柑橘類の陽

イラストだけでなく、言葉でも伝えられるようになりたいです。

2018年の抱負表明

2018年も始まって10日を過ぎましたが、明日やるよりは今日やる方がまだ早い理論に基づき、今年の抱負表明です。

 

◇ジャニごと

【抱負】初回公演に入る。

これだけSNSが盛んな時代、毎日のように”賛否両論”なトピックが流れてきて、色んな考えに触れる機会があります。それに対して自分はどう思うのかを知って、ドルオタとしての哲学を深めていきたい…という考えからの、即物的な抱負です(笑)。

「前半はほとんど出演しない」等知っていた方が心構えができて良い情報もあるのですが、観た人の間で共有される”お約束”にどうしても影響されて、「これがTwitterで言っていたやつか。」と確認のようになることもしばしば。これを防ぐには、早い段階で公演に参加して、自分なりの見方を見つけておくことだと思います。

これまで、言葉に力を持つ人をうらやましく思っていたのですが、時として無意識に煽ることになった結果からの諸々を見ていると大変そうで、焦らずとも私は私で隙間産業でやっていこうと思います。発言者の属性全体が決して同じように考えている訳ではなく、あくまで個人の意見であることを肝に銘じておきたいです。

 

【実現できるかはおいておいてのやりたいことリスト2018】

・内コンに行きたい。(昨夏は幸せでした。)
TOKIOさんのライブに行きたい。(10周年の際に一度お邪魔したきり。)
・そろそろ嵐さんを当てたい。(最新当選:デジタリアン。)
・そろそろ「春の踊りは」\よいやさ~!/を知りたい。(名古屋がチャンス!)
・らぶつんさんのライブに行きたい。(悔しくなるような良セトリを浴びたいですが、生半可な気合いでは行けなさそう。)

 

仕事が忙しい時ほどチケット運が上がるので、今年もいい感じだと思います。いつもお世話になっている方々に返せるくらいにツイていたいです。

春松竹に行くまでに、今ある舞台誌・TV誌を切り抜き終わるのが目標です。

 

 

◇太陽さんごと

【抱負】チケットの申し込みスケジュールをちゃんと把握する。

ごくごく当たり前のことなのですが、つい先日、ねぼけまなこで下記ツイートを見た結果、大いに動揺しました。

「えっ、ツキステに大阪公演があるの!?」ひとまず一般前売販売の締切が明晩である事を確認して眠り、翌日に脳みそが起きている状態で申し込みました。ライビュはどっちの公演に申し込もうか…と決めかねていた段階で良かったです。ライビュよりも生で観たいに決まっています。

ツキステ出演の知らせを受けて「大阪もあるなら行きたいな。」と思ったまでは記憶にあるのですが…忙しい秋にすっかり記憶から抜けていました。(その後、東京公演のライビュがあることは把握していました…どういうこと?)今までにも、「○○の最速先行が終わったって知ってました?私は今知りました!」*1と友達に連絡したことは何度もあるのですが、この忘れっぷりはひどいです。我ながらショックでした。

これまで東京のみの公演は自分の予定に組み込んでいなかったのですが、今年からは参加不参加に関わらず、公式ツイをリストインさせたりスケジュールを書き出したりして、申し込みに漏れがないようにしたいです。今のところ、2018年の太陽さん出演作は、黒ステとプリステのイベント(出演は確定していない)ですよね…?

 

 

◇女子ドルごと

【抱負】NMBカトレア組公演とSKEチームS公演を早く観る。

 らぶたん卒業後一年目の生活を送り中ですが、もともと頻繁に当たる訳でもない劇場公演なので、これまでと変わらず、行ける日に応募します。キャン待ち要員を抜け出したい…!通う2つの劇場で、まだ観ていない演目を早く観たいです。\チームMのドル明け公演も観たい!/
接触イベントも、ジャニごととの兼ね合いを考えつつ、無理のない範囲で楽しみます。

らぶたんの舞台仕事も、スケジュールと予算をやり繰りして観に行きたいです。どうしてもジャニごとが最優先になってしまうので、前もって年間スケジュールがわかれば応募しやすいのにな…!

 

 

◇文章ごと

【抱負】わかりやすくて適切な量の文章を書く。

あーだこーだと考えて長文を書くのが好きなのですが、そもそも読み切る人はいるのだろうかと疑問に思う時があるので、比較的短い量(20003000字程度)の文章もぼちぼち書いていけたらと思います。

「大事なことなので繰り返しました>語彙力()>沼>実質無料>尊い・エモい」

流行りの言葉を上手く使うセンスがないので、言い替えられるように努める時があったりなかったりします。以降のブログに上記の表現があったら、笑っておいてください。右に進むごとに、使ってしまうかもしれない表現です。言い換えても「超イイ…」「めっちゃいい」「すごく良い」って同じことしか言っていないやん!となる時もありますが、できるだけ諦めたくないです。

今月の目標は、クリパとあけおめの感想をまとめきることです。

 

 

◇イラストごと

【抱負】描ききったと思えるイラストを描く。

最初に考えたものを一度寝かせて「better」にもっていけるようにはなったのですが、あくまで「better」ではなく、「best」だと言い切れるようなイラストを描けるようになりたいです。

手癖で描いている部分や、「まぁいいや」で済ませている部分、こうしたら楽に仕上がるとわかっている部分等、自分に甘いところを厳しく見られたらと思います。「ここは頑張った!」と言えるポイントを、月に一度は作りたいです。色々と考えて描くためにも、余裕をもって取り掛かれる時間を作るべきですね。

2017年に描いたイラストで一番気に入っているものを考えて出てきたのが、小島くん誕生日に描いた「コビバwithクジラとペンギン」*2という半ば反則的なイラストなので、今年はもっと正統派なところでお気に入りを作りたいです。(次点はスタタン絵。)
食べ物を美味しそうに描きたいです!

春までの目標は、「あさが来た」絵をあと一枚描き上げてpixivにまとめることです。

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ところどころ自分に対して甘い部分が見えておりますが、楽しく過ごせたらと思いますので、2018年もよろしくお願いします。

 

*1:別ジャンルの友達のツイや、そろそろ申し込み時期ではとふと思い出して公式サイトを覗いて気づく。

*2:コビバは小島くんの自画像名。ラジオのリクエスト曲に関ジャニ∞さんの「クジラとペンギン」を選んだことで、5億万ポイント高まりました。

2017年参加現場まとめ

今年の現場に関する振り返り記事です。

 

2017年の感想

チケットの取得に最善を尽くしますが、もしダメだった場合はその分別の推しに会いに行こう、と軽率に女子ドルや二次元に旅立っています。2017年は女子ドルごとに機会や運があったようで、最後に付記した2017年参加リストがピンク色づいています。
秋なんて「もうこのまま女子ドルに比重を移して、ジャニはゆるオタになるのでは?」と思うくらいでしたが、クリパシーズンになるとそもそも劇場公演に申し込む隙間がないので、こんな感じで似たような動きを繰り返しつつあまり変わらないまま年を重ねていくのだろうなと思いました。

年間の遠征予算*1は一応決めており、ホイホイと現場に行く割に実はあまり遠征をしていません。ですが、今年は4月の時点で遠征予算を使い果たしました(笑)。理由はらぶたん卒業関連の遠征で、もしもその時が来たら無茶をすると決めていたので、悔いなくやりきれて満足です。

女の子の話をすると、ついにSKE8期生まで嗜むようになってしまいました!NMBよりもSKEの方が劇場公演の回数が多いので、実際に当たりやすい気がします。ほいほいとSKE劇場に通っちゃいますね!SKE48、チーム8が奈良公演を行う年だったり、出張公演や遠征ついでに申し込んだ公演が当たったりで、例年よりも幅広いグループに触れられました。

 

 一日3公演の参加は無謀である、たまにはゆっくりする時間を設けておかないと現場での体調がよろしくない等、何でもホイホイ手を挙げるのではなく、でもその時々の最大限の力で2018年も参加していきたいです。開演前に「倒れませんように…」という体調の時(伝染しない類のもの)でも終演後には「私、元気!」と回復するほど、現場参戦が好きで、何かしらエネルギーをもらって帰っているようです。

 

映画館で映画を観るのはあまり得意ではなかったのですが、さすがに慣れました(笑)。コンサートよりもチケット戦争が起こりづらいし座席指定ができるのも嬉しいです。舞台やライブのライビュ形式も増えていてありがたいです。「ハルチカ」「銀魂」「斉木楠雄のΨ難」と、今年公開の橋本環奈さん出演映画を制覇できたのが地味に嬉しいです♡

 

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2017年印象的な現場

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感傷的な要素を排した好みの現場を例年は挙げておりますが、今年はあまりに感傷的になる場面があったので、3つの現場を記します。

HKT48 チームKⅣ「最終ベルが鳴る」多田愛佳 卒業公演
まだ一年も経っていないのだと信じられません。約300席の現場にまさか当たるとは思わず*2、「これがアイドルらぶたんを直接見る最後の機会かもしれない。」と思っていた『最後の機会』が全握、SSA、そして劇場最終公演まで延びました。結果がわかった日のうちに諸々の手配を終えた行動力を、自分で褒めます。AKB系もジャニと同じくらいの即時対応力を求められます。
アンコール曲でサッとメンバーがハケるも客電は点かない→もしかしてWアンコールがあるのでは?という状況で、\らーぶーたん!/とWアンコールをかける長くも短くあった時間に、「今この瞬間が続けば最後の瞬間を向かえなくて良いのに…」とつい思ってしまいました。
親友・美奈ちゃんが泣く姿を見て、余計にもらい泣きしてしまいました。
後で見たDMM映像よりも、やはり生の方がめっちゃ綺麗でした。このお写真も好きです。
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NMB48 チームMアイドルの夜明け」公演

11月15日、「生放送の音楽番組での新曲初披露をもって、選抜メンバーを発表する」と公表されていました。つまり「劇場公演に出演する」ことは、イコール「次シングルの選抜メンバーではない」ということ。そんな事情で、この日舞台に立つメンバーの気迫は元より、会場にいるオタクの熱は特に”濃く”、近年稀にみる盛り上がりだったようです。るりりん(西澤瑠莉奈ちゃん)の曲中の煽りだったり、最後の曲へ進む前のれなぴょん(川上礼奈ちゃん)の言葉だったり、オタクが考える以上に本人たちは色々と思うことがあった上で舞台に立っているのだろうし、推しが望む状況への手伝いができるのなら、オタクとしてやれることを頑張りたいと思いました。
仕事が忙しい時期だったので、アイドルとしての覚悟をキラキラ歌う一曲目の「アイドルの夜明け」で泣き、日常生活がしんどくてもこの劇場公演で盛り上がって発散しようぜ!という二曲目「皆さんもご一緒に」でも泣き、という泣き通しでした。やっぱり私にはチームBの演目が一番肌に合います!
もう一つ個人的な事情で、参加できなかった推しの生誕祭公演の公演生写真がどうしても欲しくて、その販売期間ギリギリの日にようやくキャンセル待ちで当選しました。*3全く繰り上がる気がしない後ろの番号でしたが、ラストチャンスなので整列。そして入場。えっ本当に観られるの!?と混乱しつつも開幕しました。

 

2.5次元ダンスライブ「ツキステ。第5幕『Rabbits Kingdom』(黒兎王国Ver.)」

鮎川太陽さんが出演するという理由でチケットを取りました。後で調べると劇中劇のような位置づけのエピソードらしく、本編を知る友達と話が合わないかもしれません。
第一幕は舞台、休憩20分を挟んで第二幕はライブの構成でした。18:30開演の200分って何時!?と慌てふためきましたが、22時でした。
第一幕の舞台は、黒兎の王と白兎の魔王が出会ったところで世界を破滅に誘う者(太陽さん演じる謎の男)が現れ、途中白兎組が捕らわれる場面もありつつ、協力してやっつけるあらすじでした。途中の場面(同じ時間軸)に黒兎バージョンと白兎バージョンの違いがあっても、話の流れとしては変わりません。黒兎、白兎以外の国の貴賓を含め"どこかにはあるのかもしれない世界感"で、アクションシーンもあっておもしろかったです。
第一幕だけでも十分楽しかったですが、第二幕のライブがより一層楽しかったです!根っからのドルオタだからサイリウムの色チェンもケチャも楽しいです!(ちなみに太陽さんは全く出ません。)
黒兎が6人、白兎も6人ユニットです。*4今回は黒兎バージョンなので、合同楽曲以外に、黒兎メンバーそれぞれのソロ×2曲が披露されます。そのバックにつくのは、白兎から2人!(そうでない演出のときもあります。)2ユニット合同ゆえにできること!私が3次元で見たかったことはこれやん!と高まりました。黒兎の王(始さん)が和装を纏う楽曲、これだけで大抵のジャニオタは好きそうですが、バックの子の顔を指でなぞる度にその日一番のキャーーー!が聞こえ、どこのオタクも反応は一緒だな…とにんまりしました。 ちなみに、黒兎では年少組、白兎では年中組が好きです。(ツキウタ好きの友達に括りを教わりました。)急遽参加を決めたため下調べが十分でなく、オレンジ色のサイリウムを持っていなかったのは不覚でした…。反省。
白兎王国Ver.も観たいけどチケットは売り切れ!という状態だったので、DVDの発売を大人しく待ちます。

 

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色々と試したこと

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オタク人生が長くなってきたとはいえ、まだまだ初めてごとがあるので新鮮です。

AKB48「サムネイル」大写真会(大阪)
写真を撮るのが苦手でこれまで避けてきた2ショット写真会に申し込みました。(らぶたんとお写真を撮るには間に合いませんでしたが…。)握手とはまた違う緊張があってソワソワしました。自分のコミュ力上限はわかっているので、「初めてですごく緊張しています。」とだけ伝えて、ポーズはアイドルさんにお任せしました。
今回は、CDジャケットにサインをしてもらえる券も同封されており、そちらも思った以上の長い時間お話ができてお得感がありました。

 

★V6「V6 LIVE TOUR 2017「The ONES」」
コンサートを見てから色々と考えていたことはこちらの記事に書きました。
ブイコン初参加から考えたアレコレ - 柑橘類の陽

 

AKB チーム8奈良公演(撮影可能タイム)

今では珍しくない「SNSで広めてね!」形式の撮影可能タイム(2曲)でした。撮影中は体を動かせないし、そもそも写真撮影のセンスがないので、私には「撮影可能」というのはあまりプラス要素に感じませんでした。その時を楽しむよりも、どうしても撮影に必死になってしまいます。
私が撮影できたお写真はこちらです。奈良県代表の大西桃香ちゃんが、奈良市知事より奈良市観光大使任命を受けての撮影タイムです。推しゆるキャラのしかまろくんもいます♡奈良市なので♡

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元々チーム8では大西桃香ちゃん(奈良県)と濵咲友菜ちゃん(滋賀県)を贔屓しているのですが、歌田初夏ちゃん(愛知県)という推しを増やして帰りました。
グッズ購入列がすごくてovertureとともに着席したのですが、ここは事前に情報を得ていればもっと早くに座れたはずだと反省です。*5
写メ会とともに向いていなさそうなので、私にはジャニーズの環境が合っている模様。

 

キンブレ

すのすと少年たち松竹座の際に「使って良い場所で使えばいいよね」と思ったことから前向きに所持を検討し始めました。女子ドル現場に行くものの、これまでキンブレは持っておらず、HKT明治座の際に購入した薄型のペンライトを使っていました。どうしてだったか考えると、らぶたんが所属するHKTより使用頻度が高いのはNMBかSKEだから、どこの物を持てばいいのか…という所で唸っていたことに気づき、ふっきれてようやく購入しました。チーム8公演でも買い(ネイビーとオレンジが欲しかった)、関西Jr.ペンライトもキンブレのような面持ちなので、一ヵ月でキンブレ(風味)を三本所持になりました(笑)。ツキステのライブでも使ったので、11月のタイミングで購入しておいて良かったです。
あくまで改造せずに使用したいので、関ジュもSKEみたいに推しサイリウムを設定してくれるとありがたやです。確実に3本持ち担当もいる人数なので、ペンライトの品薄状態は改めていただきたいところですが。品薄だからと後半日程は余計に購入が殺到した感じでしたが、もし春に引き続き販売されても混むのでしょうか。どちらにせよ、西畑くんも小島くんも好きな色に挙げているオレンジに発色しないのは悩ましいです。

 

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【おまけ】◆2017年参加リスト◆

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(ピンク色…女の子、オレンジ色鮎川太陽さん。)
回数抜きの表示です。複数会場で行われた演目に関しては、県名や会場名を記載しております。

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1月
KinKi Kids「We are KinKi Kids DOME CONCERT 2016-2017 ~TSUYOSHI&YOU&KOICHI~」(大阪)
関ジャニ∞関ジャニ'sエイターテインメント」(大阪)

2月
HKT48「最高かよ」全国握手会(幕張)
AKB48 16期研究生公演
SixTONES×西関西ジャニーズJr. SHOW合戦」
 →感想(「東西SHOW合戦」雑感 - 柑橘類の陽
NGT48 研究生「PARTYが始まるよ・ガルベストン通り」公演(NMB劇場出張公演)
生田斗真 主演映画「彼らが本気で編むときは、」舞台挨拶


3月
関西ジャニーズJr.「関西ジャニーズJr.の春のSHOW合戦」
 →感想(春松竹2017雑感 - 柑橘類の陽
SKE48 チームE 「SKEフェスティバル」公演

4月
HKT48 「春の関東ツアー2017~本気のアイドルを見せてやる~」(埼玉)
内博貴 出演ミュージカル「コメディ・トゥナイト!」(大阪)
HKT48 チームKⅣ「最終ベルが鳴る」多田愛佳 卒業公演
 →感想(らぶたんのこれからが、愛に溢れる未来でありますように。 - 柑橘類の陽)
NMB48 研究生「届かなそうで届くもの」公演

 

5月
ジャニーズJr.「ジャニーズJr.祭り」(大阪)
 →感想(Jr.祭り(大阪)雑感 - 柑橘類の陽
SKE48 チームKⅡ「0start」公演
舞台「『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』エピソード2」(大阪)

SKE48SKE48 47都道府県全国ツアー~機は熟した。全国へ行こう!~」(奈良)
AKB48「サムネイル」大写真会(大阪)

HKT48「バグっていいじゃん」個別握手会(大阪)
NMB48 チームN「目撃者」公演

 

6月
多田愛佳 出演 舞台「悪ノ娘
横山裕 出演 妄想音楽劇「上を下へのジレッタ」(大阪)
安田章大 出演 舞台「俺節」(大阪)
NMB48 チームBⅡ「恋愛禁止条例」公演 

 

7月
舞台「『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』エピソード3」(大阪)
SKE48 研究生「青春ガールズ」公演
関ジャニ∞関ジャニ'sエイターテインメント ジャム」(大阪)
A.B.C-Z「5Stars 5Years Tour 55」(大阪)

 

8月
関西ジャニーズJr.「少年たち~南の島に雪は降る~」
 →感想(2017夏松竹「少年たち~南の島に雪は降る~」雑感 - 柑橘類の陽
内博貴内博貴LIVE2017」
 →感想(久々に"内コン"へ行った話 - 柑橘類の陽
舞台「『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』エピソード4」(大阪)
関西ジャニーズJr. 出演映画「お笑いスター誕生!」舞台挨拶
 →映画感想(映画「関西ジャニーズJr.のお笑いスター誕生!」雑感 - 柑橘類の陽
 →応援上映感想(映画「関西ジャニーズJr.のお笑いスター誕生!」応援上映参戦感想 - 柑橘類の陽

 

9月
NMB48 チームMアイドルの夜明け」公演
V6「V6 LIVE TOUR 2017『The ONES』」(大阪)
「Endless SHOCK」(梅芸)
  →感想(「Endless SHOCK 2017」感想 - 柑橘類の陽

 

10月
SKE48  チームE「SKEフェスティバル」公演
 

11月
SixTONES・SnowMan「少年たち~Born TOMORROW~」(松竹座)
 →感想( 「少年たち~Born Tomorrow~」松竹座公演雑感 - 柑橘類の陽
NMB48 チームMアイドルの夜明け」公演
AKB8チーム8「TOYOTA presents AKB48チーム8 全国ツアー ~47の素敵な街へ~」公演
(奈良)
SKE48 研究生「青春ガールズ」公演

 

12月
ふぉ~ゆ~主演舞台「GACHI ~全力entertainment 4U~」
2.5次元ダンスライブ「ツキステ。第5幕『Rabbits Kingdom』(黒兎王国Ver.)」(大阪)
関西ジャニーズJr.「X'mas SHOW 2017」
Hey!Say!JUMP「Hey!Say!JUMP 1/0th  Anniversary Tour 2017-2018」(大阪)
HKT48「キスは待つしかないのでしょうか?」個別握手会(大阪)
KinKi KidsKinKi Kids CONCERT 20.2.21~Everything happens for a reason~」(大阪)

 

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これまでの参加現場まとめ

2016年参加現場まとめ - 柑橘類の陽
2015年参加現場まとめ - 柑橘類の陽

*1:東京3回、博多1回まではためらわずに出す。※神戸~名古屋間は遠征と考えない。

*2:一定の推し登録の長さは考慮されるようですが、他の方も同じ状況でしょうし。

*3:ネットで見てもイマイチわからず、問い合わせても未だ返信がこないので推測ですが(これまでは参加した時に購入するというシンプルな動きだったので考える必要がありませんでした。)、ロビー観覧が制限されていない時は、公演に当選していなくても終演後に写真が購入できる、みたいです。

*4:元ユニット設定がよくわからないままだったので、黒兎・白兎で話を進めます。

*5:昼の部開場前、開場後(☆)、終演後、夜の部開場前、開場後(☆)、終演後にグッズ販売があり、その中で☆時に購入した人のみもらえる抽選権で、後程プレゼントがもらえるかも…という企画があり、そりゃこの時間帯がすごく混みますよね!と後で気づきました。

「Endless SHOCK 2017」感想

遅くなりましたが、短くても残しておいた方が後から楽しめるように、「Endless SHOCK2017」大阪公演のメモ書きです。2016年は例年SHOCKの地方公演にあたる時期に「Johnnys Future World」が上演されていたため、ウチを見るのは二年ぶりとなります。

 

二年ぶりの参加で、一番違った点は「ブンイチ」の存在です。

 

文一くんだからこそと作られた役どころのブンイチは、ウチびいきの身からするとこれまでで一番優しい環境を作ってくれました。

 

リカに指輪を渡そうとする場面では、

 2014年→マツザキ、リョウタ、ダイゴの応援を背にウチはリカに声を掛けるが、去ってしまう。

 2015年→ウチをリカの元に押しやってからかうJr.たち。「今はタイミングじゃないって言ったのにあいつらが!」と怒るウチでした。

 2017年→ブンイチと何やら気合いを入れる中、リカはサッサとハケてしまう。

といった変化がありました。

 

公園のシーンでも、どうやらブンイチがウチに入れ知恵をして、あんなすっとんきょうな格好をすることになっていたり…?

コウイチがカンパニーの中心で皆を引っ張っていく存在だからこそ、ウチの感じる焦りや孤独感はどんどん増していきます。それでも一番最後までウチのことを気に掛けていたのはブンイチでした。ウチを心に留めている人がいることが嬉しくて、救いになりました。

 

もう一つ大きな変化は、最後の「CONTINUE」での一場面です。*1これまでは、死後も歌うコウイチに気づいたウチは手を伸ばそうとするも諦め、笑みを浮かべるのみでした。ところが今年はコウイチとウチの目が合い、二人で微笑む一瞬がありました。以前と解釈が異なった2017年版の表現は、最後の最後で2人の間で通じ合えた感じがして、より好きでした。

 

そして今回のリカ役は松浦雅さんでした。「ごちそうさん」のふ久姉ちゃんとして馴染みのある松浦さんですが、歌がものすごく力強かったです。溌剌と元気なリカで、毎シーズンどんなリカが観られるのか、その違いを楽しませていただいております。
文一くんと「まいど!ジャ~ニィ~」に出演した際に、少し不思議な雰囲気で文一くんと波長が合いそうな方だなと思いました。*2

 

内くんが演じる役の中で、一番ウチが好きです。ライバルびいきで物語を見てしまうので、毎回「今日もコウイチの背中は大きかったな~」と思いながら帰途につきます。
毎年演じられる「Endless SHOCK」は、その時々によってキャストが異なり、毎回異なった彩りを魅せてくださいます。2018年はライバル役に中山優馬くんが挑戦ということで、新たなコウイチとの関係性が見られそうで楽しみです。上演時には24歳…若いライバルですが、ウチのような弟・大型犬タイプよりは、ヤラのような野心溢れる野生の猫タイプの方が近いかも…?もっと違うライバル役の解釈が出てくるのかもしれず、楽しみです。今までとは違うライバル像の登場することで、優馬くんが演じる意味が出てくるのだと思います。

光一さんに憧れて入所したあの子やあの子やあの子も可能性があったらいいな…と夢を広げつつ、新たなSHOCK1ページを心待ちにしています。

 

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レポツイ


9月10日は内くんの誕生日をお祝いするための拍手と歓声が送りたくて、劇場に足を運びます。


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過去のSHOCK感想
「Endless SHOCK 2015」感想と舞台初観劇の友人の話 - 柑橘類の陽

「Endless SHOCK 2014」(大阪・福岡) 感想-plologue- - 柑橘類の陽

*1:2016年が未鑑賞なため、ここから変化があったのかもしれませんが…。

*2:大喜利審査員時の大西流星くんへの激甘判定、末澤誠也くんへの厳しい判定には笑いました。

ブイコン初参加から考えたアレコレ

主に関西出身アイドルびいきとして暮らしていた私が、友達に誘ってもらい、V6さんの「LIVE TOUR 2017 The ONES」の大阪公演に参加いたしました。
ブイさんの現場といえば、別の友達に誘われて観た井ノ原さん出演舞台「トイヤー」くらいで、これまでご縁のない生活を送っていました。オタク生活が長くなっても初現場はまだまだあるので、今回の機会を頂けてすごくありがたかったです。
好きを見つけに行きたい!と、あえてアルバム楽曲の予習はせずに参加しました。

 

コンサートに参加しての感想

「愛なんだSP2017」のオープニングでの「はじまるよ~♪」のやり取りは、「レッツゴー6匹」由来なのか!とここで知りました。
ブイさんは私を傷つけることのない*1パフォーマンスをしてくださると安心して向かったのですが、「なんかすごく良かった」という漠然とした感情が残りました。全体の演出が見たくて引きの視点になってしまったので、推しを一人決めてそこから視点を広げるタイプとしてはもどかしかったです。でもすごく綺麗な景色でした。∞さんでブイ担さん好みの演出に近いのではないか…と差し出したくなるのは、今夏ツアー「JAM」で披露の三馬鹿(横山さん、渋谷さん、村上さん)曲「ANSWER」でしょうか。いかんせん発売はまだなため残念です。
スタトロ時に確認した長野くんのお尻はいいお尻でした。
そして私はブイさん基準ではあまり踊っていない曲が好みのようで、それは後で言及します。
普段は他グループを応援している方の初参加感想やブイ担さんの感想など、「ジャニーズ」カテゴリのはてブで度々見かけました。あれこれと楽しい気持ちを残したくなるコンサート、素敵だと思います。

 

松竹座メソッドは有効

Jr.コンの良いところは、各先輩方の様々な色のオイシイ曲をてんこ盛りにしたセトリを組めることがあり、イントロクイズも幅広く回答できるようになります。
そのお蔭で、♪ちゃちゃっちゃーちゃー\ビトラ!/とシングルのカップリング曲でも一瞬でわかるようになっていました。*2
シングル曲も「松竹座で聴いたな~」と良い思い出がプラスされた状態で聴いておりました。その後、関西Jr.の番組「まいど!ジャ~ニィ~」にて披露された「never」は、この冬主に平日に開催された通称兄組公演でも披露いたしました。椅子や照明の演出がすごくかっこいいので、これこそ観に行けなかった人に見てほしい曲になっております。
2017年春松竹では、佐野晶哉くんが「コバルトブルー」をソロで歌ったので、初回時にわかる人はわかる人で「あのコバルトブルーだと…!?」と会場がどよめいたのもおもしろかったです。

 

シングル表題曲の引力

ブイコン参加後の私のツイートがこちら。


ツイートには書いていなかったのですが、コンサートを反芻して一番好きだと思ったのが「太陽と月のこどもたち」でした。これまた表題曲…!コンサート中も「これは好き…でも落ちないぞ…!」と担降り前の微かな抵抗のような気持ちが謎にあったのですが、今は普通にハッキリと好きです。
∞に少し興味がある友達にアルバムを貸して「○○(シングル表題曲)が良かったよ」と言ってもらう度に、「いやいや、シングル表題曲以外もいい曲があるよ~!」と思ってきた私に対するブーメランで笑いましたが、やはり表題曲になる曲は引力が強いのでしょうね。単純に歌番組等で耳に馴染みができる機会が多いということも関係していそうですが。
最近の私の嗜好傾向では、「美しい世界を肯定している。色鮮やか。オレンジ、太陽というキーワード。」という曲に弱いようなので、合致しそうな曲があった場合はそっとタイトルだけ教えてください。自分の良きタイミングで触れると思います。

 

アルバム購入

「チケット代を支払っていないな」と感じたので(※友達にきちんと支払いました)MVがたっぷりな初回A盤をその後購入いたしました。
繰り返しになりますが、普段生息していない世界の表現なので、どれもこれも興味深く、全部カッコ良かったです!そしてどのMVもお金がかかっている…!*3ゲスト・渡辺直美さんの存在感も素敵でした。
一つだけ残念だったのは、歌詞カードを見てもどのメンバーががどの曲をプロデュースしたのか、パッとわかる表記がなかったことです。見つけられていないだけかもしれないので、その際は記載されている場所を教えていただけると幸いです。
ブイコン開催日に注文したので、ブイさんが見たデイリーランキングの内の一枚になっていたらとても嬉しいです。

 

布教は大事。

友達には「Can't Get Enough / ハナヒラケ」「COLORS / 太陽と月のこどもたち」のCDを頂いていて、非常に助かりました。この2枚だけ聴き込んで向かったので、「ハナヒラケ」もすぐにわかりました。*4
アルバムが到着するまでの間は延々と「太陽と月のこどもたち」をリピートしていましたし、そもそもアルバムに「太陽と月のこどもたち」の音源は収録されていなかったのです。
第一印象でビビッとこなくても、後からじわじわとハマるのは十分あるので、その時にとっつきやすいような手掛かりを残しておくのは有効ですね。その人のタイミングが絶対にありますので、あまりグイグイと推しすぎないように気をつけたいところです。

 

「踊ってる曲」の定義

友達に「∞の5年分は踊っている」と感想を伝えたのですが、どうも私の「踊ってる曲」定義は、"カッコイイ曲で絶えずダンスをしている状態(タイトルは英語の場合が多い)"なのだと自覚しました。
∞のシングル表題曲はざっくりと①バンド曲②棒立ちバラード*5③盛り上げソングの3パターンに分かれます。この中で踊るのは③盛り上げソングです。決まった振り付けではなくフリーの部分が多いと、踊っている感が私の中で下がっていきます。
「じゃあ∞が『踊ってる曲』はあるのか?」と訊かれると、カップリングやアルバム収録曲なので∞コンで数曲披露されるぐらいの体感となり、ブイさんの公演1回で∞コン何回か分の「踊ってる曲」を見た気分になりました。

 

ブイ担さんの好きなところ

私がブイ担さんで好きなところは、ここぞというタイミングで正しい場所にお金を出して、次のチャンスへ繋げるところです。有料が有料である価値を承知した行動を行う人の数が多いと、歯車がうまく回っていくのだなとうらやましい限りです。こちらはこれからもTLで見かける度にニヤリとさせていただきます。ここぞというタイミングで正しい場所にお金を出せるオタクでありたいです。
そして、タレントさんとファンの間で「マナーが良い」という共通認識を持っているのは誇れることだと思います。最近V6さんのファンになったという方が増えているので、これからもそのまま民度を保っていくのか気になるところです。

 

これからのブイさんとの関わり方

Beautiful World」「レッツゴー6匹」「COLORS」「太陽と月のこどもたち」…とブイさん基準ではあまり踊らない曲が好きなので、ブイさんには耳で楽しませていただくのが今の私に合うようです。なので、これからは歌番組を見て気になった楽曲はCDを購入しようと思います。…と言っていても、やっぱりもう一度見てみたいとコンサート会場へ足を運ぶのかもしれませんし、その時にはパフォーマンス込みのブイさん全体をもっと好きになるのかもしれません。
マサさんのミュージカルがあったら行こうと思ったので、もしその時が来たらチケット確保に励もうと思います。

 

【おまけ】関ジュ紹介レポツイ

*1:「イジリ」については数年前のMCにて解決済みと風の噂で聞いています。

*2:滝沢歌舞伎にて三宅くんに美味しいみそ汁の素を差し入れた向井康二くんがソロ曲として選曲したことがあります。

*3:関ジュ映画「目指せ!ドリームステージ」を基準に、CG予算を考えてしまいます。予算の都合上、一瞬のシーン×2のみにCG効果が用いられていました。

*4:コンサートに行く前は、「ハナヒラケ」が6曲の中で一番お気に入りでした。

*5:「②棒立ちバラード」の表現には悪意があるようで嫌なのですが、振り付けられた動きが0なんです。バラードでも手振りやフォーメーション変化があることから、∞さんのバラード曲は棒立ちバラードになってしまうな…と思いました。

「少年たち~Born Tomorrow~」松竹座公演雑感

日生からの約二ヵ月間、お疲れ様でした。

関西びいきで西畑くん目当てに日生劇場の「少年たち」公演に参加した二年前の秋、私は「すのでは阿部くんが好きだよ!」と言いながら帰ってきました。阿部くんの動きがあんなに可愛いなんて知らなかったんですよ。後で調べると、頭が良いゆえに面白いことになっているエピソード*1や、単独出演で張り切った阿部くんが前髪を切りすぎないように祈られている事を知り、もっとそっと情報をTLに流しておいてくれないかな!?めっちゃ好みのタイプやん!?と思ってしまいましたが。
それから関西で阿部くん(というかすの)にお会いできた機会は16年夏のキスマイドームコンのみなので、やはり東のJr.を観るには東京まで出かけなければならない状態です。
そんな訳で、すのすとが松竹座でも公演を行うと聞いた時は、「わーい!大阪で阿部くんが見られる!」と単純に喜びました。関西Jr.の出番が少しでもあったら、二年前の私のように推しを増やす機会となっていたかもしれませんね。でも、二年前に「初めて自分たちが前に立つ舞台ができた!」と喜んでらっしゃっただけに、「すのすと12人だけの舞台」ということの大きさをより感じます。
ちなみに、私は阿部くんを見ていると「阿部くん可愛い!天使!癒される!」とニコニコするのみなので、ここの踊りが…演技が…と思い至らないので申し訳ないです。動きが軽やかで一挙一動が可愛いです。天使。

すのすと担からすると「当然じゃん!」と思われる部分もあるかと思いますが、こういう点で私は驚いていましたよという報告と感想を書き留めていきます。同じ「少年たち」の舞台でもそれぞれの季節で内容が異なり、私の思っている「普通」が普通でないことが色々あり、異文化交流の趣があっておもしろかったです。

 

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目次

 

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流れに沿っての感想

松竹座で追加されたオープニングアクトの内、2曲は日替わりで、全4パターンありました。

◆11月3日昼→「逆転レボルシオン」「背中越しのチャンス」
 …ズラッと半円状に並んで撃つくだりがカッコイイ。そして両曲とも飛び跳ねまくっていた阿部くんはかわいい。
◆11月8日夜→「この星のHIKARI(すと)」「Lucky Man(すの)」
 …クリエか何かでやったという噂のやつだー!とキャイキャイしながら「Snow」\Man!/のC&Rを楽しみました。テンションが上がります。

 

アクトが終わると座り、東の方にはすっかり御馴染みになっているであろう、あおい輝彦さんのナレーションから物語が始まります。「輝きの日々」がBGMなので、17年夏松竹を過ごした関西担の脳内で、キョウヘイが歌いだしそうですね。
これまでの「少年たち」の写真がスクリーンに投影され、右下にフォーリーブスさん、左下にトシ坊さんが笑っているお写真があることを確認しました。


◆「The Night in New York」
夏のムカイとニシハタは上手下手のバルコニー風セットに上り歌うのでロミジュリ風味でしたが、格子の窓からジェシーとイワモトの姿が覗かされると、"囚われの"が頭につく感じでより切なげでした。

◆「僕に聞くのかい?」
ジェシーに誘われブランコに乗った新入りのキョウモトが、ここに来た理由を問われ、歌いだします。ごくごく当たり前のことを言うと、京本くんの歌がめちゃめちゃ上手いです。少クラで見る以上に、現場での歌声がとても素敵でした。
あまり「●●ロス」にはならない方なのですが、今いる場はニシハタとオオニシが歌わず、後ろで踊る15年夏の赤トリオも17年夏の赤バンド組の姿も、二度と見られないその時だけのものだと思うと、ものすごく寂しくなりました。

◆「嗚呼思春期」
イワモトが焦燥感をそのままドラムに叩きつけるような姿を見て、すごく理にかなっていると思いました。というのも、西では歌うのは青チームなのですが、バンド演奏を行う4人は赤チームなため、つなぎを着替えて演奏しているのです。
悪そうな顔で「俺は頭がキレすぎた!」と言ってのける阿部くんに\フーッ!/と言いたくなります。

◆「闇を突き抜けて」
これまで赤チームの方に目をやっていたので(すとにあたる部分)、青チームにあたるパートのダンスをようやくじっくりと見られました。
争いが起こってもこの曲を踊ればなんやかんや収まるはずだったのに、闇突き後もすのすとさん達は半裸で争います。喧嘩でもしていないと、憂さが晴れない…そう言われればごもっともですね。

◆お風呂場のシーン
しっかりとした目隠しシートが自立していてびっくりしました。関西版はペラペラです。予算の違い…?縁の上で指をあそばせる岩本くんが可愛いので、良しとします。
先にハケた岩本くんに続き、他のメンバーも舞台袖にハケてから脱いだり服を着たりするので、そこも関西と違う点ですね。関西は舞台上の黒幕のこちら側で丈くん看守が場を繋ぐ中、向こう側でお着替えをしていました。
後は、
 関西「何か面白い話が聞きたくなってきたけど、誰かないかな。」*2
 すのすと「入浴してほっこりしたから、ほっこりした話が聞きたいな。」
の流れの違いが顕著に東西の差ですね(笑)。最後に「ほっこりワード」の発表で全員が話すタイミングがあるのがうらやましいですが、12人分の答えを覚えるのは大変そうです。

◆ライフルのシーン
欅坂46ナチス風衣装の時のように、これを「カッコイイ」と言ってしまって良いものかと少し引っかかりつつも、ライフルを回したり、一糸乱れず動く様がカッコイイです。「戦争」という国の命令により、個はなくなり集団として扱われることを表しているのでしょうか。(ジェシーくんはジェシー(役)のまま?)
勇ましい軍歌のようなアレンジをされた曲がかかっており、「君にこの歌を」や、夏松竹の一幕終了前(室看守長がマントを羽織り、島の住人を酷使しているとわかる場面)でかかっているおどろおどろしい曲も含まれていました。

◆最後のブランコのシーン
「そういえばこれは『少年たち』の舞台だった」と思い出す効果のある最後のブランコ登場は、東も西も共通ですね♡と親近感がわきました(笑)。日生初日レポでタイヤのブランコ出現に驚かれる姿を見て、ドリボもそうですが、最近の東はベンチ推しだったことを思い出しました。)

◆show time
show timeは一曲ずつ交代してのグループ曲披露だったので、どうせなら舞台内容にちなんだシャッフルユニット曲も見てみたかったです。ジェシー・岩本くん(+京本くん)曲で「もし二人が再びともに音楽を楽しむ世界だったら」のifを楽しんだり、ふかほく兄弟やじゅりゆごあたりの盛り上がる曲を聴いてみたかったですし、単純に「LOVE」も聴いてみたかったです。
すとさんの曲は、一階後方から眺めるとオイシイ部分(あぐら、扇投げ)が見えないので、これは上階から見たら綺麗なやつだ!と思っていました。
すと担さんすの担さんそれぞれが「最高!」と推していたオリジナル曲群を見られて良かったです。

 

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舞台全体の感想

 

副題の『Born Tomorrow』は、フォーリーブスさんの楽曲「あしたが生まれる」意識かと思いますが、特にその要素はありませんでした。ジェシーくんがジャニーさん役を演じると報じられていたのも楽しみにしていたのですが、そちらもどこかへいってしまった模様。*3

年々戦争色が増す二幕と聞いていましたが、身近なこと(ジェシーの出兵)からそれぞれ興味を持って調べた戦争の怖さ・悲しさを感じていくという話の流れはすごくわかりやすかったです。ポスターのジェシーくんの大きさにも、舞台を観てから納得しました。「少年たち」らしさを一番身にまとうキョウモトは、あくまで物語のきっかけにすぎないということなのでしょうか。やっぱり脱獄してほしかったと思うと同時に、看守役がいないから戦えないと納得し、脱獄しない点で「少年たち」らしさが薄くなっているのは仕方がないことかと思い直しました。

「笑ってはいけない『少年たち』」とも呼ばれる元凶である、あおい輝彦さんの声出演ですが、私の笑いのツボとはずれていたので、基本的には大丈夫でした。(「少年たちの空腹が限界に達した頃」のくだりは危なかったですが。)
看守長とナレーションの二役で声を出していらっしゃったので、どちらかに専念された方が、敵か味方(もしくは傍観者)かわかりやすかったと思います。
圧倒的な権力の誇示と、特定の人が執拗に殴られる様を見たいがために看守長の役割があると思っていたので、今回はそこに重きは置かれず、むしろ「少年たち」である意味とは?という考えになっていきました。

「松竹座でこういうこともできるのか」という発見では、プロジェクションマッピングの利用です。幕を半分下ろした部分に、画像や映像を映せるんですね…次の機会にも使ってほしいです。布を6枚、上から垂らすこともできるとわかりましたし。

私が舞台を観て考えたことは、「受け継ぐ」ことと、生きている間に大事な人にきちんと想いを伝えることの大切さでした。映画「ラストレシピ」を観ても同じことを考えたので、単に今自分の中で主立っている思考*4なのかもしれませんが、舞台に込められた思いを受け継ぐすのすとと、レシピに込められた思いを受け継ぐ話が重なって見え、自分が後悔しないような応援活動をしたいというところに落ち着きました。

自分が書いた二年前の日生感想ブログ *5を読み返すと、異文化との接触にただただ西が恋しくなっていたようですが、この二年で視野が広がったのか、「少年たち」という大きなくくりから見るとどの季節もあくまでバリエーションの一つで、時代や環境に合わせて変化していくものだと考えられるようになりました。

 

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その他に関する感想

 

すのすと担さんは初松竹座の方が多いでしょうから「松竹座を好きになって帰ってもらいたい!」と思っていましたが、こういうのは自分の内から湧き出る感情こそ大事だと思うので、松竹座を好きになった方がいらっしゃったら良いなというところでとどめておきます。検索に「松竹座」と入力すると「トイレ」と出てくるようになった初日前夜は面白かったです*6

勘違いされているようなブログを見かけたので一言だけお伝えすると、アンコールや歓声はもちろん大歓迎、改造公式ペンライトと公式以外のペンライトにの使用に対して厳しい(前もってアナウンスはしています)のであって、松竹座自体は怖くないですよ。
すのすと担さんは応援の声量があると聞いて楽しみにしていたのですが、今回はアンコールがなく、聞けずじまいで残念です。

キンブレ云々に関しては、メンバーカラーがあってもすのすとの区別がつかないため名前シートを入れているとのことで、それなら各ユニで形を変えたペンライトを作成すれば解決しそうですが、型を作るお金の元を取るにはどれくらい売れば良いのか…と考えると、シートを各ユニ差し替え販売という現状にどうしてもなってしまうだろうと思いました。
尊先グループのペンライトでアピール!というのは西の文化なのですね。同じ時期にウチワを狩られはじめ、東と西で既に別の道を歩いている感じが面白いです。

最後に、私のこれからのすのすとさんとの付き合い方ですが、日帰りの範囲(神戸~名古屋)で友達と一緒なら観に行こうかな~という、これまで通りと同じになりそうです。そんなゆるっとした感じでの応援なので、次にすのすとさんとお会いできる機会がいつになるのかわかりませんが、その時を楽しみにしております。

*1:刀の受け渡しが上手くいくよう物理の方程式を用いて計算したり、熱に浮かされ別言語で自問自答したり。

*2:面白い話しばりのはずが、途中から一発ギャグ披露の場になっていきました。

*3:https://twitter.com/nikkan_tokyo/status/901086761824075776

*4:最近「君の膵臓をたべたい」を読んだ際にも、同じことを考えました。

*5:日生劇場版「少年たち」感想 - 柑橘類の陽

*6:各松竹座担(関ジュ、ジャニスト、∞)の皆さん各々でトイレエピソードを持っているもんですね(笑)。