柑橘類の陽

イラストだけでなく、言葉でも伝えられるようになりたいです。

「クジラとペンギン」と小島くん、そして「炎」~Aぇ! group「関西ジャニーズJr. LIVE 2021-2022 THE BEGINNING~狼煙~」雑感~

半分くらいは書いていたAぇ狼煙オリックスの感想に取り掛かる気が湧いてきたので、仕上げました。タイトルからわかる通り、ほぼほぼ「クジラとペンギン」の話です。

 

 

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セトリ順の感想


▼バンド
1. 「NOROSHI」
コンサートタイトルから一番に思い浮かぶ曲が披露されて、納得しかありません。
2. 「glider」
3. 「証拠」
4. 「勝手に仕上がれ」

(挨拶)

【ジャニーズAぇ曲メドレー】
5. 「キ・ス・ウ・マ・イ 〜KISS YOUR MIND〜」
最後に挨拶する小島くんが、既にトーテムポール待機するメンバーを焦らしまくってからのスタート。
6. 「この星のHIKARI」
興奮で思わず隣のすと担をどつきました。京本くんの高音部分はもちろん末澤くんが担当。
7. 「チャンカパーナ
スタンドマイクでの披露。手越さんの高音パートはもちろん末澤くんが担当。
8. 「Big Shot!!」

 

【コント】

9. 「夏のカナタ」(BTK:ペ・セヨン(末澤)、F.タイガー(小島)、リ・チャード(リチャ))
10. 「Spicy Love」*1(BTC:正門ガンジー(正門)、イソジン(大晴)、ヨシ子(佐野))

★日替わり対決
「ヨシ子がルールなのよ!」と戦うことに。

(19日夜)「叩いてかぶってジャンケンポン」
①    ヨシ子 VS ぺ・セヨン ②◎正門ガンジー VS リ・チャード ③◎イソジン VS F.タイガー 

20日昼)「10秒ヨシ子お絵描きチャレンジ」
   ヨシ子の美しさを絵に表現できた、F.タイガーの勝利👑

11. 「アエテオドル」
最終的に、「BTKとBTCであえて踊らへん?」とこの曲を披露。*2「目が細い」以外の落とし方もあったらいいなとぼんやり思う。

 

【MC】

12. 「キミトミタイセカイ」
※ドリアイ白衣装

 

▼ユニット
13. 「T.A.B.O.O」(正門・福本)
※赤ジャケ白シャツネクタイと鎖

14. 「クジラとペンギン」(小島・佐野)
※黒スーツに被りもの(クジラ→小島 ペンギン→佐野)

15. 「GOD DAMN」(末澤・リチャ)
※上は白衣装

 

▼ダンス
※赤新衣装
16. 「Stray dogs.」
17. 「NEVER AGAIN」
18. 「Special Order」

 

▼バンド
リチャ→小島・佐野→末澤タップ→正門(ギターの先から火花が出る)→大晴

19. 「PRIDE」※新曲
20. 「Firebird
21. 「Breakthrough」

(6人順番に挨拶)

22. 「空言オーケストラ」

 

【アンコール】
EN1. 「Winter Lovers」
EN2. 「ロマンティック」
おは朝12/20放送に映りこんでいたセトリでは、「バンバンッ!!(バンドVer.)」とありました。

【Wアンコール(千穐楽のみ)】
WEN. 「アホ新世界」

 

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「クジラとペンギン」の解釈について

【イラストレポ】

間奏のパネル部分が、この楽曲最大の「?」演出です。主語は大きく、会場全員の頭の上にハテナが浮かんだことでしょう。

下りてきたパネルがAぇメンバーのものだったら、「いろんな人の中から佐野くんを選ぶ」とわかりますし、全部佐野くんのパネルだったら、「たくさんの佐野くん(ペンギン)の中から本物の佐野くんを選ぶ」んだとわかります。*3
でも、この「選ぶ」行為は、どちらの場合でもクジラ側に視点が寄りすぎています。パネルと戯れる様子がとても楽しそうだったので、「こう過ごせたらいいのにな~」という二人の希望が描かれていたのかなと思いました。ということは、死んだ?背中合わせで満足げな笑みを浮かべながら(ラスト)、死んだ?ハピエン好きなのにメリバになってしまったので、他の方の解釈を求めます。
そもそも、「お互い好きだけど、異種族だから想いを胸に秘めている二匹」がモチーフの曲なので、自分の気持ちを伝えたかどうかは不明です。

こういうのは、何が正解かより、考えること自体が大事だと思います。考えている時間は、「クジラとペンギン」の楽曲に浸る時間となりますし。

考える上で必要かもしれない、小島くんと「クジラとペンギン」の関係を3つ記して、この項目を閉じます。人によっては”クジラとペンギンの帽子を被って歌っている”と聞いて「バカにしてる⁉」と思うかもしれませんが、そうではないですよ~小島くんはこの曲を大切に思っていますよ~というのは伝えたいです。

 

①「とれたて関ジュース」2017年5月21日放送

小島「この曲はね、切ない曲なんですよね、すごい。めちゃめちゃ考えさせられる曲なんです、すごい。初めて聴いたんですよ、この曲を。昔初めて聴いた時にずっとリピートモード、にして聴いていたくらい大好きな、ゆっくりした曲なんです。メロディーが。めっちゃいい歌詞、って言いますか。すごい、あぁ…あぁ…!みたいな。(浜中「クジラとペンギンが泳いでる!って?」)違うんです、これは恋の話なんです。(浜中「クジラとペンギンの?」)恋の話!(古謝「でも叶わないんですよね、クジラとペンギンでね。」)人間もね、叶わない恋あると思いますね。そうですね、その運命に、愛することと言いますか。自分は、ほんまはもしかしたら、(浜中「もういいよ(笑)。ここそんな時間ないから(笑)!そんな話せんといて(笑)」)すんません。」

番組エンディングに流す曲について説明。小島くんの曲解釈は最後まで聞けなかったけど、話の続きがハッピーエンドだったらいいな!

 

関ジャニ∞「十五祭」見学回(2019/7/27)で「クジラとペンギン」を引く
アコースティックコーナーが「クジラとペンギン」「花であれ」「ロイヤルミルクストーリー」の内1曲披露(2曲の日もありましたが)な中、一発で推し曲を引けてうらやましかったです。

 

③ISLAND TV 2020年5月17日配信

Aぇ! group「#AぇTV 【小島王前編】」|ジャニーズJr.公式サイト

開始10分あたり、「小島の前世は?」という質問に対し、「くじら」と回答。*4まだこの曲のことを好いてくれてるんや…ありがとう…となりました。

 


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全体の感想

サマスペは「夏!」感が強かったため、今回は冬の色になるのかと予想しながら参加しましたが、実際のイメージは「炎」でした。

関西にこだわりすぎず、色々なグループの曲を選ぶようになったのが、今までのAぇからの変化だと思います。スノよりスト、YJ世代でカツンなのは「わかる」です。

今回はバンド披露の時間が増えたため、「この曲をバンドで?」という驚きがあったのも良かったです。元々はバンド曲でないものだと、この曲を表現するための手段としてバンド形式を選択した感があって好きです。いつか歌うだろうと思っていた「証拠」もきましたね。

Aぇ担のメイン層*5と私は少しずれていると感じるため、「こういうのがAぇ担の好みなんですね?」という受け取り方をしています。私好みに寄るならばで、V.WESTの楽曲をやってほしい…冬曲をやってほしい…と前からずっと思っているのですが、なかなか叶いません。
大多数の人が喜んでいるならそれが正解ですし、本来好みでないはずの人も「楽しかった!」と思わせられたら、それがグループの力だと思います。まだ上手くは説明できませんが、「Aぇらしさって何なの?」と問われた時に、自分の言葉で的確に伝えられるようになったらいいなと思います。

*1:おは朝12/20放送に映りこんでいたセトリでは、「スパイシーラブ」とカタカナ表記でした。

*2:久々とはいえ、おふざけありの披露では数多いアエテオドル担が満足しないのでは、と思っていたら案の定そういう声もありました。2023年10月時点で、普通に踊っての披露がコンサートでされておらず、長い道のりです。

*3:「最初はなにわ男子のパネルにするつもりだった」という話があったので、この2説は正しくありません。

*4:小島くん「水が好きなわけよ。泳ぐのとかも好きやし。関ジャニ∞さんの『クジラとペンギン』という曲があるんですけどね。あれを聴いてその時思ってたんが、『俺 クジラやったんかな?』って。」

*5:Twitterから想定される、平均的なAぇ担像。