柑橘類の陽

イラストだけでなく、言葉でも伝えられるようになりたいです。

あけおめ2018雑感

 4年ぶりに関西ジャニーズJr.単独で開催した、大阪城ホールでのコンサート。情報局会員の方は「ジャニーズジュニア情報局会員動画 #20」を見てください!の一文で終わるところを、未来の自分用に色々と記しておきます。

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曲ごとの感想


毎回セトリが少しずつ変更されており、3日夜からの「チラリズム」生着替えなしと「背中越しのチャンス」スモークなし、4日の「『二人の花』のメインステージにバックがいない」くらいしか自力で気づけていなかったです。カットした尺を使って、3日夜以降はリレー対決を追加した形でしょうか。

歌のメインが次々と変わるしょっぱなのメドレーは、「この曲はあの時に聴いた曲!」と4年間の様々な季節を懐かしく思い浮かべていました。単に「(直近の)クリパ兄組+弟組」だけではなく、この4年間の積み重ねが目の前に現れていました。
感覚だけで話していても伝わりづらいので、時系列順に披露した曲を表にしました。*1
※披露時期を重視しているので、重複している曲目もあります。
※関西Jr.オリジナル曲は省いています。(しょっぱなのメドレー+ソロ曲や気になった曲を書き入れたので、偏っています。全曲を適用させるかは検討中。)

15年春 「明日に向かって」
15年夏 「好きだよ」「Secret Agent Man」
15年兄 「D-motion」「まもりたい」*2
16年春 「愛を叫べ」「宇宙に行ったライオン」「誘う」「心の空」「雅」「百花繚乱」*3
ジャニフワ 「誘う」「雅」「百花繚乱」
16年冬 「Super Nova」「象」「二人の花」
東西合戦 「Super Nova」「誘う」「雅」
17年春 「Super Nova」「明日に向かって」「真冬のパンセ」*4「愛してる愛してない」
17年祭 「象」「愛してる愛してない」
17年兄 「Hit the floor」「宇宙に行ったライオン」「背中越しのチャンス」
17年弟 「象」「Sweet Liar」「カレカノ!!」「まだ見ぬ景色」「背中越しのチャンス」


「アイシテル」

小島くんと正門くんがバクステで踊り、それぞれ外周を半周歩いたあたりで暗転した曲。初回時に思わずステージ上を見まわしてしまいましたが、正真正銘2人だけしかステージ上にはおらず、嬉しかったです。

「猫中毒」
◇セットからひょっこりと飛び出す姿が猫ですし、ぎゅぎゅっと集まってわちゃわちゃする姿も猫で可愛かったです。モニターにsnowアプリのような効果が映され、ピンク猫の龍太くんはクリパに引き続き可愛い豚さんイジリでした。*5

「Electric Shock」
初めは上手・下手それぞれにいた2人が、中央に歩み寄り絡み合うパフォーマンスで、西畑くんは金色の衣装・赤い雷光(スクリーン)、康二くんは銀色の衣装・青い雷光という対比が、より双極性を増していました。個人的にはあまりシンメ萌えをしない方なのですが*6、ザ・シンメなふまけん曲に加えてこういう演出は、シンメ好きな方によりグッと刺さるのだろうなと思いました。

「never」
兄組公演を観て願っていた「城ホセンターステージでの披露」が叶いました!360度周りからぐるっと眺められることで、より堪能できました。カッコよくて大正解!
クリパでは次の準備のため抜けていたバンド組も、順番にスポットライトで時計のみ照らす演出に参加できて満足です。

「愛してる愛してない」
曲中のキザな台詞を毎公演変えて、千秋楽ではシャツはだけもプラスしていて(スタッフさんには反対されたようですが)、より良いものを作ろうとしている姿勢に好感がもてます!恭平担とともにこのまま突っ走ってほしいです。

「関西アイランド」
新曲はコッテコテ関西色な盛り上がりソングで、「アイランド」という最近の社長お気に入りフレーズが入っていることにホッとしました。初回のみ、各ラインごとに一言挨拶と「ほな!×4 ほな!まったなー!」講座がありましたが、貴重なマイクチャンス&回を重ねるごとに楽しくなりそうだったので、3日夜からはなくなってしまい残念でした。

◆MCコーナー(チーム対抗大喜利→リレー)
西畑くんと小島くんが別チームなため、赤と白のペンライトを両手に持つ3日でしたが、千秋楽にして「西畑くんと小島くんが白組だったら、下手前方にいる川北くんと同じ画面に入るからちょうどいいのに!」と言っていた私都合の良すぎるチーム分け展開となり、上手くいきすぎてすぐに状況を飲み込めませんでした。*7
小島くんは大喜利で最後のオチとして期待されており、イラストを用いた回答が多かったことも嬉しかったです。16年春の大喜利で、絵の上手さを活かした回答もできるのに、もったいない…!と思いながら見ていたので。

「愛されるより愛したい」
シンメが歌う曲の王道であるキンキ曲は、道枝くんが未満都市に出演したことによる選曲でしょうか。刀を用いたダンスで、和テイストも追加されていました。お正月ですしね。

「背中越しのチャンス」
兄組(康二くん、西畑くん)と弟組(大西さん、恭平くん)のクリパで披露していたこの曲は、それぞれ下手側外周と上手側外周から始まり、センターステージにて結集されました。最初の文字は外向きのパフォーマンスなので、松竹座とは異なりスが康二くん、キが西畑くん担当でした。センター集合後には、康二くん&恭平くんが「ス」、西畑くん&大西さんが「キ」の文字を一緒に作っていて、これぞこの冬の集大成!と嬉しくなりました。

「また今日と同じ明日が来る」
16年秋冬開催の嵐コンで二宮さんが披露して以来、西畑くんとの交流エピソードの1つに位置づいていたこのソロ曲に対し、17年クリパで披露があるか…?という期待がありましたが、この大舞台に持ってきました!15年夏の「Gimmic Game」披露といい、勝負所での西畑くんの選曲センスが私はものすごく好きで、全幅の信頼を置いています。イントロの一音ほどで、何が来るのか察知しやすい西畑担だけ初回は死に至っていたのが面白かったです。静かに燃え滾っている感じのパフォーマンスで、何かに例えるなら白い炎でした。会場のペンライトは赤時々黄色で、混ぜたらいい感じのオレンジになるな…とも思いながら、息をのんで見守りました。

 

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人ごとの感想(200字程度)

 

◆西畑くん
色々ひっくるめて、西畑担の友達とは終演後に「西畑くん、めっちゃいいですよね!」「良い!」という会話しかしていなかった気がします。康二くんのソロ曲があり、「西畑くんのソロ曲はまだかな…」と思えるようになっていた自分に、4年という時の流れを感じました。*8 あの頃は、まさかこんな未来があるとは思っていなかったです。

◆小島くん
「『アンダルシアに憧れて』でモニターに僕が映った時、大きな歓声がきたなと喜んでたら、実は笑いが起きてたらしくて。」という風に後で本人が話していましたが*9、いやそんなこともない!もちろん歓声も大きいですからね!というのは、これからも強く伝えていきたいです。千秋楽にて、「『Esper』の最後でハケる琉巧くんにかまいすぎて、次の『鼓動』イントロに慌てて入る小島くん」というモノマネレパートリーが私の中に追加されました。

◆川北くん
今回の公演では、可愛い川北くんも凛々しい川北くんも元気な川北くんも見られますが、どれがあなたのお好みですか!?とニコニコ微笑みながら提供したくなりました。「3秒笑って」は赤ベスト着用です。大喜利・リレーコーナーでは、誰かが何かを言う度に大きくリアクションを取るおなじみの様子が、大阪城ホールという広い空間でも遠くから見分けやすかったです。

 

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まとめ

12月は兄組だけ参加した人、弟組だけ参加した人に向けての「この冬はこんなことをやっていましたよ!」というお披露目タイムにもなっていたので、リハ時間の都合もあるでしょうが、クリパ披露曲が多いセトリというのも良かったです。弟組に参加していた複数の友達に「小島くんが膝の上に琉巧くんを乗せていたのは、振り付けなんですよね…?」*10と確認されたのも、ほぼ360度な客席ゆえに死角ができ、松竹座で見慣れていた場所以外に目をやれるきっかけになったからなのだと思います。

予想通り地獄のグッズ列は、しれっと横入りする人の多さに心を折られそうになりましたが、何とか欲しいものを購入できました。苦労をしたいのではなくて、ただ欲しいグッズを買いたいだけなので、希望するグッズがスッと買える方向への改善に向かってくださるとありがたいです。変則的なグッズ数から誰なのかを推理する余興タイムはいらないので、せめて誰のグッズが出るかは事前に明記してほしいです。時間と体力は有限…!

4年前の西畑くんは一度目の坊主で袴姿が似合いすぎていて、小島くんも電気屋さんCMの「コ~ジマッ♪」とイジられていたような頃でした。それからジャニーズWESTがデビューして関西Jr.から抜け、もし「関西Jr.だけで大阪城ホールを埋められる?」と訊かれても、14年や15年の私は渋い顔をしていたと思います。正直なところ、今回の申し込み時でさえ「チケットがダブってもちゃんとハケるだろうか…」と心配していたのですが、実際の当落状況を見ると落選や全滅の文字の多さに、いつの間に関西Jr.の人気はこんなに高くなっていたのだろうかと驚きました。次のアリーナ級会場のコンサートまで今度は4年もかからないでしょうし、今度は全国ツアーに…!と欲張ってしまえる程に、頼もしくなったと思います。
新たなギミックとして追加された大きい不等号(<)のようなアイテムを春松竹でも見かけ、あけおめコンはあくまで通過点であって、これからも歴史を積み重ねていくのだろうと思うと、その瞬間に立ち会えていることが嬉しいです。


◇おまけ:あると思っていた(希望を含む)演出◇
・まいジャニで披露していた先輩メドレー。
・3人×5組くらいで同時多発「猫中毒」。(予想というより希望。メイン・センター・バクステ・サイド×2の5カ所で、17年春・Jr.祭り披露ユニットの流星くん正門くん小島くん含めた猫軍団で視線迷子になりたかったです。)
・犬耳カチューシャ着用で「浪速一等賞!」(戌年なので。ナンバーワンワンワン!)

*1:改めてセトリを見ると、舞台メインの夏は曲の選択が独特でした。

*2:この時のキーボードは真鳥くんが担当で、あけおめ2018では小島くんが担当しました。

*3:ざっくりと【和メドレー】としてまとめたくなりますが、16年春は「雅→心の空→誘う→百花繚乱」、ジャニフワは「雅→誘う→百花繚乱」、東西SHOW合戦は「誘う→雅」と曲の流れが違うところが趣深いです。

*4:初日のみ出演した龍太くんが、真鳥くんと末澤くんを従えて披露。

*5:その後AKBグループ成人メンバー公演のライビュに行き、「雨の動物園」というユニット曲でメンバーが「可愛い動物がきますよ!モニターに注目してください!」と煽るもメンバーのアップ映像しか中継されず、「これは、あけおめ猫中毒みたいなモニター演出をやっているのでしょうね。会場のモニターごとを映すのが正しい効果ですよ!」と見当がついたので、兼オタの経験値蓄積は楽しいです。Mマスのもふもふえん曲でも「スクリーンに注目!」と同じ演出があったので、動物系の曲でこの演出は流行っているのだろうな~と立て続けに実感しました。

*6:その時々によって推しを中心とした関係性に萌えるので、シンメに位置しないことが多いです。0番を挟んだ推しの反対側を見るだけの視野がないのかもしれないな~とぼんやり考えています。ジャニよりも女子ドルに対しての方が「これ!」となったコンビに固執しがちです。

*7:3日昼夜→西畑くん紅組・小島くん白組、4日昼→西畑くん司会・小島くん紅組、4日夜→西畑くん・小島くん白組。

*8:私の中で、これはすごいことなんです…!今回のあけおめグッズも、「今の西畑くんだったら、もしも撮影日にインフルエンザだったとしても別日が用意される、はず!(>_<)」という低めの期待度になってしまう程、推しの選抜外に慣れている身としては。「メイン4人とトリオは絶対あるから並べていいよね」と思われていると知っていても、なかなか自分の考え方は変えられないです。

*9:産経新聞2月24日夕刊「関西ジャニーズJr. ごっつええやん!! Vol.31」

*10:「正義の味方はあてにならない」での一幕。クリパでももちろんやっていました。小島担は「小島くん良かったね~」となる瞬間だったと思います(笑)。