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柑橘類の陽

イラストだけでなく、言葉でも伝えられるようになりたいです。

キンプリ(映画)体験記

雑談 他メディア

「キンプリはいいぞ」と巷で囁かれる中、あまりに良い評判ばかりだと逆に不審に思う方もいらっしゃるでしょうし、私は「元気な時か思いっきり泣きたい時」に観に行くといいですよ、と加えておきます。
というのも、ドルオタとしてグサグサと突き刺さるシーンが多々あるからです。

ジャニオタに馴染みのあるキンプリはJr.のユニット名*1ですが、今評判になっているキンプリは映画のタイトルです。「KING OF PRISM from PrettyRhythm」略してキンプリ*2は、「プリティーリズム・レインボーライブ」から派生した男性ユニットがメインのお話です。
そもそも「プリティーリズム」シリーズは、「フィギュアスケート+アイドル+衣装のカード要素」が組み合わさった女児向けアニメです。色々と説明をすっ飛ばすと、プリズムショー中の決めジャンプでは技名を叫びます。その上、現実では起こりえない演出映像が挟まれます。客席全てが巻き込まれるキラキラの圧倒感はなかなか面白いです。むしろ初めて「アイカツ!」を見た時に、「決めポーズカットで技名を叫ばないなんて!?」という衝撃を受けるくらいの、恐るべきプリズムの煌めきの影響力です。*3
私はアイドル物のアニメはできるだけ見ているので、「ケツからハチミツが出る」という話を聞いても、あぁあの技かと見当がつくくらいには覚えていました。なのでプリズムショーを初めて見た時の衝撃は今さら得られませんが、「久々にプリズムショーを見られるのか~懐かしいな~」くらいのノリで見に行きました。

 

 

(以下、ネタバレします。台詞が曖昧な部分もありますが、ご了承ください。)

 


この映画を通して、コウジくん、ヒロ様、カヅキ先輩の3人組ユニット「Over The Rainbow」通称オバレの解散ライブを観に行ったという感覚がありました。


「デビューするためには何だってする!」

オバレが結成するまでの流れを振り返る中、ヒロ様の台詞にJr.担なら胸を痛くすることでしょう。まずここで泣きました。
本編では「コウジくん(主人公達の味方)を裏切ったヒロ(ライバル方)」→「でも本当は…」と内情がわかる仕組みでしたが、映画では時系列に沿ったエピソードなので、ヒロ様側の事情がわかった上でのすれ違う二人の姿が余計につらいです。この台詞を含むコウジくんとヒロ様のあれこれについては映画を観ましょう。
途中から「あれっ、私の知っているコウジくんはこんなんじゃないぞ?」と思ったものの*4、もしかすると和解するまでのコウジくんしか覚えていなかったのかもしれないなと思い直しました。クールな子だと思っていたので、すっかりラブホリ化して愛を投げまくる姿にキョトンとしました。

色々あってコウジくんはハリウッドへ行くことになり、記者会見が開かれます。今後のオバレの活動について尋ねられた際、「次のライブにて発表します。」と答え、次の瞬間にはオバレのライブになりますが、その一瞬の間にファンは悪い予感がしながらもチケット取りに尽力したり、「今度のショーではもしかして…」「オバレは絶対に解散しない!」「本当のオバレFanならオバレを信じよう!」とTwitterでもRTの嵐になるんだろうなぁと考えてしまいました。つらい。もしくは既にチケットが発売されていたら、急にチケットの重みが増す訳ですね。つらい。

そのライブでメンバーは、ユニットの「無期限活動休止」を発表します。
素直に言葉通りに受け取る程の子供ではないので、またこの三人でのライブが見られたら良いのにと思いながら泣きます。その上、ここにきての新曲がファンに向けて歌った曲なので、より一層泣くしかないです。
演出の中で電車が登場し、行き先に書かれていた「For Paradise」(オバレのショーを見ていたら納得の表記)が「For Hollywood」となり、電車に乗り込むコウジくんを見送るヒロ様とカヅキ先輩におんおん泣きました。

コウジくんを見送った後に会場を湧かしたのは新入りの主人公・シンくんですが、ごめんね。シンくんがすごくいい子でプリズムショーを愛してくれているとしても、そんなすぐには笑顔になれないから…。物理的なペンライトに灯りはともっても、心には灯らないから…!コウジくんに代わりはいないんだよ…!でもいつかは受けとめられるかもしれないから、それまで頑張ってね…!
もし私があの会場にいたら、きっと真顔でペンライトを振っていることでしょう。倒れていなかったら良いのですが。

客席\なるちゃーん!/
私「うっうっ…(泣)今もプリズムスタァでいてくれてありがとう…(泣)」
くらいの重さで泣いていましたが、あくまでキンプリ初見でした。

前の席がキンプリエリートなお姉様方だったので、「ほうほう、なるほど。こういう風におうえんするのだな。」とおうえん上映を楽しみました。そう、野次や目立ちたいが故の奇声ではなく、これが正しい応援…!本人はおもしろいつもりで言っていても周りからするとそうでもない場合もありますし、ひとまず悪口にもなることは言わないでおきましょう。その子の推しは場内にいます。それにそれだけ大きい声を出す力があるのでしたら、アンコールもちゃんと声を出しましょう。*5

現実の推しが立て続けに卒業する中観に行ったので、どうしても見送る立場のファンに気持ちを寄せて泣くばかりでしたが、それでも次作を観に行く気満々です。だっておもしろいんですもの。それに、二次元だからこそこれ以上悪い事にはならないと思っていたいですし。次はセクゾの薔薇ペンライトを持っていこうかなとか∞の虹色に光るタンバリンもいいなとか考えていますし、やっぱりライブでペンライトやウチワを振ることが大好きです。今度の関西Jr.の映画でもおうえん上映があったら、その際は私も頑張ってコールしたいです。*6

そして私は現実に戻り、ダウンロード期限が間近に迫る推しの卒業公演DMMを見ようと思います。見たいけど見たくないな…と延ばし延ばしにしていたらもうそろそろ一ヵ月になりそうです。見ると絶対に泣いてしまうのですが、見ないでお別れする方が後悔すると思いますので、見ます。

*1:Mr.King vs Mr.Prince、略してキンプリ。

*2:友達にキンプリの話をしたところ、「菌姫」で検索したためホラー物が出てきたとのこと。なぜよりによってその漢字。

*3:アイカツでは有栖川おとめちゃんと冴草きいちゃんが好きです。

*4:自転車のシーンで3人と好い仲な女の子が同乗しているという説がありますが、「あんないとちゃんは私の知っているいとちゃんじゃない…!」と思ってしまうので、そういう役柄上か別人だと私は思いたいです(笑)。

*5:最近観に行った劇場公演で叫び厨の厄介集団と同席してしまい、板の上の素晴らしいパフォーマンスの感動も半減してしまったという私怨。

*6:2014年に公開された「忍ジャニ参上!未来への戦い」では、エンディングのみ『うちわOK、ペンライトOK、さらに立ち上がって鑑賞OK』という「バンザイナイト」なる催しがあったそうです。