白黒ハッキリするタイムリミットを公式から提示されたことで、後は確認してから判断しようと気持ちを切り替えられ、スッと落ち着いたのだと思います。どっちつかずの時間が長い方がしんどいです。*1

 

会見の映像は、当日に「アッコにおまかせ!」で流れたものをリアルタイムで見たきりで、他番組で流れたものは意図をもった脚色をされているとのことで、今後も見ることはないと思います。それでも、文章だけでなく映像があったのはありがたかったです。私の訊きたいことはメンバーが既に訊いてくださっていましたし、メンバーが訊いてすら揺るぎない覚悟をもっているのなら、もうそれは誰にも止められないのだとすぐに思えました。

 

周囲のeighterさんが∞の曲を聴けなくなる中、今年になってアニソンを聴く比率が90%くらいになっていた私は、逆に∞さんの曲を聴くことが多くなりました。旅立つ人の背中を押す「今」を一番聴きたくなっていたのは、自分を納得させるためだろうと思います。祈りは捧げるものなんだよな~とそこの歌詞に一番引っかかっていました。

 

安田さんの体調に関しては、お体を大事にして無理はしないでいただきたいですが、無理をしたい気持ちもわかるので、本当に危ない時は全力で止めてくださいね!と周りの方々を信じるしかないと思っていました。そういった意味でも、大倉さんの言動はどうしようもない不安を解消してくださり、とてもありがたかったです。

 

7月14日までの7人の∞さんに対して私が望んでいたことは、音楽番組が難しいとしても、会員向け動画でも何でも媒体は問わないので、7人のパフォーマンスをもう一度見たいということでした。女子ドルの卒業セレモニー文化に馴染んでいるからかもしれませんが、「最後の曲」があること、その選曲の意味を教えてくれること*2で、ファンにとって一つの区切りになります。

現実は、各テレビ局の音楽特番やレギュラー番組でのパフォーマンスラッシュでした。eighterさんだけでなく、これまでに少しでも∞を気に掛けてくださっている方が最後に7人の姿を目に焼き付ける機会があって、本当に良かったと思います。

(アルバムの宣伝があると思っていたので)「『無責任ヒーロー』と『大阪ロマネスク』を歌うとしても、あと一曲は聴きたいな。“俺達が結成して初めてもらった曲です”での『do you agree?』は泣くし、"デビュー曲です"で『浪花いろは節』にしても、エンヤコラセーのドッコイセ!で泣いてしまうよな~」なんて考えていました。どの曲が来ても泣いてしまうし、以後も特別な意味を持って聞いてしまうのは仕方ありません。

実際の7人最後の曲は、「関ジャム」で披露された「LIFE~目の前の向こうへ~」でした。私がどれだけ言葉を尽くして説明するよりも、実際の映像を見ていただいた方がより伝わります。各音楽番組で披露した曲たちはどれも旅立つ渋谷さんの背中をあたたかく押すようで、曲の説得力が増していました。あんなにも状況にピッタリで気持ちが伝わってくる曲を∞さんが持っているということを、改めて知りました。

 

渋谷さんの卒業セレモニーともいえる、各局の熱いはなむけを見たはずなのですが、不思議なことに、安田さんがお休みしているレギュラー番組を見ても、「6-1」の5人なのか「7-2」の5人なのかが頭の中で判断つかず、すっかり私の時は止まってしまいました。もちろん新曲の宣材写真は6人で、見る度に「∞が6人?」と首を傾げていたので、脳みその受け入れてなさっぷりがすごい!と他人事のように思っていました。
札幌公演や名古屋公演を経て、6人の関ジャニ∞を見た方々の話を耳にしても、全く現実感が伴いませんでした。

 

大阪公演を観ると私も受け入られるようになるのだろうかと思う中、私が当選したのは8月23日だけでしたので、台風の予報を聞いて泣きたくなりました。開催されたら帰る手段がないとわかっていても向かうので(急な宿泊に対応可能な経験値とお金はあります。)、中止なら中止で早いうちに諦めさせてほしいと思っていました。

あるはずの公演がなくなったり、地震や大雨でチケットを紙切れにするかもしれない事態が今年は何回もあったので、もし中止になっても諦めやすい、受け止めやすい状態ではありました。
中止の判断を聞いて納得したものの、とはいえ6人の∞を見るのが次のツアーまでお預けになるなんて、他の人と世界線が違うままで翌年に持ち越し…?と気持ちの上では納得しきっていませんでした。

 

しかし、あまりに落ち込む私を見兼ねて友達が別日の大阪公演に声を掛けてくれたので、2018年中に6人の∞を見ることができました。本当にありがたいことです。

 

 

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「GRE8EST」を観て

 

コンサートに入って一番に思ったのが、「可哀想」なんかじゃない!ということでした。残される側でも置いて行かれる側でもなく、6人は全然可哀想でない。もし誰かに「渋谷くん辞めるんやろ?大丈夫?」と訊かれても、「そうなんです。もちろん寂しいですけれど、6人で『関ジャニ∞』をより良いものにしようと頑張っている最中なんです。未来の音楽番組でまた渋谷さんと共演できたら、すごく幸せだと思います!」とサラリと返せるなと思いました。

 

札幌と名古屋に参加していないため、「大阪公演からは踊ります!」の度合いがどれくらいなのか私にはわかりませんが、「やすくん大丈夫かな?><;」等の目で見るのは安田さんの本意ではないと思いますので*3、以降、そこに関しての意見を外に出すことはあまりないと思います。

「わたし鏡」の弾き語りはめちゃめちゃカッコ良かったです!

 

ユニット曲以降がとても情緒不安定なセトリで、まるでオタクの心情を表しているかのようだと思うくらいでした(笑)。*4
予想に反して涙が目からこぼれなかったので、このまま泣かずに終われるかも?と思いましたが、「大阪ロマネスク」はダメでした。「本編最後の『大阪ロマネスク』」というだけで泣けてしまう。
今回は全体の空気を見に行った感じだったので、11月の振替公演ではもう少し細かいところまで目に焼きつけたいです。

 

「振替公演を検討中です」という文字を目にしても、その気持ちだけで十分嬉しいよ~ありがと~と思っていたくらいなので、まさか3日後という短期間で振替公演が発表されるだなんて、思ってはいませんでした。たった一公演のために、再びステージを組んだり各所のスタッフ人員を確保したり、それがどれだけお金がかかり大変なことなのか、想像がつきます。

 

多少電波な話ですが、松竹座で関西ジャニーズJr.の舞台を観てから∞コンに参加し、翌日には内パラに参加という怒涛の流れで、今がいつなのかどういう世界線にいるのかわからなくなっていました。内くんが歌うV.WEST楽曲は∞がデビューする前からの曲ですし、今でも聴けるのも内くんがソロ活動をしているからこそだと思いますし。「もしもこの時○○だったら」という出来事*5がたくさんあり、その選択によって未来は少しづつ変わっていくのだと思いますが、チャプターが多すぎて抱えきれなくなりました。
担当や推しは上書き保存でなく別名保存タイプなので、その切り替えが上手くできなくなってしまったのかもしれません。

 

コンサートを経て、6人で歌う新曲を「∞だ」と認識できるようになりましたし、バラエティー番組を見ても「全員は何人なのか」をいちいち考えなくなりました。少し前を向いたような、それとも相変わらずのような状態です。7人の∞を受け入れた自覚は7年後だったので、今回の猶予も同じにしています。

イエローパンジーストリート」を無性に聴きたくなっている心情の変化については、もっと先の私が考えてくれるだろうから今はいいかとのんびり構えています。

*1:SKEの市野成美ちゃんが今年の2月15日に「3月末の卒業」を発表したものの、最終公演の日時がなかなか決定せず、「早く最終公演の日時を発表してくれないと、参加できるかわからないし、”卒業まであと〇日”のカウントダウンができない…。」とジリジリしていました。そう思うことがなるちゃんの卒業を望んでいるようで、そうじゃない、そうじゃないんだけど、早く知りたい…と約一ヵ月間はめそめそしていました。

*2:「いつか二人でやってみたいねって話してた」「オーディションの時の課題曲だった」「昔つらかった時に、同期とこの曲を口ずさんで励まし合った」「いつも劇場公演を頑張っているメンバーでやりたかった」

*3:私がもし私が舞台上に立つ人だったら、観に来てくださった方に心配事を忘れさせるパフォーマンスができない自分に嫌気がさすと思います。

*4:「ひびき」「涙の答え」(しっとりバラード)→「キング オブ 男!」(オラオラ系)→「罪と夏」(パリピ系)→「CloveR」(可愛い)→「前向きスクリーム!」(盛り上げ曲)→「大阪ロマネスク」(王道バラード)。

*5:村上さんの舞台「If or...Ⅱ」にちなんで、"If or… ポイント"と名付けています。

関ジュ6月舞台雑感

6月に東名阪各地で上演されていた、関西Jr.出演舞台の雑感です。

 

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「マリウス」

まず、1930年代のマルセーユでは婚前交渉が恥ずべきものとされていたのかというところからでしたが*1、当時のマルセーユでどんな人たちが暮らしていたのか、空気を掴みやすかったです。初見は話の流れを把握するため全体的に見るよう心掛けていたら、プティの場面を何個か見逃していました。

 

西畑くん演じるプティに関しては可愛いという記憶しか残らなくて、ハテ?記憶喪失?という状態に。前年に同じプティを演じた七五三掛くん担当の友達から「出番数は少ないけど、とにかく可愛い!歌も可愛い!!」という熱い声を聞いて想像していた以上に一挙手一投足が可愛かったです。*2お顔と表情も可愛い。長尾くんがかんじゅ日誌で言っていたように、普段の松竹座で西畑くんが演じる機会のない、超!可愛い役どころでした。かわいい。

主に上手~中央で繰り広げられるマリウスとファニーの切ないすれ違いと対比するかのように、下手側でゆっくりと想いを着実に結んでいくプティとニャでした。決してハッピーエンドではない物語の中で、一服の癒しとなっていました。桟橋で楽しげに過ごす二人の手前には、再びマルセーユに戻ってきたマリウスの姿があり、色んな感情や立場の人が集まる場所が町であると思いました。
本読みの時に「西畑くんはお芝居がすごくうまい。勘もいい。」「それは必要としていない。一番若い君にはうまさは求めていないから、それを1回取っ払ってやってみよう。」*3というお言葉を山田監督から頂いたそうですが、逆にその「うまい」プティと私の観たプテイとの違いはどんなものなのか、気になります。

 

様々な登場人物の中で、私が一番に気持ちが寄ったのがパニス(林家正蔵さん)でした。自分の子供でもおかしくない年齢の若い子に恋をしても、結局は同世代の若い男とくっつくものですよ!と口を挟みたくはなりましたが。あと10年くらい生きられるかというところで、子供という大切な存在ができ(子供と血がつながっているかどうかはあまり重要でないと思います)、文字通り生きる希望ができたのだと思います。ファニーの心は自分に向いていないと知りつつ傍にいるのは辛いですが…。どれだけ大金を持っていても人の気持ちは買えないことを、ずっと思い知らされ続ける訳ですから。*4「ファニーは俺のものになったぞ!」と喜べる程に性格が悪くないことが、マリウスが再びマルセーユを去る際のパニスの打ちひしがれた表情からわかり、辛いです。特に最後のシーンでプティとニャの仲睦まじい様子を双眼鏡に収めていると、絶望したパニスがカットインしてくるので、幸福と不幸の落差を余計に感じられました。

 

セザーヌが公で「自分の孫」として赤ん坊を抱く機会は永遠になくなった訳ですが、それでも自分と同じように「父親」として我が子を想うパニスの気持ちを慮って、我が息子のマリウスに厳しい言葉をかける姿こそが「父親」ゆえの愛情でした。

 

でも、あの時にマリウスがマルセーユでの暮らしを選んでいたら、ずっと外の世界への憧れを抱いたまま暮らす姿をファニーは近くで見ることになり、それはそれで辛かったでしょうね。もしもの世界で考えると、劇中でも少し話していた「マリウスは海へと出ていき、ファニーはマルセーユで待つ」という形が一番二人が幸せに過ごせたのではないかと思います。あのタイミングでファニーが妊娠さえしなければ…それとも、この形でも当時のマルセーユでは歓迎されなかったのでしょうか。

 

全体的に、子供よりも大人側に気持ちが寄るようになったあたりで、私もすっかり大人になったのだなと思いました。

 

最後に。翼くんの演じるマリウスはワルな大人の魅力たっぷりで、照史くんの演じるマリウスは愛嬌があって憎めない感じになっていたと聞いています。翼くんのマリウスが観られなくて本当に残念でしたが、照史くんバージョンのマリウスが誕生したことは嬉しかったです。たとえゆっくりでも、翼くんのお身体が快方へ向かいますよう、祈っています。

 

 

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「滝沢歌舞伎」

滝沢座長の演目では、「滝沢演舞場」*5に参加して以来になりました。

そんな未知の現場なので、初日に回ってくるレポの文章の意味が全くわかりませんでした(笑)。これは以前に「JOHNNYS' World」の時に感じたものと似ていて、ほぼほぼあらすじがないけれども、怒涛のショーが続いていく…という流れ自体も合わせて、すごく『ジャニーズらしい』演目だと思いました。

 

一回きりの参加なので、全体を見るように心掛けていました。幸い阿部くんも正門くんも上階から私がパッと見つけやすいシルエットなので、わかりやすくてありがたかったです。

阿部くんは御園座開場を祝しての舞をずっとニコニコの笑顔で踊り、祝意が伝わってきてとても良かったです。

正門くんは、赤いライトを浴びてのギターをソロで弾く姿で確実にファンを増やしたと思います。カッコ良かった…!正門くん以外の関西Jr.メンバーにも、それぞれ見所となる場所を作ってくださって感謝です。

 

滝沢歌舞伎でこれまでにも知っていた情報の実態がわかったのも良かったです。

 

①「春のおどりはよーいやさー」

このフレーズは知っているもののどう使うかわからず、お客さんが「よーいやさー!」とレスポンスするのかな?「よーいやさー!」「よーいやさー!」と重なり合っていくのかな?等々と期待が膨らみすぎており、逆にさり気なく言われて気づかなかったらどうしよう…?と心配もしておりました。

実際は「春の踊りは よ~いや\\\\\さー!!!(舞台上全員) /////」で、そこで切るんですね!?と驚きました。

 

セグウェイ

ハンドルがある形式だと思っていました。もしかしたら雑誌で見かけてもセグウェイの認識をしていなかったのかもしれません。セグウェイの時点で現代的ですが(ここに引っかかるのは、「歌舞伎なのに」という思い込みがあるからですね。)、電飾が点くとより近未来的ですね。

 

③鼠小僧

いつ来るのだろう…?とドキドキしていましたが、ラストの水ビシャーッ大放出を考えれば(知っていれば)、本編最後しかなかったですね…!登場人物の簡単な紹介のみで物語が終わってしまったようで、少々尺に物足りなさを感じましたが、これもまた関西のコント・新喜劇の長さに慣れきった身だからかと思い当たりました。「東西SHOW合戦」の時も同じことを言っていました(笑)。毎日のレポでよく見掛けたのがこのパートなので、日替わり要素が多く含まれる部分なのでしょうね。

大量の小判が客席に振ってくる様は圧巻でした。水の大放出と合わせ、最後の最後まで豪華絢爛ですごかったです!バレリーナの方が水しぶきを上げて舞う度に、前列のお客さんがサッと防水シートを掲げる様子も、上から見ていておもしろかったです。

 

一枚絵として一番頭に残っているのは、五条大橋の上で弁慶(照くん)の大薙刀の上に降り立つ牛若丸(滝沢さん)でした。止まっている姿が綺麗でした。

観劇後は、「何かスゴイものを見たな~」という漠然とした感情が残りました。流石、「ジャニオタならば嗜んでおくべき舞台」に挙げられる演目!*6

何度も観る機会があると、推しの変化や「この曲ではここを見たい!」と自分なりの見方が出てくるものですが、今回は未知の世界に足を踏み入れられる機会があっただけでも、大満足でした。

 

 

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魔女の宅急便

関西の宝として大事に大事に育てられてきた、あの大西流星さんが外部舞台に一人で出演!という時点で、近所のおばさん目線で応援してきた者としては涙が出そうでした。いつの間にか大きくなって…!

西畑くんのプティとは逆に、松竹座ではマスコットキャラや平和を願う純粋な役を担うことの多い大西さんが、年頃の普通の男の子を演じることが新鮮です。同世代の女の子と並ぶ大西さんは、すごく「男の子」でした。観終えた後に、「なんてラブロマンス…!」と胸が高まりました。

 

トンボは「空を飛びたい!」というまっすぐな思いから、飛行機制作に励んだり空を飛べるキキに声を掛けたりする積極的な子で、ダンスパーティーでの振る舞いを見ると、コミュ力の高いリア充属性でもあるなと思いました。

 

「空しか飛べない」とキキは嘆くけれども、「だれだって小さくっても、魔法を1つもっているのよ」と人が持つ可能性に気付かせる言葉をかけたキキは、魔法使いでした。人を励ます魔法をキキは知っていました。

 

キキのいた村では魔女(キキ)の存在は日常でしたが、トンボのいる街では非日常でした。日常に異物が入った時の嫌悪感や恐怖を抱く街の人々の反応は、致し方ないのかもしれません。わからないことは、怖れにつながります。そして真っ先にキキを受け入れたおソノさんから、映画「羊の木」でのクリーニング屋のやり取り*7を思い出しました。おソノさんは、自分の感じ取ったままを信じるし、旦那さんはそれを受け止める方なのですね。

物語のクライマックスである、キキが頑張りすぎて疲弊した結果ホウキで飛べなくなる場面は、辛くて泣きました。「マリウス」の時には自分が大人になったから見える世界が広がったと思いましたが、今回は大人になったからこそ受け取り方がよりしんどくなってしまいました。おソノさんみたいに「心が疲れているときには無理してはダメ。」と労わってくれる人が、近くにいてほしい…!解決方法が、キキの代わりに無謀なチャレンジをするトンボを助けるためという、気合いで乗り越える方法だったので、実生活に活かせるかどうかは保留にしておきます(笑)。守れるものがあると強くなると言いますし、やはり最後は気の持ちようなのかもしれませんが。パッと見た画では、キキがヒーローでトンボがヒロインのように思えましたが、キキの中にある力を最大限に引き出したトンボの存在が、キキに対する魔法になっているかもしれないと思いました。

 

昔に映画を見た時には気づいていませんでしたが、キキは修行のために街へ訪れたのであって、いつかは離れてしまう身だったのですね。またトンボやおソノさん達に会いに行ってほしいです。

*1:キリスト教の影響もあるとおっしゃる方がいて、今の日本と大分異なる価値観での生活だったようです。

*2:昨年版とはプティの出番が少し変わっていたようで、「二人の出会いが…」「そんなシーンあったっけ…?」と友達とは話がかみ合わなかったです(笑)。

*3:「日刊スポーツ」2018年6月9日

*4:「花のち晴れ」の天馬くんも、最後はそのような状態になってしまいましたが…。

*5:横山さん、大倉さんが出演していた2006年春に観に行きました。演出変更後の中盤以降に参加したので、二人が「太陽の子供」でフライングすると聞いていたのに「大阪ロマネスク」歌唱に変更されていたな~とか、光くんがコンッとキツネポーズをしていたな~くらいの記憶しか、今は残っておらず残念です。

*6:「Endless SHOCK」、「JOHNNYS' World」シリーズ、「PLAY ZONE」シリーズと並んで挙がっている印象です。

*7:最近雇った男性に刑務所帰りの噂が立ち憤っていたものの、それが事実だと知り遠ざけようとするが、接していた中で自分が感じたことを大切にしたいと思い直し、今までと同じように過ごすことを決めたくだり。