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柑橘類の陽

イラストだけでなく、言葉でも伝えられるようになりたいです。

「ジャニーズ・フューチャー・ワールド」雑感

舞台、コンサート

クリパの当落が始まる前にジャニフワへの区切りをつけておきたかったので、簡単に。

「ジャニーズ・フューチャー・ワールド」in梅芸 全26公演、お疲れ様でした。
私は推しが何人もいる&ほぼジャニワ新規なので、どの時間もフラットに楽しめました。

大阪のみの出演者の単推しだと、舞台上にいない時間が多かったと思いますが*1、「各ラインに推しがいたら楽しいよ☆」という友達の言葉(私は結果的に推しが増えただけですが…)が生きた夏と秋でした。後の大阪ではプラス関ジュでより楽しく観られるからというのもあり、内くんのあの出番量を思うと博多までは正直飛べませんでした。
ほぼジャニワ新規なため、これまでのジャニワに思い入れのある方々の言葉を頭の片隅に置きつつ、今ある目の前のジャニフワを楽しみました。LGTE*2がこの舞台の肝であり、ノイナの白手袋と龍が大事ということはインプットいたしました。

以下、とりとめなく書いた感想です。

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今作のあらすじは、「12ヶ月を旅して13月を探していたら、宇宙で真理を得た。人は互いに理解しようと歩み寄ることで、争いごとのない未来を作っていけるはずだ。」といったところでしょうか。
合間合間のショーにボリュームがあるので、観劇後に「あらすじって、何…?必要…?」と思考が止まりました。
個人的には12ヶ月をキッチリと旅して13月にたどり着きたいのですが、二幕では一言も「13月」のワードが出ないこともあり、今回の肝はそこではありません。二幕はじめのスクリーンに映される文字は「ACT2 in space」、13月を探す旅はあくまでもお話の一部でしかありません。
昨冬の帝劇ジャニワで「ここはテストに出ます!」と言われそうなポイントは「13月=ユートピア=一人一人の心の中にあるもの」でしたが*3、今回は「過去=経験、今=現実、未来=謎」だと思います。「過去を作り変えることはできない。」等条件が追加されていくのでややこしく感じますが、その後「今を一生懸命生きることが大切」とまとめてくれます。

大阪からの出演組が一週間前にはえびコン大阪出演、西畑くんは映画撮影中ということで練習時間があまりなさそうな中、関西Jr.の部分は今年の春夏集大成といった趣でした。
ニワトリタマゴな話ではありますが、
 ・春松竹で和メドレーをやる。
 ・10月梅芸のジャニフワへ関西Jr.も出演する。
のどちらが先だったのかは、少し気になる部分です。

今回の梅芸公演の出演をきいたときに、同じ事務所内とはいえ時折管轄外というか本流ではないように感じることがある(そこが良いところでもある)「関西ジャニーズJr.」が、「ジャニーズワールド」から"ザ・ジャニーズism"を学べるのはとても良い機会だと思いました。ハチマキ!球!…と見せかけた風船!という社長さんお気に入りアイテムがついに関西に輸入されたので、密かにガッツポーズしておりました。

「four seasons」あたりが双眼鏡内に内くんと西畑くんが収まる唯一のチャンスで、二年前の「Endless SHOCK」以来の共演に胸いっぱいでした。そこから和メドレー、「BIG GAME」を観て「一幕でお腹いっぱい!」と言いたくなりますが、二幕は「星をめざそう」やお笑いランド、ジャニワがジャニワたるゆえんの曲が控えているのでした。

20時の壁を越えられない大西さんは夜公演は二幕「Sexy Summerに雪が降る」の一節を歌って舞台を去るのですが、あっけなさすぎて切なくなります。舞台上に大西さんだけがいる状態で視線を一手に引き受けることが多々ありましたが、予想できたとはいえ、いかんせん出番量が物足りなかったです。

そして二幕はスーパー川北くんタイムで始まりました。「OH! サマーKING」「Prince Princess」のフリも超絶可愛いので、Mr.KINGさんPrinceさんありがとう!という気持ちになりました。まさかブロードウェイメドレーにマイケルジャクソンを彷彿とさせる役どころで16年組の吉川太郎くんと出演するとは思っていませんでした…!(自ずと夜公演では大西さんよりも後に義務教育生として出演することに…。)

絶対音感の持ち主・石垣くんというキーボードの帝王がいるため、今回ギターに挑戦した小島くんは、その姿がステフォに収まっていました!キーボードはニコニコと弾くイメージですが、ギターは悪っぽく弾く感じで、今回のバンド曲のイメージとも合っていたように思います。正門くんのBGMギタータイムも非常にときめきました。*4ずっと視線を前に凛としたたたずまいの三味線時の正門くんも軽率に恋に落ちます。カッコイイ…!
踊る場面では、下手から小島くん・赤名くん・正門くんと並んでいたので、位置にあたりをつけやすかったのですが、黄色いノースリハッピの時が一番見つけづらかったです。正門くんから赤名くんの距離と同じくらいの距離を下手側に目線を移しても小島くんはおらず(大谷くんのあたり)、実際は下手で紫の帯なし黄色い衣装の子達の後ろにいました。夏に踊りを見るのはほぼほぼお預けをくらっていただけに、充実しました。

内くんと関西Jr.がもっと舞台上で絡む機会があれば良かったのですが…!内くんが年下の子達と絡むのは貴重なので、プロデューサーと絡む人が限られているのが本当に残念です。
内くんの長老の演技はものすごくダンディーでした。親子の年齢云々について考えると夏のように頭が痛くなってくるので置いておきますが。ショウに「道は違っても、未来を目指す志は同じだ。」と最後にかける言葉は、5,6年前に聞いていたら号泣していたのだろうなと思いました。今聞くと「ほんまにそやな、そやったらえぇな」としみじみしてしまいます。この台詞を私は内くんと∞に重ねてしまいましたが、紫耀くん達に重ねた人も中にはいたのではないでしょうか。

久々にガッツリと紫耀くんを観たわけですが、何種類ものフライングを軽々とこなしてい(るように見え)て、その身体能力に感心するとともに、自分の脳内を舞台上で表現できる存在が現れたことでジャニーさんは今すごく楽しいだろうなと思いました。少し離れて見るようになってから余計に思いますが、紫耀くんは末恐ろしいです。

一緒に入った友達それぞれジャニオタの歴史があり、懐かしんだり傷をえぐられたりする各グループの開演前の映像でした。何年前の出来事でも、鮮明に当時の感情とともに思い出せるものですね。何年もオタクをやっていると【済】であることが多くなっていますが、それでもまだ自分が「新規」になれる瞬間が時々あるのは嬉しいです。これから知っていける楽しみがまだあるということですので。

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ネタバレ(何が起こったか)は良いのですが、そこに付随された感想も見てしまうと少なからず私は影響してしまうので*5、これはおふざけなのかアドリブなのかetc.を自分の中で一度考えてから、他の方のものを感想の幅として自分の中で一緒に並べておきたいです。そうなると、やはり初日か早いうちに一度観ておきたいものですね。
舞台のマナーについては、基本的なもの*6だけでも公式に提示していただける場があるとありがたいなと思います。単純に知らない方もいますし、「ここに示されている」と教えることができれば話が早いですので。
どうせならジャニワの流儀に従いたいと思っていたのですが、フライングへの拍手のタイミングがよくわからないまま終わってしまいました。アクロバット時も拍手が邪魔になったら嫌なのでどうしたものかと思っていたのですが、古謝くんが拍手をあおってタイミングをわかりやすく示してくださったのでありがたかったです。

舞台を観て、博多座からの出演組のファンの方々に「この秋、ものすごく楽しかったでしょう!?」と声を掛けたくなりましたので、東も西も該当する方は是非その喜びを爆発させた感想をしたためていただきたいところです。
普段東に生息している人が西に新たな推しを見つけたりその逆もしかりで見ていてとても楽しかったので、これからも東西交流の機会が増えてほしいです。こっちの水も甘いですよ♡


◇おまけ:お笑いランドの文一くんメモ◆
初日のE.T.モノマネ(西畑くん)を観た時は「これがあと一ヵ月続く…!?」と気が遠くなりそうでしたが、その後文一くんのアグレッシブな笑いの多様性が発揮されることとなりました。個人的千秋楽にて、ちょうどその日に発表された西畑くんの特別ドラマ出演の宣伝が聞けたことがすごく嬉しかったです。
この中では寝不足な親分ver.(10/13)がお気に入りです。



*1:Prince担の友達にお勧め関ジュ場面を伝えようとしても関ジュ曲以外はほぼ出番が被っていたため、Princeさんの出演場面は多いのだなと思いました。

*2:「Let's go to the earth」の曲名を聞く度に、NEWSの「LET'S GO TO THE PLANETS」が脳内に流れる呪いはおさまりそうです。

*3:「地球にしかユートピアは作れない!」という今回の康二くんの言葉を合わせると、13月は地球人にしか感じられないのかもしれず、それはそれでワクワクします。

*4:博多座ではレアな後藤くんのギターだったと聞き、甲乙つけがたい聴きたさです。

*5:プラスの感情は良いのですが、「とてもマイナスの感情を持つ人がいる」というのを頭に置いてしまうと、自分の中での判断をする前にどうしても引っぱられてしまいます。

*6:舞台中の私語をつつしむ。前のめりにならない。感動は拍手で伝える。等

ANOTHER~ダイゴと長老について~

舞台、コンサート

私がこれまでに触れたANOTHERは、2006年関ジャニ∞主演「Another's ANOTHER」と2013年関西Jr.「ANOTHER」で、2013年松竹座版との一番の違いが「ダイゴと長老(父親)の関係性」だったので、そこを重点的にこの夏は考え込んでおりました。

前半は実際に観ていない方向けへ西畑くんの一人二役について、後半は役の設定について考えたあれこれです。
その他の部分については別記事にて書いております。
ANOTHER~全体の感想~ - 柑橘類の陽

 
◇目次◇

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ダイゴと長老の一人二役

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この舞台で、長老の出番は二回あります。

一回目は、ダイゴが島の住人たちに捕らわれそうになった第一幕終盤の場面で、突如語り出す長老の話を聞くうちに、彼こそが探し求めていたダイゴの父親だと判明します。その後ジョウがダイゴの手を引き、逃げることで幕が下ります。
一人二役の流れは下記の通りです。

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①ダイゴが島の住人に見つかる
 A:ダイゴ
島の住人が一斉に舞台奥の方へと槍を突き付け、ダイゴの姿は客席から見えなくなります。青いライトが照らされ(この段階で西畑くんはBの後ろへと移動します。)、暗転、雷鳴が轟きます。

②長老の語り
 B:長老(西畑くん)
 A:後ろ向きのダイゴ(影武者)
長老の語りに、ダイゴは聞き入る。

③長老とダイゴのやり取り
 C:長老(影武者)
 B→A:ダイゴ(西畑くん)
雷鳴が轟く暗転中に長老のケープ(衣装)をB・C間に落とすとBにはダイゴが。
ここから長老とダイゴがやり取りをするのですが、「長老の声は録音?」という声が出てくるのももっともな場面です。長老が話す際に後ろを向く(Cを見る)ダイゴは、前から見ている分には微動だにしていませんが、端の席からだとほっぺたのお肉が動いているのが見えます。つまり、その場で長老の台詞を言っています。ダイゴの台詞は客席側を向いて話し、一瞬で二人分の声を使い分けます。

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二回目は、漂流した少年たちが島の住人の手助けにより出航することになり、船が去ったあとの、エンドロール前の最後の場面です。ダイゴとの出会いを喜び、名残惜しみます。二幕に長老の出番がないことと、その直前にコウジとキョウヘイのやり取りがあり、話として満足することもあって、「そういえばこの人もいたな」と存在を思い出した部分でもあります。ここの出番のため、西畑くんは「Another Tomorrow」で早めに退場します。

 

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長老の設定考

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初見で一番悩んだのが、長老の年齢です。話の筋を聞いただけでは長老は50代かと思っていたのですが*1、喋り方はそれ以上の年齢、父というよりは「おじいちゃん」といった感じだったので混乱しました。西畑くんも毎回色々と試しながらやっている部分だと思うのですが、平均体感年齢が70~80代でした。

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この図を作って、年齢についてうんうんと唸っておりました。長生きが珍しい環境であれば、長(龍太くん。20~30代?)より多少年上であるだけでも「長老」と呼ばれても不自然ではないと思います。シュンの父親となる可能性を広げるために年齢に幅を持たせると、約半世紀(50年)もの広さになってしまいました。
同じブルーでも、シアンコバルトブルーの差よりもシアンウルトラマリンの差の方が大きくて違いを表しやすいので、「ダイゴ」と「長老」の差をよりくっきりと表しているのかもしれません。両者に同じ20年の差があるとしても、「少年とサラリーマン」より「青年と壮年」の方が違いを出すのは難しいと思います。
私も色白肌の次に地黒肌を塗ったら思っていたよりも濃くなりすぎたところですので、これ以上は言わないでおこうと思います。他人のふり見て我がふり直せですね。

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(西畑くんの一番濃い色を康二くんの一番薄い色にしてしまったので、全体的にすごく濃くなってしまいました。塗りたかったのは恭平くんくらいの濃さです。)*2

ちなみに血液型は、現実に即してダイゴAB型・シュンO型とすると、長老はA型かB型かになります。*3

そもそも、一人分のクズ度を分け合った船員(バンド組)*4以上に、長老はクズ度…というかだめんず度が高いと思います。

捕えられそうになった外界の人に向かって滔々と語っていますが、たまたま相手が息子だったから運命の再会となったものの、ダイゴでなかったらあの長話はどうなったのか。漂流者を島の仲間に引き入れようとこの島の素晴らしさを説くというのならわかるのですが、島に掟を作り外界から断絶した張本人がそうすることもないでしょう。息子のダイゴが捕えられて生贄にされそうになっても特に何もせず、息子よりも自分の保身に走っているように思います。もしかしたら「俺はどうもしないけど頑張って生き延びろよ」くらいは思っていたかもしれませんが、それにしても無責任…。今の生活の方がダイゴよりも大切なのかと思うと、すっかりダイゴと母の事は長老の中で『過去』となっていますね。
くだけて意訳すると「妻と息子との生活が嫌やったけど言えへんでしんどかったわー。今の島の生活は最高☆」な話の上に、「もちろん妻と子には悪いと思っているんです」に続いて「それより」と軽く扱ったことに自分本位さを感じて腹が立ちました。*5「すまなかった」の6文字で全てを水に流そうとしますし…。

ダイゴは終始、知らずと父に共感していたり(島を「楽園のようなところ」と表現。)どうにか理解しようとしたりしますが、そこまで歩み寄ろうとするのは親子の情ゆえでしょうか。
小さい頃に父から教わった「ハムレット」の台詞*6を思い出として大切にしてきましたが、今まで想像してきた父親像とは違うであろう(日本の生活を捨て、自分の意思で島に留まる選択をした)姿を見て、気持ちには変化があったのでしょうか。
ダイゴが日本に帰って母にどう伝えるのかを考えると、心苦しいです。何も言わず死んだままとしておく方が良いのか、本当は生きていて第二の人生を送っていることを伝えるべきなのか。コウジが島に残り、もしも母に会ったら「南の島で2人で楽しくやってる」と伝えるよう託したことと合わせると、どちらが優しさなのかわかりません。

 

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長老の解釈

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ここまで嫌悪感を持つと、もう少し長老に歩み寄れないかと思い始め、舞台上で得た情報からどんな人物であるかの解釈を考えました。

①自分以外に興味が持てない人物である。
妻の石碑に木が倒れていても放っておいたままなことや、自己本位な言い分から、自分以外に興味を持てない人なのかもしれません。周囲が一生懸命働きかけても、何も響かないような人。シェイクスピアの言葉をおさなごに聞かせるということは、文学や演劇で名を上げようと志していたのだろうか…とこう書いていると、夢追い人タイプのだめんずな香りが何だか漂ってきてしまいます。しかし、こういった男性に対して庇護欲をかきたてられて世話を焼く女性が度々いるのも事実です。

②すまないと思っている気持ちは隠していた。
シェイクスピアを嗜むということは、多少戯曲や演劇に興味があるのかもしれません。向かい合っているのが捨てた息子だとわかり、ダイゴとはもう違う道を生きているから自分のことは忘れて生きてもらえるよう、わざと冷たく接する演技をしたのかもしれません。

③長老は既に狂っていた。
どうも実年齢よりは老いていそうな見た目・動きから、この島の生活が本当は長老には合わなかったのではないか。「嫌なことを嫌だと言う勇気」は漂流という結果を起こした船旅に対しての後悔で、ダイゴにした話は自分に言い聞かせるために後付けで作った言い訳であった。しかしダイゴが目の前に現れたことで、かつての自分・現実を思い出してしまい、混乱する。…と考えると、途端に長老が可哀想な人に思えてきます。
自分語りの内容に加え、「ハムレット」の一節を朗じたことによりダイゴは父だと確信しますが、ダイゴ以外の人からするとなんのこっちゃですよね。

④長老は本当に高齢だった。
定年退職を迎え、船旅に出たところで遭難。今までの自分を全て捨てて心機一転、人生をやり直す!


…だんだんと煮詰めすぎた感がありますが、誰かの思考の手助けになれば幸いです。
「長老を許すためには」で考えていったのですが、まさかの高齢パターンが一番許せてしまいました。でも私の中の『普通』で考えるともっと年齢は若いので、折り合いの付け方が難しいです。

 

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スッキリと観終わるには

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物語の最後でダイゴが「許すことはできないけど、いつかはあんたのことを理解できるのだろうか?」と問いかけていて、ダイゴ内でも解決しきっていないところがモヤッとするのですが(「ですよね、理解できませんよね」とも頷きますが)、以下、どうなったら私はスッキリしたのかを考えた結果の産物です。無茶な案から挙げていきます。

☆次年度は「DOUTON BOYS」を上演する。
ダイゴが苦悩を抱えたままの状態で来夏へ繋ぐのであれば、今現在がスッキリしていなくても良いかと思いました。「DOUTON BOYS」*7を観たことがないので一度観てみたいという欲もあります。

☆いっそ「ハムレット」オマージュの展開にする。
朗々と詠い継いだ「ハムレット」の台詞を伏線とし、事情があって帰宅できなかった父の無念を晴らすためにダイゴが島の秘密に最後に迫る(中盤で先程の姿が幽霊だとわかる)。これだとダイゴに要素がてんこ盛り過ぎて圧倒的主役に。一人だけ別に漂流という設定もなしで、全く違う話になりそうです。

☆わかりやすく息子が父親の存在を超える。
父の信念「嫌なことを嫌だと言う勇気」を打ち砕く、例えば逆の「好きなことを好きだと言う勇気」*8をもって困難を突破する。しかしそれにはダイゴに「父親を捜す手がかりを得るため乗船した青年」以外の要素を加える必要があります。

☆「ワシのことはもう忘れてくれ」というような言葉を加える。
これでも十分に自分勝手な言葉ではあるのですが、「すまなかった」の6文字以上には出てこない息子への申し訳なさを表してほしいです。

☆長老がダイゴを助ける描写を入れる。
同時に舞台上で一人二役をせず、録音の音声演出ででも、島の住民から逃げる方向を教えたり、ムラサキアザミ草の場所を伝えたり、ダイゴを陰ながら手助けすることはできるはず。ああは言っていたけど本当はダイゴを心配してるんだな、とスッキリし、最後の名残惜しさにも繋がります。シルエットの登場もあれば、なおわかりやすくて良し。

☆シュンからも父の話を出す。
ダイゴ側に立つから父がすごく納得のいかない人物になるので、せめてシュンから見た父親像が悪いものでなかったら(2人が異母兄弟だと知る前に、ダイゴがここへ来たいきさつを聞いて「俺の親父はみんなの暮らしを便利にしたから尊敬している。」と答えるなど。)、日本ではなくこの島の生活を選んだ父の気持ちを多少汲まないでもないです。

 

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まとめ

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難癖をつけるかのごとく考えてきましたが、舞台を観て自分の中で咀嚼する作業は楽しいです。
観客である私は、出来上がった作品(上演していくうちに変化が観られるのも「生」である良さです。)からあれこれ考えますが、舞台の上に立つ人、それを支える人は、作る段階でそれぞれの役割に向き合う訳ですよね。同じ人物を解釈しようとしても、人によって考え方や感じ方が違うので別の色になり、考えていく中で自分が重要視している部分がわかっておもしろいです。
「ANOTHER」について書いた記事二つを合わせて手短にまとめると、「「星をさがそう」と「Darkness」がすごく良かった!」というところになりますが…(笑)。ここまでお読みいただきありがとうございました。

2013日生にはマオがいて若干関係性が異なるとはいえ、ユウマを観て当時の優馬担はどう思ったのか知りたいところです。
2016年の夏は一度きり。後から思い返してもキラキラ輝いていたら良いなと願います。 

*1:ダイゴ20歳、シュン15歳、ダイゴが父30代の時の子として現在は50代。

*2:コピックを使う方以外には魔法の呪文みたいな文字を並べますと、色白→R000,YR00,E02。普通→R00,YR00(使用料多め),E02。地黒→YR00,E02,YR02で普段は塗っていますが、画像の康二くんは間違えて「E02,YR02,YR16」で塗りました。YR16はもはやオレンジです。

*3:長老の血液型にもよりますが、ダイゴ母はO型以外のどれか、シュン母はAB型以外のどれかになります。

*4:2013年の船員フジイ=コジマ+アカナ+ヨシオカ+マサカド-薬草の知識(※2013ではジュンタの要素)なクズ度でした。ちなみに、島の住人に捕えられたフジイを一旦見捨てたのが、子分よろしくフジイに従うようになったダイゴ。

*5:マサカドがヨシオカ・コジマ救出を「そんなこと」呼ばわりしたのにもカチンときたので、ここが私の立腹ポイントです。

*6:第一幕第五場。幽霊となった父から死の真相を聞かされたハムレットは、託された復讐を強く心に刻む。

*7:2003年夏に∞さんが上演した「ANOTHER」続編。島から帰ってきた少年たちがバンドを組んだりお笑いに走ったりする、というくらいの理解をしております。

*8:JUMPさんの「Your Seed」がBGMにかかりそうですね。

ANOTHER~全体の感想~

舞台、コンサート

 

昨夏に「少年たち」新規を脱した私は、日生劇場版も観劇、以前の公演のDVDを鑑賞、原典であるフォーリーブスさんにも触れて予習はバッチリ。2年目の「少年たち」を楽しむぞ!と思っていたのですが、春松竹の千秋楽で発表された夏の演目は、まさかの「ANOTHER」。*1驚きとともに、「あの」「伝説の」と頭に付けられる大事な舞台をなぜこのタイミングでやるのかというところはどうしても考えてしまいました。

その中で、友人が言っていた「道枝くん・長尾くん・恭平くんの見せ場を増やすため」が一番しっくりきました。去年のように3人がニシハタの弟ローテーションでしか出番がないのはもったいないですもんね。

 

私がこれまでに触れたANOTHERは、2006年関ジャニ∞主演「Another's "ANOTHER"」と2013年関西Jr.「ANOTHER」のみ*2で、今回は2013年日生劇場版をベースにしているとのことで、教科書とは別の出版社で発行した参考書でテストに挑みにいくようなものでした。参考書によって言い回しが違うため、覚えたままでは問題は解けないという。そんな訳で、どうしても自分の中の「ANOTHER」である2013年松竹座と比べてしまいますが、そのあたりはご了承くださいませ。

 

長くなったので、ダイゴと長老に関しては別記事にて書きます。

 ANOTHER~ダイゴと長老について~ - 柑橘類の陽

この記事は、それ以外の部分と全体的な感想です。

 

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「ジャニ舞台でストーリーにツッコむな」とは合言葉のようなものですが、説明台詞があったらわかりやすくなるのでは?と思う部分はありました。何回も観ることが前提なのか、話のわかりやすさを求めること自体がナンセンスなのかもしれませんが*3、一回観ただけだと頭にハテナが浮かぶことが色々ありました。去年の「少年たち」でも、『前回では一人の要素を分けたり、別人物の要素を合わせたりしたため、疑問・矛盾が生じる』ことが起こっていましたが、「●●くんカッコよかった♡」が終着点で良い、ということなのでしょうか。

 

初回の感想は、「目が足りてしまう。」でした。というのも、私が西畑くんと小島くんと川北くんを追おうとすると、

 ・漂流したダイゴとジョウ(西畑くん)

 ・漂流した少年たち(小島くん)

 ・島の住人(川北くん)

出番がこの3つに分かれているため、被るシーンがほぼありませんでした。双眼鏡以外の空間でも何が行われているのかを知ろうとすると、「やっぱり目が足りない。」となるのですが、逆に単推しの方は、自分の担当が出ない場面が相当あっただろうなと思います。

 

 

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クズ船員について

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2013年版では船員フジイが持っていたクズ要素を今回は楽器隊4人でわけあい、それぞれのクズ度が薄まっているため、私は長老の方がなかなか関わりたくないお方だなと思っております。(そのあたりは別記事にて記述します。)

船の操縦を知っていると思えない若い子達に「船員やねんから何とかしろ!」というのはお門違いな気がしますし、これは演者の年齢による印象かと思います。

 

◇それぞれのクズポイント◇

コジマ

 ・フウガが溺れそうになっているのに、浮輪を自分のものだと言って離さない。

 ・貴重な水を勝手に飲む。

 ・島の住人から武器と食べ物をかっぱらおうと提案。

【感想】4人の中では漂流生活に一番非協力的。でも「日本に帰りたーい!」と喚いているあたりで許してしまったというか、皆が一丸となって協力するためには邪魔となるかもしれないけれども、その弱さも含めてごく普通の子だなと思ってしまいました。

アカナ

 ・フウガの帽子を日除けのため被る。
  →船が沈む前にフウガと仲が良かったようなので、悪事に数えるのは少し疑問。アカナの言葉をそのまま受け取ったか、「みんなのフウガなのに」と悪と捉えられたのか。

 ・島の住民から槍をかっぱらおうとする。

 ○島の住民に捕まったコジマとヨシオカを見捨てて一人だけ逃亡。*4
  →その後、2人を助けにいくようみんなに懇願する。

【感想】楽器隊の中で一番情に厚いキャラだと思います。「急げ!若者」でコウジと真ん中でやり合っているのがオイシイしうらやましい!個人的に短髪はデコ出しが好みなので、一度拝めて良かったです。

ヨシオカ

 ・食べ物をかっぱらおうとする。

【感想】付和雷同、受動的、気弱で、四人の中では影が薄い…?(初日はハイホー時にボクシングの風圧で火を起こしたときいたのですが、翌日以降カットされました。)お化け!?なリチャードが出てくるときにコジマに隠れるのが可愛かったです。

マサカド

 ○そんなこと(コジマとヨシオカが捕まったこと)よりも薬草探しを優先すべきと発言。*5
  →「急げ!若者」後に「俺もあいつらのことを心配していないわけじゃない」と心変わり。

【感想】薬草に詳しいという協力的な要素があるため、クズとされる船員側所属が若干ややこしい。薬草を必死に探す姿がカッコイイ。

 

ここまで並べて、クズ要素を一挙に引き受ける2013年の船員フジイは本当にクズ野郎だったんだな!と感動すらしました。

show timeで楽器隊は全編バンド出演なため、貴重なダンス曲「急げ!若者」には囚われ中のコジマ・ヨシオカが出演できずで*6、悪いことしとるんちゃうで!何やってるねん!と思ってしまいました。

 

 

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楽曲について

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私の中で2013年「ANOTHER」を表す一曲は「Another Tomorrow」でしたが、2016年は「星をさがそう」になりました。島にダイゴが一人漂着した時と、最後に皆で歌う時は状況が異なっており、父に会い腹違いの弟シュンに会い、冒険を経て大事なものが増えていて感慨深いです。
Show time最後に歌う「鼓動」内にある歌詞『星を目指してみようか』とも勝手にリンクさせていました。

 

今回、西畑担として一曲推すなら迷わず「Darkness」です。西畑くんを見るのに満足したら他の子を判別しようと思っていましたが、案の定最後まで西畑くんを見るのみでした。何とか朝田くんは美しい鼻と口、真鳥くんは前髪でわかりましたが、周りのゾンビを全て特定するのは骨が折れそうですね。
切り裂く動作とともにライトで表現されるところと、虫みたいにワシャワシャ指を動かしながら舌なめずりをするところが好きです。

 

そして、今回一番目が足りない楽曲大賞は「アメフリ→レインボー」でした。
雨の妖精さんみたいで可愛かったかつてのAぇ少年を思い出し感傷に浸りつつ、西畑くんも見たいしアコギを弾く正門くんも見たいしキーボードを弾く小島くんも見たいしで、視線がきょろきょろしてしまいました。小島くんは本当にノリノリで弾かれているので、この曲をお好きなんだろうな~と思いつつも、私の周りはその時同じ舞台上にいる該当担ばかりなのでなかなかお勧めしづらかったです(笑)。*7

 

BAD BOYS」「Esper」の二曲だけでも腕が疲れるくらいにペンライトを振るのですが(ただしこの2曲ともに西畑くんは登場しません。残念。)、26日昼はその後に急遽「バンバンッ!」が追加され、精根尽き果てつつ撃ちました。可愛い曲が「Comon A My House」くらいで、今回はカッコいい曲が多め、かつての関西Jr.を知る人を懐かし死にさせるようなセトリだったと思います。

 

日替わりオーディションで遅刻してきたリュウセイが語るときのBGMが関ジャニ∞の「サムライブルース」がBGMだと思うのですが、他に言っている方がおられなかったので、本当にそうなのかわからずじまいでした。

冒頭に歌う「波」も、「4TOPSの『波』だ!」と興奮するにはその頃オタクでない人口が多いでしょうし*8、長年見ているとその分わかることがあって楽しいです。

 

 

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その他諸々

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ダイゴが薬草を採って戻ってくる際のシーンが、1階上手通路を通るため、その付近に座っている時しか何が起こっているのかよくわからずじまいでした。しかも、途中で倒れる際の表情を見るには、先の条件に追加して「ダイゴよりも前方の席」であることが必要なので、すごく贅沢な演技の使い方だと思いました。

 

「小島くんいっぱい喋ってたよ」と先に入った友達から聞いていたものの、今年の台詞の増え具合にびっくりしました。「Another Tomorrow」に入るキッカケがコウジとのやり取りからで、オイシイ…!とそこでも泣きそうになりました。
一番好きなのは、マサカドを薬草採りに行かせる場面です。コウジと和解して初めて協力的な態度を取る場面ですが、ポンポンとマサカドの肩をたたいて頷いてから押すくだりが好きでした。この辺の場面も目が足りないです。

 

最後の「星をさがそう」から終盤に向けてのコウジが好きで、ずるいなぁと毎回思っていました。回を追うにつれ、段々と「お兄ちゃん」の深みが増していたように思います。
去年はずっとクールでいなければいけない役どころでしたが、今年は全く別次元(リュウセイの回想)で世界のコニーさんが何をやっても本編に影響はない位置なためボケ倒せ、毎回楽しそうで良かったです。

 

2013年に葉っぱパンツの感想を言うのは西畑くんだったので、それと比べても長尾くんは毎回内容のあるアドリブで伝えていて偉いな~と感心しました。キョウヘイもシュンもそれぞれ頑張っていて、2年連続の「少年たち」ではなく、今年は「ANOTHER」で良かったと思います。

 

日替わりオーディションでは、振付師・柊和くんだけ見られなかったのが心残りです。

オーディション内容は、大西畑だったり川北くんのツッコミだったり今朝漫才だったり、なかなか引きが良かったのではと思います。

とはいえ、ツッコミ・風雅くん、ボケ・小島くんの回は見たかったですね…!普段「風雅くんはツッコミにいけると思うんですよ!」と力説しているだけに、また見られることを期待します。*9

 

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最後に

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全くの私事ですが、8月頭まで安静にしなければいけない状態になりまして、自然災害以外の理由で初めてコンサートに参加できなくなりました。幸い、体も頭も動き、チケットの対応を早めに取れたので良かったです。

雑誌を見る、TVを録画する、ラジオを聴く、Twitterを開く、何にしても自分から行動しないとドルオタ活動はできないと感じましたし、「友達と話したい」というのを一番に思ったので、私がジャニオタをやっていて楽しい理由はそこにあるのだと思います。楽しむためにも体が資本ですので、皆様も過信はしすぎず、健康第一、交通安全、滋養強壮へとご留意ください。「立ち止まった奴はそこで切り捨てられるんだろう…?」と思いがちですが、「疲れた時は立ち止まってもいい。」と、おSHOCK様が教えてくださっているので。

今年は冬を待たずして秋に「ジャニーズフューチャーワールド」があるため、また違った一面がすぐに見られそうで楽しみです。それではこのあたりで失礼します。

*1:しかも、これまで8、9月で東西同演目を上演していたのに、9月日生では別演目「少年たち」が上演されることに。

*2:2013年日生ANOTHERは、多分西畑くんは出演しないだろうと思い、申し込みませんでした。

*3:舞台側が全ての答えを提示するのではなく、曖昧なままで終結し、あれこれと観客に考えさせそれぞれの解釈が生まれるような形式の舞台もあります。

*4:2013年版は、子分のように付き従っていたニシハタがフジイを見捨てる。

*5:2013年版では薬草に詳しい要素は、漂流生活に協力的なナカマのものでした。

*6:2人が踊るのは「Hi!Ho!」と最後の「Another Tomorrow」だけです。

*7:カモナで、ちびっ子を見てよりニコニコと弾いている姿も可愛いです。

*8:少なくともNEWS結成前…って結成は2003年か、それは無理だな、とすぐに思い直しました。

*9:小島くんと風雅くんのコンビは、出演した3回とも内容やポジションを変えていて、挑戦的なところがとても良いです!

また一つ、春を迎えて

舞台、コンサート

夏のお知らせがまだな内はセーフ!とのんびりと書いていたらアウトになってしまいました、春松竹の感想です。ちなみに今回は花道の奥は全く見えない席での参加だったので、そのあたりで起こった出来事は全く把握しておりません。

 

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西畑くんについて
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西畑くんの出ている曲でもしも一メドレー見られるとしたら「和メドレー」、一曲だけ見られるなら「ツキノミチ」を選びます。

私が関西Jr.を熱心に見るようになった2013年頃からは、和演出の曲がほとんど…というより全くなくなったように思います。そんな訳で熱望していた和メドレー、関西Jr.の全員野球感が溢れて見どころ満載、目が足りない!Jr.コンの良いところに、諸先輩方の最高曲を繋いで最強セトリを組めることがありますが、嵐さんの「心の空」や噂には聞いていたJUMPさんの人気曲「百花繚乱」など、良曲だと改めて知る布陣でワクワクしました。布!扇!和傘!扇子!ビラビラと落とすキラキラの長い紙*1!扇子を指でくるくる回し、口にくわえて踊る。みんな大好き和メドレー!ジャニーさん演出舞台で今熱い「玉」もあれば完璧でしたねとのたまう友人もいましたが、また見たいものです。

「ツキノミチ」は、メンバー的にスーパー私得タイムだったのですが、歌っている西畑くんも見たいし演奏している小島くんも見たいしバレエを踊る山本くんも見たいしで目が全然足りず頭を抱えました。全体を映す定点カメラを含めて目が4組は必要です。西畑くんは舞台中央、小島くんは下手、山本くんはくるくると動くので、三人ともに双眼鏡に収まるタイミングがなく。描くとしたらこういう感じかなという構図は浮かんだのですが、現実そのままを切り取ることはできず、自分の中でベストな鑑賞角度を見つけられなかったことが残念です。*2

もう一つのソロ(メイン?)曲、ニセ嵐*3による「愛を叫べ」では、西畑くんの持つアイドル力がいかんなく発揮されています。最近はカッコイイ場面が多くなってきましたが、西畑くんはやはりキラキラのアイドルが強みです。毎回可愛いちびっ子Jr.ちゃんたちの可愛い可愛い愛の叫びには、もはや私たちファンをというよりも舞台上の人達を癒してくださいという気分です。ちびっ子Jr.ちゃん達の白い衣装がただの妖精でひたすら可愛いです。リーダーとフクジュンのライバルっぷりも笑いました。

そんな中、私がこの春松竹で一番切り取りたかった場面は下記の部分です。
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「桜、咲くcolor」の初めに西畑くんは一階上手通路前方に置かれた台に乗って歌うので、前の曲の内にスタンバイをします。その際に気付いた付近のお客さんが声を出さないように機先を制する仕草がキラキラアイドル100%!どこかの漫画で見かけたことがあるような場面…!思わず私も同じポーズをとってしまいました。

 

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日替わりコント
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2パターンあり、役柄は毎回変更されます。

・「学校」
先生(進行)・生徒(ボケ)
先生が生徒役に大喜利ネタのお題を出したり話をまとめます。号令時のムチャブリ、「修学旅行の思い出」「怖い体育の田中先生に怒られたこと」「将来の夢」等の大喜利に答え、出演者全員の答えが合うよう最後は連想ゲームで締めます。(ボケることも多々あり。)

・「執事カフェ
マネージャー(進行)・執事(ボケ)・女性客(ムチャブリ・ボケ)
執事はカッコイイ自己紹介をしたり、お店のおすすめドリンクを女性客に飲ませたり、女性客の要望に応えます。マネージャーは、執事と女性客の間に立ってボケの渋滞を防ぐ役割です。ただし、女性客の組み合わせによっては地獄のムチャブリになります。一番恐ろしかったジー子+浜中ばみゅばみゅ回は、個性の強すぎる女性(のはず)客に執事が完全に食われた形になっておりました。強烈です。龍子と流星ちゃん回も好きです。超絶可愛い大西畑姉妹に仕える正門執事の姿を見られなかったのは無念です。*4


封印すると言っていた女装をまた見られるなんて、2016年春。仕事で疲れている中松竹座へ向かうと執事の小島くんが大ちゅんさんに給仕する(正確にはムチャブリする)姿があり、あれっ、私こんな妄想をしたのかな?とここが現実かどうかを疑いました。


今回の公演はなかなか絡む機会がなかった2人ですが、流星ちゃんのヅラが飛んだことにより見られました。ありがたや。

 

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下剋上漫才
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MCメンバー*5以外のメンバーが日替わりで漫才を披露します。*6ここでの選出は当番制ではなく自己申告制なのでしょうか。順番が決まっているわけでもなさそうで、お目当ての子が登場する回に参加するためにはかなりの運が必要でした。
MCメンバー以外のJr.が登場するときに、必ずちびっ子達にボコボコにされる龍太くんの姿が微笑ましかったです。
関西は圧倒的にボケが多くてツッコミ不足なのですが、大喜利系の企画だとツッコミを練習する機会がなかなかないので、ツッコミ育成のためにも漫才(またはコント)形式は良いと思いました。漫才披露の周りに全員が座って見守るので、推しの反応を見ていても楽しめます。
自分が天才型でないこともありますが、本番で100%もしくはそれ以上の力を出すためにはどれだけ準備をしてもし足りないし、万全を尽くそうと思いました。


西畑くんも「異色の組み合わせ」と言うほど珍しい2人なのですが、私得な人選に双眼鏡を持つ手が震えました。川北くんはツッコミ向きでは!?と常々思っていたので、実際に見られて嬉しかったです。


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その他とりとめのない感想。
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ファンそれぞれに思い入れのある曲、衣装で披露され、感傷にひたることも多々あるセトリでした。
なにわ皇子のオリジナル衣装を着ている道枝くん・長尾くん・高橋くんを見ても特に心はざわめかず、自分は割とドライだからかと思っていたのですが、2013年頃の映像を見直そうとして気づきました。なにわ皇子の衣装を着た廉くん・西畑くん・大西さんの姿を見る方が私はより感傷的になってしまうことに。当時の映像を見ることで、もうあの3人が再びこの衣装を着ることは(サイズ的にも)ないのだなとわかり、切なくなってしまいました。しかしあの衣装はすごく好きなので、これからも着てほしいです。サイズの問題もあるでしょうが、キャラクターとしてピッタリな人選*7に「次へと託した」感があります。

eighterとしてセトリを組んだ人に握手を求めたくなることしばしばな松竹座のセトリで、今回のナイス選曲は「宇宙に行ったライオン」です。バンド曲を何かやろうとなったときに、この曲を選んでくださったことが嬉しいです。ありがとうございます!
イントロで文一くんがボケ倒すだけボケ倒す「桜援歌」は、客席で踊る心づもりはできていたものの、毎回文一くんと龍太くんのやり取りに笑わせてもらいました。14年春で練習した「HONEY BEAT」のフリもまだ覚えていたので踊れて良かったです。

龍太くんと康二くんの歌ったユニット曲「torn」*8といえば、担当シンメにやってほしいカッコイイ曲TOP3に入るであろう人気曲です。この曲は近づいたり離れたりと歌詞にリンクしたダンスが肝だと思うので、ダンスの得意な2人が挑むだけに、最後のキメポーズ以外でももっとtorn味を感じたかったです。最初の候補曲は大倉さんと丸山さんのユニット曲「二人の花」だったそうで、そちらのるたこじも見てみたく、欲が果てません。
この曲が始まる時にキーボード(小島くん)の台とドラム(赤名くん)の台が舞台中央にて背中合わせでくっつけられ、最後の大サビでは、歌う二人を乗せた台が再び離れ離れにされ、楽器隊として最高な「torn」演出だったと思います。

赤チームトリオ(正門くん、小島くん、赤名くん)のコント出演はローテーションかと思いきや途中で崩れ、何故か私が急きょ参加できるようになった回に小島くんが出るというスーパーラッキー期間でした。仕事であわあわしていた時期なので、毎日爪痕を残そうと奮闘する小島くんのレポを見かける度に「私もお仕事頑張ろう!」と思っていたのですが、ここで気づいたのが「どうやら私は小島くんの下ネタ回には当たらない」ということです。こんなに小島くんのターンを引いてくれるチケット運の神様は過保護なのか風紀の取り締まりが厳しいのか、クリパしかり何故か下ネタ回は当たらない。ということは、下ネタばかりになると私が小島くんの活躍を見られる機会が減るのではないか。そんな電波な理由から、できれば下ネタは控えていただきたいです(笑)。

大西さん、流星くんの方も今回の公演中に色々とキャラクターを模索しているようで。どんな道へ進もうとするのかわかりませんが、もがいてあがいた分だけ身につくものがあり、無駄になるものは何もないです。迷い方は青ければ青い方がいい。よっぽど全然違う方へと進もうとしたら、周りは止めてくれるはずです。私は大西さんのぼそっと呟く鋭い視点の発言が好きですが、見守っていきたいところです。ちなみに西畑くんはあまりに度の強いぶりっ子はお好みではないようです。

そして、大西風雅くんは動く度に「可愛い…!」と思わず声が出てしまう可愛さなのですが、これは生で見ないと実感できないと思います。存在が可愛いです。しかし、流星くんのフリ(「僕たち妖精♡」)を活かした発言をしたり、自分の発言の番でない時もリアクションをとっていたりで、しっかりして頭の良い子なのだろうと思うので、手放しで「可愛い…!」と叫べません(笑)。*9繋ぎトークの出番に緊張する流星くんに向かって「流星くんは可愛くしてればそれで大丈夫ですよ」と言うあたりが、既によくわかっていると思います。末恐ろしいですが数年後がすごく楽しみです。地元の先輩である龍太くんネタもどんどんぶっこんでいってほしいところです。

「盛り上がっていきましょう!」と煽られた後の曲が「さくらガール」だったり*10「シルエット」だったり、どうやって盛り上がればいいのだろうかと不思議に思いつつも、今年の春松竹も無事に終わりました。


漠然と今年の夏も「少年たち」の公演だと思っていたので、まさかの「ANOTHER」に驚きました。『また、あの夏がやってくる!』つつがなく素敵な夏を送れるよう、日々を過ごしていきたいです。

*1:求:正式名称。えびさんが使っていたとのことで色は赤・青・紫・ピンク・黄。

*2:見たものを構成しなおしてアウトプットするのも好きですが、最近は見た場面そのままを切り取りたい欲が強いです。ここだという角度を見つけるとスッキリします。

*3:ニノ畑くん(西畑くん)・櫻橋くん(高橋恭平くん)・モリ葉ちゃん(毛利柊和くん)・リーダー(石澤晴太郎くん)・フクジュン(福本大晴くん)がニセ嵐を結成。

*4:一月に「正門くんのウェイター、執事姿が見たい!」と言っていたら早くも叶いました。言霊におののきつつも、今一番見たい正門くんは保育士さんなので、どこに向かって言えば良いのかわかりませんが何卒よろしくお願いします!「夢は口に出せば叶うもんやで」ってドリステの風太くんも言ってた!

*5:下手から龍太くん、康二くん、西畑くん、流星くん、文一くんの並び。

*6:「MCメンバーをスカウトしても良い」との事だったので、龍太くん・文一くん・流星くんがそれぞれ登場した回もありました。

*7:廉くん→高橋くん、西畑くん→長尾くん、流星くん→道枝くん。

*8:忠義・大倉、亮・錦戸の頭文字で「torn」。

*9:と言いつつ、セクゾコンで外周をてちてち歩いているのを見て「風雅くんが歩いている!お手を振っている!かわいい!!」と叫んでいました。

*10:福井くんの桜の妖精っぷりは素敵でした。

「スキャナー」を観た人と語りたい

他メディア

関ジャニ∞のライブDVDのジャケ写が発表され、悲喜こもごも感情さまざまな状況ですが、安田さんの出演する映画「スキャナー」を未見の方は映画館に足をお運びになってはいかがでしょうか。既に観た方はもう一度見て心を落ち着けるのも良いのではないでしょうか。
映画「スキャナー」を観た人がもれなく「スキャナーはいいぞ」芸人になっていく現象が面白いので、私もそうなることにしました。スキャナーはいいぞ!

パンフレットは「ネタバレ封印」ページ以外の部分にも実はネタバレがあるので、鑑賞するまでは見ないでくださいね。

 

 

 

 

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さてさて、「スキャナー」鑑賞済みの皆さん。

 


皆さんはどのあたりで犯人に気づきましたか?

 


各々のタイミングで気づいたと思いますが、中には「開始一分後の立ち上がり方でわかった」という猛者もいて尊敬の念を覚えました。
私は絵描きの端くれとして、「エリカはすごく禍々しい感情を込めたイラストを描くんだなぁ。ところで何でエリカと同じ空間に男の子も描いているんだろう?」と思ったので、ここを膨らませていくと登場人物の年齢的にもすぐ犯人に気づけたのではと思います。*1プラス、「サスペンス劇場で豪華な配役があったら大抵犯人役」の法則を使えば…(笑)。

これはもしかしてそういう展開になるのか…?と気づいたとき、心の中でガッツポーズしました。「これって、ジャニオタが自担にやってほしい役柄ベスト5には入るらしい、『冷酷な目にゾクッとする犯罪者役』じゃないか!?」と勝訴札を掲げたくなりました。
「女装しているから良く言っているのだろう。」と言う人には、決してそれだけではないのだと強く言いたいです。物語を楽しんだ後、単純に「安田さんはすごい!」と応援していることを誇りに感じ全世界に向けて喜びを発信したくなる程に、安田さんの力を見せつけてくださるこの映画が「いいお仕事」であることに嬉しくなるんです。
しかし、お勧めしたい部分が物語のネタバレそのものなので、「おもしろいから見てね!」という宣伝しかできないのがもどかしいです。それ以上はもう言えない!試写会で観た方はよく公開まで黙っていられたものだとも思いました。

絶対音感や一度見たものを忘れないというような、大抵の人は持っていない(持っていても気づいていない?)能力を持つ方は、生きることが大変だと思います。知らなくてよいこと、見えなくてよいものは多々あるので。それでもその力を信じてくれたり配慮してくれたりする方もいて、すべてが醜いという訳ではなくて。仙石さん(野村萬斎さん)の最後の台詞に集約された想いが良かったです。
自分の持っている価値観や信念に基づいて「正しい」と思って行動していること(佐々部の場合は殺人)が根本から間違っていたとわかった時、死にたくなってしまうと思っていたら案の定の展開でしたが…。
もし次作があったとしても安田さんの出演はないであろうことが、この映画で唯一残念な点ですが、第二弾の折も観に行きます。

 

女装の安田さんがすごく可愛らしいのは、見た目の可愛さは元より、実際の女の子よりも女の子らしい動き・仕草を加えることからだと思うので、舞台挨拶で金子監督は「(キャンジャニのように)もっと可愛くなると思っていた。」とおっしゃっていましたが、それこそ一瞬の動きで気づく方もいる程には男性です。だって安田さん、小柄ですが体型はガッシリとしています。
とにかく光で飛ばせ!なライティング、過剰なぶりっ子を入れられない中での「女性」を演じる安田さんの姿を今回初めて観ることができました。女性そのものには見えないのに本人はそうだと信じ込んでいることが、余計に見る人を哀しくさせるのか。美しいと醜い、どちらの方がお話としては盛り上がるのだろうかなど、効果としての女装も見ながら考えていました。

 

個人的には、関ジュ映画・ドリステを観るとスキャナーの予告が流れたり、推し2人の映画をハシゴできる2016年は最高!!!と声高に叫びたくなる春でした。
そして冬に「もうオッサンだから女装はしない。若い子に託す。」という旨を言っていた西畑くんには、本映画の鑑賞をお勧めしたいです。キャンジャニちゃんの「CANDY MY LOVE」のMVとともに是非見てほしいです!
年齢(実際若い。)を理由に女装をしないというなら、かわいこぶりっ子を封じた女役をやりきって、やりつくした上で言ってほしいです。西畑くんの女装が可愛いのも、見た目の可愛さに動きがプラスされてこそのもの、すなわち女の子になりきる演技力がある結果だと思っています。なりきる力が強いのは武器ですので、わざわざそれを使わないというのは勿体ないです。*2、ぶりぶりのかわいこぶりっ子*3を封じての女の子役ってとても難しいですからね。本当に「スキャナー」を観てほしいです!

 

話が逸れそうなので、このあたりでシメを。
スキャナーはいいぞ!!!

*1:ミステリー物を謳う以上、伏線もなくいきなり現れる”謎の人物”というアンフェアなことはないでしょうし。

*2:2015年春松竹のメイド姿は、キメポーズ以外は男の子のままノシノシと歩いており、女装をした男子感が強まっておりました。

*3:自分の可愛さをわかった上でそう振る舞う女の子が好きなので、すごく好みです。