柑橘類の陽

イラストだけでなく、言葉でも伝えられるようになりたいです。

「X'mas Party!! 2018」雑感

ここのところおなじみの「会員動画を見てください!」から記事を始めようと思っていたのに、未だに上がる気配がないとは…予想外です(笑)。前例があるからと油断していてはいけませんね。

全曲ではありませんが、12月の松竹座で行われた関ジュコンの雑感です。

 

 

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曲ごとの感想

 

 

<X’mas メドレー>

「All I Want For Christmas Is You」

RIDE ON TIME」でもピックアップされていた*1、大橋くんの高音ソロから始まるクリスマス楽曲。私的初日が開始から少し経った11日だったので、その頃にはもう特に不安要素のない歌声でした。

 

「キミへのキャロル」

セトリを見てまず、「∞さん、この曲の存在を覚えていたの!?」とビックリしました。外から見てる分にはわからない問題がどこのグループにもあると思うのですが、∞さんの場合は「コンサートでカップリング曲を全くやらない問題」があります。*2カップリング曲を好きになりがちな私は、「∞さんはタイアップなしのカップリング曲の存在をすっかり忘れている」ものとして納得するようになりました。そんなことはさておき。

楽曲冒頭に流れる目覚まし時計のベルが、佐野くんが叩くドラムのシンバル音に変わり、爽やかに始まりました。雪だるま、プレゼント、トナカイ…と歌詞にあるクリスマスモチーフとともに次々とメンバーがステージ上に集まってきて可愛い上に、サビの振り付けがめちゃめちゃ可愛い!
大サビ前のオイシイパートは、西畑くんと正門くんが掛け合いで歌うので、\Aぇ少年時代の友達見てる!?11年組のピンスポ時代が来ましたよ!! /と胸が熱くなりました。すごく楽しい時間でした。

 

<シャッフルメドレー>

「keep the faith」
道枝くん・恭平くん・正門くん・小島くん。若干スタンドが付いたマイク(正式名称は何でしょうか)を用い、正門くんの「sweety」が客席中のキャーをかっさらった一曲。恭平くんや道枝くんが、下から吹き付けるエアー演出に対して効果的に見せるために髪型を工夫しているそうだという中、小島くんはなでつけオールバックだからそもそも髪がなびかないんだよな~と思いながら見ていました(笑)。

 

「Hey!Say!」
散々「平成最後の」というフレーズが使いまわされている2018年で、どこかで誰かにやってほしかったある意味旬の曲が、松竹座でやっと観測されました(笑)。
西畑くんが休演の回では、この曲がばっさりカットだったそうです。半ズボンの体操服に白い靴下を履いて元気に踊るちびっ子達の姿(既に身長が伸びている子は、より罪悪感が増します…)を見ても、松竹座内のお客さんが通報されないための配慮だと思っています(笑)。雑誌で見かけたピンク衣装よりも、白いパーカーを着た西畑くんの方がたいそうのおにいさん味が増していて良かったです。背の高い子の背中にも「平成○○年」の文字があり、二桁世代…と時の流れを感じました。

 

「#chau」
大西さんと長尾くん+ちび5(後のLilかんさい)がメインで歌うJUMPさんの王道カワイイ曲。まず、大西さんと長尾くんという『ザ・アイドル』の仕事人が揃って王道曲を披露するという時点で、キラキラ含有量に倒れそうになりました。眩しい…!

 

<バラエティコーナー>
大きなプレゼントボックスを、いい声でおなじみの奥村くんが運んできます。
 奥村くん「皆さんは恋、してますか?僕は恋していますよ。皆さんにね。」*3
 客席\フーッ!/
の掛け合いをするのがとても楽しかったです!文言的に、梅芸公演(「Fall in LOVE ~秋に関ジュに恋しちゃいなよ~」)でやる方がピッタリだったのでは?と少し思いましたが(笑)。\アンコール!/よりも\フーッ!/の方が言いやすいですし、公演一番の気合いを入れて、掛け声と拍手を送りました。千秋楽では少数精鋭の大きな\フーッ!/が飛び交い、歌舞伎の大向こうの掛け声状態でおもしろかったです。


日替わり漫才
特に法則性が見られないような順番だったので、本当に開演前にくじ引きで決めたのかもしれませんね。重要な来賓時にはYOUたち(龍太くん・丈くん・リチャくん)になるという噂がおもしろかったです。
この秋冬は道枝くんと丈くんのデート漫才を何度か目にし、少しずつ変わる漫才の違いをまるでお笑いオタクかのように楽しみました。道枝くんのツッコミは、間がどんどん良くなっていったものの、丈くんの放り込むアドリブにはまだ対応しきれていないように見えたので、貴重なツッコミ枠として早急に育ってほしいなと思います。

 

日替わりお笑いコーナー
 A: サンタ男子VSキャラ渋滞サンタ
  (なにわ男子扮するサンタ男子とキャラ渋滞サンタ軍*4が対決し、龍太くんが司会をする中、伊藤兄弟に勝敗を決めてもらいます。)
 B: BGM先行ドラマ「あつあつたこ焼き殺人事件~笹原さんはすごかった~」
  (龍太くんが司会、康二くん*5の選ぶ効果音に合わせてなにわ男子がアリバイを主張、3人の日替わり目撃者を交えて、事件は収束。)

物言わぬ死体役を演じるBGM先行ドラマよりも、小島くんの発言の可能性があるサンタ男子の方が個人的には"当たり"でした。西畑くんのトナカイきぐるみも可愛いですし。
BGM先行ドラマでは、最後のラインダンスで小島くんと西畑くんが並んで踊るという私得場面もありました。エンドロールの文字から固定であるのは重々承知ですが、死体役が日替わりでもアリかと思いました。その世界線では「やった!今日は担当が死体!当たり回!」となるのかと思うと、おもしろいです。


<グループメドレー>
プリンシパルの君へ」
キラキラアイドルソングが好きなので、この曲も大好きです!フレッシュなちび5がわちゃわちゃと歌い踊る姿が眩しくて、エネルギーをもらいました。冬は白いふわもこが正義!周りを見渡した上で、自分たちの長所(フレッシュ・キラキラ)を伸ばす選曲の戦略が天才です。

 

「Can't stop」
梅芸に引き続き、大倉さんと安田さんの共作楽曲です。
セトリを見てから参加して良かったと思ったのが、私の大雑把な記憶の倉庫『英語のタイトルで、黒くてカッコイイダンス曲』にこの「Can't stop」と、私には耳なじみのない「TL」「Tonight」が一緒に入ってしまい、タイトルを歌詞で聞かないと判別がつかなかったからです。そしてこの倉庫に入った曲に対しては「カッコイイ」以外の言葉が出てこないので、何とかしたいところです。*6
なにわ男子の歌う一番が終わると、次に歌うメンバーそれぞれと背中合わせになり、音に合わせてクルッと反転するのが、世界がガラッと変わったみたいでカッコ良かったです。*7ステージ上にどんどんメンバーが増えていくスタイルは「キミへのキャロル」と同じはずなのに、こちらはダークでカッコイイです。フレーズは、真鳥くんの「暗闇の中さまよってんだ Ah さまよってんだ」が好きです。
RIDE ON TIME」のリハ現場映像で流れる仮歌が安田さん(ですよね?)だったので、試しに安田さんのソロ曲として考えてみると、ターンすると黒と白い布が翻る衣装で踊る安田さんにカメラがグルグルと寄っていく画が思い浮かび、これは安田担が死に至る楽曲…!と興奮しました。お二人が関西Jr.にプレゼントした曲なので楽しみ方としては正しくないかもしれませんが、安田さんの披露でも見てみたいです。

 

「CAN YOU FEEL THIS CHRISTMAS?」
∞さんの「Excite!!」をよく見ていたので、この曲を聴くと「冬の松竹座」を感じます。本編の締めに聴くと、さらに染みるんですよね。

 

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12月11日公演のこと

申し込み時に発表されていた西畑くん出演開始の10日…は倍率がとても高くなりそうなので、少しチキって11日に申し込んだら当選しました。その後、なにわ男子が11日放送の「わが心のメロディー」に出演すると発表され、おめでたい!おめでたいんですけども、この日は普通に松竹座公演がありますよね!?もし公演途中にメンバーが「いってきます!」と抜けるその日限りの演出があっても「いってらっしゃい!」なんて笑顔で言えないですよ!?私的初日だし普通の公演が見たいんです!…と、終演後のメンバーが即ダッシュで本会場に間に合うのか不安になる開始時間での生放送番組でした。

結果、前日の10日に番組中継についての説明メールが届いたとおり*8、終演後に番組スタッフさんのトークと\キャーッ!/の練習があってから、生放送の中継になりました。

公演内の日替わり挨拶をこの日は西畑くんが担当し、とてもとても気を遣い、選んだ言葉を並べる姿に、そりゃあものすごく気を遣う状況ですよねと、少し胸が痛くなりました。私だって、同行者がなにわ男子担でなかったら、お知らせメールを受け取った時に「担当くんが出演しなさそうな場合は先に帰られますか?」と確認を取ったと思います。無言で去られるときついので。当たり前ですが、全員がなにわ男子の味方ではない客席の状況で、再びステージ上に戻ってきたら誰一人いない可能性だってあるので、怖いだろうなと思いました。
もちろん、帰宅の都合で該当担でも席を立った方もいて、7人以外のファンで残ってくださった方もいるのも、重々承知しております。今(2019年3月)だからこそ言えますが、どれくらいの人が残るのか心配だったので、ほぼほぼ全員という想像以上の方が残った客席を見てホッとしました。

 

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まとめ

申し込み時には9日まで西畑くんは出演しないと明言されていたため、いつぞやのジェッさん形式*9になるのか、はたまた前半後半で演目が異なってくるのかと考えていました。それならば西畑くんのいないバージョンも見てみたいと思っていたのですが、初日前日に西畑担からすると出演回数が増え、康二担からすると突如減った開幕間際のお知らせメール*10が届き、どうやら全日程が同じセトリだと予測できました。

梅芸公演が直近にあったので(梅芸11月4日千秋楽からの、クリパ11月30日初日。)ハロウィンメドレーがクリスマスメドレーに差し替わっただけでも十分だよ!楽しめるよ!と思っていましたが、ふたを開けるとセトリが全て異なり驚きました。お笑いとショーのどちらが好きかと尋ねられたら確実にショーが好きなので、一年で一番ショー成分の高いクリパの季節にお笑いコーナーがあることに最初はひるみました。(どれだけ面白かろうが、非該当担からすると長く感じる時間ですし。)しかし、横山P大倉Pの関与があけおめまでとなると、ここでお笑いについて学ぶことも大切だと思い直しました。松竹座にモニター設置というどデカイ改革があったのも、横山Pと大倉Pが携わった恩恵だと思います。


一年後なんて全然想像のつかない激動の中だからこそ、今しかない瞬間をしっかりと噛みしめていきたいです。

 

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レポツイ

*1:放送では、初日公演の観客のざわめきまで伝わってきて興味深かったです。

*2:2017年にV6さんのコンサートに参加した際、「ハナヒラケ」「BEAT OF LIFE」などカップリング曲が普通に披露されていて、デビューして年数が経つと曲数が増えるから…というのは理由にならないのだと思いました。カップリング曲を披露しようと思ったらできるんですね。

*3:横山さん仕込みの振り付きがとてもかわいらしかったです。

*4:康二くん、リチャ、正門くん、小島くん、佐野くん、大晴くん、奥村くん、岡くん

*5:康二くんの休演日は丈くんが役割を担当。

*6:その代わりに私は可愛い曲と盛り上げトンチキ曲の覚えが早いので、向き不向きの問題だとは思うのですが。

*7:叙述トリックのミステリーを読んだ時みたいな、世界の反転っぷりだなと思っていました。

*8:事務所のデジタル化に未だ懐疑的なので、「〇日公演当選者リスト」があるという時点ですごいと思ってしまいました(笑)。貴重なメールが届きました。

*9:15年クリパ。数少ないジェシーくん参加回は、「全員曲に参加、ジェシーくんコーナー追加、お手紙の読みあいが必ずジェシーくんと紫耀くんor廉くん」という扱いでした。

*10:該当日のチケットが当たっていた康二担はすごく大変だったと思います。