柑橘類の陽

イラストだけでなく、言葉でも伝えられるようになりたいです。

ようやくHey!Say!JUMP元年を迎えた話

やっとHey!Say!JUMPと向き合える。

それが、カウコンに参加できることになった私の第一の感想でした。

Ya-Ya-yah鮎川太陽くんファンである私は、「Hey!Say!JUMPのコンサートにいる自分」を想像しただけで泣きそうになり、単純にどこを見ればいいのかわからなかったこともあり、これまでJUMPコンに参加したことがありませんでした。しかしデビューから何年か経つと「9/24」の日付を見ても気分がそう落ちなくなり、ここ数年は「機会があったらJUMPコンに参加してみようかな」と思えるようになっていました。その頃にはおいそれと軽い気持ちでチケットが手に入る状況でなくなっていましたが、ようやくご縁がやってきました。
カウコン(絶対に楽しい)、大阪開催(遠征しなくて良い)。これとない機会だと思いました。私の分も申し込んでくれた友達に感謝です。

 

…とまぁ、重い想いがつのった文章を少しつづっていたのですが、実際に参加してみるとカウコン部分で関西Jr.が登場したのでテンションが上がりまくり過去の鬱屈した気持ちのかけらはどこかへ行き、未来のきらめきしか見えませんでした!とても楽しかったです!
「ちゃんとJUMPを見るのに8年かかってしまったなぁ…」と思っていたのが、「むしろ、西畑くんが18歳になって(今月9日に19歳になります)映画の宣伝ができるというこのタイミングで見るために、私は今までJUMPコンに参加していなかったのでは!?」と意見が大転換しました。24時間前の私は1ミリたりともこうなるとは思っていませんでした。*1
ホームである松竹座でしかまだ披露されていなかった新曲「Dream Catcher」を、京セラドームという大きな会場で聴けて嬉しくなるのと同時に、まだまだ世界は広いなと感じました。

そして私はJUMPがファンの子を幸せにする姿を見たかったので、満足しました。やぶひか味がある場面が何度かありましたが、当然それは「Hey!Say!JUMPのお兄さん組として頑張る薮っち先生と光くん」であって、私がよく見ていた「Ya-Ya-yahの薮様と光くん」ではありませんでした。すっかり私の中ではパラレルワールドの一つと化していたHey!Say!JUMPは、とてもカラフルでキラキラしていました。
以下、コンサートの感想です。

 

・なぜ名前の表記が「Yuya」「Kota」である一方、「Yuuri」「Inoo」なのでしょうか。(以前そういうツイートを見かけたなと思い出しました。)
・最初に車を模したフロートで外周を回るときに、なぜ二台とも同じ方から発車したのでしょうか。(アンコールでは両側から発車しただけに余計に)
・アルバムのユニット曲+7&BESTという2パターンで、少人数の見せ方ができるのはうらやましいです。
・山田くんの言葉に圭人くんの目が潤み、私ももらい泣きしそうに。
・山田くんがアカペラで歌うシーンでは会場中のペンライトの動きが全て止まり、少し感動しました。
・メンバーカラーの衣装の時はまだ誰かわかるのですが、揃い(少しだけデザイン違い?)の時は「大きい子が何人かと小さめの子が何人かと…」くらいしか判別がつかなかったので要勉強だなと思いました。
・ステッキを持って踊る「Puppy Boo」が意外と一番のお気に入りでした。ターンする度にヒラリと舞うジャケットの裾が良かったです。

 

=カウコン=*2
・「ここが映った時にはキャーを頑張って、大阪の勢いがスゴイと見せよう!」という旨を放送が始まる前に言われ、∞の時も言われたなぁと微笑ましくなりました。
・①自曲 ②年明けの瞬間 ③チェンジメドレー(ズンドコ)の中継直前からしか東京の映像が流れませんでした。合間には本来のセトリ曲などを披露。
 →∞の時は中継の回数が多かったからか東京の映像が比較的流れっぱなしで、オールを漕ぐ野菜姿の「宙船」が見られたり、出番待ちでグッタリと階段に座り込む野菜の姿がありました。
・猿耳をつけてJUMPが再登場した瞬間、「これは『サルサ いいな いいね』が聴けるチャンスか!?」と思ったものの、そんなことは一かけらもなかったです。残念。
 →∞は歌詞にドラゴンが含まれる「関風ファイティング」を辰年に歌ったので、アリかなと思っていました。
・キスマイが「UMP」を歌う間にJr.が立っているセリが下がり、着替えのためにハケていきました。
・一瞬だけ仮装∞さんの姿が映り、「狼男に子泣きじじい?『Monster』でも歌ったのかな?」と思っていたら、どうやらそれは馬と谷村新司で曲が「Cha-Cha-Chaチャンピオン」だったとは読めず、録画を確認して笑いました。

 

ちなみに、イントロを聴いてテンションが一番上がった曲は、知念くんソロの「おおきくな~れ☆ボク!!」でした。可愛いは正義。中学生ながら自分の売りを把握した上で、それを最大限に生かす作詞を行う天才っぷりに当時はおののいておりました。

そして、どれだけ傷口に塩を塗りこまれようが「自分の好きな子がいない世界」はこれからは早くに体験しておこうと思いました。幸いにもデビューから8年経ってもHey!Say!JUMPが存在してくれていたお陰で、今回は永遠にその機会がないままにならなくて良かったです。ありがとうございます。
女子アイドルグループの「アイドリング!!!」で推しが卒業した後のライブに一度参加し、「自分の好きな子がいなくてもつつがなく回っている世界」を目の当たりにしたことで、すっぱりと応援を卒業したことを思い出しました。*3


UMPで一番苦手な「♪ららら~らら~」のイントロは結局聴けずじまいでしたが、これからは昨夜の楽しかったJUMPカウコンのカラフルな思い出を添えて心穏やかに聴いていけそうです。


最後に一つ。
JUMPさんには、もっと売れてほしいです。もっと人気者になって、もっとたくさんのファンの子たちを、もっと幸せにしてあげてください。
違う世界から見守っております。

 

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イラストメモ

 

*1:開演時に見学席に誰の姿もないのを確認して、それなら東京の方で出演、もしくは見学していたらいいなぁと思っていました。

*2:∞の時に何度かカウコン中継を体験したので、そことの比較が主です。

*3:大好きな曲「職業:アイドル。」に「私たち17人」という歌詞があるのですが、メンバーが増えた際には「私たち20人」などと変えていました。それがこの時のライブでは「私たち全員で」に変わっていて、これからのメンバー増減にも一括で対応できるようにだとは理解できますが、私の推しが「-1」になれないことが気持ちとしては駄目でした。