柑橘類の陽

イラストだけでなく、言葉でも伝えられるようになりたいです。

また一つ、春を迎えて

夏のお知らせがまだな内はセーフ!とのんびりと書いていたらアウトになってしまいました、春松竹の感想です。ちなみに今回は花道の奥は全く見えない席での参加だったので、そのあたりで起こった出来事は全く把握しておりません。

 

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西畑くんについて
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西畑くんの出ている曲でもしも一メドレー見られるとしたら「和メドレー」、一曲だけ見られるなら「ツキノミチ」を選びます。

私が関西Jr.を熱心に見るようになった2013年頃からは、和演出の曲がほとんど…というより全くなくなったように思います。そんな訳で熱望していた和メドレー、関西Jr.の全員野球感が溢れて見どころ満載、目が足りない!Jr.コンの良いところに、諸先輩方の最高曲を繋いで最強セトリを組めることがありますが、嵐さんの「心の空」や噂には聞いていたJUMPさんの人気曲「百花繚乱」など、良曲だと改めて知る布陣でワクワクしました。布!扇!和傘!扇子!ビラビラと落とすキラキラの長い紙*1!扇子を指でくるくる回し、口にくわえて踊る。みんな大好き和メドレー!ジャニーさん演出舞台で今熱い「玉」もあれば完璧でしたねとのたまう友人もいましたが、また見たいものです。

「ツキノミチ」は、メンバー的にスーパー私得タイムだったのですが、歌っている西畑くんも見たいし演奏している小島くんも見たいしバレエを踊る山本くんも見たいしで目が全然足りず頭を抱えました。全体を映す定点カメラを含めて目が4組は必要です。西畑くんは舞台中央、小島くんは下手、山本くんはくるくると動くので、三人ともに双眼鏡に収まるタイミングがなく。描くとしたらこういう感じかなという構図は浮かんだのですが、現実そのままを切り取ることはできず、自分の中でベストな鑑賞角度を見つけられなかったことが残念です。*2

もう一つのソロ(メイン?)曲、ニセ嵐*3による「愛を叫べ」では、西畑くんの持つアイドル力がいかんなく発揮されています。最近はカッコイイ場面が多くなってきましたが、西畑くんはやはりキラキラのアイドルが強みです。毎回可愛いちびっ子Jr.ちゃんたちの可愛い可愛い愛の叫びには、もはや私たちファンをというよりも舞台上の人達を癒してくださいという気分です。ちびっ子Jr.ちゃん達の白い衣装がただの妖精でひたすら可愛いです。リーダーとフクジュンのライバルっぷりも笑いました。

そんな中、私がこの春松竹で一番切り取りたかった場面は下記の部分です。
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「桜、咲くcolor」の初めに西畑くんは一階上手通路前方に置かれた台に乗って歌うので、前の曲の内にスタンバイをします。その際に気付いた付近のお客さんが声を出さないように機先を制する仕草がキラキラアイドル100%!どこかの漫画で見かけたことがあるような場面…!思わず私も同じポーズをとってしまいました。

 

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日替わりコント
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2パターンあり、役柄は毎回変更されます。

・「学校」
先生(進行)・生徒(ボケ)
先生が生徒役に大喜利ネタのお題を出したり話をまとめます。号令時のムチャブリ、「修学旅行の思い出」「怖い体育の田中先生に怒られたこと」「将来の夢」等の大喜利に答え、出演者全員の答えが合うよう最後は連想ゲームで締めます。(ボケることも多々あり。)

・「執事カフェ
マネージャー(進行)・執事(ボケ)・女性客(ムチャブリ・ボケ)
執事はカッコイイ自己紹介をしたり、お店のおすすめドリンクを女性客に飲ませたり、女性客の要望に応えます。マネージャーは、執事と女性客の間に立ってボケの渋滞を防ぐ役割です。ただし、女性客の組み合わせによっては地獄のムチャブリになります。一番恐ろしかったジー子+浜中ばみゅばみゅ回は、個性の強すぎる女性(のはず)客に執事が完全に食われた形になっておりました。強烈です。龍子と流星ちゃん回も好きです。超絶可愛い大西畑姉妹に仕える正門執事の姿を見られなかったのは無念です。*4


封印すると言っていた女装をまた見られるなんて、2016年春。仕事で疲れている中松竹座へ向かうと執事の小島くんが大ちゅんさんに給仕する(正確にはムチャブリする)姿があり、あれっ、私こんな妄想をしたのかな?とここが現実かどうかを疑いました。


今回の公演はなかなか絡む機会がなかった2人ですが、流星ちゃんのヅラが飛んだことにより見られました。ありがたや。

 

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下剋上漫才
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MCメンバー*5以外のメンバーが日替わりで漫才を披露します。*6ここでの選出は当番制ではなく自己申告制なのでしょうか。順番が決まっているわけでもなさそうで、お目当ての子が登場する回に参加するためにはかなりの運が必要でした。
MCメンバー以外のJr.が登場するときに、必ずちびっ子達にボコボコにされる龍太くんの姿が微笑ましかったです。
関西は圧倒的にボケが多くてツッコミ不足なのですが、大喜利系の企画だとツッコミを練習する機会がなかなかないので、ツッコミ育成のためにも漫才(またはコント)形式は良いと思いました。漫才披露の周りに全員が座って見守るので、推しの反応を見ていても楽しめます。
自分が天才型でないこともありますが、本番で100%もしくはそれ以上の力を出すためにはどれだけ準備をしてもし足りないし、万全を尽くそうと思いました。


西畑くんも「異色の組み合わせ」と言うほど珍しい2人なのですが、私得な人選に双眼鏡を持つ手が震えました。川北くんはツッコミ向きでは!?と常々思っていたので、実際に見られて嬉しかったです。


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その他とりとめのない感想。
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ファンそれぞれに思い入れのある曲、衣装で披露され、感傷にひたることも多々あるセトリでした。
なにわ皇子のオリジナル衣装を着ている道枝くん・長尾くん・高橋くんを見ても特に心はざわめかず、自分は割とドライだからかと思っていたのですが、2013年頃の映像を見直そうとして気づきました。なにわ皇子の衣装を着た廉くん・西畑くん・大西さんの姿を見る方が私はより感傷的になってしまうことに。当時の映像を見ることで、もうあの3人が再びこの衣装を着ることは(サイズ的にも)ないのだなとわかり、切なくなってしまいました。しかしあの衣装はすごく好きなので、これからも着てほしいです。サイズの問題もあるでしょうが、キャラクターとしてピッタリな人選*7に「次へと託した」感があります。

eighterとしてセトリを組んだ人に握手を求めたくなることしばしばな松竹座のセトリで、今回のナイス選曲は「宇宙に行ったライオン」です。バンド曲を何かやろうとなったときに、この曲を選んでくださったことが嬉しいです。ありがとうございます!
イントロで文一くんがボケ倒すだけボケ倒す「桜援歌」は、客席で踊る心づもりはできていたものの、毎回文一くんと龍太くんのやり取りに笑わせてもらいました。14年春で練習した「HONEY BEAT」のフリもまだ覚えていたので踊れて良かったです。

龍太くんと康二くんの歌ったユニット曲「torn」*8といえば、担当シンメにやってほしいカッコイイ曲TOP3に入るであろう人気曲です。この曲は近づいたり離れたりと歌詞にリンクしたダンスが肝だと思うので、ダンスの得意な2人が挑むだけに、最後のキメポーズ以外でももっとtorn味を感じたかったです。最初の候補曲は大倉さんと丸山さんのユニット曲「二人の花」だったそうで、そちらのるたこじも見てみたく、欲が果てません。
この曲が始まる時にキーボード(小島くん)の台とドラム(赤名くん)の台が舞台中央にて背中合わせでくっつけられ、最後の大サビでは、歌う二人を乗せた台が再び離れ離れにされ、楽器隊として最高な「torn」演出だったと思います。

赤チームトリオ(正門くん、小島くん、赤名くん)のコント出演はローテーションかと思いきや途中で崩れ、何故か私が急きょ参加できるようになった回に小島くんが出るというスーパーラッキー期間でした。仕事であわあわしていた時期なので、毎日爪痕を残そうと奮闘する小島くんのレポを見かける度に「私もお仕事頑張ろう!」と思っていたのですが、ここで気づいたのが「どうやら私は小島くんの下ネタ回には当たらない」ということです。こんなに小島くんのターンを引いてくれるチケット運の神様は過保護なのか風紀の取り締まりが厳しいのか、クリパしかり何故か下ネタ回は当たらない。ということは、下ネタばかりになると私が小島くんの活躍を見られる機会が減るのではないか。そんな電波な理由から、できれば下ネタは控えていただきたいです(笑)。

大西さん、流星くんの方も今回の公演中に色々とキャラクターを模索しているようで。どんな道へ進もうとするのかわかりませんが、もがいてあがいた分だけ身につくものがあり、無駄になるものは何もないです。迷い方は青ければ青い方がいい。よっぽど全然違う方へと進もうとしたら、周りは止めてくれるはずです。私は大西さんのぼそっと呟く鋭い視点の発言が好きですが、見守っていきたいところです。ちなみに西畑くんはあまりに度の強いぶりっ子はお好みではないようです。

そして、大西風雅くんは動く度に「可愛い…!」と思わず声が出てしまう可愛さなのですが、これは生で見ないと実感できないと思います。存在が可愛いです。しかし、流星くんのフリ(「僕たち妖精♡」)を活かした発言をしたり、自分の発言の番でない時もリアクションをとっていたりで、しっかりして頭の良い子なのだろうと思うので、手放しで「可愛い…!」と叫べません(笑)。*9繋ぎトークの出番に緊張する流星くんに向かって「流星くんは可愛くしてればそれで大丈夫ですよ」と言うあたりが、既によくわかっていると思います。末恐ろしいですが数年後がすごく楽しみです。地元の先輩である龍太くんネタもどんどんぶっこんでいってほしいところです。

「盛り上がっていきましょう!」と煽られた後の曲が「さくらガール」だったり*10「シルエット」だったり、どうやって盛り上がればいいのだろうかと不思議に思いつつも、今年の春松竹も無事に終わりました。


漠然と今年の夏も「少年たち」の公演だと思っていたので、まさかの「ANOTHER」に驚きました。『また、あの夏がやってくる!』つつがなく素敵な夏を送れるよう、日々を過ごしていきたいです。

*1:求:正式名称。えびさんが使っていたとのことで色は赤・青・紫・ピンク・黄。

*2:見たものを構成しなおしてアウトプットするのも好きですが、最近は見た場面そのままを切り取りたい欲が強いです。ここだという角度を見つけるとスッキリします。

*3:ニノ畑くん(西畑くん)・櫻橋くん(高橋恭平くん)・モリ葉ちゃん(毛利柊和くん)・リーダー(石澤晴太郎くん)・フクジュン(福本大晴くん)がニセ嵐を結成。

*4:一月に「正門くんのウェイター、執事姿が見たい!」と言っていたら早くも叶いました。言霊におののきつつも、今一番見たい正門くんは保育士さんなので、どこに向かって言えば良いのかわかりませんが何卒よろしくお願いします!「夢は口に出せば叶うもんやで」ってドリステの風太くんも言ってた!

*5:下手から龍太くん、康二くん、西畑くん、流星くん、文一くんの並び。

*6:「MCメンバーをスカウトしても良い」との事だったので、龍太くん・文一くん・流星くんがそれぞれ登場した回もありました。

*7:廉くん→高橋くん、西畑くん→長尾くん、流星くん→道枝くん。

*8:忠義・大倉、亮・錦戸の頭文字で「torn」。

*9:と言いつつ、セクゾコンで外周をてちてち歩いているのを見て「風雅くんが歩いている!お手を振っている!かわいい!!」と叫んでいました。

*10:福井くんの桜の妖精っぷりは素敵でした。