柑橘類の陽

イラストだけでなく、言葉でも伝えられるようになりたいです。

Let's make a future! ~7/28配信 雑感~

関ジャニ∞ジャニーズWEST、関西ジャニーズJr.が集結した、7/28配信の「Johnny's DREAM Island 2020→2025 〜大好きなこの街から〜」。何を通ってきたによって見え方が違い、「エモい」と思う箇所が異なる公演でした。私自身はここ1、2年のWESTが不勉強なくらいで∞も関ジュも好きなので、意図をくみ取りやすかった方だと思います。
文の量に差があったり、文中敬称略の部分もございますが、ご了承ください。

 

セトリ順の感想

1. Lil Miracle (Lilかんさい)
ヒマワリをバックに歌う姿が夏のアイドルで清らかな気分に。明るい空に「全部生配信ではなかったんやっけ?」と首を傾げるも、我が家の窓から見た外も明るく、夏の18時はまだ日が暮れていないことに気づかされます。

 

2. Firebird (Aぇ! group)
夏の暑さに負けない熱い曲。まだ開催場所に見当がついていなかったので、背景の看板などでどこなのか判別しようとしていました。

 

3. 僕空~足跡のない未来~ (なにわ男子)
太陽の塔をバックにした歌唱に、台風で実現できなかった「GO! GO! EXPO」イベントが開催された世界線を想ってあぁ…となりました(実はまだ成仏しきれていない)。

 

4. Big shot!! (ジャニーズWEST)
景色の緑に衣装の赤がよく映えました。

 

5. 罪と夏 (関ジャニ∞)
CDが発売されてからずっと「夏松竹で披露してほしい!」と願っていた盛り上がり曲。「今、君の八月の全てくれないか?」のフレーズに\はーイ!/と元気よく手を挙げたいです。7月の公演であることが惜しい!と初めは思いましたが、「八月=今後の配信」とすれば現状に合っているなと考え直しました。

 

MC(挨拶・各グループ紹介)

6. My dreams (関西ジャニーズJr.)
なにわAぇの第一回放送で見慣れた夢洲ロケ。大倉さん×安田さん制作曲のうちの一曲、と言える現状が贅沢です。音源で気になった部分はアーカイブで直っていて良かったです。

 

★メンカラメドレー
ファンにリクエストを募ったため、他担はギャグを求めるようなメンバーでも実際に担当する人はカッコイイ姿が見たいなど、求めるものが異なりがちなので、納得いく結果になるか不安な部分がありました。各色で披露する楽曲を決めたとのことですが、本当に!?もう一段上の層から割り振ってませんか!?と疑いたくなる程のバラバラの選曲傾向に唸りました。


7. One Love (ドリアイレッド:重岡・西畑・末澤・斗亜)
キラキラ王道!柔らかな表情で歌う西畑くんがとても良い…!久々に重岡くんの猫かぶりJr.時代(※褒めてます)を思わせるキラキラっぷりも見られて良かったです。パステルカラーで描きたい雰囲気。

 

8. エネルギー (ドリアイオレンジ:丸山・桐山・りゅちぇ・大晴)
ギャグが得意なメンバーがいるものの、元気な方向性の曲で癒しの太陽。最後に揃ってやった\パーン!/が微笑ましかったです。
リアルタイムでは裏の音声がどうしても気になって集中できなかったので、アーカイブではなくなっていて本当に良かったです。

 

9. ペットショップラブモーション (ドリアイイエロー:中間・長尾・リチャ・岡崎)
振りきれた可愛さがあざとさのプロ。曲終わりで笑いどころを作ったのが、すごく関西っぽい味付けでした。


10. Dye D? (ドリアイブルー:安田・流星・丈・正門・西村)
流星くんの美しいアップからのラップに悲鳴が漏れ出ました。安田さんと丈くんの話し合い動画ではいろんな方向のリクエストがあるとのことでしたが、今回は色気のあるカッコ良さですか!やったね!2011年秋の発売から約9年経っての新アレンジ…ラップ…安田さんと正門くんのWギター…安田さんが作者だからこそ可能な、誰も文句のつけようがない新展開に血が騒ぎました。

 

11. 愛のかたまり (ドリアイグリーン:大倉・神山・大橋・佐野・琉巧)
活発にSNSを利用して仲を深めていったグリーンにも多方向の攻め方がありそうでしたが、歌唱力勝負のバラード。歌うまメンが揃ってますもんね。

 

12. FIRE!!! (ドリアイピンク:小瀧・道枝)
長身でお顔の美しい2人だとカッコイイにも可愛いにも振りきれますが、今回は色気がカッコイイこの曲に。サビの腕を絡めた振り付け時のイラストが50枚はあると思います。

 

13. koi-wazurai (ドリアイなす:村上・濵田・恭平・小島・風雅)
ユニット名がパープルではなくなすの時点で村上さん色が濃くなりそうなチームですが、有力視されていた「シンデレラガール」が数日前の「If or… NEO」公演で披露されたため、何になるのかわからない状態に。曲者ぞろいの面々が王道ソングを歌うのがまた良い。キラキラしていました!

 

14. cHocoレート (ドリアイブラック:横山 バック:桐山・中間・丈・大橋・末澤・リチャ)
文句なしに可愛い楽曲。横山さんのバックに「6人いる」状態が、この曲を発表したソロコンを思い出して懐かしかったです。WEST、なにわ、Aぇから入所歴の長いメンバーを集めたのでしょうか。可愛かったです。

 

15. 証拠 (ジャニーズWEST)
コロナによって皆それぞれ何かをなくしてしまった状態ですが、WESTさんはドーム公演なんですね。でかい。今のWESTさんの勢いだったら、近い内にまたファンと一緒にドームへ行けると確信できます。

 

★ゲームコーナー「みんなで絵描き歌やってみまSHOW!」
久しぶりにゲラゲラ笑いました。いろんな意味で、シャカリキに張り切るキャプテン村上さんが率いるチーム村上の圧勝。かばう発言はしても、村上さんからのハグ要請には照れ逃げする横山さんが、よきヨコヒナでした。 なにわはTシャツの下にメンカラTで裾がチラリ、Aぇは黒白ボーダー長袖、りとかんはメンカラのバンダナを首に巻いて、Jr.ユニットの差別化を図っていました。

 

16. Re:LIVE (関ジャニ∞)
夏の大阪城を背にして歌う∞さん。

 

17. ブリュレ (関ジャニ∞)
松竹座で時折”三部作”と連続のダンス曲に評することがありますが、ここからの三曲が今回のコンサートでそれにあたる怒涛のダンス曲コーナーに。大人数での群舞は迫力がありますね。

 

18. YSSB (All)
WESTさん界隈でめちゃめちゃ評判のいいカッコイイダンス曲という認識です。

 

19. Game of Love (All)
冒頭の台詞は作者である神山くんと西畑くんの二人で。前二曲に引けを取らない曲の強さに、私がジャス民だったら世界にめちゃめちゃ自慢をしていただろうなと思いました。

 

★MC(関西ジャニーズJr.紹介)

 

20. 勝手に仕上がれ(関ジャニ∞・Aぇ! group)
メンカラ赤繋がり、黄繋がりの歌唱パート*1にあぁ…となりつつ、∞さんが新たにパートを割り振りする手間と、Aぇの楽器事情(∞とAぇのメンバーカラーと楽器が一致する)を考えて、最適解だと思います。バンドは楽しい気持ちが伝わるのが一番なので、本当に最高の演奏でした!

 

21. プリンシパルの君へ (ジャニーズWEST・Lilかんさい)
りとかんちゃんがオリジナル曲「SUPER ROCKET」に続いてこの曲を選曲した時に、キラキラでフレッシュなユニットのカラーを強める戦略が天才的!と拍手しました。まさか本家のWESTさんと一緒に披露できる機会があるなんて…!小瀧くんの指揮に操られるラストのりとかんが可愛かったです。

 

22. Can’t stop (関西ジャニーズJr.・安田章大大倉忠義)
安田さんと大倉さんが2018年クリパにて関西Jr.に提供してくださった楽曲ですが、密着番組「RIDE ON TIME」で聴こえた安田さんの歌声につい「安田さんがこの曲を歌い踊る姿を見てみたい」という欲望がよぎっておりました。安田さんの雄々しい表現が色濃く見られて、やっぱり合う…!想像の中では黒と白のヒラヒラ衣装でしたが、情熱的な赤も良いですね。
西畑くんと安田さんのツーショットが、今公演の私的ベストショットになると確信しました。

 

23. ダイヤモンドスマイル (なにわ男子・ジャニーズWEST)
人数が同じ7人で、ダイヤモンドのキラキラさが二倍になりました。ペアダンスの組み合わせもいいですね。

 

24. ええじゃないか (All)
定番の盛り上げソングとしてすっかり定着した2020年は、2014年初めからすると悪くない未来です。

 

25. 大阪ロマネスク(All)
どの世代も松竹座で歌ってきた鉄板曲で、自然とコンサートの終わりが近づいていることを感じます。関西弁でしっとりした曲調なのが貴重です。

 

26. 関西アイランド(All)
ラストが関西Jr.の曲でもいいんですか!?と少しビビりつつ、今夏のタイトルに相応しいテーマソングのような盛り上がり曲。

 

★アンコール
待ち時間の太陽の塔映像にラスボス感があって怖かったです(笑)。戦隊物なら確実に動き出す…。

27. バンバンッ!!
楽しい場面の方が泣けるようになってしまったので、水鉄砲を持ってはしゃぐ夏の一瞬に胸いっぱいでした。「夢を繋げる架け橋」で関西一丸になって手を掲げる場面も、おかんの様な表情でモニターを眺める村上さんも、切り取って残したい瞬間でした。


その他雑感

縦の繋がりが大好きな私にとって、この728の日配信は大好物でした!親と子と孫、もしくは3年生と2年生と1年生のような世代間の対応の違いが良いですね。*2世代的に中間のジャニーズWESTさんが中心に立って動く采配がまた、継承の趣がありました。∞さんのはしゃぎっぷりをいなせるのは、あの中でWESTさんしかいません。

 

帝劇の舞台名に「アイランド」がつくようになった流れで、関西Jr.の新曲が「関西アイランド」だとわかった時には、「関西にも『アイランド』が来たぞ!」とジャニーさんの目が関西にもかかったことに喜びました。そこにDream(夢)という非現実でキラキラした言葉を足すと、Dream IsLAND、夢洲。現実味が増すのはなんでやろな…?と遠い目をしつつ、うまい感じのバランスを2025年まで保っていただければと思います。

 

今回の配信が「リアルタイム配信のみでアーカイブなし」であるため、開催が発表されてからあーだこーだと言い争いもありましたが、それぞれの状況(金銭、開催時間、会場と配信の違い、見たいユニット、出演者に名前があるか等)に違いがあるから『絶対に正しいのはコレ!』と言い切れませんでした。自分が何を優先するかの確認にはなりましたが。嵐のワクワク学校でも全然映像が読み込めなかったので、つつがなく配信されるはずがないという逆の信頼がありました。後の公演はストレスなく見られるようになれば良いですね…。

 

どうしても、∞のいた時代WESTのいた時代にJr.であった人たちが少なくなると、そこで歴史が途切れてしまいがちです。私は「関西ジャニーズ」という特殊な歴史の流れが好きなので、この夏で少しずつでも”知っているJr.”が増えたら嬉しいです。

動画やTwitterやWeb連載など、グループの垣根を越えての取り組みにワクワクしたのはファンだけでなくメンバー自身もだと思うので、これからもご縁が続くよう、願っています。楽しい時間でした!

*1:渋谷さん→末澤くん、錦戸さん→リチャくん。

*2:正確には、WESTのCDデビュー2014年より後に入所したりとかんは、WEST→関ジュの先輩→りとかん(自分)という世代の感覚かもしれません。∞とWESTが同じ層にいるのか、∞がもうひと世代上になるのか?