柑橘類の陽

イラストだけでなく、言葉でも伝えられるようになりたいです。

宇宙人とマッシュボーイの友情は永遠なのさ~関西ジュニア「おいでよ!ミナミ笑店街」雑感~

小島くんの作り出す世界が大好きな私にとって、脚本・演出が小島くんである今年の春松竹は、絶対に行きたい現場でした。*1実際に観てみると、とても楽しくて、名残惜しくて、また会いたくて、最高な春になりました!

 

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たろれおあらすじ

※役柄の話は基本的に敬称略です。ご了承ください。

舞台上に角くんがいてもたろれおに注目してしまう瞬間があるくらい、お話がめちゃくちゃ好きで!たろれおに特化したあらすじを記載します。あらすじだけを知りたい方は、私の感想を飛ばして太字のみ読み進めてください。

 

▲OPソング「おいでよ!ミナミ笑店街」披露後、真弓警官に道を尋ねた蓮王と青年(私服の太郎)が仲良くハケる。
この蓮王を劇中の蓮王と同一視するかどうか、見解が分かれるところですが。もし同じ蓮王だったら、かつての友達とよく似た宇宙人に出会って、より運命を感じるかもしれないと思いました。


●100年に一度の流星群の日に、蓮王は「友達が欲しい!」と願う。
日替わりの二人が願った後、蓮王の願いは固定でした。

●墜落したUFOから登場する宇宙人Y.T太郎とE.T瑛翔は、どうやら記憶喪失のようだ。皆が二人をどう扱うか決めかねる中、蓮王は「太郎くん達を、うちで預かろうよ!」と親にねだるも断られる。
この時点で、蓮王には「太郎くんと友達になりたい!」という想いがあります。あれほど奇怪な第一印象なのに…!

●宇宙人を楽しませられる家が引き取ろうと、チビッ子達の特技アピール大会。蓮王は秘技「誰にもウケないギャグ」を達成し、親の許しを得る。
チビッ子×二人の日替わり披露後、蓮王の挑戦。
や、私も「まいジャニで蓮王くんのギャグに笑ったことがないな」と思っていましたが、いいの⁉世間的にも蓮王くんはそんなに面白くない認識なの⁉と初見は動揺しました。ややウケたとしても、オカン・上垣くん*2が「すごーい!蓮王のファンの子しか笑ってなかったよ!千人おるはずやのに!」とフォローして、秘技は達成するので安心です。

●蓮王「僕の名前はレオだよ」Y.T太郎「…マッシュボーイ!」
ははーん、これは伏線ですね。

●一ヵ月後、Y.T太郎と蓮王はすっかり仲良し。でも呼び名は未だに「マッシュボーイ」。
記憶がないとはいえ、いずれ訪れる別れを思い、あえて名前呼びをしなかったのかもなと思います。

●蓮王「うちのオトンとオカンもミナミ商店街で出会ったんや。恋をするなら御堂筋からやで。」
いつも賑やかで仲良しな商店街メンツ。どこかで聞いたフレーズだなぁ…と思いながらも、ここでその歌は流れず。

●岡ギャングの企み「Y.T太郎とE.T瑛翔を捕らえて売る!」が商店街に伝わる。二人を守るべく相談する商店街メンバーの輪を離れ、Y.T太郎と蓮王二人っきりの時間。
ロマンティックな時間。本筋とはいえ、たろれおのやり取りが気になって、後ろの商店街メンバーになかなか目をやれなかったです(反省)。

●蓮王「太郎くん、もし記憶が戻っても…ずっとここにおってな?」Y.T太郎「おう!」二人の約束のポーズは異なり、揃わない。
Y.T太郎の約束のポーズは「人差し指を突き出す」で、蓮王のポーズは「小指を差し出す」。異文化。

●商店街メンバーVS岡ギャングのお笑い対決!からのビグゲ乱闘。何故か皆にボコボコにされたY.T太郎は、衝撃で記憶を取り戻す
観ていない方にとってこの2文はなんのこっちゃでしょうが、見たままに書きました。一太くん振付の群舞がカッコよくて、目が足りない。Y.T太郎の危機にいち早く気づいた蓮王がラジカセのボタンを止める。

●Y.T太郎とE.T瑛翔は、ある星の王子だった。王位継承のために父親が迎えにくるタイムリミットは、地球時間であと一時間…。
ロマンティックな設定。この説明で、岡ギャングの企みも諦めてもらうことになり、事態は解決。

●蓮王「太郎くんの嘘つき!嫌い!ずっと一緒におるって言ったやんか!」と駆け出す。
Y.T太郎「嫌いって言うな!」真弓警官「そこ⁉」とツッコむけど、Y.T太郎にとって一番大事なのがそこじゃったんじゃよ…。

●Y.T太郎「このミナミ商店街が大好きです。僕は、ミナミ商店街の皆さんに恋をしました!」
満を持しての「大阪ロマネスク」歌唱(歌うのは楽くん)。Y.T太郎が『恋』というワードを使うには、それまでの蓮王との会話で「恋とは…」みたいな説明があったはずなんですよ。それか、太郎が独自の解釈をして、私達の思う『恋』ではない気持ちが込められているはず…。

●お別れの場に来なかった蓮王が、自転車に乗って登場。「太郎くん乗って!これで逃げよう!!!」
どうしたらY.T太郎と一緒に居られるか考えた末の、大胆な提案。前カゴに頭を突っ込んで一旦ノるも、諭す口調で話し始めるY.T太郎が切ない。

●皆に別れの言葉を告げるY.T太郎「オトン、オカン…これからも蓮王をよろしくお願いします。」
ここで初めての「蓮王」呼び!喜ぶ蓮王にも「蓮王」と呼びかけ、感謝を伝えます。

●流星群に願って叶った内容(友達が欲しい)をY.T太郎に教えない蓮王。理由は「また会えるから」。Y.T太郎式の約束ポーズで、光に包まれる。\E.T~⁉/
また会ってくれ(願望)。
Y.T太郎が呼び方を変えて蓮王に歩み寄り、蓮王は約束のポーズをY.T太郎側に歩み寄って、二人の気持ちが近づいたから光に包まれたのかな。

●真弓警官の語りからの「We are」披露。「永遠なのさ」でまた人差し指を合わせる二人。
この場面が最高!二人の友情よ永遠なれ!!!

●UFOで帰っていったのは、兄弟一優秀なE.T瑛翔と玉の輿を狙う嵜子だった。このまま地球で暮らすことになったY.T太郎。蓮王「やったー!」
これまでに散りばめられた「兄のY.T太郎より弟のE.T瑛翔の方がしっかりしている」情報が、実を結ぶオチ。たろれおの友情は永遠なのさ!ハッピーエンド!!

 

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特に印象に残ったキャラクター

真弓くん
真弓警官が主となってすべての話が回っていくので、司令塔として半端ない活躍ぶりでした。鷹の目を持って俯瞰できないと、務まらない役割。すごい。

 

岡くん
小島組でも確かな活躍を見せた岡くんだから、岡ギャングのボスという重要な役どころについた意味がわかります。安心感がすごい。悪役組をまとめてノリツッコミして、憎めない役どころを演じきっていました。

 

瑛翔くん
関ジュ最年少で、あんなに出番が多いことある⁉台詞量もダンスもアドリブまでも、先輩と遜色ない活躍でした。40公演をやりきって、本当にすごい。Y.T太郎と並ぶと半分くらいの大きさしかないのが、より宇宙人感マシマシでした。

 

嵜子(嵜本くん)
この春のMVPでした!照れなくやりきった胆力に拍手です。出てくるだけで面白かったし、何かやらかしてくれるだろうという客席の期待を、毎回越えていてすごかったです。今春の思い出にと該当担以外も買ったのか、ステフォが早々に売り切れました。私も買いました。
イケメン+玉の輿を狙う!という目的に忠実な子でしたが、宇宙人ライブに誰よりもノリノリだったり商店街ギャグに一人ウケていたり、愛嬌のあるキャラで実はかわいかったです。
ゆきやくん休演時は、篤子とキャットファイトをしていたのに、ビグゲでは岡ギャング・ボスに共闘した姿が最高でした。

 

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ショータイム

1. この星で生まれて(フレッシュ)
すこやかくんのInternational&ハイトーンさが説得力を生み、劇の後に相応しい宇宙を感じさせる選曲。ショータイムは浦くんが中心に考えたそうですが、黄金期の錦戸さんや薮くんハイトーン期という昔ながらの曲だから、これは大倉さんの指示があったのかな?

2. Hapiness(全員)
たのしい。
3. 微笑み一つ咲かせましょう(ボイビ)
キラキラでかわいい。アンビとの対比で、私の好きな傾向を歌ってくれがちなのが嬉しい。
4. Wtrouble【8日まで】 RIDE【9日以降】(アンビ)
メンバー全員が揃わないとオリジナル曲は披露しない、という意思が感じられて良かった。どちらもフォーメーションがクルクルと変わって大変そう。

5. だってアイドルだもん!!(フレッシュ)
正門ソロコンでもあったというアレンジかな?ひたすらに可愛い。浦くんの挨拶から発覚した、大倉さんの選曲。「大倉」が「大阪」になったり、「たっちょん」が「アイドル」になったり、歌詞の使い勝手がすごく良い。

6. 春に会える君と
電飾のついた大きな桜の木がキラキラ光る中、昨春の名曲がまた聴けるなんて!嬉しい!!
7. 桜咲くColor
8. さくらガール
桜メドレーは春の訪れを感じさせる。良い。

9. Shall we...?(アンビ+篤志、池川、角、亀井、北村、山中)
和衣装の和楽曲は良い!ゆきやくん休演時に角くんが台詞「Shall we...?」パートを担い、息を飲みました。該当担はいつも息をどうしてるの…?

10. サクラ咲ケ
花びらが舞い落ちる中、盛り上がり最高潮で〆。

-挨拶-(ボイビ*3・アンビから一名ずつ)
挨拶ガチャは私的初日に角くんを引けたので、心に余裕がありました。


11. SHINE ON

EN1. おいでよ!ミナミ笑店街
二度目のテーマソングはファンサタイムで。
角くんが浦くんの前髪をぐしゃっとするのが割とデフォにあって、微笑ましかったです。

 

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総括~小島担として楽しかった春~

小島組の「笑劇」を観た時に、「ミステリー小説みたいな伏線を張れるんだ⁉時間をかけて丁寧に作って、とてもわかりやすくなっている!*4普段「独特な世界観だから」と思っている他担こそ観てほしい!」と思ったので、今回の春松竹はまさに願ったり叶ったりな状況でした。
ラジオで「クジラとペンギン」についての小島くんの語りを聴いた時に、小島くんの作るお話はハッピーエンドであってほしい!と願ったので*5、こんなに楽しいコントを関西ジュニアで披露したことが嬉しすぎました。

<スッキリした伏線ポイント>
・頑なな「マッシュボーイ」呼び→最後に「蓮王」呼び。
・E.T瑛翔の優秀さ(九九が言える、複雑な折り紙が折れるなど)→王位継承するのはY.T太郎でなくE.T瑛翔だった!
・最初の願い「友達が欲しい!」→素敵な友達ができたけど、それを本人には言わず匂わせるに留める。

真弓警官が「俺たちは出会いや別れを繰り返して生きている。時には宇宙人との出会いもあるかもしれない。俺たちの心はみんなここにある、だからただ気が向いたらでいい、みんなおいでよ!ミナミ笑店街へ!」と語ってからの、「We are」の流れが完璧でした!タイトルの伏線回収が痛快!元々、少年漫画原作アニメの初期OPみたいな曲だと思っていたので、集大成感が半端なくて幸せな気持ちになります。真弓警官&角爺、オトン・蓮王・オカン…と各グループが1フレーズずつ歌っていくのが、今までの楽しい時間を思い出して、またミナミ商店街に会いに行きたい…!という気持ちが膨らみ、寂しくなる程でした。

「推しがいるから」だけでなく、脚本や演出が自分と合っていると、こんなにも通うのが楽しいんだ!と初心に返りました。*6

 

角担としては、筋を壊さない程度に暴れる角爺を安心して観ていました。ずっと背中を曲げて、自然なお爺さんじゃった。毎公演5ギャグは観られたのかな?贅沢じゃ。真弓くんに「パートナー」と言われた回があって、嬉しかったな。
蓮王を探した後の岡ギャング・ボス&Y.T太郎と波長の合ったギャグをする場面と、「これ以上、宇宙人に何を言われても驚かんよ」の優しい言い方が好きでした。
劇中がヅラなため、ショータイムはオールバック!*7上階でもわかりやすくてありがたかったです。

そして、実はアンビ・ボイビ合同公演に入るのが初めてでした。Aぇがデビューし、もしかすると今年からりとかんは関ジュと別稼働になるのか?という流れの中、それでも大丈夫だろうと思えました。全員一丸となって挑む「関ジュらしさ」が春松竹にはあり、本人達が不安にならなくてもいいと思える煌めきを感じました。
ほんっと~に、楽しい春でした!

 

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レポ

*1:結局は小島名義も該当名義っぽい当選率だった割には、3階席だったなぁ…。

*2:蓮王くんが普段可愛がっている上垣くんがオカン役なのも面白い。オカン衣装が板に付きつつある上垣くん。

*3:篤志、池川、角、亀井、北村、山中から一名。

*4:2021年~2022年の小島くん演出3作品の内、「笑劇」が一番わかりやすかったです。狼煙Aぇオリ劇の「クジラとペンギン」は、好意的な解釈をする私でもよくわからなかった。狼煙あけおめの「シルエット」は、「小島くんってああいう幼い頃の友情やエモさが好きだよね~」と思ったけど、コスプレ服装がふざけていると捉えられがちだった。

*5:狼煙Aぇオリ劇の感想文→https://yuzuhi.hateblo.jp/entry/2023/10/08/211525

*6:元々、舞台感想が脚本→演出→役者の演技になりがちで、ストーリー重視の傾向があります。

*7:ピンで留めたり、色々試行錯誤はしたらしい。

2023年現場まとめ

2023年の現場に関する振り返り記事です。

 

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2023年の所感

2023年を一文で表すと、Aぇの全国ツアーが外れてAぇ担人格がお休みした間に、少年忍者にゴロンとハマりました。美少年でもなく7MEN侍でもなく*1少年忍者というのが、年初には予想していなかった事態です。向かう現場も若干変わりました。以来、同じ映像を何度も繰り返し見る元気が蘇ったので、ありがとう 少年忍者 ありがとう(一句)
そして、滝沢歌舞伎ライビュの千穐楽申し込み*2がめちゃめちゃ恐ろしかったことは、語り継ぎます。田舎の映画館ではこれまで見たことのない、チケット申し込みの待機人数画面でした…。

ジュニアの夏現場が一気に解禁された時はスケジュール管理に頭を抱えましたが、4現場とも*3行こうとする人って珍しいのか…と後で気づきました。何とかなって良かったです。

コロナに感染して安田さんの舞台に行けなかったのが、今年最大の悔いです。療養期間が大阪公演とダダ被りで、どうしようもなかった…。結果を知る今となっては、先の東京公演にも手を出すべきでした。
今でも職場でマスクを着けて気を付けている方ですが、かからないに越したことはないです。

近年はすっかり縁遠くなってしまった松竹座へも、今年は種々様々な機会でお邪魔できて嬉しかったです。100周年、おめでとうございました。
初めて訪れた会場は、穂の国とよはし芸術劇場PLAT、EXシアター六本木、COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール、Kアリーナ横浜です。

ジャニーズもSideMも状況の変化が大きい一年でしたが、それとは別軸で私自身は昨年と比べて元気になりました。「同じ公演を二回以上観てもいいのでは」と思え*4、夏あたりからは一般販売も頑張れるようになりました。秋以降は数年振りに創作意欲フィーバーの波が来て、明らかにイラストを描く時間が増えました。すぐ忘れてしまうので、現場感想ブログも進めていきたいです。

2024年もこの調子で元気でありたいです。

 

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2023年印象的な現場

これまではできるだけ推し以外の現場を選ぶよう意識が働きがちでしたが、まぁいいかとなったので今年は推し推しの現場を選びました。

 

「N.M.P」
少年忍者スプパラで、織山くんと湧くんが披露した天使と悪魔なユニット曲。いや~~~これはいいもんを観た!という感覚が未だに残ります。

「ハッピーサプライズ」
なにわポプモコンで一番印象に残った演出。頭の中で想像するボールの落下速度と、現実の速度が全然違って笑いました。なにわちゃんは真面目にやってるねん!知ってる!で余計に…。

「ガラライキュ!」
サマステで青木くん・海琉くん・将聖くんが披露したユニット曲。青木くんプロデュースは間違いない。可愛い。衣装バラバラなメンバーが集まってくる後奏部分も良き。

「ミュージカル『新テニスの王子様』The Third Stage」
「馬上テニスで馬の前脚役を演じた鮎川太陽さんの演技が素晴らしい」と話す語り部の一人に、私はなる。20年以上応援していて、馬の前脚役が上手いという才能を知るなんて、まだまだ奥深いと思いました。

 

 

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2023年参加現場リスト

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オレンジ色鮎川太陽さん、…Mマス・声優さん関連、…ライビュ、オンライン配信、ピンク色…その他。
複数会場で行われた演目に関しては、県名や会場名を記載しております。ライビュ・配信は、舞台や朗読劇など、私が『現場』と認識するものを記載しました。

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1月
KinKi KidsKinKi Kids Concert 2022-2023『24451 ~The Story of US~』」(大阪)
関西ジャニーズJr. 「関西ジャニーズJr. フレッシュ!フレッシュ!フレッシュ!LIVE ~兎にも角にもBIGジャンプ!~」
関ジャニ∞関ジャニ∞ ドームLIVE 18祭」(大阪)
鮎川太陽鮎川太陽 32nd Birthday Event」福岡2部(ゲスト:赤間直哉星野正樹
 

2月
鮎川太陽「『滄海天記』~陽炎篇~」
永塚拓馬永塚拓馬のココだけ! ラストダンス」
少年忍者「Spring Paradise」→感想(そして私は踊る~「Spring Paradise」少年忍者公演 雑感~ - 柑橘類の陽
Boys be「Spring Paradise」(大阪)

 

3月
内博貴「HIROKI UCHI LIVE 2023 ~Live Houseにおいでよ~」(大阪)
SideM「THE IDOLM@STER SideM PASSIONABLE READING SHOW -超常事変~対立スル正義~-」

 

4月
滝沢歌舞伎 ZERO FINAL」

 

5月
「道頓堀 松竹座 映画祭『「関西ジャニーズJr. 目指せ♪ドリームステージ」』」
坂本昌行 主演ミュージカル「THE MUSIC MAN」(愛知)
戸塚祥太辰巳雄大 舞台「BACK BEAT」(大阪)
少年忍者「俺たちのBANG!!! ~大劇場を占拠せよ~」(大阪)→感想(未来を描くにあたって~「俺たちのBANG!!! ~大劇場を占拠せよ~」雑感~ - 柑橘類の陽

6月
北川拓実・青木滉平 舞台「Shakespeare's R&J」(愛知)

 

7月
「ALL Johnnys' Jr. 2023 わっしょいCAMP! in Dome」(大阪)→感想(どうせなら、余すことなく。~「ALL Johnnys' Jr. 2023 わっしょいCAMP! in Dome」雑感~ - 柑橘類の陽
なにわ男子「なにわ男子 LIVE TOUR 2023 'POPMALL'」(大阪)

 

8月
少年忍者「マイナビマステライブ2023 俺たちがミライだ!!」
関西ジャニーズJr. 舞台「One ANOTHER」→感想(副題は「旅人」~「One ANOTHER」所感~ - 柑橘類の陽
安田章大 主演舞台「少女都市からの呼び声」(大阪)
関西ジャニーズJr. 「Summer Paradise 2023 ~関西だし魂味~」

 

9月
関ジャニ∞「KANJANI∞ 20FES ~前夜祭~」
関ジャニ∞「もうハライッパイ?!みのりの秋だョ!全員集合!関ジャニ∞春夏冬中(あきない)テレビ 生配信スペシャル!」

 

10月
内博貴 出演舞台「少年たち 闇を突き抜けて」
土岐隼一トークショー花園大学 京花祭)
鮎川太陽 出演「ミュージカル『新テニスの王子様』The Third Stage」(大阪)
→感想(初テニミュ感想(サーステ)|ゆずひ
北川拓実・鈴木悠仁「MUSICAL SHOW『日劇前で逢いましょう~昭和みたいな恋をしよう~』」(大阪)
SideM「THE IDOLM@STER SideM 8th STAGE」

 

11月
坂本昌行桐山照史 ミュージカル「キャメロット」(大阪)
内博貴 出演「Love from Orchestra」(大阪)
SideM
「315 Production presents F@NTASTIC COMBINATION LIVE 【CONNECTIME!!!!】~共鳴和音(harmony chord)~」
元木湧・豊田陸人 ミュージカル「SEVEN-西遊記7つの戦い-」(大阪)

 

12月
藤原丈一郎 舞台「月とシネマ2023」(大阪)
AmBitious「関ジュ Special LIVE 2023~魂ティニュー~」
Boys be「関ジュ Special LIVE 2023~すてっぷあっぷ!~」

 

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これまでの参加現場まとめ

2022年現場まとめ - 柑橘類の陽
2021年現場まとめ - 柑橘類の陽
2020年現場まとめ - 柑橘類の陽
2019年現場まとめ - 柑橘類の陽

2018年現場まとめ - 柑橘類の陽
2017年参加現場まとめ - 柑橘類の陽
2016年参加現場まとめ - 柑橘類の陽
2015年参加現場まとめ - 柑橘類の陽

*1:美と侍は何回か単独公演に申し込んでいるものの、未だ当たらず。

*2:一回は観ようと思っていましたが、直前に少年忍者フィーバーが来なければ、「どうやら気合いを入れないと取れないようだな?」と調べることも、千穐楽に申し込む気も出なかったでしょうね。タイミングの妙。

*3:わっしょいCAMP、少年忍者サマステ、夏松竹、関ジュサマパラ。

*4:近年は「一回観られるだけでもありがたいのに、それ以上を望むのは贅沢かな」と思っていました。

315プロとボスの2023年

3次元と2次元を行き来しているボス*1の、2023年Mマス事まとめです。

 

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2023年月次録

 

1月

モバエム_サ終

サ終すると聞いて、一番やりたかったのは「プレボを空にすること」。寮を増築して手持ちを移してレッスンして…の繰り返しで何とか達成しました。
画像は、最終的に弊社でチェンジすることができて嬉しかった推しカードたち。冬美くんの尊先・都築さんムーブが好きなので、「希望の原型」チェンジ前が一番好きなカードです。
お疲れさまでした。

 

CD_「THE IDOLM@STER SideM 49 ELEMENTS -07 Altessimo」
「The Symphonic Daylight」銀×青なイメージ。アルテ曲の中でも強さを感じる。
「Resonate Blessing」都築さんソロ。宇宙で歌っていそうな壮大さとともに光を感じるあたたかい曲。「ブラボー!」が優しくて泣きそう。
「オーロラ・モーメント」麗くんソロ。海辺を歩きながら夜空を見上げて歌うイメージ。冒頭からあるチラチラしたピアノ音がオーロラめいていて美しい。
次のライブではソロ曲を聴けちゃうのか…と今からドキドキします。

 

 

2月

サイスタ_イベント「GROWING SIGN@L FLASH LIGHT」
越境大好き!都築さんが名を連ねてるのが嬉しいし、普段のユニットとは違う曲調なのが嬉しい。ふわふわメンツの中で頑張る恭二くん、ドンマイ。
推しの待てこん寸評:大吾くん→スパダリ、都築さん→セクシー小悪魔、冬美くん麗くん→10代ゆえの若々しさが良し。

 

イベント_アイマスMOIW2023

水道橋付近の現場に参加したため、のぼりがずら~っと並ぶ様を眺めにいきました。納期が短いと知っているだけに、どののぼりも熱気マシマシで圧巻。旗とみのりさんとアイツと。
ブランド合同イベントは、P達の解説と悲鳴を聞くのが楽しいです。

 

サイスタ_キャンペーン「Happy Valentine's Day!2023」
キャンペーン期間が長くなったおかげで、イベント完凸+自然回復ぼちぼち勢でも全員に80個のチョコを贈れました。推し達にはもう少し配りました。

 

サイスタ_イベント「GROWING SELECTION -With…STORY-」
らぶきゅ用にアイテムを残したはずだが⁉人生二度目の大吾くん上位報酬イベントです!(モバは上位走せずのまま。エムステのみ。)

 

 

3月

イベント_「PASSIONABLE READING SHOW -超常事変~対立スル正義~-」 

両日配信組でした。

【一日目】
・九十九先生がユニットメンバーのモノマネをするとなった時、「ぎゃおおおん」だと思っていたので、まさか大吾くんのモノマネがくるとは思わず動揺しました。
・ピエールくんと麗くんの絡みをありがとう。
・エレーヌ(ピエール)と紅炎(朱雀)と壊(麗)のやり取りが可愛かった。
・真練(百々人)はコピー元の能力が劣ることに劣等感を抱いているけど、表裏先生(道流)からすると『装置がなくても複数の能力を操れる』羨ましい存在になるんだな…。
・巻咲の人とクラファの人が息絶えてそうだな…。
・小松さんを一日目も呼んでほしかった~!

 

【二日目】

・ゆっくり喋りだから時間内に説明が間に合わない都築さんに笑った。
・都築さんが思うユニットメンバーのいいところ→「バイオリンのセンスがいい」「しっかり者」
・直央くんの演技指導が天才子役のそれで良かった。
・転羽太(涼)と当流(大吾)はバトるのかと思いきや、転羽太が当流を信じていて良かった。
・当流の戦闘シーンが冷静でカッコ良かった。
・みやたんを2日目も呼んでくれ!!!
・雷斗(漣)VS真練(百々人)の大バトルの後に、最終戦として残(輝)と望海(みのり)もバトるかと思っていたけども。キービジュアルでの大きさを見ると、そうですよね!?本来のモバエム発表でもそうするつもりだったのかが気になる。

・私がこの世界線にいたら、軍・学園側につく無能力者だろうな~と思ったものの、襲われるだけのごく一般的な無能力者が関の山かもしれない。
・上の文章を打つ際、自然と学園側から書いているのは「正義」側だと思っているからなのだろうか。

 

CD_「THE IDOLM@STER SideM 49 ELEMENTS -10 F-LAGS」
「Tricolor Rendezvous」海よりは街イメージでオシャレな曲調。持ち寄った個性的な花々で花束を作るのが素敵。
「Yell Song」涼くんソロ。強い光を感じます。
「SASH OF SMILE」大吾くんソロ。ソロ二曲目はダンススキルに振る曲調になるかと予想していましたが、お客さん巻き込み型の盛り上げ楽曲でした。一番は涼くんの笑顔、二番は九十九先生の笑顔について描いているのかしら…(*^-^*)
「筆跡の彼方」九十九先生ソロ。明るくなったことで、九十九先生の中の時が進んだんだな~と思いました。

 

ふるさと納税_ガラス工房ONOさん
めちゃくちゃカッコイイコップが届きました!時々出しては眺めてます。

 

4月

サイスタ_サ終のお知らせ
放送はリアタイできず、TLで情報を知って驚きました。せめて大規模アプデ前の更新停止かな~とばかり思っていましたが…。

 

コラボ_日販さん
今年見られたのは、大阪の東雲さん。向かった時期が遅かったため、それ以外のキャンペーンは既に終わっていました。

 

315プロNight_アーカイブ開放
1週間ずつ100回ごとのアーカイブ開放をします!って、社会生活を送りながらは無理ゲーなんだが⁉と思いつつ、推しユニあたりを聞いていきました。初期旗の人気コーナー「お助け!ラブリーキューピッド」は思っていたより回数が少なくて、それほどインパクトが強かったんだな~。ヤツが待ち構えているだけで笑ってしまう👼

 

5月

5月の発表で気持ちが上向きになったPが多かったと思いますが、私はこちらの方が気持ちが下がってしまいました。サイスタで復刻ガシャはもうないんやね…。
未読だったサイスタのストーリーを少しずつ読み進める。

 

6月

上に同じく。

 

7月

コラボ_ガラス工房ONOさん・梅乃宿酒造
昨秋呑んだお酒が普通に美味しかったので!大吾くんのお名前は漢字の「大吾」表記が好きですが、未成年はローマ字表記のコーヒー組に。コーヒーも好きです。

 

サイスタ_サ終
「終了日までに何をやりたいか」と考えるのも四度目です。
サイスタのFESは推しと全く関係がないまま終わってしまいました…。

(ポプマスはもう消してしまっていた…。)
今回は、下記のやり込み作業を行いました。
・ストーリーの全読破(読むのをサボりがち。ガシャを回す前にこまめに読んでおくんだった。)
・推し達をアイドル度100まで育てて称号ゲット。
・上記育成に伴い、条件クリアができそうな楽曲を中心にプレイする。
・できる限りチェンジする。

大吾くんと都築さんの所持カード記録📝有償石のみガシャを回していないことがバレますね。無償石でも回せたら、あとちょっと…と課金するタイプなのですが。

ログボで貯まった石で最後のガシャを回したら、未所持の冬美くんSSR!そんなことある~?!(残り数日で育成しました)

 

8月・9月

ローソンでサイスタSSR画像を印刷したのと、サイスタ有償石返金の申請を行った以外は、特記事項無し。

 

10月

イベント_「THE IDOLM@STER SideM 8th STAGE ~ALL H@NDS TOGETHER~」 

通し券での現地参加です。

【一日目:レベル3】

挨拶はないんだ⁉全体曲からすぐソロ曲へ突入⁉早速今までのお決まりを壊していく演出に期待大です。今回はダンサーさんもつくんですね!個人的には他キャラがバックにつく方が嬉しいですが、本職の方が加わることで演出の幅が広がったり、声優さんの負担が減るならそれで良しです。

「トキメキ・ぷろろーぐ!」
直央くんがかわいくてかわいくて、若干ミュージカルっぽい曲調も相まって好きでした。

「オーロラ・モーメント」
我々のサイリウムの光ごと、宇宙の中に包み込まれるようでとても神秘的でした。

みんなで歌おう!SideMメドレー
明るい曲が続く中、アルテの選曲は「Tone’s Destiny」で、ですよね~!Day1は都築さんパートに耳を澄ませる麗くんの姿が見られました。

「SASH OF SMILE」
大吾くんソロにトリコロールカラーのサイリウムを振るべく、イントロごとにソワソワしていたため、正直なところ早く来てほしいのか来てほしくないのか(終わってしまうから)わからない状態でその時を迎えました。登場してタオルの案内をし、心の準備をさせてくれてありがとう。会場ごと盛り上げちゃるぞ!という意気満々の担当は、世界一のアイドルです!

「素敵にCon grazia!」
一度披露済とはいえ、間奏中に早着替え!ダンサーさんが増え…もっといっぱい増えた⁉で315プロのアイドル大集合!は嬉しすぎるし、北斗さんだからこそできた演出の豪奢さ!!満足感がすごい…。大吾くんが千年に一度の美少年ポーズで、「ちょっと待ってアクスタ(のポーズ)ー⁉」と声が出ました。さすが浦尾さん。

 

【二日目:レベル5】

「Present For You!!!!! ~A day in the café~」
序盤ながらもグランドフィナーレ感。カフェパレのおもてなしを受けるユニットの面々。最高~!幸せ~!

全員MCなはずなのに、全体を何度見ても土岐さんの姿がなかったため、次に起こる事態を覚悟しました。(深町さんもいなかった模様)
特殊イントロの曲調で次はクラファ?とエメラルド色のサイリウムが増える中、ライトイエローのユニットサイリウムを光らせました。そして聞こえるヴァイオリンの音色。現場にいられて、信じきれて良かったなぁ…と思いました。

「Resonate Blessing」
2日目はユニット曲中心に披露するって言ったじゃないかー!?(ソロ曲をやらないとは言っていない)と動揺しましたが、この曲は音を震わせる空気の粒になって聴きたかったので上空で本望でした。幻想的な時間はあっという間…。


結局は約4時間(!)の公演でした。この界隈に来てから開幕アナウンスの「休憩はありません!」に歓声をあげるくだりがよくわかりませんが、休憩を入れてもええんやでと思っています。


新設されたKアリーナでのアレコレは聞いていたので少しビクつきながら会場へ向かいましたが、そこまでひどくはなかった印象です。一日一回の公演、入場後にフラワースタンドを見るためトイレ列が分散したり、規制退場を100%守る民なため、言われていた程の混乱がなかったのではと思います。
有料会員の最速先行が良席であってほしいという意見もわかるのですが、例えばアリーナ=最速先行枠、レベル3=Web2次枠のチケットを割り振ったら、最速先行の当選数が少なくなります。私は早くチケットを押さえて旅程を組みたいので、今のように「最速先行枠の当選数が多い」方が過ごしやすいです。育ってきた環境の違いかもしれませんが。
不満を言えば、撤収の時間があるのは承知の上、アリーナ全域が早めに退場できたのにレベル5が最後まで呼ばれなかったのはズルいな⁉と思いました(笑)。

 

11月

イベント_「315 Production presents F@NTASTIC COMBINATION LIVE 【CONNECTIME!!!!】~共鳴和音(harmony chord)~」
配信で閲覧。
ストーリー付きのチケットを購入しましたが、量がたっぷりですね…!
元々2次元よりは3次元のアイドルが好きなのもあり、3D LIVEに対してあまり前向きな気持ちではありませんでした。でも、客席の歓声込みで眺めるとアイドルがそこに「居る」と思え、これはこれで良いものだと思いました。キャストさんがキャラクターのライブを観に行ける状況も不思議で、このシステムゆえですね。
もう少し西寄りの場所で開催されれば、現地参加も検討します。

いつものユニット曲とは違う色を楽しめるから、シャッフルユニットが大好きなんだ~!彩の「自分達らしいリズム」も、麗くんの「芸」がバイオリンなのも、個性です。合同曲が彩らしさ+アルテらしさがある上に、最高にHappyになっちゃえる組曲でめちゃくちゃ楽しかったです!
都築さんからのプロポーズかな?と思うようなMCもありましたが…お幸せに…!

 

12月

コラボ_タワーレコード 


実存感のあるお仕事が嬉しい。

 

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これからのこと

今、私がSideMを紹介するとしたら「担当の2次元アイドルがいるジャンル!」となり、それ以上は難しい状態です。「ゲームはなくなってもコンテンツが続きます」というのは、ある程度続いて自分の中で咀嚼しきらないと上滑りの説明になってしまいますね。応援する3次元アイドルがいる事務所も逆風に塗れる年だったので…何で同時なん?と幾度か思いました。
8th Day2で、ファンになってからの目標「現地で推しのソロ曲を聴く」が達成されたため、これから私は何を目標にするのだ…?と少し途方に暮れました。WT完走という心残りはあるものの、簡単ではないと思うので。
他界隈で上京する機会が増えたため、最近はほとんどが関東近辺での開催*2なSideM現場を絞らざるを得ません。もう少し西の地方にも来てほしいなぁという希望はありつつ、自分はSideMに何を求めるのか、ぼんやり考えようと思います。
5年以上見てきて、はてブでまとめるのは今年が最後になるかもしれません。

 

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315プロとボスの2019年 - 柑橘類の陽

315プロとボスの9ヵ月 - 柑橘類の陽

*1:兜大吾くんと都築さんびいきの旗アルテP、冬美くん、ピエールくんも推してます。

*2:北海道は参加がだいぶ難しい。

「クジラとペンギン」と小島くん、そして「炎」~Aぇ! group「関西ジャニーズJr. LIVE 2021-2022 THE BEGINNING~狼煙~」雑感~

半分くらいは書いていたAぇ狼煙オリックスの感想に取り掛かる気が湧いてきたので、仕上げました。タイトルからわかる通り、ほぼほぼ「クジラとペンギン」の話です。

 

 

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セトリ順の感想


▼バンド
1. 「NOROSHI」
コンサートタイトルから一番に思い浮かぶ曲が披露されて、納得しかありません。
2. 「glider」
3. 「証拠」
4. 「勝手に仕上がれ」

(挨拶)

【ジャニーズAぇ曲メドレー】
5. 「キ・ス・ウ・マ・イ 〜KISS YOUR MIND〜」
最後に挨拶する小島くんが、既にトーテムポール待機するメンバーを焦らしまくってからのスタート。
6. 「この星のHIKARI」
興奮で思わず隣のすと担をどつきました。京本くんの高音部分はもちろん末澤くんが担当。
7. 「チャンカパーナ
スタンドマイクでの披露。手越さんの高音パートはもちろん末澤くんが担当。
8. 「Big Shot!!」

 

【コント】

9. 「夏のカナタ」(BTK:ペ・セヨン(末澤)、F.タイガー(小島)、リ・チャード(リチャ))
10. 「Spicy Love」*1(BTC:正門ガンジー(正門)、イソジン(大晴)、ヨシ子(佐野))

★日替わり対決
「ヨシ子がルールなのよ!」と戦うことに。

(19日夜)「叩いてかぶってジャンケンポン」
①    ヨシ子 VS ぺ・セヨン ②◎正門ガンジー VS リ・チャード ③◎イソジン VS F.タイガー 

20日昼)「10秒ヨシ子お絵描きチャレンジ」
   ヨシ子の美しさを絵に表現できた、F.タイガーの勝利👑

11. 「アエテオドル」
最終的に、「BTKとBTCであえて踊らへん?」とこの曲を披露。*2「目が細い」以外の落とし方もあったらいいなとぼんやり思う。

 

【MC】

12. 「キミトミタイセカイ」
※ドリアイ白衣装

 

▼ユニット
13. 「T.A.B.O.O」(正門・福本)
※赤ジャケ白シャツネクタイと鎖

14. 「クジラとペンギン」(小島・佐野)
※黒スーツに被りもの(クジラ→小島 ペンギン→佐野)

15. 「GOD DAMN」(末澤・リチャ)
※上は白衣装

 

▼ダンス
※赤新衣装
16. 「Stray dogs.」
17. 「NEVER AGAIN」
18. 「Special Order」

 

▼バンド
リチャ→小島・佐野→末澤タップ→正門(ギターの先から火花が出る)→大晴

19. 「PRIDE」※新曲
20. 「Firebird
21. 「Breakthrough」

(6人順番に挨拶)

22. 「空言オーケストラ」

 

【アンコール】
EN1. 「Winter Lovers」
EN2. 「ロマンティック」
おは朝12/20放送に映りこんでいたセトリでは、「バンバンッ!!(バンドVer.)」とありました。

【Wアンコール(千穐楽のみ)】
WEN. 「アホ新世界」

 

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「クジラとペンギン」の解釈について

【イラストレポ】

間奏のパネル部分が、この楽曲最大の「?」演出です。主語は大きく、会場全員の頭の上にハテナが浮かんだことでしょう。

下りてきたパネルがAぇメンバーのものだったら、「いろんな人の中から佐野くんを選ぶ」とわかりますし、全部佐野くんのパネルだったら、「たくさんの佐野くん(ペンギン)の中から本物の佐野くんを選ぶ」んだとわかります。*3
でも、この「選ぶ」行為は、どちらの場合でもクジラ側に視点が寄りすぎています。パネルと戯れる様子がとても楽しそうだったので、「こう過ごせたらいいのにな~」という二人の希望が描かれていたのかなと思いました。ということは、死んだ?背中合わせで満足げな笑みを浮かべながら(ラスト)、死んだ?ハピエン好きなのにメリバになってしまったので、他の方の解釈を求めます。
そもそも、「お互い好きだけど、異種族だから想いを胸に秘めている二匹」がモチーフの曲なので、自分の気持ちを伝えたかどうかは不明です。

こういうのは、何が正解かより、考えること自体が大事だと思います。考えている時間は、「クジラとペンギン」の楽曲に浸る時間となりますし。

考える上で必要かもしれない、小島くんと「クジラとペンギン」の関係を3つ記して、この項目を閉じます。人によっては”クジラとペンギンの帽子を被って歌っている”と聞いて「バカにしてる⁉」と思うかもしれませんが、そうではないですよ~小島くんはこの曲を大切に思っていますよ~というのは伝えたいです。

 

①「とれたて関ジュース」2017年5月21日放送

小島「この曲はね、切ない曲なんですよね、すごい。めちゃめちゃ考えさせられる曲なんです、すごい。初めて聴いたんですよ、この曲を。昔初めて聴いた時にずっとリピートモード、にして聴いていたくらい大好きな、ゆっくりした曲なんです。メロディーが。めっちゃいい歌詞、って言いますか。すごい、あぁ…あぁ…!みたいな。(浜中「クジラとペンギンが泳いでる!って?」)違うんです、これは恋の話なんです。(浜中「クジラとペンギンの?」)恋の話!(古謝「でも叶わないんですよね、クジラとペンギンでね。」)人間もね、叶わない恋あると思いますね。そうですね、その運命に、愛することと言いますか。自分は、ほんまはもしかしたら、(浜中「もういいよ(笑)。ここそんな時間ないから(笑)!そんな話せんといて(笑)」)すんません。」

番組エンディングに流す曲について説明。小島くんの曲解釈は最後まで聞けなかったけど、話の続きがハッピーエンドだったらいいな!

 

関ジャニ∞「十五祭」見学回(2019/7/27)で「クジラとペンギン」を引く
アコースティックコーナーが「クジラとペンギン」「花であれ」「ロイヤルミルクストーリー」の内1曲披露(2曲の日もありましたが)な中、一発で推し曲を引けてうらやましかったです。

 

③ISLAND TV 2020年5月17日配信

Aぇ! group「#AぇTV 【小島王前編】」|ジャニーズJr.公式サイト

開始10分あたり、「小島の前世は?」という質問に対し、「くじら」と回答。*4まだこの曲のことを好いてくれてるんや…ありがとう…となりました。

 


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全体の感想

サマスペは「夏!」感が強かったため、今回は冬の色になるのかと予想しながら参加しましたが、実際のイメージは「炎」でした。

関西にこだわりすぎず、色々なグループの曲を選ぶようになったのが、今までのAぇからの変化だと思います。スノよりスト、YJ世代でカツンなのは「わかる」です。

今回はバンド披露の時間が増えたため、「この曲をバンドで?」という驚きがあったのも良かったです。元々はバンド曲でないものだと、この曲を表現するための手段としてバンド形式を選択した感があって好きです。いつか歌うだろうと思っていた「証拠」もきましたね。

Aぇ担のメイン層*5と私は少しずれていると感じるため、「こういうのがAぇ担の好みなんですね?」という受け取り方をしています。私好みに寄るならばで、V.WESTの楽曲をやってほしい…冬曲をやってほしい…と前からずっと思っているのですが、なかなか叶いません。
大多数の人が喜んでいるならそれが正解ですし、本来好みでないはずの人も「楽しかった!」と思わせられたら、それがグループの力だと思います。まだ上手くは説明できませんが、「Aぇらしさって何なの?」と問われた時に、自分の言葉で的確に伝えられるようになったらいいなと思います。

*1:おは朝12/20放送に映りこんでいたセトリでは、「スパイシーラブ」とカタカナ表記でした。

*2:久々とはいえ、おふざけありの披露では数多いアエテオドル担が満足しないのでは、と思っていたら案の定そういう声もありました。2023年10月時点で、普通に踊っての披露がコンサートでされておらず、長い道のりです。

*3:「最初はなにわ男子のパネルにするつもりだった」という話があったので、この2説は正しくありません。

*4:小島くん「水が好きなわけよ。泳ぐのとかも好きやし。関ジャニ∞さんの『クジラとペンギン』という曲があるんですけどね。あれを聴いてその時思ってたんが、『俺 クジラやったんかな?』って。」

*5:Twitterから想定される、平均的なAぇ担像。

副題は「旅人」~「One ANOTHER」所感~

開演前に会場にオルゴールVer.で流れる「Another Tomorrow」が発表されたのは、今から10年前の2013年夏でした。それよりもっと前、2002年に関ジャニ∞が松竹座で上演した「ANOTHER」にて披露された「旅人」が今夏のキーワード楽曲です。まずは歌詞を貼っておきます。

関ジャニ∞ 旅人 歌詞 - 歌ネット

 

ストーリーの感想

※以下、話のネタバレを大いに含んで話します。相関図もネタバレを含みます。

 

【簡単なあらすじ】 
かんさい海洋高等学校の船舶実習中に嵐が起こり、生徒たちは無人島に難破する。意見の相違から、航海コース、機械コース、2年生チームに分かれてギスギスするが、先の嵐で亡くなったソウシ先生の遺志を引き継いだシンが、みんなの心をもう一度ひとつにしようと励む。 

 

【相関図】

生徒たちは、3年生で航海コースか機械コースかを選択し、それぞれの道に進んでいきます。 
その進路決定時に「別々のコースで学び、ゆくゆくは船長と機関長になって一緒の船に乗ろう!」と約束するオトとケイゴの姿があり、こういう設定は、オタクみんな好きでしょ~!?と思わず主語が大きくなりつつ頭を抱えました。タイプの違うアユム*1とゲントクも両コースに分かれて支え合うし、安易に使いたくない「エモい」関係性があちらこちらにありました。それぞれのチーム内で別視点の意見をもたらすのがシンジとリキ(岡くんと楽くん)で、縁の下の力持ち感があって良かったです。 
2年生全員がボイビではなく一太くんがいることで、それぞれのチームとして締まった印象になりました。 
 
かつてタクミが救ったソウシ先生の命が、今度はオトを助けるという命の連鎖。 
ハピエン好きなため、「みんなすぐに先生は死んだことを受け入れたけど、実は生きているのでは?ワカメをひょっこり頭に乗せて登場するのでは?」とかなり後まで疑っていました。しかし、シンと夜の岩辺でのやり取りがあった後に花道のすっぽんで退場したため、この世にあらざる者になったと納得せざるをえませんでした。海難事故はそれくらい唐突に人の命を奪う…。 
話の筋を知った後で改めて観劇すると、「海が好きやから」入学したシンの言葉に泣きそうになります。 あらすじでの主語にするくらい、私の中ではシンがこの舞台の主役でした。
 
もちろん、この舞台を絶賛する声ばかりではありませんでした。島で少年たちが葛藤する部分が主なため、例年に比べてあまり動きがないよう感じられたのが、不満点に繋がったかと思います。 
順番にシンの言葉に納得していくシーン(と解釈しています)を「笑ってはいけない○○」だと評する人もいましたが、切ないアレンジBGMの「旅人」に涙腺を刺激されるから、私はそれどころではなかったというのが正しいところ。 
 
観劇してから振り返ると、タイトルは「One ANOTHER」…「お互いに」。船を進めるために必要な、お互いに思い合うことの大切さを描いていました。珍しくも、タイトルが話の内容ときっちりリンクしていました。 

 

ショータイム

赤い幕の前で、塩山直太朗くんのバレエと伯井太陽くんのダンスで空気が一変。これからショーが始まるぞ~!という空気に包まれます。 

「ABC」
わっしょいしんけんすいじゃくで見掛けた姿も多い、フレッシュJr.のまだおぼつかないダンスがかわいい。次の季節には今以上に踊れるようになっているんだろうな~。子犬とJr.の成長は早い。


「BANG!BANG!バカンス」
「渚のお姉サマー」(アンビメイン)
「ole!ole!carnival」(ボイビメイン)
「Løve Rainbow」(りとかんメイン)
夏真っ盛り!盛り上がるぞ!と楽しいメドレー。 


「KANSAIサマー」
東のサマパラでも披露された、関西Jr.の新曲です。ざっくりと言って、盛り上がるお祭り曲で、メンバーが踊るのを見ればすぐに踊れます。今度は「どっこい!」なんか~と思いました。「夏は短し恋せよ乙女」のフレーズとメロディーが好きです。 

 

「Amazing Romance」(彪太郎、浦、一太、上垣、千田、亀井、司、惺太)
「今夏は誰を目当てに観に行くんですか?」と訊かれると、「りとかんはこたちゃん、アンビは浦くん、ボイビは亀井くんが好きですね。無所はたんたん(丹下璃音)と伯井(太陽)くんを観たいです。」と答えていました。そんなメンツが揃っているのでニッコリしました。しかもスティックを持って踊るキラキラ楽曲!やったー! 

「青天の霹靂」(風雅、楽、リオン、太郎)
檻を携えての登場で、一気に治安が悪い(誉め言葉)!!!!

「夏のハイドレンジア」(西村、岡、丸岡、北村)
しっとりと歌いあげる。シャッフルコーナーはりとかんが「二番目の個性を活かせるように」とメンバーや選曲を行ったそうで、いつもと少し違った姿を見られて嬉しいです。 

 

「Masterpiece」
関ジュの文脈では、かつてFunky8が踊った曲ですが、カッコイイダンス曲として再び取り上げてくれて嬉しいです!

「関西アイランド」

「LOVE」
いろんな季節を思い出す、名曲。私はやっぱり2015年日生の「少年たち」を思い出します。 
この曲の伯井くんの表現力がめちゃくちゃすごくて!何でそんなにキラキラを振りまけるの⁉愛そのものじゃん⁉と動揺しました。無所メンバー最前列0番にいるのも大いに納得です。 


「旅人」に思いを馳せて

観劇後の第一印象は、関ジャニ∞の「旅人」をモチーフにして作られた「ANOTHER」だということでした。そもそも「旅人」は舞台「ANOTHER」に当てて作られた楽曲なので、鶏卵の話にはなりますが、以前より「旅人」を知る人たち(主にeighter)の琴線に触れるのは当然です。 
私の初松竹座は2004年夏の「Summer Storm」で、実際に関ジャニ∞が松竹座で「旅人」を歌う姿は観たことがありませんが*2、それでも2023年夏の松竹座で関西ジャニーズJr.が「旅人」を歌った事実にグッときます。 
 
ここ数年観てきた「ANOTHER」とは舞台設定から大きく異なりましたが、「ANOTHER」とはどういう話?と問われた時に、「少年たちが船で難破し、たどり着いた無人島で葛藤した末に成長する話」と答えるならば、今夏も間違いなく「ANOTHER」です。主題はそのままにアレンジをきかせ、こういう伝統の受け継ぎ方もあるのか~と新鮮でした。 

 ソウシ先生「船は一人で漕ぐもんやない。みんなで漕ぐものや!」
 シン「海が大好きやから」
 アユム「船は人生」

など、海や船と人生をリンクさせるポイントとなる台詞がいくつもある中、”大切な人から教えてもらった言葉”として、ソウシ先生が度々伝えたのは次の一節です。 

遠くで誰かが今 僕を呼んでる気がする
特別なココロで あてもない旅に出かけよう

「旅人」って、こんなに船旅めいた歌詞だったんだなぁ…と今さらな感想を持ちました。 
ところで、劇中では語りすぎずに察せよという部分なのでしょうか。話が進むにつれ、「旅人」を知っていると思い浮かんでくる歌詞が下記の部分です。 

大切な場面が 例え色褪せても
あの人の言葉を忘れない

劇の最後で歌うとなった時に、このパートは誰がどう歌いわけるのか?と楽しみにしていましたが、残念ながらカットでした。 
ここで指す"あの人"って、オトとケイゴにとってはソウシ先生で、ソウシ先生とシンにとってはタクミなんですよね。劇中の最後にシンが「僕のお兄ちゃんの言葉です!」と嬉しそうにオトとケイゴに話してくれましたが、Wミーニングの単語…良い…!そして"言葉"自体は「旅人」の一節で、もうこの舞台の副題は「旅人」やん⁉と今回の記事タイトルにもなったわけです。 
全く知らない楽曲群から自分の好きを見つける作業も楽しいけれど、もともと知っている曲を深掘りする作業も楽しいな~と思った夏でした。 
 
23日夜公演の彪太郎くんの挨拶で、「1曲を作るだけでも大変なのに、今回の舞台では4曲も新曲があってありがたいことだ。*3今後も歌い継がれていったら嬉しい。(意訳)」という話があり、私もまさにこの気持ちでした。もしも数年後に今回の楽曲を受け継いだ次世代の子達がメインとなる舞台が上演され、りとかん担も懐かしい気持ちになるのかもしれないと思うと、今後の「ANOTHER」も楽しみです。 

 

左は2月と5月、右は8月に頂いた、松竹座のお姉さんによる双眼鏡チェックOKの証シール。色違いデザインが嬉しい。秋以降別デザインになった場合は教えてください。

*1:のちに、アユムには闇落ち寸前な展開が待っていた。なんてこった。

*2:参加した2004年クリパの日替わり部分は、クリスマスパートでした。

*3:「世界が君を待っている」「Dream on」「Just don't look back」「KANSAIサマー」※一部、曲名の表記不明。