Aぇ! groupのハイタッチ会の抽選に外れ、使う予定だった有休をどうするか考える中で、思い出したのがトニセンのツアーでした。「セトリは神なんですけど、ド平日しかなくて…!」とワンフー*1が嘆いたのもごもっともな日程ながら、一番行きやすい大阪(オリックス劇場)がちょうどあったので、一般でチケットを取りました。

以前に友人に誘ってもらって参加した「LIVE TOUR 2017 The ONES」では、ダンスを褒められがちブイさんだけども、私は歌が好きだな~と思いながら帰途に着きました。*2ということは、トニセンさんのライブは肌に合うのかもしれない!
漏れ聞く情報から「まるっこい宇宙人キャラがぽにょぽにょ動いたアニメーションの後に、大きなロボットからトニセンが登場する。」と予想していましたが、大外れでした。
「長野くん、空を飛びがち。」というのがトニセンのライブでのお約束らしく*3、最近は「空を飛ぶよりも、もっと上、宇宙に行きたい」と思うようになったそうです。
そして「ある日願いが叶ったんだ」の歌唱途中、何かに呼ばれたような長野くん(不審げに見る井ノ原さん)が、喫茶二十世紀を飛び出していきます。モニター映像では、宇宙船の光に吸い込まれていく長野くんの姿が。少ししてから、ルンルンな長野くんが戻ってきましたが、もはや乗っ取られたのかもしれない…と一抹の不安を残す展開に。この話はこれで終わりかと思いきや、少年隊メドレーを経た後に、長野くんが話を蒸し返します。
どうやら、宇宙人達はパラボラアンテナで地球の情報をキャッチしており、地球の音楽も大好きだそうで。宇宙でなかなかの人気を博すトニセンに宇宙のフェス「ギャラクシーソニック」への出演を持ちかけたそうです。参加するっきゃない!と決意した3人は、UFOを呼ぶべく会場一丸となって、「WAになっておどろう」で手を大きく振りアピールします。なんてピッタリな楽曲なんだ…!
私は地球から「いってらっしゃい」を言うつもりだったのですが、井ノ原さんが「みんなも一緒にギャラフェスへ行こうぜ!実は、喫茶二十世紀を宇宙船に改造していたんだ!」と言い出したため、会場(喫茶二十世紀)ごと宇宙へ向かうことになりました。みんな連れていってくれるなんて、めちゃくちゃ優しい。
ブイの人は慣れているのかもしれないけど、なかなかのトンチキ展開だぜ⁉少年隊メドレーを終えてからの展開ではないよコレ⁉(関西に慣れた民が思う)
正気と狂気は隣り合わせだなと思いました。
「MUSIC FOR THE PEOPLE」
「Believe Your Smile」
「愛のMelody 」
「夏のかけら」
「Theme of Coming Century 」
「天の川銀河 太陽系第三惑星・地球でアイドルをやっています、20th Centuryです!」
「20th centuryは、西暦1901年から西暦2000年までの100年間を指す時間の単位で…」
「トニセンって呼んでください!」
と宇宙客に向けての挨拶が初心者向けの設定で、ガチさに感動して泣きそうになりました。宇宙でフェスをやった時のセトリなんて、妄想すらしたことないのに?公式でお出しされることがあるなんてね。銀色メタリックな衣装を着て、V6の代表曲と『友達』の曲を歌って…最高やないかい!!
その後地球に戻ってきて、「ギャラソニに行った人達!」との呼びかけに、もちろん会場全員が挙手しておもしろかったです。
おそらく友人が「観てほしい!」と言っていたのは、アラフィフでもダンスたっぷりなところや、グッとくる少年隊メドレーの部分だと思うのですが(もちろんカッコ良かったです!)。それ以上に、「私は宇宙旅行へ行ったのか…」と不思議な余韻に浸り、簡易ながらも感想を残すことにしたのでした。参加して良かったです!
<余談>
3階の実質最後列で観ていましたが、アンコール中に銀テープが回ってきたのでありがたく頂きました。平和な空間…。