柑橘類の陽

イラストだけでなく、言葉でも伝えられるようになりたいです。

「フォーリーブス コンサート~永遠の絆~結成50周年記念」1/27夜の部 レポート(前編)


前置き

フォーリーブスジャニーズ事務所に所属していた頃、私はまだ生まれていません。しかし、昨年夏・秋にジャニーズJr.が舞台「少年たち」を上演したことからフォーリーブスに興味が湧き、この機会を逃したら次はいつ観られるのかわからない!と思い、今回の結成50周年記念コンサートに参加しました。
下記の点を頭に置いて、レポを読み進めていただければ幸いです。

 

- 基本事項 -
北公次さん=公ちゃん、青山孝史さん=ター坊、江木俊夫さん=トシ坊、おりも政夫さん=マー坊。(レポ内では敬称略の愛称で書きます。)
・鬼籍である、公ちゃんとター坊は再結成後のライブ映像での出演。
ジャニーズ事務所在籍時にはハッキリとメンバーカラーは決まっていなかったものの、再結成後に決定。公ちゃん=青、ター坊=緑、トシ坊=黄、マー坊=赤。

- 客席の雰囲気 -
・9割がサイリウムを使用。赤+黄からか、オレンジサイリウムもよく見かけました。(上階だったためウチワの使用は見られませんでした。)
・服装は、メンバーカラーに拘る人:拘らない人=2:8といったところ。四色のクローバーモチーフを身に着けている方もいらっしゃいました。
・特に指示がなくても、立つべき曲で立ち、座るべき曲で座るというスタイルでした。(上階はコンサートの9割方は着席でした。)

 


第一部(約60分)

※衣装は紫色の文字、個人的な感想は注釈に書いています。

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・開演前、幕が上がったステージ上には4本のスタンドマイクが、黄・赤・青・緑のスポットライトに照らされて立っています。
・その後ろには、バンド用の楽器が置かれています。

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スクリーン上の映像で4色のハートが集まり、クローバー型に。
ター坊と公ちゃんの映像が映り、トシ坊とマー坊が登場。

★白いタキシード 

1. ブルドッグ
マイクスタンドにかかっていた、この曲お馴染みのゴム(メンバーカラー)を使ってのパフォーマンス。

2. 踊り子
「Hey!公ちゃん!」とマー坊の煽りで映像の公ちゃんソロに注目。


- 挨拶 -
トシ坊「デビューした時は平均15歳だったフォーリーブスも、私とおりもは60代になりました。今回、結成50周年を皆さんに祝ってもらいたい!あの当時のパフォーマンスを披露したい!ということで、一回目(の公演)でかなり消費しました…。でも、大丈夫です!気力で乗りきります!青山孝史北公次(客「公ちゃーん!」)、今は亡き2人ですが、今日は舞台にいるかのようにね。幽霊とかいう訳じゃないですよ?(客笑)フォーリーブスは4人あってのグループでした。」
マー坊「今回、トシ坊と二人でフリを合わせてね。50年で一番フリを合わせて…!」
一曲やったら30分休憩したいところを、時間もあるので何とか頑張ったそう。

マー坊「喋り手2人が残ったもんで話が長くて。」
トシ坊「さっきの回が20分押しちゃったもんで。なので今回は短くいきますよ!」
(客「えぇ~~~っ!?」)

   「(映像の)ター坊と公ちゃんはいいよね。疲れないもん!」
トシ坊「ター坊は皺がいっぱいだからね、汗が溝を流れるんだよね。」
マー坊「それは傷つくだろう。」
トシ坊「仲がいいからこそこういうのも言えるんだよね。今世間を騒がせているSMAPでもここまでは言わないんじゃないの?」

最近なぜかトシ坊がマー坊に「愛してる」と言いだすようになった。
マー坊「普通は友愛だろ!?」


3. 地球はひとつ
サビの手フリは客席も一緒に。間奏で、映像は4人が回っているのに今は2人だけで切ないです。

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- MC(1) -
(ター坊と公ちゃんのマイクスタンドが袖に引っ込みます。)

マー坊「昼と夜で曲目を変えようと。4人の時は間違えると1人目立つけど、2人だと違うフリみたいにね?」
トシ坊「人間は真面目に生きてるんだ!*1マグマ大使---っ!」

トシ坊「俺達でも『こんな曲あるんだ』ってのがあって。」
マー坊「フォーリーブスは曲が多いんだよね。歌番組のランクでも2、3週歌って、落ちて歌わなくなる。コンサートでも新曲は歌うけど、ほとんど洋楽だったりね。」


☆日替わり曲☆
お昼の回では、「ハートブレイク急行」ともう一曲(聞き取れませんでした)*2を披露。


4. ふたりの問題
画面上は左がター坊、右が公ちゃんの映像。
5. 乾杯グラス


- MC(2) -
トシ坊「一回目の後に救急車で運ばれようかと思った。足が痛くなっちゃって。だってこの歳で2時間半踊ってる!気が抜けない!常に戦い!」

●再結成について
トシ坊「2002年にター坊から電話がかかってきてね。で、ガチャッと切って。その頃フォーリーブスをやるつもりはなかったから。資産が5億くらいあったから(笑)。その後マー坊から電話がかかってきてね。」
マー坊「……。」
トシ坊「公ちゃんは携帯を持ってなかったから、伝書鳩で言ったんだっけな?」
マー坊「あなたの話はどれくらい本当のことを言ってるの!?俺は電話したことない!!」*3

再結成後にポスター撮りを行うも、あまりに酷かった(トシ坊「酷い。これじゃわからない。」)のでシルエットにしたそうです。
トシ坊「一年限りの活動の予定が、皆さんの熱い応援で7年も!もし2人が生きていたらまだ続けてるんじゃないかな。」
ター坊は「一度俺たちは離婚して、再婚したんだよ。だからもう別れないよ。」と言っていたそうです。

マー坊「SMAPだって一人ひとりやりたいことあることがあるかもしれないけど、解散することはないだろう。やりたいことをやって、一年に一回か集まればいいんじゃないかなぁ。」
トシ坊「崩壊してほしいなぁ。俺が入りたいもん(笑)」
往路で五木ひろしさんと遭遇した2人。「これから結成50周年のライブを行うんです」と話したところ、「俺も入りたいな」と返してくれたそうです。
マー坊「そうなると『五木ひろしとリーブス』みたいになっちゃうよね。」


6. it's more 愛(いつも愛)
4人が作詞をして、ター坊が作曲を行った曲。ニューカレドニア島で撮影したMVが流れます。定員150名のファンイベントを開催した時についでに撮ったそうです。


- MC(3) -
ニューカレドニア島に行った際、植樹を行った4人。マー坊が再びその地を訪れると1メートルだった木が3メートル以上に生長。右の木は二股に分かれ、生長が遅い木もあったとか。*4

 

フォーリーブスの歴史を振り返るコーナー ~
椅子に腰かけるお二人。新歌舞伎座会員枠の座席があり、今日が初めてのフォーリーブスかもしれないのでグループの歴史を振り返りましょうというありがたいコーナー。映像はなく、全てカラーの画像でした。
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①ジャニーズ主演「いつかどこかで〜フォーリーブス物語」の時の写真
マー坊「フェスティバルホールで開催されました。そうなんですよ、実はフォーリーブスの結成は大阪だったんです。あおい輝彦さんがいて木の実ナナさんがいて。まだ永田英二(初期メンバー)の頃ですね。」
②「ウエスタン・カーニバル」のポスター
マー坊「俺たちは楽器はできないけど、上から降りてきたりとか(ショー的に)ジャニーさんが考えてくれて。」
③初レギュラー番組「プラチナゴールデンショー」スタジオでの写真
トシ坊「この時おまえ○○とつきあってなかった?あっ俺か!」当時の恋愛事情話に。
④「オリビアの調べ」レコードジャケット

フォーリーブス独特のポーズだよね」「イソギンチャクみたい」公ちゃんの踵が立つ様を真似るマー坊。

トシ坊「ジャニーさんが洋楽のポスターとかを車にぺたぺた貼ってくれてね」

⑧おそらくマーガレットでのグラビア
「みんなはマーガレット派?少女フレンド派?」トシ坊「俺は少年ジャンプ。」マー坊「俺は少年マガジン。」

トシ坊「ター坊が腰痛めそうなポーズをしてる。」
⑩⑪⑫
⑬「君にこの歌を」レコードジャケット
マー坊「舞台『少年たち』で歌った曲です。ミュージカルタレントを目指していたんですよね。後々にジャニーズの後輩が色々公演してるんですけども。悪い事をして鑑別所に入り、仲間ができ、更生して出るという話で、そこでの葛藤を描いて。」
トシ坊「毎年やって、ミュージカルをやるという形を作ろうとしていた。」
⑭「見上げてごらん夜の星を」レコードジャケット
南沙織さんもいらっしゃるカットです。
郷ひろみさんを真ん中に置いた写真
マー坊「可愛い可愛い弟分。」
トシ坊「『原武裕美ですよ』ってジャニーさんが紹介して。バックについてたのにどんどん頭角を現して。」
マー坊「彼の後ろに僕たちがついて、その逆もあって相乗効果でね。それがジャニーズ事務所のうまいところですね。」


7. ずっと君を愛してた
ファンとフォーリーブスについて歌った曲。

 

- MC(4) -
2人のこれからの仕事の告知。

トシ坊「フォーリーブスは一つの節目でこれで終わろうと思うのですが、フォーリーブスというグループを巣立っていくからには一人ひとり頑張っていきたいので、これからも応援をよろしくお願いします。」

フォーリーブスは洋楽と非常に馴染み深いグループ。
マー坊「紅白でさえ『ハッピー・ピープル』を歌ってね。」
そんな思い出深いメドレーを披露。


8.洋楽(ポップス)メドレー
 a: Black is Black
 b: California Dreamin'
袖から映像へと緑色の光が当たり、ター坊ソロから。
 c: Venus
袖から映像へと青い光が当たり、公ちゃんソロから。
 d: La Bamba
 e: Aquarius
マー坊ソロから始まります。
 f: Let The Sunshine In

 

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・2人を乗せたセリが下がり、幕が下ります。

 


後編の記事はこちら↓

「フォーリーブス コンサート~永遠の絆~結成50周年記念」1/27夜の部 レポート(後編) - 柑橘類の陽

*1:この後も何行か続くのですが、マグマ大使内の台詞かどうかわからなくて割愛。

*2:もう一曲は「あしたの悩み」だったそうです。(2016/2/2追加)

*3:こんなやり取りを最近聞いた覚えがあるなと思ったら、康二くんと龍太くんでした。笑

*4:話に上がった植樹の写真はこちら→いよいよ一週間後! | おりも政夫Official Blog - 楽天ブログ

ジャニーズ楽曲大賞2015とAKB48グループリクアワの発表によせて

ちょうど同じ時期に結果発表があった、有志による企画の「ジャニーズ楽曲大賞2015」*1と「AKB48グループリクエストアワー セットリストベスト100 2016」。どちらも好きな私にとっては、ランキングの結果発表を楽しむ週末となりました。

ジャニーズ楽曲大賞のホームページでは、投票時のコメントを掲載してくださっているので、これからじっくり読んで楽しみます。文章投稿も励みたい私にとっては、非常に参考になります。私は今回、一文のみのコメントで送付していたので、来年もこの企画があれば、適量(順位発表とコメントが一つのツイートに入るとわかりやすくて良いと感じました。)の文章を練りに練って投票したいです。

楽曲の投票企画という点では同じでも、両者の投票方法には違いがあり、ランキングの色合いが異なっています。せっかく両者をたしなんでいる身なので、その違いを挙げたいと思います。

 

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両者の違い
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様々な投票部分が存在するジャニーズ楽曲大賞ですが、AKBリクアワに合わせて「楽曲部門」上の話をします。ジャニーズ楽曲大賞を元にして、AKBリクアワには以下の四点で差があります。*2
 ①対象楽曲は一年間以内に発売されたものに限らない。
 ②票が有料である。(CDに封入されている投票券、FC枠など。)
 ③一人で多数の票を投票することが可能。
 ④上位楽曲はステージ上で披露される。

 

①対象楽曲は一年間以内に発売されたものに限らない。
一年間以内に発売された楽曲に限るジャニーズ楽曲大賞は、後で振り返ったときにその年その年によっての人気がわかります。また、上位入賞には該当グループ以外の担当からの投票数がカギを握ってくることもあり、広く知られた聴き覚えのある楽曲が並び、その順位に納得もいくのではないでしょうか。*3
逆にAKBの方は「去年は順位がふるわなかったから今年はより上位を狙う!」というリベンジ投票が可能です。

 

②票が有料である。(CDに封入されている投票券、FC枠など。)
単純に、資金が潤沢で投票の手間を惜しまない陣営が力を持っているということです。ジャニーズで考えると、「大人ファンの割合が高いグループが有利」と言い替えられるのではないでしょうか。
そして、AKBグループで毎年行われている選抜総選挙よりも比較的資金をかけずに上位入賞が可能なため、総選挙上位でないメンバーがメインの楽曲でも上位にランクインさせやすいです。それは、総選挙は自分の推しに投票することがメインであることに対し、様々な推しが団結して一曲に投票を集中させることができるからです。
また、投票が無料だからこそジャニーズ楽曲大賞は気軽に他グループの楽曲に投票できるのだと思います。

 

③一人で多数の票を投票することが可能。
ジャニーズ楽曲大賞では、一人当たり1位5pt、2位4pt、3位3pt、4位2pt、5位1pt=計15ptの持ち点があります。それ以上の投票はできません。しかし、AKBリクアワは上限がありません。②と繋がりますが、資金が尽きない限り投票できます。

 

④上位楽曲はステージ上で披露される。
「純粋な楽曲投票ではなく、人気メンバーが有利な投票になってしまう」とも言われていますが、「推しのいる楽曲がたくさんランクインしてほしい」し、「推しのいる楽曲が上位に入ってほしい」と思うことは、悪ではないと思います。他グループファンもいる中での披露は、投票への熱も高まるでしょう。ただし、様々なチームで同じ公演の楽曲を使用していたり、オリジナルメンバーが既に在籍していなかったりするので、「●●推しが集結して投票したのに、ステージ上では△△が歌うなんて…」という事態が起こりえます。
ジャニーズでもこの制度がとられると、投票が過熱化しそうで怖いですね。

 

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まとめ
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単純に両者の企画の差異を並べただけですが、「もし上記の四点が条件だった場合、自分は何に投票するのか」と考えると、きっとジャニーズ楽曲大賞で今回投票した楽曲と選曲や票数が異なってくると思います。
どちらの投票方法にもメリット・デメリットはありますが、投票する楽しさ、発表を待つ楽しさは変わりません。数字が全てではないといえ、一途な方は「どれくらい好きなのか」、好きなものがいっぱいある方は「自分はどこに重きを置いているのか」と考えることで、改めて自分の気持ちが確認できる良い機会になります。ジャニーズ楽曲大賞は年々参加者数が増えている企画なだけあって、「ジャニーズ」カテゴリー内のブログでも投票内容や結果の考察エントリーが多数あり、そちらを読むのも楽しいです。
そんな楽しい機会をくださる主催者さんに感謝しつつ、来年こそは余裕を持ってジャニーズ楽曲大賞に投票したいと思います。

 

ちなみに、私が今年度のジャニーズ楽曲大賞で投票した曲は下記の通りです。

楽曲部門
1位 「Hey you!」(Sexy zone)
2位 「ナイナイアイラブユー」(関ジャニ∞
3位 「カレカノ!!」(中島健人
4位 「キミコイ」(ジャニーズWEST
5位 「Summer上々!!」(A.B.C.-Z)

MV部門
「CANDY MY LOVE」(キャンジャニ∞)

未音源部門
「Dream Catcher」(関西ジャニーズJr.)
…4月の映画公開とともに2016年を彩る一曲になりそうですが、投票できるチャンスは今年のみなので、この曲に投票したいがために、締め切り間際に何とか投票したのでした。

*1:http://j-m-a.info/award2015/

*2:2015年は各個人のソロシングルや派生ユニットの楽曲も含まれていたなど、年によって細かい条件が異なる点がございますので、大まかな点を挙げています。

*3:今年3位に入賞した関ジャニ∞の「勝手に仕上がれ」はアルバム曲ですが、eighterだとその人気に納得できるかと思います。

13月を探す旅に初めて出かけた話

15年のSHOCK感想記事の終わりで「帝劇枠で申し込んでいた私は、果たしてこの冬に13月を探す旅へとデビューできるのでしょうか」と言っていましたが、帝劇枠は外れ、友達に誘っていただいて無事に参加することができました。ありがとうございます。
9月に東京Jr.のファンの方達とお話ししていて「次にお会いできるのはジャニワですかね」という話題になっても、「私は多分関係ないので来ないですね~クリパと∞があるんで~」と言っていた私なのですが。まさか内くん側から関係があるとその時は思っていなかったです。

 

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お話について
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今まで私の記憶にあったジャニワのあらすじは「13月を探す旅に出る。時折プロデューサーは水揚げされたトドのようになることもある。*1」というザックリしたものだったので、初日のレポが次々とTLに流れてくるも、文化が違いすぎて何を言っているのかが全く把握できませんでした。
どうも流れてくる情報を見ていると、私にとってジャニワは「内くんがフライング!(れんしょうがフックを外す)でいきなりのクライマックスを迎え、あとは死(墓標のように現れる過去Jr.ユニット名の表記)を待つのみ。」という感じになりそうだなと予想しながら参加しました。

「ジャニーズらしいトンチキ舞台だ」「相変わらずよくわからない」とは聞いていましたが、話を聞くのと実際に観るのとはやはり大違いで、
 ・12ヶ月の暦を旅することで、13月が見つかるよ!
 ・戦争を二度と起こしてはいけない。平和が大事。
 ・オリンピック!!!
の三点は押さえたので、そこまでこの舞台の本質は外さず観られたのではないかと思います。

1幕で12月まで旅をし、2幕では宇宙へ行ったものの、結局13月とは何だったの?もしかして見逃した?私は13月が何かわからないままこのまま終演してしまうの?と不安になってきたところで、「13月を言い換えた言葉を文中から二つ抜き出しなさい。」と国語の問題に出てきてもおかしくないくらいのまとめが始まったので、何とか13月を理解して帰ることができました。良かったです。
 「13月=俺たち一人一人の心の中にある未来(by健人くん)=ユートピア(by内P)」
これですね!

また、暦を旅する場面では、ジャニワ初心者として時の迷子になっておりました。月によって費やす時間が異なるので、今が何月の話なのか少し混乱してしまいました。友達に確認すると「去年までは●月と表示されていた」とのことで、そこだけは以前の方がありがたかったです。
 ・「桜咲くcolor」にてフライングで登場する健人くんのえらいカッコ*2
 ・6月のSnow Manアクロバティック披露宴。*3
の二点は特に衝撃的でした。

 

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内くんについて
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そもそも、今回は内くんのフライングが見たくて上京しました。今までに内くんがフライングをした記憶が出てこなかったので*4、他担さん!結構珍しいものを観られていますよ!?とその価値を力説したくなりました。
内プロデューサーが少年と話す間に場内係員のお姉さん(役)にフックをつけてもらい、少年と一緒にフライングしショーの世界へという流れで舞台が始まります。そのフライングは、UFOキャッチャーで移動中のぬいぐるみのようでした。人を抱えているため吊るされている感が満載でしたが、今度は普通のフライングが見られたら良いなと思います。紫耀くんがフックをはずし、内くんの背中をポンッと叩く姿に胸が熱くなります。内くんとれんしょうの絡みがあると嬉しいのですが、どうでしょうね!?
健人くんと勝利くんのフライングも初めて見ましたが、滞空中の動きにそれぞれのキャラが出ていて興味深かったです。ここ何年かは「Endless SHOCK」のコウイチのフライングしか見ていなかっただけに、それぞれ新鮮でした。
そしてプロデューサーの役柄上でとはいえ、久々にジャニーズ曲を歌っている内くんが観られて嬉しかったです。ハッシーと真ん中でともに立ち歌う場面にはグッときて泣きそうでした。

ジャニオタの鑑・河合くんが唱えていた「SHOCKの世界のウチがプロデューサーとなり、このジャニワで後輩達にショーを伝えていく」という解釈を元に鑑賞すると、非常に感傷的になります。コウイチに「show must go on!」と言われ反発していたウチが「show must go on!」と勝利くんに言い放ち、「立ち止まった奴はそこで切り捨てられるんだろ?」と苦しんでいたウチが、「何があっても立ち止まってはいけない」と言う立場になり。刀で色々あったのに、健人くんに差し出すのか!という驚きもありますが、それも良いショーを作るために必要な出来事なのかもしれませんね。悲しみや苦しみを感じる度にまた一つ新たな表現が見つかる、ショーの世界はそれだけ魅力的であり、魔物が潜んでいるのでしょうね。

 

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その他雑感
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最近は人数の少ない公演に慣れていたので、まずは単純に舞台上の人数が多く感じました。一年の内の一ヵ月(今回は二カ月)をこのジャニワの舞台に注力するのかと思うと、これは事務所の若手を挙げての一大事業なんですね。実は、さり気なくJr.マンションも初体験でした。好きな子の場所がわかればロックオンできて楽しそうですね。しかし、このマンションに一度光一さんが入った回があるのかと思うと笑いました。

そして廉くんは15年春松竹ぶり、紫耀くんは14年クリパぶりにお姿を拝見しました。関西に住んでいるだけだとすっかり2人を見る機会が少なくなりましたが、出番が健人くんと勝利くんの次にKINGが多かったこともあり、東京でずっと頑張っているんだな~としみじみしました。廉くんは相変わらず冬でも地黒ですね。「ツキノミチ」でのブランコを用いたKINGのフライングはメルヘンで可愛くてうらやましかったです。

「笑ってはいけないジャニーズワールド」とも言われていたのでどうかなと思っていましたが、そこまで(色々麻痺しているからかもしれませんが)笑うところはなかったです。噂のニョロニョロは事前情報がなければ文字通り魂消ていそうでしたが。
戸塚くんが健人くんに刀を渡す場面で流れた「Let's fight」には思わず「ちゃっちゃ~ちゃ~ちゃっ♪Let's fight!」と合いの手を入れたくなり笑いそうでしたが、これは関ジャニ∞のDVD「Spirits!!」が過ぎったからですね。私の中ですっかりこの曲はコミカルな曲として登録されていた所以でした。
「Real Face」でSixTONESが破壊したセットを途中から出てきたJr.達が後片付けしているのを見ると、これはいつかジャガーズさんのネタに出てきそうだなとも思いました。

そして翌日友達と話していて気付いたのですが、どうやら私、墓標(過去Jr.ユニット名の表記)を見ていなかったのです。よって、観劇中に死を迎えませんでした。その後のUMPのくだりを見た覚えはあるので、自分がその時に何を見ていたのか謎のままです。

一度の公演内に曲を覚えてしまうくらいに「Hi Hi JET」が様々なバージョンで登場するとも聞いていましたが、私の中では同じ「ハイハイ歌う曲」カテゴリー内にある「HI! HI! HIROCKY!!!」のインパクトを越せなかったので、「Hey!Say!」のイントロみたいに爽やかな感じの曲だったよね?くらいの朧げさでしか記憶されませんでした。聴覚に関する記憶がすこぶる悪いと以前より自覚していますが、あと10回も聴いていたら覚えられたのかもしれませんね。*5

ここまで自分の感想を読み返すと、参加した日程が公演が始まって日が経っていたこともあり、それまでに聞いていた話や評判を実際に観た上で自分の中ではこうだという風に咀嚼していくことが多かった初ジャニワでした。あれだけ情報量が多い舞台を一度のみの参加で一から消化していくのは難しそうだなとも思いますが。
今まで自分とは関係のない世界だと思っていたジャニワに触れる機会になったので、内くんのプロデューサー役起用はありがたかったです。ただし次回もあるならば申し込み期間中に発表してほしいです。本当に、切実に。4月に行われるKREVAさんとのコラボ舞台も気になるところですし、「春松竹の『春』っていつのことやねん!?」と何度思ったかわかりませんが、2016年も色々と忙しく過ごせそうで楽しみです。

*1:プロデューサーが照史くんのときに限る。

*2:標準語に訳そうかとも思いましたが、あれは『えらいカッコ』の言い回しがふさわしいかなと。

*3:軽々しく「私、すののお嫁さんになりたいんだ♡」なんて言い出せないです。花嫁(役)のハードルが高すぎる!割り込める気がまったくしないです!

*4:∞の現場へ行きだしたのは04年のやぐらダンス以降です。

*5:アニメ「少年ハリウッド」の主題歌「ハロー世界」のインパクトにより、同じ「ハロー曲」カテゴリーのMr.King VS Mr.Prince「Hello!!!ハルイロ」を未だ宙で歌えない私が、あと10回聴くだけで覚えられるのか、自信がありませんが。

ようやくHey!Say!JUMP元年を迎えた話

やっとHey!Say!JUMPと向き合える。

それが、カウコンに参加できることになった私の第一の感想でした。

Ya-Ya-yah鮎川太陽くんファンである私は、「Hey!Say!JUMPのコンサートにいる自分」を想像しただけで泣きそうになり、単純にどこを見ればいいのかわからなかったこともあり、これまでJUMPコンに参加したことがありませんでした。しかしデビューから何年か経つと「9/24」の日付を見ても気分がそう落ちなくなり、ここ数年は「機会があったらJUMPコンに参加してみようかな」と思えるようになっていました。その頃にはおいそれと軽い気持ちでチケットが手に入る状況でなくなっていましたが、ようやくご縁がやってきました。
カウコン(絶対に楽しい)、大阪開催(遠征しなくて良い)。これとない機会だと思いました。私の分も申し込んでくれた友達に感謝です。

 

…とまぁ、重い想いがつのった文章を少しつづっていたのですが、実際に参加してみるとカウコン部分で関西Jr.が登場したのでテンションが上がりまくり過去の鬱屈した気持ちのかけらはどこかへ行き、未来のきらめきしか見えませんでした!とても楽しかったです!
「ちゃんとJUMPを見るのに8年かかってしまったなぁ…」と思っていたのが、「むしろ、西畑くんが18歳になって(今月9日に19歳になります)映画の宣伝ができるというこのタイミングで見るために、私は今までJUMPコンに参加していなかったのでは!?」と意見が大転換しました。24時間前の私は1ミリたりともこうなるとは思っていませんでした。*1
ホームである松竹座でしかまだ披露されていなかった新曲「Dream Catcher」を、京セラドームという大きな会場で聴けて嬉しくなるのと同時に、まだまだ世界は広いなと感じました。

そして私はJUMPがファンの子を幸せにする姿を見たかったので、満足しました。やぶひか味がある場面が何度かありましたが、当然それは「Hey!Say!JUMPのお兄さん組として頑張る薮っち先生と光くん」であって、私がよく見ていた「Ya-Ya-yahの薮様と光くん」ではありませんでした。すっかり私の中ではパラレルワールドの一つと化していたHey!Say!JUMPは、とてもカラフルでキラキラしていました。
以下、コンサートの感想です。

 

・なぜ名前の表記が「Yuya」「Kota」である一方、「Yuuri」「Inoo」なのでしょうか。(以前そういうツイートを見かけたなと思い出しました。)
・最初に車を模したフロートで外周を回るときに、なぜ二台とも同じ方から発車したのでしょうか。(アンコールでは両側から発車しただけに余計に)
・アルバムのユニット曲+7&BESTという2パターンで、少人数の見せ方ができるのはうらやましいです。
・山田くんの言葉に圭人くんの目が潤み、私ももらい泣きしそうに。
・山田くんがアカペラで歌うシーンでは会場中のペンライトの動きが全て止まり、少し感動しました。
・メンバーカラーの衣装の時はまだ誰かわかるのですが、揃い(少しだけデザイン違い?)の時は「大きい子が何人かと小さめの子が何人かと…」くらいしか判別がつかなかったので要勉強だなと思いました。
・ステッキを持って踊る「Puppy Boo」が意外と一番のお気に入りでした。ターンする度にヒラリと舞うジャケットの裾が良かったです。

 

=カウコン=*2
・「ここが映った時にはキャーを頑張って、大阪の勢いがスゴイと見せよう!」という旨を放送が始まる前に言われ、∞の時も言われたなぁと微笑ましくなりました。
・①自曲 ②年明けの瞬間 ③チェンジメドレー(ズンドコ)の中継直前からしか東京の映像が流れませんでした。合間には本来のセトリ曲などを披露。
 →∞の時は中継の回数が多かったからか東京の映像が比較的流れっぱなしで、オールを漕ぐ野菜姿の「宙船」が見られたり、出番待ちでグッタリと階段に座り込む野菜の姿がありました。
・猿耳をつけてJUMPが再登場した瞬間、「これは『サルサ いいな いいね』が聴けるチャンスか!?」と思ったものの、そんなことは一かけらもなかったです。残念。
 →∞は歌詞にドラゴンが含まれる「関風ファイティング」を辰年に歌ったので、アリかなと思っていました。
・キスマイが「UMP」を歌う間にJr.が立っているセリが下がり、着替えのためにハケていきました。
・一瞬だけ仮装∞さんの姿が映り、「狼男に子泣きじじい?『Monster』でも歌ったのかな?」と思っていたら、どうやらそれは馬と谷村新司で曲が「Cha-Cha-Chaチャンピオン」だったとは読めず、録画を確認して笑いました。

 

ちなみに、イントロを聴いてテンションが一番上がった曲は、知念くんソロの「おおきくな~れ☆ボク!!」でした。可愛いは正義。中学生ながら自分の売りを把握した上で、それを最大限に生かす作詞を行う天才っぷりに当時はおののいておりました。

そして、どれだけ傷口に塩を塗りこまれようが「自分の好きな子がいない世界」はこれからは早くに体験しておこうと思いました。幸いにもデビューから8年経ってもHey!Say!JUMPが存在してくれていたお陰で、今回は永遠にその機会がないままにならなくて良かったです。ありがとうございます。
女子アイドルグループの「アイドリング!!!」で推しが卒業した後のライブに一度参加し、「自分の好きな子がいなくてもつつがなく回っている世界」を目の当たりにしたことで、すっぱりと応援を卒業したことを思い出しました。*3


UMPで一番苦手な「♪ららら~らら~」のイントロは結局聴けずじまいでしたが、これからは昨夜の楽しかったJUMPカウコンのカラフルな思い出を添えて心穏やかに聴いていけそうです。


最後に一つ。
JUMPさんには、もっと売れてほしいです。もっと人気者になって、もっとたくさんのファンの子たちを、もっと幸せにしてあげてください。
違う世界から見守っております。

 

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イラストメモ

 

*1:開演時に見学席に誰の姿もないのを確認して、それなら東京の方で出演、もしくは見学していたらいいなぁと思っていました。

*2:∞の時に何度かカウコン中継を体験したので、そことの比較が主です。

*3:大好きな曲「職業:アイドル。」に「私たち17人」という歌詞があるのですが、メンバーが増えた際には「私たち20人」などと変えていました。それがこの時のライブでは「私たち全員で」に変わっていて、これからのメンバー増減にも一括で対応できるようにだとは理解できますが、私の推しが「-1」になれないことが気持ちとしては駄目でした。

2015年参加現場まとめ

毎年「今年は行きすぎたな…」と言っているのはなぜなのでしょうか。現場に参加することが好きで、「無理をしない範囲で当たったら行く」というスタンスなのですが、今年は色々お声をかけていただいたり女子ドルの方も運が良かったのでいっぱい参加しました。改めて、そりゃ一年が楽しかったはずだわと思いました。参加回数は省いた参加現場のリストを記事下部に載せておりますので、興味のある方はどうぞ。

太陽さんの出る舞台とらぶたんの出るライブをはしごしたり、太陽さんの出る舞台と西畑くんの出る舞台をはしごしたり、松竹座でペンライトを振った後にらぶたんの握手会へはしごしたり、好きな子がたくさんいる2015年を謳歌しておりました。楽しい!


西畑くんに関する今年のまとめはこちら↓。
西畑担(ファン)が選ぶ #自担大賞2015 - 柑橘類の陽

 

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2015年 初めてごと
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視野を広げた上で改めて「好き」を言いたいなと思い、去年から積極的にご無沙汰な現場*1や初めての現場へ行っています。そんな中での「2015年 初めてごと」感想です。

HKT48 MV収録協力
女性限定での募集で東京開催であったものの、ジャニではもう優遇されることのない属性だし(若さとか時々性別とか)、色々プラスの条件が重なっていたので応募、当選。撮影自体は4時間程でした。「多分推しは選抜に入っていると思うんだけど…」とメンバー未定の状態にドキドキしていたのですが、蓋をあければHKTメンバー全員参加のMV!間近で見られた上に、完成品では本人にしかわからない状態の映り(できれば映りたくない)に大勝利!ずっと可愛い子しか目の前にいない空間にいたので、「アイドルはみんな可愛い!あるのは好みの差だけ!」と悟れました。

★えびコン
実は「-Z」がついてからえびさんを直接お見かけするのは初めてでした。*2少クラで見た「Summer上々!!」のパフォーマンスが楽しそうだったので、チケットを探して参加しました。
ハッシーちゃんはでろでろに甘やかしたい枠です。4人のお兄ちゃん達の指示のもと作られた赤い光(ペンライト)のウェーブの先には花束を持ったハッシーちゃんが…という演出に涙腺が緩みました。今まで参加したウェーブ系の演出の中で一番意味のあるウェーブで、ジーンときました。ペンライト一本一本が赤いバラにも思えますし、ハッシーちゃんはみんなの王子様だよ!(真理)
春松竹・メイドちゅんさん(西畑くん)で「男の子が女装している感」に萌えるようになった私は、「次に私がレベルアップするとしたら、『筋肉隆々でマッチョな人の女装』に萌えることかな☆」と思っていたのですが、それって塚リカちゃんじゃん☆とある日気づいてしまい…。塚リカちゃんの有無を言わさず周りを巻き込んでいくヒロイン力・みんなの太陽感に完敗です。

 

★乃木坂ライブ
客席の女子率が高い!3割は女性でしたよね?*3ジャニオタカテゴリーの日記でも乃木坂ライブに行った方を何人か見かけたので、やはり48系の中でも女子人気の高いグループなんでしょうね。
私の推し1・堀ちゃんがアンダーのセンター、推し2・ひめたんがアンダーのNo.2という時期で双眼鏡に2人が収まりやすく、動きの比較がしやすかったです。私が堀ちゃんとひめたんに求めているものはそれぞれ違うなと*4わかったので、乃木坂はこのまま二人を推していきます。
日替わりセトリが堀ちゃんセンター曲&ひめたん選抜曲の「バレッタ」だったので、イントロで非常に高まりました。

★AKB系グループ サイン会
通常の個別握手会申し込みで、当日抽選(受付のiPad画面に4つあるボタンの内一つを選ぶと「握手」か「サイン会」の表示が出ます。)の結果、自分の名前を目の前で書いてもらえるかもしれないという形式のイベントです。大阪でも開催されたので参加しました。コンサート一回分程度の金額で握手券を買う中、サイン獲得率は50%となりました。らぶたんの左利きが拝めました♡私の課題として、サイン中はどうしても手元に目をやりがちで話せなくなるので、次は上手くコミュニケーションが取れるように頑張りたいです。好きな子が自分の名前を紡いでくれる幸せ。

HKT48劇場公演
去年もSHOCK博多座遠征に合わせて応募したものの落選、扉一枚向こうの様子をロビー映像で観覧していました。それが一年越しに叶うとは…!チケット代1,100円(女性)は安いので、他劇場と同じ値段にすれば良いのに!と思いました。
前方に座れたので、HKT劇場の広さ(それでも松竹座一階席より半分くらいの広さ。)を感じることはありませんでした。月替わりのリクエスト曲が「大声ダイヤモンド」で、私にとっては好きだと叫ばせてくれることの喜びを歌う曲なので泣きました。岡田栞奈ちゃんの「命の使い道」での表現*5がすごく好きです。「僕の桜」で目を潤ませながら歌う卒業発表済みの後藤泉ちゃんには切なくなりました。

★JUMPコン
(別記事へのリンク)ようやくHey!Say!JUMP元年を迎えた話 - 柑橘類の陽


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2015年現場大賞
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色々参加した中で、あくまで一つ選ぶなら、で考えました。

 

ジャニ[舞台部門]
 ≫横山裕 出演舞台「ブルームーン
現実ではどうにもならないことが多いので、観るならば基本的にハッピーエンドな物語が好きです。掛け時計の不思議な力によってタイムスリップしてしまった主人公達や当時を生きる人物達が、それぞれ悩みながらも前へ進もうとするお話です。
誰かに視点を寄せてお話を観ることが好きなのですが、この舞台では場面場面によってそれぞれの登場人物の心情に寄せて共感でき、どの登場人物もとても魅力的でした。はま子さん(加賀まり子さん)が過去に戻り、若い頃の母親と会ったことのない父親と再会した場面では、「のび太とおばあちゃんの思い出」を思い浮かべていました。のび太くんは自分の正体をおばあちゃんに明かしたのに対し、はま子さんは『言わない』という選択肢を採ったのは、大人と子供の差なのだろうかと少し考えてしまいました。
観劇後に爽快感と暖かみを感じ、すごくキラキラした舞台でした。

ジャニ[LIVE部門]

 ≫関西ジャニーズJr.「X'mas show 2015」(Aコン)
今もまだ余韻に浸っている状態です。24日公演のアンコールにて、来春公開の映画が発表されました。スクリーンに映された予告の映像を見て、映画主題歌の披露で新衣装がお披露目され、今日の公演には出ていなかったメンバーも登場し関西Jr.が揃い…あれだけ客席が一様に喜びの声をあげることもなかなかないと思いました。そういう思い出も込みで、今年一番楽しかったです。


女子ドル[舞台部門]
 ≫HKT48明治座 指原莉乃座長公演」
私はこういうものを2014年の春松竹で見たかったんだなと思いました。実際にありえるかはともかく、トップに据える2人は文句の言いどころがない「善」や「美」の象徴であってほしいです。
申し込む時点では「ちょうど上京予定の期間だし、推しのらぶたん(多田愛佳さん)と二推しのみなちゃん(今田美奈さん)が出ているからラッキー♪」とくらいにしか思っていなかったのですが、後で出演メンバー全体を見てハッとしました。CDの選抜常連、選挙ランカー、投票イベントでトップをとるメンバーが揃う中、みなちゃんは劇場で奮闘するもなかなか他では目立たない状況で、知名度からいっても少し浮いていました。しかも役柄は、さくらをトップとした一座のナンバー3でした。さくら→はるっぴ→みなちゃんで三番目。不思議なくらいの好待遇。しかし実際に観てみると、それは何の過大評価でもなく納得できるものでした。私はそれまで、みなちゃんの演技があんなに自然なことを知りませんでした。物語が大団円を迎え主要メンが着替える際に、みなちゃんは「桜、みんなで食べた」のAメロをソロで、堂々と舞台の中央に立ち歌いました。この瞬間を見届けるために私は上京したのだと泣きました。


女子ドル[LIVE部門]
 ≫HKT48「しぇからしか!」全国握手会(大阪)
LIVE部門に入れて良いものかという部分もありますが、1st Single以来の関西で開催された全国握手会はとても楽しかったです。握手会の前には、握手券と引き換えにミニライブやイベントを観覧できます。2チームに分かれ様々なゲームを行うのですが、参加メンバー全員が一回以上はスポットライトが当たる仕組みになっていて良かったです。特にチーム対抗のカラオケメドレーではAKBグループ以外の曲も披露し、じーなこと神志那結衣ちゃんの中森明菜さんのなりきりっぷりが凄まじかった歌唱と、他のメンバーとは場数が違うだけにその場を一瞬で支配したらぶたんの歌唱がおもしろかったです。

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【おまけ】◆2015年参加現場まとめ◆
(ピンク色…女の子、オレンジ色…太陽さん。)
複数会場で行われた演目に関しては、県名や会場名を記載しております。

*1:キンキさんは緊急コンぶりのMコンを、カツンは今年もあぁサンキュー夏コンぶりに14-15カウコンを観ました。

*2:ハッシーが加入するまでやその後の流れは外野ながらも見守っておりました。ハッシーがバック転をするだけで「大きくなったなぁ…」と泣ける勢いです。

*3:昔「アイドリング!!!」のライブに行ったときは男女比率が男:女=100:1くらいだったので、男性ファンに気を使っていただいたとはいえ(普通に歩くだけで私の周りにバリアーができたかのように半径1メートルのスペースができる…)自分の異物感は拭えなかった思い出があります。もっと売れて女性の比率を上げてくれと切実に思ったものでした。

*4:堀ちゃんはAKB曲では「嘆きのフィギュア」「口移しのチョコレート」系が見たいです。ひめたんは体型・動き方・表情のつけ方が非常に好みなので、逆に弾けられる曲が見たいです。でもカッコイイダンス曲も映える!

*5:ずっと目の中の光が死んで心がなくなったかのように歌っていたのに、サビの♪(使い)みちっ♪の部分で力強い眼差しに変わり、ゾクゾクしました。

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