柑橘類の陽

イラストだけでなく、言葉でも伝えられるようになりたいです。

2017夏松竹「少年たち~南の島に雪は降る~」雑感

「人は何事にもすぐ慣れる」というのが、この夏一番の感想でした。初めて聞いた時に「少年たち?ANOTHER?どっち?」と混乱した今夏の舞台タイトル「少年たち~南の島に雪は降る~」。ざっくりと言うと、少年たち→ANOTHER→少年たちといった話の流れで、その分それぞれの内容が駆け足で進み、スピードラーニングのようでした。それでも何回か観ると、展開の早さに慣れていました。中盤以降にこの夏初めて松竹座へ足を踏み入れた友達の混乱ぶりを見ては、少し前までは私もそうだった…と懐かしく思うぐらいでした。

以下、この夏の感想、覚え書きです。*1

 

 

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あらすじにそって

…「少年たち」要素、…「ANOTHER」要素

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「時の彼方」

2年前の「少年たち」を思い出させる、ムカイとニシハタの台詞からの台詞で始まります。
後半の「The Night in New York」の部分で西畑くんの横顔の影がセットに浮かぶのが美しくて、座席の位置によっては見える光景が楽しみでした。個人的には、この曲で二人の確執について早々に満足します。睨むニシハタと切なげなムカイの表情がいいですね。

 

…「僕に聞くのかい?」

大西畑が前で歌う中、後ろのベンチ周りで赤バンド組がちょこちょこ動くのが可愛くて目が足りません。私は両方見たいんです。赤バンド組の自己紹介(日替わり)に西畑くんがちょいちょいツッコみます。
最後にコジマとオオニシがご飯の話などを日替わりでするのですが、この組み合わせはなかなか見られないので貴重です。にっこり笑顔で若干の毒を吐く(語尾に♡は見えます)、辛辣なプリティエンジェル・大西さんのツッコミに今後も期待。

 

…「壁のむこうに」

フォーリーブスさんのデビューレコード「オリビアの調べ」に収録されている一曲。
「ANOTHER」の世界線にいる道枝くんとトアが「少年たち」の歌を歌っているのが面白いです。この歌があるからこそ島に高い壁がある設定にしようと思いついたのか、その逆なのか気になるところ。
観劇したフォーリーブス担の母が「やっぱりター坊は歌が上手いんやなと思った。」と言っていた(フォーリーブス担がター坊さんの歌唱力に寄せる絶対的信頼はすごい。)ので、次は佐野くんや楽くんといった歌唱力選抜メンで迎え撃ちたいです。

 

…「闇を突き抜けて」

去年は「喧嘩はやめとこ」だった大西さんが、日によって違った言い回しになっており、義務教育を終えて大人に近づいているのだなとしみじみ。これも目が足りないです。いつまでたっても全体を把握できない場面だろうと、諦めの境地です。

 

…お風呂場

今まで見てきたお風呂場シーンがタオル('15夏)と該当なし('15日生)だったので、ようやく伝説の桶ダンスを見られました!二年前よりライトが暗いのは、より見てはいけないもの感が高いからでしょうか…。
毎回、赤・青チームそれぞれ一名ずつ「面白い話」を披露するのですが、途中から「面白い話」ではなく、一発ギャグの披露になっていました。後の合言葉を決める場面にも一発ギャグを披露するので、こちらは一発ギャグ以外の形を保ってほしかったです。エピソードトークで笑いを取る練習は大事だと思います(たとえどんなに滑ろうとも。)。
全回のレポを見た上で、西畑くんの話は面白かったですし(役柄上やさぐれたままでした)、佐野くんは一番内容のある話をしており、きっと長尾くんは日常生活で"面白い"と感じる部分が独特なんだろうなと思い、恭平くんは自分の感じた"面白い"を伝えるだけの話術があったらなと思い、小島くんはまさに小噺の作り(=一発ギャグではない気が。)だと思いました。

 

少年歌舞伎

囚人たちへの慰問として島の住人が披露する歌舞伎の演目。看守長のお好みでしょうか。
西村くんの親分っぷり、ニヤリとした辻本くんの「脛をちょいと一本」等、ちびっ子の悪い演技が見られて楽しいです。衣装によっては太ももがめっちゃ出てるのですが、ここも看守長のお好みでしょうか。
最低でも歌舞伎、赤チーム(ニシハタがトアに気づく瞬間)、青チーム(ムカイとケントがトアに気づく瞬間)の3カ所は押さえたいので目が足りません。

 

…看守長の理不尽な暴力

慰問団との関係を看守長に問われたニシハタは答えようとするが、関係があるとわかったら余計酷い目に遭わされるのでそれを止めるムカイ。看守長が面々(コジマ以外の5人)*2をボコボコにしきったところで、慰問係のオオニシたちが戻り、慰問団の中にいたのはやはりニシハタの弟・トアだと伝えます。
倒れたニシハタの背中をコジマがさすりにいく(3回も!)というスーパー私得タイムなのですが、お写真に残らない理由を察せられる(一階から見ると、倒れる西畑くんとライトがかぶる)ので、心のカメラでシャッターをパシャパシャ切るしかありません。

 

…脱獄計画

‘15夏は「危篤(看守長の嘘)になったニシハタの弟に会わせてあげたい。」という理由で脱獄を提案していたオオニシが、’17夏は「やっと見つかった弟(島の住人)とニシハタを会わせてあげたい。」という理由で提案します。
マサカドが脱獄の計画をつらつらと説明しますが、キョウヘイが発言して「俺は頭が切れすぎた」の裏付けにすれば良いのにと思っていました。(正門くんの台詞が減るのは困りますが。)
上手くいきすぎている脱獄は看守長の手のひらの上、お情けとはいえ脱獄できたのは「少年たち」史上初なのでしょうか?

 

●…監獄の外に広がる一面の海

漫画だったら、一面の海面を見つけた瞬間にあおり文と「つづく」の文字を入れたいところ。
コジマが日記をつけているリュウセイに日付を尋ね、「10月にこの暑さ、ここは南の島だ」と結論づけます。ここもキョウヘイが説明して頭の良さアピールができるのではと思いました。(小島くんの台詞が減るのは困りますが。)

 

●…「Hi!HO!」

私が最初に観たのが「石お手玉→魚」回だったので、生活するための比重が佐野くんの能力*3に頼りきりすぎじゃない!?と笑ったのですが、火起こしバージョン(吉岡くんの拳圧で火がつく。昨年「ANOTHER」でも初日のみあった演出?)もあると知り、それならまだ生活できるかと思い直しました。
魚のくだりが、大西さん・佐野くん・長尾くんという囚人内ちびっ子達のやり取りで可愛かったです。長尾くんがおっとりとツッコむのは面白いです。大橋くんとピューッと床を滑る距離を競い微動だにしない西畑くんと、目をつぶって寝てそうな小島くんでした。回を追うごとに康二くんと正門くんや、恭平くんと吉岡くんの絡みが激しくなっていました。*4
神様(リチャ)がいない回をまず観たので、後から神様がいる回を観て、無理やり役をねじこんだ感が半端なかったです。逆だったら逆で、寂しくなるのでしょうが。

 

●…「輝きの日々」

SUMMARY2010で薮くんが歌った曲で、恭平くんがソロで歌います。いつの間にか仲良くなっていた同じ青チームのキョウヘイとケント。小指を見つめて切なげな表情の長尾くんを見るのが好きでした。

 

●…「ポケットに青春のFunFunFun」

「お前、ねじこむの好きやなぁ」で笑いが起きるのは、去年の長尾くんがねじこみ芸(という名のアドリブ)を頑張ったからこそですね。今年は先に道枝くんが歌った「ミステリーヴァージン」の歌詞より、「指どうしたんや?」の日替わりアドリブが。

 

…「KEEP ON RUNNING」

すごく聞き覚えのある"Jr.曲"だと思ったら、黄金期によく歌われていた曲ですね。どなたが引っ張り出してきたのか…!あちこちを走り回って島を捜索すると、怪しげなマントを着用した看守長が島の住人を酷使している姿が。

 

 

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幕間

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●…ケントの入水自殺

一階席からはすぐスモークの中に沈んでしまいますが、上階からは歩き方を色々試している部分が見えます。去年はキョウヘイが死にケントが縋っていたのに、今年はケントが死にキョウヘイが縋る。別次元の「ANOTHER」なので立場が逆転しています。
脱獄しなければケントが弱ることもなかったとニシハタが自分を責め、絶望の色をまといだします。

 

マサカド・コジマ・サノ・キョウヘイという少し不思議なメンツ(道枝くんとキョウヘイが顔なじみという伏線を生かすため?)で島の住人の食べ物をかっぱらいに行き、捕まります。力づくで逃れようとするも、即座に「降参や」と諦めるコジマはあまり喧嘩が得意でなさそうですね。捕獲から逃れたサノは、ムカイ達の元へ戻ります。上階では、逃れたサノがムカイ達の所に到着するまでの間、南の島セットの裏でじっとうずくまっている姿が、セットの透けている部分から見られました。

 

■…団結

下手で「ANOTHER」、上手で「少年たち」が展開され、まさに2つの舞台が合わさったことの醍醐味。下手のリュウセイは島の住人に説得し、上手のムカイは暴走するニシハタを止めます。暴力ではなく言葉で、仲間の大切さを訴え、心を動かす場面。
私は片方の台詞を覚えたままでもう片方の話を進めさせる作業が苦手なのだと自覚でき(どんな話だったのか覚えられない)、何回か見てようやくそれぞれの台詞が頭の中で整理されました。

 

…ランブル

2年前はリュウセイに謎の力で倒されていた看守役だった吉岡くんが、今回は看守の川北くんを秘伝のボクシング技で倒しているのが面白いです。「ANOTHER」組は「少年たち」組との合流を果たし、島の住人は船を確保します。
看守長がニシハタを撃とうとするのを守ったリュウセイが死にます。看守フジワラは囚人を捕らえるように命じ、その後調査官である身分を明かして独裁的な支配者であった看守長を逮捕します。囚人に石を掘らせ、その石を島の住人に磨かせて富を得るための行動をしていましたが、最後の捨て台詞「信念を貫くには、悪をも飲み込まなければならないときがある。」というのは、何か成し遂げたいことがあってこその資金作りだったのでしょうか。

 

…「君にこの歌を」

失ったものをニシハタは「ケントとリュウセイ」と挙げ、ムカイは「リュウセイ、ケント」の順番だったのが少し気になるところ。その後のコジマも「リュウセイ、ケント」でしたが、こちらは同じ赤チームのリュウセイを優先させたのでしょうか。
道枝くんとトアのやり取りは、ドラえもん長編映画のようだなと思いつつ。ここは押さえたいシーンが多いので目が足りません。

 ・ダイゴがコウジに握手を求める→ハグ。

 ・道枝くんがトアを押し出し、ダイゴとトアが一緒になる。

 ・コウジがケントの形見であるバンダナをキョウヘイに託す。

この三点は押さえておきつつ、他のわちゃわちゃも見たいです。

誰よりも先に手を挙げて大きく振るコジマの「リュウセイ、ケント。じゃあな!」でこの歌が締まるという大役。去年の「ANOTHER」も小島くんの台詞きっかけで曲が始まったので嬉しい限り。

 

…ブランコ

ケントは上手セットに登場、リュウセイは舞台中央のブランコに座りますが、どうせならリュウセイとケントが2人で仲良く過ごすところが見たかったです(そのためにはそれまでにも仲良しの描写が欲しいですが)。ケントは「ANOTHER」の世界線で死に、リュウセイは「少年たち」の世界線で死んだので仕方のないことなのかなとも思いつつ、ムカイが島に残らなかったのは、島に一人っきりではないからでしょうか。
リュウセイがブランコに座ることで、そうだった、この舞台は「少年たち」だったと思い出されます。

 

 

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人に対する感想

西畑くん≫

ニシハタだけを追っていると、一貫して「行方不明の弟を探す」という行動原理で過ごしているので、話の筋をシンプルに理解できました。観る側が「少年たち」と「ANOTHER」の両方を知っているためややこしく感じてしまうのですが。
今夏のニシハタは、つなぎを上まで締め切っていないです。主役は、いわゆる"イイコ"な役どころが多くなりますが、今回は少し毛色が違い、あまり見かけない姿がこれはこれで楽しみました。怒っていたり苦しんでいたりする表情がほとんどなので、劇中歌は常時やさぐれた感じです(あの「Hi!Ho!」までも!)。
常時ニシハタとしてやさぐれていたので、アイドルである西畑くんにこの夏お会いできたのは僅かな時間だったような気がします。

 

小島くん≫

大西さんとのやり取り自体が珍しいのに、複数あって私得でした。自己紹介、オオニシとご飯のやり取り、丈くん看守とのやり取り(初日以外)という日替わりポイントがあったので、どの回に入っても日替わりガチャ当たり回のような気分になりました。それだけお笑いの面で期待されているのだなと感じましたし、ハズレがないのがすごい。
昨夏のショータイムが全てバンドの参加で、踊っていたのが「Hi!Ho!」「Another Tomorrow」の2曲だけだったことを考えると、今回の舞台の満足度は低くなかったです。
18日に観た時に「腕が赤く日焼けしている!」と気づき、後のWeb連載で丈くんと甲子園観戦をしたからだと分かったのですが、丈くんもあんなに見事に日焼けしていたのかは未確認なので、どなたかご存知の方はいらっしゃらないでしょうか。

 

川北くん≫

台詞がある!という事態にガッツポーズです。ヨシオカにふっ飛ばされる際に、色々アドリブで返していました。オオニシが説得する際にも、きちんと言葉をきいて反応し、細かく演技をされていました。

 

康二くん≫

もし私が康二くん側に寄っていたら、「ニシハタのせいで看守長にめっちゃ殴られるし、ニシハタのために脱獄をしたからケントも病んでしまうし、ニシハタこの野郎(怒)!」になっていたでしょうね。終始やさぐれているニシハタに対し、ムカイは前向きでみんなをまとめる善や優しさの象徴みたいでした(でも密入国はアカン。)。
「同じ船に乗っていた子が慰問団の中にいた」からトアもその可能性がある、その"もしかして"に賭けて生きていることを願い、でも確信は持てないからニシハタには黙っていたのかなと思いました。
弟が死んだ悲しみに浸る間もなく、無茶なニシハタを助けるための調整を行い、信頼していたリュウセイも死んでしまい、ケントの形見を仲良しなキョウヘイに託し…と慌ただしい時はともかく、静かになるとふと疲れや悲しみがまとめて襲ってきそうで、一番ケアが必要な人だと思います。出所時には少し落ち着いた状態なのかもしれませんが。

 

長尾くん、西村くん、辻本くん、彪太郎くん≫

該当担がいたら「チケットを探した方がいい!」と声を掛けたであろう面々です。
長尾くんは、副題を背負うANOTHER弟という挑戦のしがいがある役どころで、成長を見守り甲斐のある夏だったと思います。
西村くんは少年歌舞伎の大親分がカッコイイ。
辻本くんは少年歌舞伎中にニヤリと笑う姿や「ハッ!」と答える看守という、悪い演技がハマりそうですごくいいです。
彪太郎くんは春と比べて笑顔で踊れるようになっていてびっくりしました。最後の最後で日記を託される役回りですし、楽屋も佐野くんと斗亜くんとの3人部屋で(「duet」10月号より)、16年組の中で静かに期待されているのではと思います。

 

佐野くん≫

昨夏入所した子が一年後に囚人チームの一角を担うなんてスゴイ!現場ではこれだけ推してくれるのに、どうして雑誌にはなかなか載せてくれないのだろうかとついつい思ってしまいますが。赤バンド組の自己紹介時に聞き取りづらいことが時々あり、せっかくのボケが伝わらないのは惜しいなと思いました。
役柄としては、脱獄計画にはすぐ乗り気なのに、島の住人の食糧を奪うことには及び腰で、どの辺に境界線があるのかと少し不思議です。

 

キョウヘイ≫

恭平くんというより役柄に対してですが、キャラの要素がてんこもり(ケントと仲良し。喧嘩がめっぽう強い。「頭が切れる」。)で全部の設定を活かしきれていないように見えたので勿体なかったです。「輝きの日々」での恭平くんが一番好きでした。

 

 

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全体の感想

 2年前の夏は「少年たち」初心者だった私が、松竹座・日生の「少年たち」と元祖であるフォーリーブスさんを経て、「壁のむこうに」の初見段階で「フォーリーブスの曲だ。」とすぐに気づけるようになっていました。*5観る側の知識や経験値が積み重なることで見え方が変わってくるので、同じ演目でもおもしろさがありますね。

「俺たちの楽園」(オオニシと各チームの仲が深まるくだりが好きです。)がない「少年たち」なんて…「Another Tomorrow」がない「ANOTHER」なんて…と、好きな箇所の変更に嘆きたくもなったのですが、両方とも観劇済み・片方は観劇済み・両方とも初観劇かによって体感が違いますので、同じ舞台を観ても感想が違ってきます。私は一点に集中して観すぎてしまうので、他の方のファンだったら、純粋に舞台全体を観られたら…と、最近は余計考え込むようになっています。
ストーリーを掴むためには西畑くんだけではなく康二くん側の動きも把握する必要があり、慢性的に目が足りず、一回のみの観劇だった頃の自分はどうやって舞台全体を把握していたのか謎です。

 

もし自分が出るとしたら、「看守・島の住人・歌舞伎」のちびっ子メンがいいですね。一回の舞台で色んな役ができて楽しそうだなと思って見ていました。衣装の早替えは大変そうですが。

 

「Show time」と言いつつ8割方新喜劇だった14年春松竹を経てから、前もっての表示をあまり信用していませんが、今回のショータイムはあっっっっという間でした。元々の予定よりもショータイムを長くしたという言葉から、当初は「Bring It On」と新曲「SHINE ON」だけの予定だったのかな?と思ったりもします。
それにしても、やっとこの夏に公開となった映画の主題歌である「おみくじHAPPY!」がなかった*6のが残念で。冬・春・祭りで随分聴き慣れたこの曲ですが、グッズ売り場で前売券の販促をされているスタッフさんの姿を見ているだけに、引き続き映画の宣伝をしてほしかったです。
今回のショータイムでは、可愛い曲が大好きなので「殺せんせーしょんズ」がダントツのお気に入りです。と言いますか、可愛い曲が他にありませんでした。今回はカッコイイ系が多かったですね。

 

お風呂場の面白い話で赤チームはほぼ(佐野くん以外)見られたし、銅像のポーズもあらかた(人類の進化、組体操、ぶりっ子)見られたし、ハイホーにおける大西さん&小島くんの絡みも数種類(2人で♡を作る、大西さんが投げて小島くんが打つ、繋げようのポーズを合わせる)見られたし、正門くんの「シナモロール」も聞けたしで、今回の日替わりガチャは満足のいく結果でした。
座席も1階・2階・3階とバランス良く入れて、全体的に満足しています。

 

ニシハタは「少年たち」の住人で、ムカイは「ANOTHER」の住人。兄弟というくくりでは、物語のはじめとおわりで二人の立場は逆転する。
二人を対比して考えた方がいいのか、一つの話として考えた方がいいのか。この夏のニシハタとムカイに対して綺麗な答えが出ていないので、もう少し考えていきます。

 

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レポツイ

*1:私の「少年たち」歴…2015年夏松竹が初。2015年日生観劇、2010年版はDVDを鑑賞。「ANOTHER」歴…2013年夏、2016年夏。∞の2006年夏「Another's "ANOTHER"」も観劇。

*2:コジマは殴られたマサカドにぶつかって倒れただけで、看守長から暴力を一切受けていません。対して、何度も殴られるムカイ…ある意味ひいき。

*3:佐野くんの美声「サカナサカナ~♪」 により魚たちが水面に浮き、それを長尾くんが回収する。

*4:次第に恭平くんと抱き合う以上になっていた吉岡くんには、風呂場でも小島くんの乳首をつまんだり、階段を上る場面で小島くんのお尻を触っていたりしていたので、私の中の風紀委員が、看守長よろしく「ヨシオカァァァ(怒声)!」となった夏でした。もちろん需要があるのもわかりますが、節操がない(笑)!一途な子が好きです!

*5:調べると、去年のフォーリーブス復活コンで本家の歌声を聴いていました。こういう時に自分のブログは便利ですね。

*6:千秋楽ではアンコールに披露。