あれだけ「チケットが取れるわけないじゃないか!」と嘆いていた西畑くんの出演する舞台「本日、家を買います。」。嬉しいことに、最後のチャンスで何とか観に行くことができました!
チケットがない時は「可愛い、カッコイイだけじゃなくて舞台内容がわかるような感想をお願いします…!」と言っていましたが、いざ自分が発信しようとするとそれが非常に難しい。他の西畑担の方が演技の感想やあらすじなどの感想を書かれているのでそこはまかせて(記事の終わりにリンクを掲載させていただいています。)、緩めの感想でお送りいたします。
路未央(ろみお)くんについて
引きこもり役と聞いていましたが、「父と向かい合おう」と決意をして新居予定地に来ていて、前向きな気持ちを持ってのスタートな路未央くんでした。引きこもり+PCを使うという情報から、NMB48の「ここにだって天使はいる」の歌詞*1に出てくるような子なのかと想像して行ったら、既にその先の段階に進んでいて、まっすぐでキラキラしている子でした。
押入れの中のシーンやソファーに座る姿がものすごくけだるげで色気があり、今までにあまり見たことのない姿に動揺しました。原因は長い髪の毛なの?横向きが多いから喉仏なの?何なの?!
引きこもりになったきっかけである高校のクラスメートとの出来事を路未央くんが話す場面で、「ちゃうで~路未央くん。勉強してなさそうに見えても、体育会系の部活をしていても、テスト前にガッと集中して勉強したらテストの点数が取れるねん。そしていくら勉強してもどうにもできない壁もある。教科書をパッと見ただけで理解できる子もいるし。」と心の中で返してしまい、どうして私はそちら側を擁護してしまったのだろうかと、自己嫌悪。
クラスメートが路未央くんの家族について格付けして馬鹿にしたあたりも、「言わんでもえぇことを言ったなこの子~」くらいで格付けしたことについては悪いとは思っていなさそうな自分の性格の悪さに自己嫌悪。
大切な家族を馬鹿にされたことに憤慨し、父親への憧れをまっすぐに伝え、自分の進みたい道へ進もうとしている路未央くんが、とてもキラキラ輝いて眩しすぎる…。
という感じに、私の中の割と醜い部分を痛く突いてきたので、ホームコメディーなはずなのに終演後に少し落ち込んでしまいました。心底、もっと性格が良くなりたいです…!
そんな訳で「路未央くん可愛い♡」の波には乗りきれず、いまだ路未央くんの役を自分の中で煮つめている状態なのですが、それはそれで「心に残る舞台」になっているということで、じっくりコトコト煮込んでいきたいです。できれば夏までには消化させたいのですが。
父さん、母さん、今鹿(妹)、菅谷さん(兵動さん演じる不動産屋さん)に対する口調、そして終演後の挨拶での声や話し方が違い、1つの役柄だけでなく一度に色んな役柄を見られた気分になりました。最後の歌の場面で他の方と比べてアイドルな動きをしているのを見て「ようやく今日初めて西畑くんを見られたな」と思ったので、それまでは路未央くんとしか見えていなかったんでしょうね。
路未央くんの絵を描くのはまだ難しいので、西畑くんの絵を描きたくなりました。
【「本日、家を買います。」6/17夜 挨拶】
— ゆずひ@イラストアカウント (@yuzuhi_oekaki) July 1, 2015
桂さん「パンフレットでは、大吾くんの他では見られない姿が見られます!」
西畑くん「1コインです!」 pic.twitter.com/wAtTkZMs9n
妹・今鹿(なうしか)ちゃん可愛いbot化
男の子に比べ女の子は割と簡単に推し増しするタチなので、ゲネプロの写真を見た段階で予感めいたものはあったのですが、
~観劇前~
私「今鹿ちゃんが好みそうで辛いです。ポニーテールにしたら堀ちゃん*2っぽくないですか?」
(先に観ていた)友達「あぁ、堀ちゃん似てますよね~。耳のあたりとか。」
私「ですよね~…完璧に好きです(頭を抱える)。『地下ドル』ってキーワードからキャッチフレーズやらニックネームやら妄想が進んでしまったんですけど、今鹿だから『なうちゃん』ですかね?もし今鹿の名前が嫌だったら、鈴木からとって『すず』とか『ベル』もいいかなとも思うんですよ」(鈴木家パパに張り合うネーミングセンスしか私にはないです。)
友達「『鈴木今鹿です!』と言っていたんで嫌ではなさそうですよ」
私「じゃあ『なうちゃん』か…好き…!」
~観劇後~
私「今鹿ちゃん推したいです。ウチワを作りたい…!(最大限の愛情表現)」
…と、すっかり今鹿ちゃんファンになっておりました。今鹿ちゃんが座った♡と思ったら(座っているショットが好きすぎな私)、路未央くんが押入れから登場してきたので、目が足りず困りました。
お兄ちゃんとのシーンでは他よりも甘えたな関西弁になっていて可愛いし、そもそもネット大喜利をお兄ちゃんに教えたという、ちゃんとお兄ちゃんのことを見ている上で適切な助言をするという理解者っぷり、兄妹2人のシーンでの仲良しっぷりが可愛い…!(甘えた末っ子萌え)
菅谷さんとのコミカルなやり取りも好きで、暴言や暴力(今鹿オタからするとご褒美になりそうな類)を「いいぞ!そこだ!」と見守っていました。これからの展開を考えても、いいコンビになると思うんですけども…!
そして挨拶の時には「今鹿」ではなく、現役女子高生の岡田あずさちゃんに戻っていて、思わず見守りたくなる雰囲気に包まれておりました。可愛い…「今鹿ちゃん頑張ってー!」とコールがしたい…と女子ドルオタモードになっておりました。*3
後でパンフの「手裏剣戦隊ニンニンジャー」出演の文字を見て、「あれか!」とすぐに見当がつきましたが、多分その時も好みだなと思っていたはずです…。*4
【「本日、家を買います。」今鹿ちゃんメモ】
— ゆずひ@イラストアカウント (@yuzuhi_oekaki) June 24, 2015
終演後は「今鹿ちゃん可愛いbot」と化していました。ろみなう兄妹が可愛い♡でも、すがなうコンビも好きです♡と密かな主張。路未央くんもちょいちょいいます(>ω・) pic.twitter.com/YcdGUuMdoq
大人について
一番「わかるわ~」となったのがお母さんのキャラクターでした。
母親って『家事全般をやるのが当然』と思われがちで、日常生活を過ごせるのは母親のお陰なのにそのすごさをないがしろにされているようで、「本当にそこのところわかってる!?」と言いたくもなりますよね。しかも「お母さん」としては見てくれても個人としては見てくれていない!と不満も溜まってきますよね。(私も未だ迷惑をかけている側ですが。)
この劇の中で一番まともな人だなと思って見ていました。『恋人繋ぎ』の回答を子供にさせるのはあかんやろ、と思いましたが(笑)。
仕事第一なお父さんは、路未央くんの話をきちんと聞いて、最後には対等な大人扱いをしてくれるようになりました。でも「もしも」の時に帰ってこれる場所を残してくれるところが、親の優しさだな~とジンワリきました。正しいことイコール良いことではないから、大人になるのは難しい。
菅谷さんは、終始オイシイところを持っていく感じでズルかったです(笑)。
挨拶の時も「アイドル」としての西畑くんを立ててくださって非常にありがたかったですし、流石オーソレで村上さん以降アイドルに接し慣れている方だなと思いました。
まとめ
同担だらけの159席だなんてメラメラギスギスしていないかしらとビクビクしていましたが、そんなこともなく良かったです(笑)。
それにしても会場が本当に狭くて、最後列で9列、補助席でもその後ろの10列…って文化祭でも経験したことのない狭さ。NMBやSKEの劇場でもかなり近く感じるのに、それよりも狭いとは。劇場のキャパシティやチケットの取得など、長年オタクをやっていても初体験ってまだまだあるんだなと新鮮な気持ちで活動できています。
今夏の松竹座公演でも、メールの名前の順番を見てそれはそれで初体験になりそうだなと今から期待で胸がいっぱいです。
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本舞台の感想を書かれているはてなブログ様
♪未来図の僕♪ - ぎゅぎゅっと!
引きこもり、なめたらあかんで。 - 愛しくて眩しくて麗しい世界
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*1:ここにだって天使はいる NMB48(Team N) - 歌詞ナビ
*2:乃木坂46の堀未央奈ちゃん。私の「好きな顔9人」に入ります。堀ちゃんのおかげで路未央くんの漢字を間違えなくなったという余談。
*3:男の子でも女の子でも舞台でのコールはダメですね。