柑橘類の陽

イラストだけでなく、言葉でも伝えられるようになりたいです。

僕らに見えてるすべては過去さ~「少年忍者 LIVE 2025 This is 忍者」所感~

一言にまとめると「少年忍者、集大成。」の公演でした。
入場列が長くなり、暑さで倒れかねなかった夏の思い出…。

忍コレが売り切れ始めた19日。ステッカーも数時間後には売り切れました。

+++

ライブの感想

メンバー全員が出演する注意事項VTRでは、湧くんのウチワを持ちながら「ライオンさ~ん!^^」とニコニコする内村くんが拝めたのでありがとうございます。*1壮大な宇宙をバックに手を広げる川崎皇輝さんの姿を見て、ジャニワが思い出されました。みんなで13月を探しに行こう…。

床から青いラインの高さが揃う乃木坂方式の衣装が、横一列に並んだ時に映えて綺麗です。

皇輝くんがチビッ子に問われ、ベンチに座り、少年忍者の歴史を綴られた本を開きます。「少年たち」で東はベンチ・西はタイヤと学んでいるので、これも歴史の一部。
思い出ボム(アイマス用語)が流れ、少年忍者のこれまでの歴史を振り返っていきます。

「DRAMA」
初回の感想を見るにオラオラ系楽曲だと思ったので、スト担に「どんな曲なの?」と訊いて「どエロだよ!」と返ってきた時はめっちゃ動揺しました。
本家は対お客さんのパフォーマンス(このライブを盛り上がれ!にしろ性行為にしろ)ですが、うちわくは相手に向けて自分のパフォーマンスをぶつけているため、同じ曲でも受ける印象が異なりました。まさに、「互いにしのぎを削って高め合うライバル」という二人の関係性を表したようなパフォーマンス。This is うちわく。うちわくの概念を浴びて得られる感情は”最高”の二文字。
内村くん本人が言い出すまで、内村くんが去年の横アリ湧くん衣装のお下がりを着用していることに誰も気づかなかったのが面白かったです。そんな余裕なかったもんね。
「Come on, give it to me, uh」あたりの日替わりパート*2で湧くん回を観たかった気持ちはあるけども、参加した回で十分に満足しているので、転げまわらずに済んでいます。それくらいに満足感が半端なかったです。
あんな楽しそうに踊るシルエットを観てしまっては、この時が永遠に続けばいいのにと願ってしまう。
私はキラキラやキュートが刺さりやすいタイプではあるけど、それ以外の曲で心を動かされるのも好きですし、これだから現場へ向かうのをやめられないんだよな!内村くんと湧くんのやりたいことを詰め込んでいった結果がめちゃくちゃ最高で、うちわくの概念を浴びたい人には絶対観てほしいパフォーマンスです!

「100% I Love You」
青木くんには、可愛いグッズやTikTok、忍チャレ撮影など多大な恩を感じているため、しっかり踊って借りを返そう…!と練習したものの、いかんせん振りが早くてついていけたか怪しい状態で申し訳なかったです。TikTok対応ができないオタクでごめんやで。

他担がユニット曲について語るのもなぁと思うので後は割愛しますが、「SHE SAID...」で白ペンライト(黒田くん)の多さに驚いたのは残しておきたいです。30日は体感7割くらい白だった気がする…。

【Japanese Soul】
和の演出に拘る少年忍者お馴染みの演目。つべには「PSYCO」のみ上がっていますが、一連の流れで見た方が断然いいので、是非円盤化を…。紗幕に投じられた映像は生のものでないとわかり、メンバーの髪型の大きな変化はなさそうだと一安心。*3

100%の後の青木くんの紹介も、くぼれんが小さいジュニアを率いて歌う姿も、次世代への継承を感じさせました。
本編ラストの「The Shining Star」で全員が段から後ろに飛び降りる演出は、初のアリーナ公演を思わせますが、それもまた少年忍者の歴史の一部で、美しい終わり方だと思います。*4

「今」
最後に「忍者!」とコールする部分があるから、最後の最後に持ってきたのだと思います。途中から追加されたシャイスタ前のオタクの「忍者!」録音を流すのも、いっぱい名前を呼んでほしいからかと思いました。
「みんな歌って~!」と煽られ、歌詞が出ないのにムチャブリだなと思うも、普通に歌えるエイターでした。旅立つ人の背中を押す曲なので、歌うと泣いてしまう。「未来を越える 今 今 今」で少年忍者がジュニアを指すのが継承スタイルで、でも君たちも私からすると未来なんだよと思い、また泣く。
ラストの花火のSEが、夏の終わりを感じさせます。

そして千穐楽のダブルアンコールで披露されたのは、少年忍者になる前の5忍がかつて歌った「In your life」。
最終回のタイトル=作品自身のタイトルのような、始まりの歌を歌うことで、終わりを感じさせる。あまりに美しく、あまりに完璧だからこそ、切なくなりました。
※当時からのファンでもなく、その場にいなかった人の感想です。

・一貫した流れが、「少年忍者の歴史を未来(次の世代のジュニア)へ繋ぐ」。
・OP曲「DREAMERS」→ED曲「Dreamer」 で単数形に。
・(Webで本人が言及)皇輝くんの周りに集まる子供達のシャツの色は、去った5人のメンカラ。
・OP衣装時にはあった「NINJA」のタスキが、もう一度着用するラストにはない。
・懐かし映像の最後が織山・皇輝のハグ→アンコ後に最後に小さな幕を下ろし、去るのは織山・皇輝。

私がもう少し離れた位置にいれば「伏線があって、上手い作りですね~」で終われたのですが、また観たいからこそ、グループとしての次の展望が見えない作りがしんどかったです。今の事務所にまた似たコンセプトの大人数グループを作る体力はないと思うので、なくなったら、もう無い。

 

+++

その他考えたこと

オタク人生が長くなると、過去にも似た記憶があるわけですが、私の場合は関ジャニ∞の十五祭でした。メンバー脱退の噂が流れる中、参加したファンが「もう解散だ…」「関ジャニ∞は続くんだ!」とDead or Alive状態になったライブです。*5

作品として美しくまとまっているからこそ終わりを感じさせる、今回の少年忍者もそうでした。

以後の展望が明るい順に、①21忍体制との区切り ②ユニット名が変わる ③解体する…他にもあるでしょうか。公演中に「少年忍者(グループ)として」のこれからを提示されないと、こんなにも不安になるんだなと思いました。①の場合は、SNSのざわめきは見ているだろうからブログでもっとフォローしてくださいね!というところで。

走馬灯を見ているかのような、少年忍者の歴史が詰まった公演でした。
実は会場入りの列で熱中症で倒れてない?瞬きしたら病院の天井だったりしない?と自分の実存性を疑いつつ、すごくいい公演でした。千穐楽の最後のモニターに「~結~」と出てきても「あぁ…」と納得しながら拍手を贈るような。
This忍を二回観る間にBoys be8夏松竹*6に参加したのもあって、なるようにしかならん!と目が据わりました。
もしこれが最後だったとしても、浮かび上がる言葉が「今まで楽しかったよ、ありがとう」しかないなぁと思ったので(「もっと見たいんだけど⁉」という希望は飲み込みつつ)。

ジュニア担の楽しみは「成長を見守ること」が定説ですが、個々人の成長だけでなく、結成したユニット全体の成長を見守るも含めるものだと身に染みています。できる範囲の上限を上げて上げて、それについていくファンの数を増やして。

私が少年忍者のライブを観始めた23年春には「本人達はパフォーマンスで魅せたいようだけど、ファンサ厨だらけのジュニア担の中でどうしていくんだろうな?」と思っていました。時代の流れかファンサ厨の割合がどんどん増えていく一方で、YouTubeの再生回数がそれに比例しない(ファンの数が増えたのが見えづらい)のがもどかしかったです。ファンが増えたことを対外的にアピールするのは、単独ライブの倍率だけではないので。*7
ここだけに限りませんが、アンコール等でも大きい声を出さず、座ってラインやDMの文章を打ったり、自担のいないユニットは座るけど、ファンサだけ求める…のが”普通”になってしまうと、商業的に続ける判断が難しくなりますよね?客観的に「お客さんを盛り上げる力のないパフォーマンス」だと見えてしまいますから。
ともかく、ユニット曲で座る人が多く、立ち続けるのに勇気がいる環境はおかしいと思います…。

記事のタイトルを考えるにあたって、本を閉じる動作や次世代に託すことなどを考えた末、ふと思い出したSKE48「未来とは?」の歌詞から取りました。*8

あと私が言えるのは、次の円盤こそはユニット曲も完全収録してくださいね!!!ということだけです。

壁面のドデカ装飾が嬉しい。

+++

セトリ

 1. Dreamers
 2. Tell me why
 3. 太陽の笑顔

【お芝居~映像:皇輝+小さいジュニア5人】
 4. お祭り忍者
 5. Beat Line

 6. 狂いかけた歯車(渉)
 7. DRAMA(内村・湧)
 8. なにもの(皇輝・拓実)
 9. タイムカプセル(拓実ソロ)
10. Time
11. Amazing Summer
12. Merry Very Go Round

【MC】

13. FIRE/青空の下、キミのとなり(大きいジュニア)
14. 100% I Love You(安嶋・青木・山井)
15. すたーと(小さいジュニア)

16.Weeeek(16~19は客降り)
17. HONEY BEAT
18. Ladyダイヤモンド
19. A・RA・SHI
20. NaNaNa

【ミニMC(皇輝+各ユニット選抜メンバー)】

21. SHE SAID...(黒田・檜山・海琉・瀧)
22. HEART(織山・豊田・長瀬)
23. オリジナルスマイル(久保+小さいジュニア)

【Japanese Soul】
24. PSYCO

【お芝居:皇輝+小さいジュニア5人】

25. DREAMER
26. The Shining Star

EN. 今
(千穐楽のみ)WEN. In your life

+++

イラストレポ

【8/19夜公演】

【8/30昼公演】

「『燃えろよ燃えろ』じゃないの!?」と思ったので、
私の中のキャンプファイヤーソングは「燃えろよ燃えろ」らしいです。

*1:うちわく好きの割にはMCでうちわく回を引けないことが多いので、確定箇所からうちわくを得ます。今夏はうちわくMCを引けた方だと思います!ラッキー!

*2:内村くん7割、湧くん1割、2人2割というところか。原曲勢は「何それ?」となるかもしれませんが、観に来た慎太郎くんが好意的なコメントをくださっており、別作品の仕上がりですので、映像化された暁に見ていただきたいです。

*3:少年忍者【PSYCHO(Kis-My-Ft2)】LIVE 2025 This is 忍者 https://www.youtube.com/watch?v=CMOGOT0o4wE

*4:少年忍者【The Shining Star】LIVE 2025 This is 忍者 https://www.youtube.com/watch?v=ZTND4FQ5JWo

*5:「十五祭」雑感と春から考えていたこと - 柑橘類の陽

*6:Boys beメンバー11人の内3人は8月上旬までの関ジュコンに参加、24時間テレビの関西枠に出演。8人は8月下旬の松竹座でメインを務める。

*7:忍コレとステッカーが早々に売り切れたのは、トレードしたいオタクの欲を少なく見積もってしまったのと、これまでの販売実績から少ない数になったんじゃないかと思っています。日を置いてしまうと購入欲とトレード欲が下がるので、機会損失が惜しいです。

*8:SKE48「未来とは?」https://www.youtube.com/watch?v=QWF98vWP210