柑橘類の陽

イラストだけでなく、言葉でも伝えられるようになりたいです。

「ジャニーズJr. 8・8祭り ~東京ドームから始まる~」雑感

東京ドームに足を踏み入れるのは、2011年の関ジャニ∞「FIGHT」コンぶりとなりました。当日のTwitterのTLでは、各所のJr.担が東京ドームに集っていく感じがあってワクワクしました。
推しカメラをできるのは現場入りした自分しかいませんし、場内にいないと二組のデビューを今でも現実感がないままでいたと思うので、会場で参加できて良かったです。
そして、なにわ男子とSnow Manのグッズは当日の昼前に売り切れたものの、グッズ量を多く用意してくださってありがたかったです。

 

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以下、すべての出来事に触れているわけではありませんが、簡単な雑感です。

 

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時系列に沿った感想

オープニング映像
各個人にフォーカスがあたり、今日のJr.コンにおいてすのすとは別枠だとわかる扱いでした。

「Can do! Can go!」
かつてのJr.黄金期よりも聴いた回数が多くなってそうな「Jr.といえばこの曲①」ですね。Jr.コンに来たぞ!という実感がわきます。

「なにわLucky boy!!」
東京ドームでラキボが聴けた!普段のワチャワチャENDとは異なり、7人が散らばりリフターで上がる演出だったので、余計に東京ドームの広さを感じました。

「おいで、Sunshine!」
キラキラでフレッシュな王道アイドルソングでめちゃめちゃ好きです!前々からあった「美 少年現場に行ってなぁくん色のサイリウムを振りたい!」という野望が叶いました。
東京が大阪だったら軽率にはいび現場に入るんですけども…関西にいるとなかなかこの二組を観るのは難しいです。はいびりとかんコンの開催希望。

すのすと
3曲ずつの披露で、しかもそれぞれ演出が豪華で、改めて今日の二組は別枠扱いだとわかりました。

「NOT ENOUGH」
美 少年、少年忍者、Lilかんさいという若いユニットのコラボが眩しい。ジャニフワが懐かしかったです。

「君と…Milky way
正確無比なキーボードの石垣くんがここで登場!?Jr.なのかどうかわかりませんが、安心感しかない演奏。いわゆる演技班が歌唱力で殴りにきた感じで、シンプルに歌が上手かったです。

腹筋太鼓
ちびっ子が黄色に光るペンライトを持って走ってくる様が可愛かったです。かわいいな~と微笑ましく思っていたら関西Jr.の面々で、慌てて双眼鏡を構えました。

東西バンドのフロート移動
東の7MEN侍と西のAぇ!group。正門くんはギターソロで歓声を独り占め!カッコイイ!!小島くんはキーボードをあまり弾いておらず、主に会場を煽っていました。「バンド とは」と脳内検索をしたくなりましたが、とても楽しそうで何よりでした。


●すのすとデビュー発表のくだりについては、次項目に記載するため割愛。

「ダイヤモンドスマイル」
今まで見た中で一番キラキラしていて最高のパフォーマンスでした!デビュー発表から続くすのすと楽曲のオンパレードに時を止めていた心が動きました。「楽しい」と思える心が自分の中にまだあることを、思い出させてくれてありがとうございました。

Firebird
コール紹介動画があったので予めこの曲の披露が予想されましたが、嬉しい東京ドームでの披露!松竹座&グローブ座という限られた空間でしか披露したことがなかったので、これを機にハマっていただきたい…と熱い気持ちで眺めていました。ジャニストさん譲りのメンバーカラー衣装が、遠目でもわかりやすくて良かったです。

「勇気100%」
水着Jr.と噴水だなんて、夏のJr.コン風物詩!SUMMARYっぽい!と楽しくなりました。なぁくんの近くに大内リオンくんの姿が見えて、やたらとアイドル力の高い一角だな~と思いました。

コラボ「青春アミーゴ
たまアリで好評のラウ道だけでなく、同時多発テロ的なコンビの発生!長い脚を上げる度に\ふ~ぅう!/とコールするのが既に定着していて楽しいです。

コラボ「パラダイス銀河
「ダイヤモンドスマイル」と並んでMVPを贈りたくなった一曲。光GENJI好きでもあるので、めっちゃ楽しかったです。バラエティーをやりきるメンツを揃えたのかと思っている内に作間くんのスペシャルチャレンジが挟まり、何が何だかのお祭り感にあふれていて良かったです。

コラボ「アンダルシアに憧れて」
西畑くんが出てきた!と思ったら次々にメンバーが登場し、最終的には全員曲になったので、まだまだコラボが観たいんだけど!?と欲が出てしまいました。

「君にこの歌を」
「少年たち」でおなじみの一曲も、ジャニーさんがお亡くなりになってから、歌う意味がより深まった気がします。西畑くんは下手にいたので、上手から登場したなにわ男子と合流できずに一人で歌っていました。何とかなったら良かったのですが…。

「REAL DX」
「Jr.といえばこの曲②」ですね。私はリアルタイムで履修していないのですが、それでもJr.コンに来た実感がわきます。かつての黄金期を踏襲するなら、「明日に向かって」も入れてほしいところです(笑)。

 

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すのすとデビュー発表のくだりについて

MCで各ユニットが発表する内容の規模がどんどん大きくなり、物々しい演出の中で二組のデビューが発表され、耳をつんざくようなその日一番の大音量の歓声が起こりました。
私の中で一番に浮かんだ感情が「悔しい」だったことが、個人的には意外でした。ここ一年は特に、何かある度にファンが「デビュー」という言葉を口にすることが多く*1少々食傷気味であったため、私自身はデビューにそこまで執着を持っていないのだと思っていましたが、それでも悔しかったです。
悔しいや悲しいといった負の感情でコンサート中に泣くのは好きでないので堪えていましたが、発表後から二組に対してペンライトを振る気持ちが驚く程なくなり、ステージ上をただ眺めて立ち尽くすのみになりました。「すのすと&すのすと担」が一つの階層にいて、同じ会場内にいるはずの私は別の階層から見ているようで、現実味のない時間でした。「FIRE BEAT」はデビュー発表した直後にピッタリな夢を掴む曲だったんだと気づくのと同時に、それならすのすとだけの歌唱でも良かったのでは…とぼんやり考えていました。*2
すのすとの曲が続き、もしかしてこのまますのすと曲だけで本編が終わるのではないか…とありえなくもない考えが浮かんだ時に、なにわ男子の「ダイヤモンドスマイル」が披露され、救われました。地蔵から人間に戻れました。

デビューのデの字も出ないまま、ぬるっと四人だけで「ええじゃないか」が披露された地獄のあけおめ2014*3を経て、「デビューっておめでたいことのはずなのに、おめでとうすら言えない状態なのはおかしい!」と思いました。なので、該当担にはおめでたいことはおめでたいこととして、喜びあふれる姿でいてほしいです。100%の人が幸せになる出来事はそうそうございませんし、色々な立場から思うところはもちろんありますが、「こちらはこちらで頑張りますので、そちらはそちらで頑張ってください」と、別世界に飛び立った二組のアイドルグループとそのファンの方々にエールを送ります。

 

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その他雑感

“19年ぶりの開催”と言われたJr.のドームコンに、19年前の私は大阪で参加しました。小原裕貴くんの卒業セレモニーが含まれる内容で、近くのお姉さんが涙を流す姿を目にした妹に「何であの人は泣いてるん?」と尋ねられ、当時小学生だった私は「それだけ好きやったんやろ」と答えましたが、内心「アイドルをそこまで好きになることがあるんやな」と不思議に思っていました。今の私が同じ光景を目にしたら「お別れの場があるだけでも幸せなことだ…」と思うので、間に何があったのか(笑)、19年という時間は長いですね。

大体において察しが悪い方なので、「全Jr.担が予想していたデビュー」というような言葉をブログ等で見る度に、皆そうだったのー!?とビックリしました。*4

そこまで鈍かった理由は二つありまして、一つ目は「私が現場にいるから大きな発表はない」という根拠のない自信です。例えば2007年9月24日の横アリや2016年1月17日京セラなど、前日はいるのに、どデカイ事が起こる回を避けるかのように現場にいない。テレビで突如発表があっても、なぜかその瞬間だけテレビの前にいない。そういうタイミングがいいのか悪いのかな星の下にいたので、前述した根拠のない自信がありました。*5

二つ目の理由は、タッキーが社長になってからの動きを見て、これまでの大前提であった「CDデビューをもってJr.を卒業する」制度をなくす代わりに、Jr.全体のブランド力を上げる方向へ進むと思っていたからです。全体の~を推し進める場合、一つ(二つ)のユニットだけ目立つようにはしないだろうと思っていました。結局、CDデビューが必要である世界のままであったということでしょうか。

 

全体的に、\注目度の高いJr.コンで二組のデビューを発表したい!/という事務所の思惑は重々承知した上で、それ以外の部分で他担も満足できるセトリをもっと組めたのでは…と思いました。"練習時間"という現実の問題が頭をよぎりますが、希望を持つのは勝手だと思うので、簡単に記しておきます。

・なにわ男子の新曲もLilかんさいの新曲も聴きたかった!
 聴けると思ってたんですよ、注目度の高いドームコンでアピールしない訳がないと思っていたので(この理由は全て「だからデビュー発表が行われた」ことに繋がっていく)。ユニットがない時代なら、今回のなにわ2曲+Aぇ1曲の3曲分の枠を関西Jr.全体で披露したのかもしれませんが、ここは貪欲でいたいです。

・ユニットコラボをするなら全員にやってほしかった!
 「青春アミーゴ」(次世代選抜)→「バラダイス銀河」(バラエティー選抜)→「君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか」(歌うま選抜)→チーム樹(ラップ選抜)→「アンダルシアに憧れて」ときて、途中から全員になってしまったので、少し消化不良でした。ダンス選抜や超アイドル選抜(おそらく私の推しが集結する)も見たかったです。

・「恋の病と野郎組」コラボをやってほしかった!
 東西のJr.が揃う機会なんてめったにないので、旬の組み合わせで是非とも披露してほしかったです。学生服で主題歌の「ZENSHIN」を歌うもよし、古のJr.曲「ラブレター」も合うと思うんですよ!そして野郎組コラボがあったら、全員が同ユニとはいえ「簡単なお仕事です。に応募してみた」曲があっても良いのでは。お仕事っぽい曲か、ホラー味のある曲か…。

・あすかな曲をやってほしかった!
 春からずっと言っています(笑)。VRライブ形式でも、丈橋ライブ形式でも形式は構いませんし、第二弾も開始します!ドーン!でいきなり新ユニットが楽曲披露するのもアリです。

・プレゾンやSHOCKも味わいたかった。
 滝沢演舞場、ジャニワ、SUMMARY等伝統舞台の一片を味わったので、それならプレゾンとSHOCKも味わいたかったです。

・地に足をつけた対バンが観たかった。
 せっかく東西のバンドユニットでコラボをするなら、フロートで楽器ごと運ばれるのではなく、じっくりと演奏のコラボをメインにしてほしかったです。


かつて横アリと城ホールで開催されたJr.祭も、一年目より二年目の方がブラッシュアップされておもしろかったので、次の機会があったらもっとお祭り感のある楽しいコンサートになりますように。そしてその頃には、ネット配信にタイムシフト機能がついていますように!

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*1:どこの界隈を見ても、「デビューした!」「デビューしてないのおかしくない!?」「デビュー早よ!」「早くデビューさせろ!」と”デビュー”の文字が踊っていました。

*2:後で、すのすと以外のメンバーが歌うことで「これから夢を掴むぞ!」という決意の曲に変わるんだな(本来はそちらの意味が主だと思いますが)とも思いました。

*3:二日目のみ参加。一日目は紹介があったそうで、それはまた地獄だった模様。

*4:本人の匂わせがあったり、漏れている情報があったりで、該当担からすると「いつデビューするの!?」という状態だった模様。

*5:私が参加する松竹座の千秋楽には誰の涙もない…というジンクスもあります。平和。

声優さん接触イベント参加にあたっての忘備録

私が土岐隼一さんを知ったきっかけは、「IDOL M@STER sideM」都築圭役からです。友達が別ルートで土岐さんを気になりだしたので、「関西で土岐さんのイベントが開催されたら行きましょ~」と話していたら、\アーティストデビューします!*1/\お渡し会が大阪でも開催!/という絶好のチャンスが来たので、その波に乗ってみました。

声優さんの接触イベントに参加するのは初めてで、普段行く握手会とは若干勝手が違い悩んだので、誰かの参考になりますようにと、忘備録がてらに以下記します。

 

 

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土岐隼一1stシングル「約束のOverture」発売記念イベント(トーク&お渡し会)申し込みの流れ

 

私が慣れている接触イベントのスタイルは下記の2つです。

 

①ジャニーズの握手会・48系の全国握手会

…事前の予約はなく、CDに封入されている参加権を持っていき、列に並べば必ずハイタッチ・握手ができる。ループ可能。ジャニーズWESTさんの時は、6時に並び始めてハイタッチができたのは12時過ぎでした。 *2 会話時間は一言二言といったところ。

 

②48系の個別握手会

…応募期間中に「○○さん・△△会場・第★部」を◇枚という形で申し込み。当選後に当選分のみ支払い、出荷の流れ。券があるならループ可能。会話時間は1枚につき10秒程。

 

今回の申し込みは、所定のお店(アニメイト開催回に応募したい場合はアニメイトで予約購入)で購入し、レシートに記載しているシリアルコードを応募フォームに入力する形式でした。クラブアニメイトのアカウントに紐づく(何口でも応募は可能)ので、「ループはできず、一場所*3に対し一人一回の当選」であるとわかりました。声優さんの接触イベントの基本的なスタイルだと思います。
【時系列メモ】応募用紙配布期間:3/9~4/14、申込期間:~4/15、当落発表:4/24、CD発売:5/15、イベント日程:5/25。

 

◆応募段階での疑問と結論

 〇そもそもCDを何枚買えばいい…?

 …(予想)「3種類あるから、3枚買ったら1枚買ったようなもの?」「声優界でも“デビュー曲はご祝儀買い”文化はあるの!?」と悩んでいたら、友達に笑われました。

 →(結論)東京よりは名古屋・大阪の方が地方なだけに当たりやすかった印象でした。2枚目のシングルが出た際は何枚購入するか迷うところ。

 

〇終了時間はどれくらい?

 …(予想)同日に17時開演と19時開演があるので、全部で1時間半程?*4

 →(結論)全体で約200名の参加。後半(151番以降)の私で、20時にお渡し終了。

 

トーク部分の長さは?

 …(予想)30分?

 →(結論)10分程。その後のお渡し部分に時間を長く割いてくださっていました。

 

〇何をお渡しされる?*5

 …(予想)「CD?」「布教用にもう一枚ね!」と友達と軽口を言っていました。

 →(結論)日付と場所が記されたポストカードでした。記念になりますね。

  

接触時間はどれくらいの長さ?

 …(予想)渡す、一言…で全握(3秒)くらい?

 →(結論)長めの個握(10秒)

先に並んでいる方の様子を見て、(友達に「会話は2往復くらいかな」と聞いていたのに、個握くらい時間があるやん…!?)と動揺し、話す文章の組み立てを待ち時間中に慌てて行いました。

 

◆イベントの流れ

集合時間に会場へ向かいます。身分証明書とともに当選画面を表示し、番号順に列を作って待機。スタッフさんによる番号確認があった後、整理番号の早い方から入場し、着席します。

まずは、土岐さんのお話が10分程ありました。

その後に、お待ちかねのポストカードお渡し会です。スタッフさん案内の元、整理番号の早い順に整列します。一列ごとの案内で、まだの人は着席したままです。時折給水タイムを挟みつつ、お渡し会が進んでいきます。場内はこんな感じでした。

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「舞台上で晒されている」「他の推し被りに監視されている」と感じる人にはしんどい形式でしょうね~。私は「タレントとファン」の図を眺める(自分以外の人に向かうファンサを見る)のが好きなので、待ち時間も楽しめました。もちろん話している内容は聞こえないのですが、お渡し会を終わられた方がこぞってほくほくとした表情だったので、私もほくほくしていました。
列に並ぶ際に荷物を預かるお姉さんがにっこり素敵な笑顔で、緊張が少しほぐれたのもありがたかったです。

 

私は握手会での事故は大体オタク側が原因(言葉や話題のチョイス、発声等)と思っており、日本語でやり取りができたら「神対応」と思うので、あまりあてにならないかもしれませんが、土岐さんはきちんと相手の目を見て、話を聞いた上での返事・対話をされていて、神対応だな~と思いました。

話す時間が終わってお渡しポイントから離れた時に、土岐さんがファンの方に向かって両手を振ってくださっていたのですが、気づいていない(既に進行方向を向いている)方が結構いらっしゃって勿体ない…と念を送りつつ見守っていました。

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◆自分の番が来て

ここにきて、さぞ詳しく書くのだろうと思われるかもしれません。しかし!土岐さんを目の前にして、

 

(土岐さんだ~!パステルカラーだ~!)

 

と考えたこと以外の記憶がないです。
パステルカラーに見えたということは緊張で世界が明るく見えたのでしょうが、床は硬かったので緊張度80%くらいだったかという後からの自己分析です。強引に剥がされた覚えもないので、常識的な範囲で日本語を発することができたのだと思います(そうであってほしい)。懸念していたポストカードの受け取りもスムーズにでき*7、私にしては合格点でした。終了後に合流した友達には、「かっっっわいかった…!」としか言えませんでしたが…。
昨夏の配信「315プロNight!」で永野由祐くんが話した土岐さん評「ふわふわ」に、「それわかります…!」と今更ながらにコメントを打ちたくなりました。

 

◆まとめ

新しい界隈に飛び込むのは、今いる場所とルールが違うだろうと予想できるだけに、少し勇気がいります。しかし、悩んだり待ち望んだりする時間を含めて、新しい場所へ参加することは楽しいです。声優さんのイベントは都内で行われることがほとんどで、私の行動範囲では滅多に開催がないとわかっているので、たま~にの機会があった際にはこれからも頑張ってみようと思っています。あと、私は整理番号が後ろの方が長い時間楽しめて向いているのではと思います。

 

ちなみに、当日は近辺でHKT48の握手会があり、推しに「この後初めて男性声優さんのお渡し会に行くんですけど、緊張してしまって。どうしたら良いと思います!?」と泣きついたところ*8、「ニコニコしてたらいいと思うよ。楽しんできてね。」と返ってきたので、皆さん、笑顔だけは忘れずに楽しんでください…!

*1:声優さん界隈では、キャラクターとしてCDを発売するのとアーティストデビューするのとで、違った重みがあるそうです。

*2:King & Princeさんのハイタッチ会は事前抽選方式になったそうで、ジャニーズ内の方式が変わりそうですね。

*3:同じアニメイト開催のイベントで、東京・大阪・名古屋ともに当選可能なのかは不明。

*4:間の30分で土岐さんの移動&休憩という予想。

*5:最初に思い描いたのは購入したCDそのものでしたが、「発売後一週間以内に引き取ってください」と連絡があったので、別の物がお渡しされるということはわかりました。

*6:絵にしてみて、卒業証書授与式みたい!と思いました。それだと緊張してしまう人は、忘れてください。

*7:昔、コンサート中にアイドルさんとハイタッチをしたものの互いに首を捻る結果になったくらい、適切なタイミングでの振る舞いに自信がないので、ポストカードなんて小さな物をスムーズに受け取れるのか、少し心配でした。

*8:緊張が解け、女子ドルの推しと普通に話せるようになるまで数年かかりました…。

「ジャニーズ IsLAND Festival」配信&セトリ感想

あえなくチケットがご用意されなかった勢ですが、ISLAND TVにて「公演の前半部分(最初のMC前まで)、リアルタイムのみの視聴可」という限定的な仕様でも配信が見られる世界になったので、ありがたく見ました。*1 ということで、5/26たまアリ開催のJr.合同コンのざっくりとした感想です。

 

 

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前半MCまでの視聴部分感想

「なにわLucky Boy!!」「Dial Up」「バンバンッ!!」

なにわ男子結成曲である「なにわLucky Boy!!」から始まり、関西おなじみの盛り上げ曲でガッとテンションが上がっていきます。

 

◆シャッフルコーナー

各ユニットごとに色があるからこそ、ユニットをシャッフルすることで、同じ人物でもユニットにいる時とは異なる魅力が発揮される!…ということを、3月のsideMプロミを経て熱く語りだすようになりました。*2そんな訳で、私は複数ユニットがいる際のシャッフルコーナーが大好きです!

 

Lady ダイヤモンド(七五三掛・元太・深澤・阿部・西畑・大西)*3

公演前に抱いていた願い「シャッフルで西畑くんと阿部くんが同じ曲を披露したら嬉しいな!」が叶ってしまいました。しかもキラキラした王道アイドルソングの披露で、ありがとうございます!ここは”キラキラアイドル選抜”でしょうか。

 

「雪白の月」(如恵留・松倉・渡辺・目黒・大橋・恭平)

“歌うま選抜”ですね。歌唱力を知らしめようとする時に鉄板なのがKinKiさんの楽曲。

 

青春アミーゴ(ラウール・道枝)

東西の若いホープが集うと、未来を感じて熱くなりますね!二人の長い脚が上がる度に起こるどよめきは、しっかり配信でも伝わってきました。

 

「will」(宮近・閑也・うみんちゅ・宮館・丈・長尾)

本家のV6さんと人数を揃えている時点でずるい、”ダンス選抜”。

 

「Fire Beat」
ドラム…岩本、ベース…佐久間、ギター…松倉・康二、タップ…如恵留・七五三掛・元太

踊るだけでもカッコイイ曲に、バンドのアレンジが加わって更にカッコイイ。とらじゃのタップもあって、合同コンゆえのコラボが良いですね。

ざっくりとした色のイメージで「ピンク→白→紺→モノクロ→黒と赤」なメドレーで、暖色から寒色、若さから大人への変化が見られるようでおもしろいですし、次の「ロマンティック」にも繋がりがあっておもしろいなぁと思いました。

 

「ロマンティック」「UME強引オン!」「ハチャメチャ音頭」

ここも関西盛り上げ曲を詰め込んで、ひたすら楽しめ!盛り上がれ!!といった勢いあふれるブロックです。

 

「We are 男の子!」

なにわ男子が結成されてから、オリジナル曲以外の歌をユニットで歌ったのは初めてでは。それがこんなにキュートな楽曲で、道枝くんの選曲に感謝。ユニット名にも掛かってますもんね。本家のタンバリンに代わって関西アピールのコテになりそうなのをかわし、メンバーカラーのポンポンになって良かったです。かわいい。

 

「ダイヤモンドスマイル」

ここまで盛り上げ曲を続けてきましたが、*4前曲でキュートさを見せた上での王子様キラキラソングは、幅を見せつける意味もあったのでは。

きちんと前日のセトリを見ていなかったので、この後とらじゃとすののターンもあってからの最初のMC(配信時間)だと思っていました。あっという間の一時間でした…!

 

とらじゃ

・新曲の「Talk it! Make it!」が爽やかで可愛い。\フーッ/が楽しい。

 

すの

・トップバッターとして中央天井から降りてくるのは、現地だとなお迫力が増して見えそう。
・メンバー紹介ラップがあるのはうらやましい。メンバー名をコールしたい。 

 

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MC以降のセトリを見ての感想

後半は、各デビュー楽曲を持ってきてのカウコン風味なんですね。楽しそう。

配信部分になにわ男子のブロックが多かったので、各ユニット一曲ずつのブロックがあったらいいのに…と思っていたら、後半にはあるんですね。そちらを前半に持ってきたら、配信部分の出番が平等だったでしょうに。 

すのさんの新曲「Lock on!」は後にYouTubeで見ましたが、こちらも爽やかな楽曲で、私の好みに近づいていました(笑)。

東のJr.のいわゆる兄組ユニットと違いを出すためにも、今回のなにわ男子は「ノリノリ」「可愛い」曲が多かったように思います。つまり、私好みの曲層をやってくださることが多い!関西ユニット3組だと可愛いやフレッシュはLilかんさいに譲りがちになると思うので、外の世界に出た時こそ楽しめる展開がありがたいです。 

パン食い競争や手押し相撲は、ギスギスはしないくらいの争いというか戦いみたいですね。勝ったチームがセンターステージで披露という「やや良いご褒美」な塩梅もよき。

「REAL DX」「Can do! Can go!」は『ザ・ジャニーズJr.』という感じで、不思議なことに最近のJr.コンでよく聴くようになった気がします。*5

「Keep on」はJr.祭りの時にできた曲ですよね。もはや懐かしい!あの頃はタイトルに「on」がつく楽曲が続いてましたね…。

 

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まとめ

古からのオタクとしては、ユニットが3つも集まったら闘いが始まるものだと思ってしまうのですが、今回の合同コンはそういう感じではなかったですね。春松竹も同様の感想を持ったので、ステージ上では争わず全ユニットで仲良く披露、というのが昨今の風潮なのでしょうか。グループの色が違ってファン層が異なるとはいえ、互いのファンを根こそぎ奪ってやるくらいのバチバチがあっても面白いのになと無責任に思う、割と血気盛んなオタクです。

一年目のJr.祭りでの「各ユニットのブロックがあるだけでは、せっかくユニットが集結した意味があまりない…!」という不満はシャッフルコーナーにより二年目で解消されましたが、今回はそれにプラスしてユニット対抗パートもあり、合同コンである意味が増し、年々進化していますね。

個人的には各ユニットブロックは一つだけでも十分なのですが*6、そうなると入れ代わり立ち代わりが多くなり、リハが大変かもしれません。それとも、ユニットブロックが少ないと「ユニット」のまとまりを感じるのも少なくなるのでしょうか。どうなんでしょうね。

あとは、たまアリではあすかなの楽曲披露があると思っていたんです!東西のJr.が集う大きな場なので!*7春松竹でも「あすかな曲があると思ってた…!」と友達に散々わめいていたのですが、私は単純に丈橋があすかなとして楽曲を披露するところが観たいのです。普段のキャラクターから異なる丈くん・飛鳥ちゃんはもとより、似ている大橋くん・星空くんにおいても踊り方に違いが出てくるのでは…!と、「丈橋」ではなく「あすかな」のパフォーマンスであることを期待しています。オリジナル楽曲の作成も発表されたことですし(おめでとうございます!)、次の季節も引き続き期待します。

公演日までは割と冷静だったのですが、公演が終わってからの方が「やっぱり行きたかったな~!」とゴロゴロしているので、久しぶりに「行った後悔より行かなかった後悔」を体感しています。*8それくらいに、傍目で見ていても参加された方がとても楽しそうで、良い公演だったのだと思います。

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そして、たまアリコンの感想ブログにSSAの名前やモニュメント画像が載っているのがうらやましかったので、私も載せました。「大吾くんを応援するため、2019年5月にさいたまスーパーアリーナを訪れました。」とキャプションを付けても正しいのですが、Mマスごととわかる部分を残しているのは私の良心です。*9
200レベル中列までは城ホくらいの大きさに感じて、400レベル前列は京セラの下段後方くらいの感覚になりますよね!というくらいなら、たまアリ参加者の方とも共通の話ができますが、それ以上は話が合いませんね(笑)。

以前に同会場を訪れたのはHKT48のらぶたん卒業セレモニー時だったので、こちらも呼び方はMマスと同じく「SSA」でした。早くジャニオタごとでもさいたまスーパーアリーナに参加して、「たまアリ」と呼べるようになりたいです。

*1:お値段は上がっての全編配信、期間限定タイムシフト可になったらもっとありがたいのですが、色々と仕組みが難しいのでしょうね。

*2:プロミでは、所属ユニットとは別の「属性」という分け方で3つに分かれて楽曲を披露。何となく似ているメンバーが属性ごとに集まっているようでいて、それでも各キャラクターの個性の見え方がそれぞれあって興味深かったです。

*3:ロゴ順にとら・すの・なにわ表記です。名字より名前表記の方が伝わりやすい人は名前やあだ名表記の敬称略です。

*4:最初のブロックで乱暴にまとめてしまいましたが、「Dial Up」はダンスのカッコ良さで盛り上がる曲だと思います。

*5:個人的に『ザ・ジャニーズJr.』を感じる楽曲は、「Can do! Can go!」「明日に向かって」「PGF」で、あとの曲は微妙に通らずに来ました。

*6:どうしても非該当担が「休憩」に感じる時間が長くなってしまうので。各ユニットに推しがいたら全部の瞬間を楽しめますが、なかなか難しいですよね。

*7:スノトラサマパラ、東西で「少年たち」上演、トラジャ主演舞台、東京ドーム公演という発表の目白押しとは、一緒にしないよな~と後で思い直しましたが。

*8:思い返しても春は仕事で心に余裕がなく、チケット探しができる状態ではなかったのですが。

*9:sideMの4thライブに現地参加するため、5月11日と12日はSSAへ向かっていた兜大吾Pです。

映画「少年たち」雑感

私が初めて「少年たち」に触れたのは2015年夏の松竹座で、まだまだ新規の範囲に入ると思っています。そんな長い伝統と歴史がある演目「少年たち」がついに映画化!ということで、ジャニーさんの気持ちがかなり入った映画になるだろうと、観るのを楽しみにしていました。47都道府県での上映や応援上映、実演&ライビュなど、観やすい環境と何度も観たくなる仕組みからも、力の入れ具合を感じました。はてブで初めて「少年たち」に触れた方の感想がたくさん読めたのも、気軽に観に行ける映画だからこそだと思います。

 

 

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全体の感想

映画を観る前に持っていた希望は、次の3点です。

 

看守が実在する。
→東の舞台で看守(長)は声のみ出演であるため、ファンからは「エア看守」と呼ばれ、殴るSE音に合わせて痛がるシーンなど、一部「笑ってはいけない少年たち」になる瞬間も生まれるため、せめて映画では看守がずっと実在してほしかったです。

②急に雪を見たがらない。
→近年の関西Jr.の舞台では、途中から「Another」の展開になります。中盤で雪を見たがる発言をすると、それは死亡フラグです。東西共通現場にまで、トンデモ展開は起こってほしくないです。

桜の花びら舞う木の下で、日記帳を持った京本くんとジェシーが出会う。
クレーンを使った撮影があったと知り、「となれば、こういうシーンがありますよね!」と閃いた完全なる妄想です。

 

最初にこの映画を観ている時に漏れでた言葉は「やばい!」でした。これぞジャニーズ・ワールド…!とアドレナリンが出まくりました。
「トンチキ」というワードの後に(笑)やwwをつけることがあるかもしれませんが、冷静に考えてみて、そのトンチキを提供しているジャニーズ事務所は芸能界の中でも人気アイドルがたくさん所属する事務所で、つまりはこの世の中にトンチキを求めている人がたくさんいるってことじゃないでしょうか!?大きい主語が嫌いな私が「世の中」を主語にしたくなる程の衝撃でした。

 

数年前に「キンプリはいいぞ」の合言葉とともに映画「KING OF PRISM by PrettyRhythm」が流行したとき、私も鑑賞して普通に楽しかったし好きだったのですが、何度も映画館に通う程の熱量は得られず、それは既にプリズムの煌めきに慣れていたから仕方のない事かと思っていました。*1
しかし、20年以上見ているジャニーズでもこの映画みたいに新鮮で衝撃的な出来事がまだまだ起こるのかもしれないと思うと、これからのジャニオタ生活も楽しみになりました!二次元のアイドルも見るようになって、結局ジャニーズ(三次元)が一番ぶっ飛んでるな!?と思うことがよくあります。そして、初見時の衝撃は何回も観る度にどうしても薄まってしまうので、とても残念です。

 

ホテルとして新たに生まれ変わった少年刑務所で、女の子が「ショーの時間が始まっちゃうよ」と言った瞬間に覚悟を決めました。ポスターにも堂々と載るHi Hi JETSや美 少年のショータイムに、年齢・国籍・性別問わず色んな人が楽しむショーを届けたい…!というのが社長の願いなのかなとぼんやり思いながら観ていました。ショー部分がすごく”社長色”の強い時間でした。
エンドロールの最後の最後が囚人でなくてちびっこJr.の無垢な笑顔だったのには、「主役とは…」となりました。彼らこそ本当の「少年たち」ではありますが。

 

次の項目「赤房について」でも触れますが、私にとって「怖い」と感じる部分が映画には度々ありました。

熱にうなされている時に見る夢みたいなショーの挿入の連続に、これは誰かの夢オチなのか?誰の夢なのか?と頭を捻るも、結局誰の夢でもなかった模様。
ジュンが描いたノートの絵から実写映像に切り替わるという演出で、そもそもジュンは囚人のつなぎでなく私服で描いており、その通りの服装で実写映像になったのが、夢なのか現実なのかわからなくて怖かったです。絵に存在しなかった関西勢が実写映像では加わっているのもまた、誰かの幻想を観ているようで不安になりました。
オープニングの8分間ワンカメショーをなぞったコミカルバージョンのエンドロール映像には、この後にまた誰かの入所シーンが続くと「少年たち~type-B~」みたいな別世界が始まって「世にも奇妙な物語」風味になりそう…と勝手に怖がっていました。 

ここで言う怖さとは、私の中の普通から少しずつずれていて、自分の常識が通じなさそうだという感情から生まれる物です。“熱にうなされている時に見る夢”と感じる時点で、恐ろしいものとしてとらえているのだと思います。

 

死んだはずのジュンがエンドロールで仲間の元に駆け寄り、ダンスを披露するシーンは、「もしジュンが生きていたら…」とオタクが後で考える展開なのに、公式で供給してくださるのだなと思いつつ。楽しそうなダンスが良かったです。アピール部分を小島くんと阿部くんコンビにしてくださった方には思いっきり感謝します!私得でしたし、需要がきっとある組み合わせです。

 

何も知らない友達に伝えるとしたら、「ふんだんなショーでザ・ジャニーズといった世界にドーパミンが出まくり!ただし、私にとっては何故かホラー映画のようで怖かった。」という文章になります。

 

ちなみに最初に挙げた3点のチェック結果は下記の通りでした。

①看守が実在する。ずっといた!
看守が実在したお陰で、囚人たちが脱獄できてよかったです。「俺たちは上等」で看守がマネキンとなり概念化していましたが…。

②急に雪を見たがらない。ゆの字も出なかった!
最後までちゃんと「少年たち」でした。奈良県は海なし県なので、いつの間にか南の島にいたら架空の奈良県すぎる!と思っていました。

③桜の花びら舞う木の下で、日記帳を持った京本くんとジェシーが出会う。出会いませんでしたね。
その代わり、「JAPONICA STYLE」で桜の花びらが舞っていました。

 

 

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赤房について

 

元々暴力シーンには見られるものと見られないもの(痛くなる)があって、今回の映画を経て、「ハサミで刺す」「原付で引きずり回す」「墜落する」が見られないものに追加されました。相当なトラウマになっています(笑)!

 

フォーリーブス担(2015夏・2016夏松竹観劇)の母が鑑賞後に「今までで一番わかりやすい『少年たち』だった」と感想を言い、私は逆に舞台の方がわかりやすかったので驚きましたが、少し思い当たるところがありました。暴力シーンにダメージを受けていることと繋がるのですが、舞台だと説明の台詞*2なので脳内で文章をサラッと処理して後で反芻するところを、映像の場合は作り手の見せたい分量の視覚情報が入ってくるので私には処理しきれず、本筋だけを考える余裕にまで至らないのだろうと思います。
殴る・蹴る・撃たれるは見ても大丈夫(痛くない)なので、そういった意味でも私は舞台版の方と相性がいいと思いました。

 

そしてエガオ(高地くん)がめちゃめちゃ怖かったです…。
「俺たちは上等」でマネキンの看守が登場したのも、エガオが「看守なんてマネキンだと思えばいいんだよ」とニッコリ言ったからでしょう?怖い!笑顔で入所のキッカケを振り返るエガオを見てからは、エガオが何を言おうが怖くなってしまってダメでした。
※すとの高地くんを見ても特に怖くないので、現実と虚構の区別はついています。安心してください。

 

ダイケンが「先生にウケのいいヒロトが…」の説明には納得、大人は素直な子を贔屓しがちですものね。実際の北斗くんと慎太郎くんがどういう関係なのかはわかりませんが、役柄としてダイケンとヒロトの秀才&素直なおバカコンビはとても良い。好き!とニコニコ見守りました。

 

 

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気になった時間経過について

 

他にも色々ツッコミポイントはあるのですが、たくさん考えても納得はできないだろうと予想のつく時間経過についてのメモ書きです。*3

 

①タスク(ふっかさん)とミサキのアレコレ。

(始点)タスクとミサキが出会う

・「俺がおとすのに一年もかかってしまった」

・ミサキのお腹に宿された命がもう誕生する

……結構女慣れしてそうなタスクは、何歳設定なの!?

 

②プリズンホテルまでの道のり。

・2012年 ジュンが入所。脱獄を試みる。

・2014年 ジョーが出所。

・2019年 プリズンホテル開業。素晴らしいショーの披露。懐かしむ看守長。

……ジョーの出所から5年後にホテル開業って、展開が早くない!?全員が出所したのか、刑期が残っている者は別の少年刑務所に移送されたのか、そこでまたドラマが産まれそうです。10年以上の時が流れていたらまだ納得できましたが、旧奈良監獄がプリズンホテルとして生まれ変わろうとしている現状に合わせようと、2019年の設定になったのでしょうか。

 

 

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関西について

エーーーーーーッ!?と心の中で叫んだのは、もちろん「HAPPY」の挿入箇所です。2018年夏松竹で初披露されてから関西担が慣れ親しんできた「HAPPY」って、鎮魂歌だったの!?「あいつのぶんも生きる」みたいな使い方じゃないですか!?とビックリしました。歌のシーンだけめちゃめちゃ画面が明るくなるのもあり、これはもうケンタ(室くん)が天国に行く前に想像した楽しい世界なのかと…。ケンタはもう戻ってこないということが、ダイケンが脱獄計画に前向きになるキッカケになりましたが、結局ケンタは生きてましたしね。出所後は奈良の観光業に就いてくれて、奈良県を愛してくれてありがとうね!?となりました。

 

せっかくの東西共演、黒房と他の房の絡むシーンがもっとあったら嬉しかったですね。西畑くんの役名が漢字だったので、これは本筋に絡む役どころではと期待していましたが…黒房自体があまり絡んでなかったように思います。とはいえ、作品のモデルとなった旧奈良監獄が関西圏にあったからこそ関西Jr.も参加できたのでは…?と思う部分はあるので、あまり贅沢は言えないです。

 

奈良県の予算に旧奈良監獄についての記述があるのを見つけてから、「国の予算がつく事業!」とニコニコ過ごしてきた奈良県民なので、ワンカメショー&観光案内シーンでは奈良県の風景案内の側面を感じていました。この映画が奈良の観光に役立つかはどうでしょうね?というところですが*4、プリズンホテルが開業されたらまずはオタクに泊まりにきていただきたいです。

 

 

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まとめ

 

日舞台挨拶のライビュには行けませんでしたが、4/15の実演ライビュには参加しました。GWにあんなに上映してくださるとは思っていませんでしたが、どうせならライブ付きの方が観に行きたくなりますものね。
噂には聞いていた「Mr.ズドンがやって来た」*5を見られると思っていなかったので、すと担ばかりでない場でその選曲…!と、口をあんぐりしました。各ユニット越境チームでのダンスは参加メンバー半分ずつの披露で、両パターン観てね!という意図が伝わってきます。

 

この映画化によって、ここ数年東西でそれぞれガラパゴス進化を辿ってきた「少年たち」の上演が落ち着きそうな予感がします。何事も毎年あると思ってはいけませんが、「Another」も毎年観ているような状態でもあるので、大人数を活かす設定を新たに作るのが難しいとは知りつつも、今年の夏は“これまでに観たことのないお話”を求めています。

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*1:当時の感想→ キンプリ(映画)体験記 - 柑橘類の陽 推しの西園寺レオくんのプリズムショーが素晴らしすぎて、このGWは映画館に何度も足を運んでしまいました。テレビ放送第七話にはまだ間に合うので、気になる方は予約してください。

*2:たとえば「忙しい両親に代わり、弟と、認知症を患う祖母の世話をしていた。あれは蝉の声がうるさい夏の日だった…」「毎日毎日金を要求され、俺は静かに爆発した!金を受け取る手をロープに結び、そのまま原付を走らせてやった!ははっ!」とか。

*3:16年夏松竹でも年齢についてあれこれ考えていたので、恐らく私がよく気になるポイントです。参考→ANOTHER~ダイゴと長老について~ - 柑橘類の陽

*4:ジャニオタでない人が観た際、内容に最後までついていけるかが疑問。

*5:eighterに向けて言うなら丸山さんのパーン!と「MAGIC WORD ~僕なりの…~」みたいな関係の曲です。公式サイト→SixTONES【Mr.ズドンがやって来た】みんなで一緒に楽しもう!! - YouTube

「X'mas Party!! 2018」雑感

ここのところおなじみの「会員動画を見てください!」から記事を始めようと思っていたのに、未だに上がる気配がないとは…予想外です(笑)。前例があるからと油断していてはいけませんね。

全曲ではありませんが、12月の松竹座で行われた関ジュコンの雑感です。

 

 

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曲ごとの感想

 

 

<X’mas メドレー>

「All I Want For Christmas Is You」

RIDE ON TIME」でもピックアップされていた*1、大橋くんの高音ソロから始まるクリスマス楽曲。私的初日が開始から少し経った11日だったので、その頃にはもう特に不安要素のない歌声でした。

 

「キミへのキャロル」

セトリを見てまず、「∞さん、この曲の存在を覚えていたの!?」とビックリしました。外から見てる分にはわからない問題がどこのグループにもあると思うのですが、∞さんの場合は「コンサートでカップリング曲を全くやらない問題」があります。*2カップリング曲を好きになりがちな私は、「∞さんはタイアップなしのカップリング曲の存在をすっかり忘れている」ものとして納得するようになりました。そんなことはさておき。

楽曲冒頭に流れる目覚まし時計のベルが、佐野くんが叩くドラムのシンバル音に変わり、爽やかに始まりました。雪だるま、プレゼント、トナカイ…と歌詞にあるクリスマスモチーフとともに次々とメンバーがステージ上に集まってきて可愛い上に、サビの振り付けがめちゃめちゃ可愛い!
大サビ前のオイシイパートは、西畑くんと正門くんが掛け合いで歌うので、\Aぇ少年時代の友達見てる!?11年組のピンスポ時代が来ましたよ!! /と胸が熱くなりました。すごく楽しい時間でした。

 

<シャッフルメドレー>

「keep the faith」
道枝くん・恭平くん・正門くん・小島くん。若干スタンドが付いたマイク(正式名称は何でしょうか)を用い、正門くんの「sweety」が客席中のキャーをかっさらった一曲。恭平くんや道枝くんが、下から吹き付けるエアー演出に対して効果的に見せるために髪型を工夫しているそうだという中、小島くんはなでつけオールバックだからそもそも髪がなびかないんだよな~と思いながら見ていました(笑)。

 

「Hey!Say!」
散々「平成最後の」というフレーズが使いまわされている2018年で、どこかで誰かにやってほしかったある意味旬の曲が、松竹座でやっと観測されました(笑)。
西畑くんが休演の回では、この曲がばっさりカットだったそうです。半ズボンの体操服に白い靴下を履いて元気に踊るちびっ子達の姿(既に身長が伸びている子は、より罪悪感が増します…)を見ても、松竹座内のお客さんが通報されないための配慮だと思っています(笑)。雑誌で見かけたピンク衣装よりも、白いパーカーを着た西畑くんの方がたいそうのおにいさん味が増していて良かったです。背の高い子の背中にも「平成○○年」の文字があり、二桁世代…と時の流れを感じました。

 

「#chau」
大西さんと長尾くん+ちび5(後のLilかんさい)がメインで歌うJUMPさんの王道カワイイ曲。まず、大西さんと長尾くんという『ザ・アイドル』の仕事人が揃って王道曲を披露するという時点で、キラキラ含有量に倒れそうになりました。眩しい…!

 

<バラエティコーナー>
大きなプレゼントボックスを、いい声でおなじみの奥村くんが運んできます。
 奥村くん「皆さんは恋、してますか?僕は恋していますよ。皆さんにね。」*3
 客席\フーッ!/
の掛け合いをするのがとても楽しかったです!文言的に、梅芸公演(「Fall in LOVE ~秋に関ジュに恋しちゃいなよ~」)でやる方がピッタリだったのでは?と少し思いましたが(笑)。\アンコール!/よりも\フーッ!/の方が言いやすいですし、公演一番の気合いを入れて、掛け声と拍手を送りました。千秋楽では少数精鋭の大きな\フーッ!/が飛び交い、歌舞伎の大向こうの掛け声状態でおもしろかったです。


日替わり漫才
特に法則性が見られないような順番だったので、本当に開演前にくじ引きで決めたのかもしれませんね。重要な来賓時にはYOUたち(龍太くん・丈くん・リチャくん)になるという噂がおもしろかったです。
この秋冬は道枝くんと丈くんのデート漫才を何度か目にし、少しずつ変わる漫才の違いをまるでお笑いオタクかのように楽しみました。道枝くんのツッコミは、間がどんどん良くなっていったものの、丈くんの放り込むアドリブにはまだ対応しきれていないように見えたので、貴重なツッコミ枠として早急に育ってほしいなと思います。

 

日替わりお笑いコーナー
 A: サンタ男子VSキャラ渋滞サンタ
  (なにわ男子扮するサンタ男子とキャラ渋滞サンタ軍*4が対決し、龍太くんが司会をする中、伊藤兄弟に勝敗を決めてもらいます。)
 B: BGM先行ドラマ「あつあつたこ焼き殺人事件~笹原さんはすごかった~」
  (龍太くんが司会、康二くん*5の選ぶ効果音に合わせてなにわ男子がアリバイを主張、3人の日替わり目撃者を交えて、事件は収束。)

物言わぬ死体役を演じるBGM先行ドラマよりも、小島くんの発言の可能性があるサンタ男子の方が個人的には"当たり"でした。西畑くんのトナカイきぐるみも可愛いですし。
BGM先行ドラマでは、最後のラインダンスで小島くんと西畑くんが並んで踊るという私得場面もありました。エンドロールの文字から固定であるのは重々承知ですが、死体役が日替わりでもアリかと思いました。その世界線では「やった!今日は担当が死体!当たり回!」となるのかと思うと、おもしろいです。


<グループメドレー>
プリンシパルの君へ」
キラキラアイドルソングが好きなので、この曲も大好きです!フレッシュなちび5がわちゃわちゃと歌い踊る姿が眩しくて、エネルギーをもらいました。冬は白いふわもこが正義!周りを見渡した上で、自分たちの長所(フレッシュ・キラキラ)を伸ばす選曲の戦略が天才です。

 

「Can't stop」
梅芸に引き続き、大倉さんと安田さんの共作楽曲です。
セトリを見てから参加して良かったと思ったのが、私の大雑把な記憶の倉庫『英語のタイトルで、黒くてカッコイイダンス曲』にこの「Can't stop」と、私には耳なじみのない「TL」「Tonight」が一緒に入ってしまい、タイトルを歌詞で聞かないと判別がつかなかったからです。そしてこの倉庫に入った曲に対しては「カッコイイ」以外の言葉が出てこないので、何とかしたいところです。*6
なにわ男子の歌う一番が終わると、次に歌うメンバーそれぞれと背中合わせになり、音に合わせてクルッと反転するのが、世界がガラッと変わったみたいでカッコ良かったです。*7ステージ上にどんどんメンバーが増えていくスタイルは「キミへのキャロル」と同じはずなのに、こちらはダークでカッコイイです。フレーズは、真鳥くんの「暗闇の中さまよってんだ Ah さまよってんだ」が好きです。
RIDE ON TIME」のリハ現場映像で流れる仮歌が安田さん(ですよね?)だったので、試しに安田さんのソロ曲として考えてみると、ターンすると黒と白い布が翻る衣装で踊る安田さんにカメラがグルグルと寄っていく画が思い浮かび、これは安田担が死に至る楽曲…!と興奮しました。お二人が関西Jr.にプレゼントした曲なので楽しみ方としては正しくないかもしれませんが、安田さんの披露でも見てみたいです。

 

「CAN YOU FEEL THIS CHRISTMAS?」
∞さんの「Excite!!」をよく見ていたので、この曲を聴くと「冬の松竹座」を感じます。本編の締めに聴くと、さらに染みるんですよね。

 

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12月11日公演のこと

申し込み時に発表されていた西畑くん出演開始の10日…は倍率がとても高くなりそうなので、少しチキって11日に申し込んだら当選しました。その後、なにわ男子が11日放送の「わが心のメロディー」に出演すると発表され、おめでたい!おめでたいんですけども、この日は普通に松竹座公演がありますよね!?もし公演途中にメンバーが「いってきます!」と抜けるその日限りの演出があっても「いってらっしゃい!」なんて笑顔で言えないですよ!?私的初日だし普通の公演が見たいんです!…と、終演後のメンバーが即ダッシュで本会場に間に合うのか不安になる開始時間での生放送番組でした。

結果、前日の10日に番組中継についての説明メールが届いたとおり*8、終演後に番組スタッフさんのトークと\キャーッ!/の練習があってから、生放送の中継になりました。

公演内の日替わり挨拶をこの日は西畑くんが担当し、とてもとても気を遣い、選んだ言葉を並べる姿に、そりゃあものすごく気を遣う状況ですよねと、少し胸が痛くなりました。私だって、同行者がなにわ男子担でなかったら、お知らせメールを受け取った時に「担当くんが出演しなさそうな場合は先に帰られますか?」と確認を取ったと思います。無言で去られるときついので。当たり前ですが、全員がなにわ男子の味方ではない客席の状況で、再びステージ上に戻ってきたら誰一人いない可能性だってあるので、怖いだろうなと思いました。
もちろん、帰宅の都合で該当担でも席を立った方もいて、7人以外のファンで残ってくださった方もいるのも、重々承知しております。今(2019年3月)だからこそ言えますが、どれくらいの人が残るのか心配だったので、ほぼほぼ全員という想像以上の方が残った客席を見てホッとしました。

 

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まとめ

申し込み時には9日まで西畑くんは出演しないと明言されていたため、いつぞやのジェッさん形式*9になるのか、はたまた前半後半で演目が異なってくるのかと考えていました。それならば西畑くんのいないバージョンも見てみたいと思っていたのですが、初日前日に西畑担からすると出演回数が増え、康二担からすると突如減った開幕間際のお知らせメール*10が届き、どうやら全日程が同じセトリだと予測できました。

梅芸公演が直近にあったので(梅芸11月4日千秋楽からの、クリパ11月30日初日。)ハロウィンメドレーがクリスマスメドレーに差し替わっただけでも十分だよ!楽しめるよ!と思っていましたが、ふたを開けるとセトリが全て異なり驚きました。お笑いとショーのどちらが好きかと尋ねられたら確実にショーが好きなので、一年で一番ショー成分の高いクリパの季節にお笑いコーナーがあることに最初はひるみました。(どれだけ面白かろうが、非該当担からすると長く感じる時間ですし。)しかし、横山P大倉Pの関与があけおめまでとなると、ここでお笑いについて学ぶことも大切だと思い直しました。松竹座にモニター設置というどデカイ改革があったのも、横山Pと大倉Pが携わった恩恵だと思います。


一年後なんて全然想像のつかない激動の中だからこそ、今しかない瞬間をしっかりと噛みしめていきたいです。

 

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レポツイ

*1:放送では、初日公演の観客のざわめきまで伝わってきて興味深かったです。

*2:2017年にV6さんのコンサートに参加した際、「ハナヒラケ」「BEAT OF LIFE」などカップリング曲が普通に披露されていて、デビューして年数が経つと曲数が増えるから…というのは理由にならないのだと思いました。カップリング曲を披露しようと思ったらできるんですね。

*3:横山さん仕込みの振り付きがとてもかわいらしかったです。

*4:康二くん、リチャ、正門くん、小島くん、佐野くん、大晴くん、奥村くん、岡くん

*5:康二くんの休演日は丈くんが役割を担当。

*6:その代わりに私は可愛い曲と盛り上げトンチキ曲の覚えが早いので、向き不向きの問題だとは思うのですが。

*7:叙述トリックのミステリーを読んだ時みたいな、世界の反転っぷりだなと思っていました。

*8:事務所のデジタル化に未だ懐疑的なので、「〇日公演当選者リスト」があるという時点ですごいと思ってしまいました(笑)。貴重なメールが届きました。

*9:15年クリパ。数少ないジェシーくん参加回は、「全員曲に参加、ジェシーくんコーナー追加、お手紙の読みあいが必ずジェシーくんと紫耀くんor廉くん」という扱いでした。

*10:該当日のチケットが当たっていた康二担はすごく大変だったと思います。