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柑橘類の陽

イラストだけでなく、言葉でも伝えられるようになりたいです。

AKB系ドキュメンタリー映画の感想【前編】

きっかけは、別映画の前売り券を買いに行った母から「これ誕生日プレゼントな」ともらったAKBドキュメンタリー映画の前売り券(ちなみに特典の生写真はゆきりんでした。)。そんな訳で元々映画を観る予定ではなかったのですが、「全グループのドキュメンタリー映画を観よう」と観終えた後に決意するのでした。

※以下、映画の内容について書いていますので、ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

 

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『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』
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一般社会でいう「人事異動」である大組閣の発表当日、私はリアルタイム検索で「☆☆、チーム○とチーム■を兼任」「○○、△△へ移籍」などと流れてくる膨大な情報の波に酔って気持ち悪くなっていました。あるAKBメンバーがSKEへの移籍を言い渡され、「あぁ、この子はSKEが好きって言ってたもんね。良かったね。おめでとう。」なんて思っていた*1のですが、映画でその時の映像を見て、思いは覆りました。
他のメンバーが次々と呼ばれていく中で名前を呼ばれず、ひとり取り残された状態で嗚咽をもらしながらうずくまる姿。
全然「おめでとう」じゃなかった。文字だけじゃ伝わらないえぐみが映像だと伝わってきて、恐怖を感じました。

 

他にも怖くて泣いた部分は色々ありましたが、映画を見終えた時に、ここ何年かぼんやりと考えている、「自分にとってのアイドルとは」「オタク活動とは」を考えることに役立つかもしれないと思いました。
その後各グループがドキュメンタリー映画を製作することが発表されたので、「こう見せたい」という運営の思惑があるならあるでそれがどういうものなのかを見たい、と各グループのドキュメンタリー映画を見ることを決めました。

 

上記の大組閣発表以外で印象的な流れは、
 ①リクアワのひな壇で盛り上げる前田美月ちゃんに、憧れのさっしーが「ひな壇で頑張ってたね」と声をかける。
 ②喜びの涙を流す美月ちゃんに「どこにいても見てくれている人はいるんだよ」と声をかける岡田奈々ちゃん。
 ③大組閣により今のチームはバラバラになる。落ち込む奈々ちゃんに内山奈月ちゃんが優しく話を聞き、応える。
 ④その年の選抜総選挙。圏内に入った奈々ちゃんと奈月ちゃんは、順位が書かれた盾を持ったお互いを見合いニッコリ笑顔。
この流れが優しさの連鎖で、人と人の関わりがすごく素敵だなと思いました。
そんな訳で今はAKBではなっきー(奈月ちゃん)推しです。キッカケがまさかの映画出です(笑)。自分もつらいだろうに、仲間を思いやれる優しさが、私にはないキラキラで尊敬します。
 ★AKBの推しスタンス*2

 

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『アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48
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映画自体は卒業生を含めたメンバーのインタビューを挟みつつ結成から今までを振り返る形式です。懐かしの面々の登場に、まずタイトルに行くまでに泣きました。アイドルだからこそ「好き」と言わせてくれた推しは、卒業するともう見ることができず、どこかで幸せに暮らしていてほしいと遠くから祈ることしかできません。普通の女の子に戻った姿に安堵と少しの寂しさを覚えます。
映画全体を通し、自分のためだけではなくチームのためにと一つに力を合わせた時にもっと大きな力を出せるんだということを強く感じました。『自分たちが卒業することは最終手段』と言って卒業することを決めた、にししと実絵子姉さん。集団のために自分がどうしたらいいのか考えた結果という重みのある卒業で、にししとは同い年なだけに余計に考えさせられました。
私は、活動の場・チャンスには限りがあり、全員に光を当てることは不可能だとわかっているからこそ、選ばれた子にはその分ファンを増やして役目を全うしてほしいと思っています。「この中で『自分はできた!』という自信がある者は?」とダンスの先生に問われ、堂々と手を挙げたのがじゅりなちゃんのみで、流石だなと思いました。どの位置に立っても種類の違う大変さがつきまとう中、じゅりなちゃんはずっと真ん中で立ち続けるために毅然としていて、好感を持ちました。
自分の応援傾向として、女の子は推しとは他に『あのシンメにはずっとシンメでいてほしい!』という勝手な願望があるので、なんなんが卒業してなおなんがなおなんでなくなった時、すごく寂しくなったことを思い出しました。
 ★SKEの推しスタンス*3

 

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『悲しみの忘れ方 documentary of 乃木坂46
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乃木坂46=生駒ちゃん」という式が成り立ちそうな程、生駒ちゃんはこのグループにおいて象徴的な存在で物語の主役で。この映画でももちろんそうなのですが、私の中でこの映画は、最後の堀ちゃんのシーンに凝縮されています。
もちろん推し贔屓の部分がありますが、集団を作り上げていくまでを描いたSKEに比べると、この映画は主要人気メンバー「個」の変化・成長に軸を置いており、逆に言うとここに推しが入っていないと物足りないところがありました。今月発売のシングルで生駒ちゃんのセンター復帰の話まで進んだ時点で「二期生加入」の二の字もなく、(アンダ-ライブ*4のアの字もないし、二期生に一個も触れないって、じゃあ何で二期生を加入させたんだ!?)と悲しくなっていたところで、堀ちゃんの映像が流れました。
一分もないその映像は一瞬がゆえに潔く、綺麗でした。
堀ちゃんは、選抜発表のサプライズを重視するあまり「加入後すぐの二期生がセンター」のカードを与えられ、人気よりも先に反感を植え付けられてしまった印象があります。ナレーションでの実の母親の言葉に「あとは落ちる一方」とあり、物凄く心苦しかったです。
私の中で乃木坂が他のAKBGと異なるイメージとして、スカートは長い、水着グラビアがない(ファンもあまり望んでいない)、清楚で美人なお姉さんの集団、同性でも手が届きづらいようなスクールカーストでは上位に属していそうなメンバー…といったことがあります。自分とはかけ離れすぎていて、同じ人間だとは思えないのかもしれません。でも、そんなメンバーをより身近な人間に感じてもらえるように、弱い部分や暗い感情を描いたのかなと思いました。
観る前に考えていた映画内容(主要メンバー以外も関わる乃木坂の歴史要素)はエンドロールに詰め込まれており、最後にまた泣きそうになりました。ひめたんびーむ!後輩グループ「鳥居坂46」の結成が発表され、これからグループとしてどうなっていくのか気になるところです。
 ★乃木坂の推しスタンス*5


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【前編】とタイトルに書きましたが、後のNMB、HKT、AKBのドキュメントが放映されるのは来年までかかるので(そもそも乃木坂映画の公開自体が当初の予定から2か月程遅れているので、もっと先になるかもしれません。)、【後編】は来年以降になります。次に公開予定のNMBでは、涙を笑顔に変えるような、前向きな副題がついていてほしいなと思っています。

 

後編(NMB、HKT)はコチラ↓
AKB系ドキュメンタリー映画の感想【後編】 - 柑橘類の陽

*1:その後この辞令を拒否し、既に卒業されています。生活環境に関わりのあることだから内々に打診されているものだと思っていただけに、そうでないことに驚きました。

*2:友達がカラオケで歌ったことから興味を持ち、d誌の渡り廊下走り隊のグラビアを見て、らぶたん推しに。好きな曲→「遠距離ポスター」「僕だけのValue」「僕の打ち上げ花火」

*3:ぼんやりと好きな子はいるものの推しと呼べるまでの情熱はなかったのですが、公演で見かけた小石ちゃんに恋しちゃう(キャッチフレーズ)。好きな曲→「ごめんね、SUMMER」「コスモスの記憶」「狼とプライド」

*4:選抜から漏れたメンバー=アンダーメンバーのみで行われるライブ。ギラギラしていて熱いライブだそうです。

*5:結成、番組開始当初から見守っております。堀ちゃんの顔が非常に好みです。大ちゅんさん(女装時の西畑くん)と似てる…!?とひめたんも気になり中。前売り券特典の生写真はろってぃーでした。好きな曲→「ロマンティックいか焼き」「そんなバカな…」「ガールズルール」