まいジャニを見ている最中に、例のメールが届きました。
約一時間半という短い猶予にホッとし、ノートPCを立ち上げ、早めに会員ページにログイン。11時になるとページを更新し、内容を確認してから同じくeighterである母の元にPCごと持っていき、見せました。こればかりは、他の人の感想付きで情報を受け取ってほしくなかったからです。
それからじっくりと文章を読み、目が滑ったり滑らなかったりで文章の意味が頭の中に入らない中、村上さんの「袂を別つ」と横山さんの「友達として」で涙腺が決壊しました。でも、ようやく泣けました。不確定な情報(と呼べないレベルの憶測・妄想もある)*1であーだこーだと騒いで不安や心配を増幅させる振る舞いはしたくないので、公式の発表があってようやく感情を持つことができました。
怒りの感情は湧きませんでした。「寂しさ」がいっぱいです。
会見での言葉も様子も、これまで見てきた関ジャニ∞そのものの姿で、あれだけ誠実な伝え方をもってしても、寂寥感に襲われてしまいました。
どの曲を聴いても渋谷さんの歌声が耳に届いてくるように、音楽面で関ジャニ∞"らしさ"の核を渋谷さんは担ってきました。それ以外のたくさんの部分でも、渋谷さんのいる・いた場所をこれから感じていくのだと思います。
映画「関西ジャニーズJr.の目指せ♪ドリームステージ!」にて、かつては仲間だったが去っていった人物へ思いを巡らせ、「あいつは出会ってもうたんや。全てを失ってもかまわへん、そう思わす物にな。」と登場人物が語ったシーンが、一番最初に思い浮かびました。
渋谷さんは、ずーっと昔に"出会って"いたのだと思います。
Rockな仲間たちと過ごすことが渋谷さんの望みなのかもしれないと思った日もありましたし、カメラを睨みつけるでなくはにかんだ笑顔を見せて会場を沸かせるようになり、ここにいることを選んでくれたのかとホッとした日もありました。
今いる場所が嫌になったのではなく、もっとやりたいことができ、今いる場所ではできないと思った時に、離れる決断をするのだろうと思います。
7人の関ジャニ∞を自分が受け入れたと感じたのは、8人の絵を描いても7+1人の絵になっていると自覚した8周年の頃でしょうか。事が起こってから、7年もかかりました。∞の全員絵を今は描けないので、正直なところ、自分がこれからどう思うのかどうしたいのかはわかりませんが、夏のツアーには参加します。6人の関ジャニ∞を見ないと、何も始まりません。*2
この記事は、安田さんの体調の続報が聞けるまでは下書きのままで置くつもりでしたが、これ以上抱えているのがしんどいので手放します。今は気を張っているので何とか日常生活を送れていますが、一旦気が緩むと寝込みそうなことを自覚しています。何でも悲劇的に飾りたてたり陰謀論に繋げたり、普段だと腹が立つようなことも今は気にならないといいますか、気にする余裕がありません。
アイドルに対して抱いている「一分一秒でも長く、ステージの上で輝いてほしい」という勝手なオタクのエゴはいつでも見捨ててくれていいので、大好きな人達には健康的で多幸感にあふれる日々を送っていてほしいと願っています。
今回の噂を聞いて「何を嘘言うてるねん?」と最初に思えた自分で良かったです。
それぐらい、関ジャニ∞がこれから先も今の形で続いていくのだと信じていたということですから。