柑橘類の陽

イラストだけでなく、言葉でも伝えられるようになりたいです。

「○○担向け神セトリ」について考える~チケ取り悟れてないよ2023~

わざわざ外に向けて書く話ではないのではとも思ったのですが、松竹映画祭で観る関ジュ映画の感想記事*1を読みついでに、チケ取りに病んでる記事を読んだら面白かったので、外に出すことにしました。多分まだオタクである8年後の私も、今日の記事を読んで笑ってほしいです。今度こそ悟っていてくれ。

yuzuhi.hateblo.jp

公演前日の先着販売10席中1席を勝ち取って西畑くんの初外部出演舞台を観劇できた事実を2023年の私は知っているため、余計に面白いです。執念の勝利でした。

 

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「○○担向け」について

○○に自分が当てはまらなかった場合、「私向けではないんだな」とそのまま思ってしまいます。流行り言葉であるnot for meな感情です。自分向けでないと感じた時には、そばにいて文句を言い続けるよりは、少し離れてみた方がいい。それが正しいとしても、合うか合わないかの判断は自分でしたいです。

私が○○に該当したとしても、「別にそういうこともないよな…」と思うことがよくあるので、つまりは「主語がデカい」これに尽きます。

私が使うのは「私向け」「私が好きそう」の最小範囲で、見た瞬間や聴いた瞬間にそう思います。*2友達に「これゆずひさん好きそう」と言われるのは嫌でないので(大体「わかる。好きそう。」と返してから試します。)、見知らぬ人に決めつけられている感が合わないのだろうと思います。

 

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「神セトリ」について

おそらく"めっちゃいい"くらいのニュアンスで使っている人が多いと思うのですが、聞く度に「そんな完璧なセトリがそうそうあるか…?」と疑ってしまいます。

「神セトリ」と言うのなら、1曲が前後したら成り立たないくらい、オープニングからアンコールまで全ての流れが完璧であってほしいです。そこまで厳密な定義ではないのだろうと思いつつ、頭に「○○向け」がつくと、それ以外の人にとっても神セトリなんだろうか?と疑問が生まれます。極端に言えば、ファンサ厨はすべてファンサ曲の方が楽しいだろうし、フォーメーション厨はグループでのダンス曲が多いと嬉しいだろうしで、受け手によって神の定義が違います。

コンサートって、20曲ほど披露がある中で特に好きな曲が3曲くらいあり、そこに向かってのここの流れが好き…くらいがよくある感覚だと思っていたので、受け手によって違うものですね。

 

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具体例を出しての思考~チケ取り悟れてないよ2023~部分

※以下、個人の嗜好と具体的なグループ名を出して話しています。悪口は含まない内容ですが、気になる方は離れてください。

 

考え始めのきっかけは、全滅したAぇ全ツに対して「すのすと担向け神セトリ!」と称賛するツイートを目にしたことです。すのすと担ではない私は「not for meなら、行けなくても仕方ないよね」と思い…これって防衛機制の合理化、すっぱいブドウ理論じゃん!?と気づきました。
もちろんツイ主は良いこと・お勧めポイントとしての発言だと思いますが、イコール私向けではない内容を、心の平穏のために採用したくなるのがしんどかったです。

一部の人しか楽しめないようなライブをやっているなんて思いたくない!
セトリを見ても思い浮かべられない曲は5曲くらいだし⁉(それくらいはよくある)
合う合わないは自分の目で判断したい!
参加したら絶対に楽しいはずなのに、その根拠が何もない(観ていないから)!

という点で唸っていました。

3月の内くんライブ以降、行きたい現場はあるのにチケットが手元に全くないことと、仕事が繁忙期だったことも、状況的にまずかったです。仕事のイライラをチケ取りの原動力にするタイプなのに、エネルギーをうまく循環できずもやもや。4~6月に映画を観る予定はありましたが、体感的に「現場」換算ができなかったようです。
このまま「チケットが当たらない」ことで、現場を卒業するのか…?と思う瞬間もありました。闇落ちや陰謀論がすぐ隣にあったかもしれません。
その後、いくつか現場のチケットが取れたことで、心の平穏が訪れました。やはり、現場に行けない不満を解消するには、何がしかの現場のチケットを入手するしかないです。

<善なる考え>
・体感8割の人が当選し、複数回参加も多い。不幸な人が少なくて良かった。
・参加した人が楽しそう。良かった。
・普段はAぇコンに参加しない人も参加し、全国開催の意義がある。良かった。

と本気で思うときがあれば、「私も行きたかった~!」とゴロゴロするときもあり。どうせなら、ずっと善なる考えのみを持てたらよいのですが、そうもいかず。
チケットのことをあまり考えすぎると気落ちしてしまうので、対象であるアイドルと距離を取ろうとするものの*3、離れすぎる(その話をしない)と好きな気持ちすら少し薄まってしまうと経験則でわかっています。適切な距離感はどこなのか、探る数か月でした。*4

特に画期的な解決策はないので、8年前の自分に向けての言葉で終わります。

2015年の私へ>
完全な後振り込み制度になったよ。会員ページからQRコードのチケットを表示させる、デジチケなるものができたよ。謎のチケットアプリが2つもできたよ。最大2枚しか申し込めなくなったよ。どこもライブのチケットが激戦だよ。未だに制作開放席からの当選は未経験だけど、初期当選(FC枠当選の言い換えです)の方がいいから気にしなくていいよ。

楽しいことも悲しいことも色々あるけど、やっぱりコンサートや舞台は楽しいから、めげずにチケットの応募はするんやで!じゃあね!

*1:「あかりさん」を推したい~映画「関西ジャニーズJr. 目指せ♪ドリームステージ」感想~ - 柑橘類の陽 あかりさんの事しかほぼ書いていなくて笑いました。

*2:イントロで鐘が鳴り響いているキラキラ楽曲は大体好き。

*3:この辺は「抑圧」でしょうか。

*4:「誰も置いていかないよ」政策の一環としてブログの更新頻度が上がったらしいのですが、「今日は●●でライブです!」をくらうとしんどい日もあるため、遠ざかっていました。順応できずにごめんなさい。